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 2014年12月 

ドル円前日と水準変わらず 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル円は120円台半ばを挟んで小動き。東京時間の朝方は
    120円70銭台での取引も見られたが、その後は実需や利益確定の
    ドル売りに押され、上値の重い展開がつづいた。

  • ユーロドルは前日の1.2165からポジション調整のユーロ買いに
    1.22台前半までユーロが強含む。

  • 株式市場は失業保険申請件数が予想を下回ったことで続伸。
    ダウは6日続伸で、連日の高値更新。S&P500は引け際に上げ幅を
    失い、小幅に反落。

  • 債券相場はほぼ変わらず。長期金利は2.26%台に留まる。

  • 金は続落。原油は在庫が膨らんでいたことから1ドルを超える下落。

  • 新規失業保険申請件数 → 28.0万件

本日の注目イベント

  • 日   日銀金融政策決定会合議事要旨(10月31日分)
  •      シドニー、フランクフルト、ロンドン、NYなど主要市場休場(クリスマスデー)


ドル円は昨日の東京時間から上値が徐々に重い展開が続いています。
考えてみれば115円台半ばを底値に反転してから、連日「大台替え」を見せてきたドル円で
あったため、当然といえば当然とも言えます。
新規失業保険申請件数が予想よりも減少していたことで、株式市場が上昇しましたが、
それでもドル円は120円台半ばに留まっています。

今日は主な市場は東京だけです。
夕方からはレートの配信も止まりますので注意してください。
日銀金融政策決定会合の議事要旨が発表されることと、午後には黒田総裁の講演もありますので
多少材料視されてはいますが、特に目新しい発言はないものと思われます。
従って、予想レンジも120円50銭を中心に、上下30銭程度ではないかと思います。

そして明日も「ボクシングデー」のため主要市場のいくつかは休場ですが、東京時間の朝方には
日本の11月の消費者物価指数が発表され、こちらは注目されており、内容次第ではドル円への影響が
考えられます。
10月の「2.9%」からは、原油安の影響があるため上昇率が低下していると予想されています。
予想以上に低下していると、「追加緩和観測」が強まり、円売りにつながる可能性があります。
予想は「2.5%」で、コアCPIが「2.7%」となっています。

「第3次安倍内閣」が昨日の夜発足しました。
安倍首相は記者会見で、「経済最優先で取り組む」ことを表明しました。
言いかえれば「アベノミクス」のさらなる推進です。
法人税減税など、どこまで規制改革を実行できるのか不安がないわけではありませんが、「アベノミクス」の
推進には「株高、円安」は不可欠です。
このまま、2015年も「アベノミクス」をさらに推し進めて行くのであれば、今年と同じような展開が
予想されます。

このままの水準でドル円が推移すれば、今年の値幅は21円10銭ほど動いたことになり、例年に比べて
値幅が大きかったことになります。
しかもその値幅の60%が10月31日の「追加緩和」以降、わずか2ヵ月以内に起きています。
おそらく、ドル円は来年とは言わず、今年の年末辺りでも活発な値動きを見せると予想しています。
市場参加者が徐々に戻ってくる来週あたりから「臨戦態勢」をとる必要があるかもしれません。

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本日は東京市場が終わった後、ほとんどの海外市場がクリスマスホリデーのため休場です。
従いまして、明日の「アナリス・レポート」はお休みとさせていただきます。
29日(月)より通常通りとなります。

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