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 2014年12月 

ドル、対ユーロで堅調 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は市場参加者が少ないことから小動き。11月の

    消費者物価指数が鈍化したことで、円売りが優勢な場面もあったが

    120円台半ばを超えられず。

  • ユーロドルも1.21台半ばから後半で目だった動きは見られ

    なかったものの、来年早々にも量的緩和が実施されるとの見方が根強く

    上値の重い展開が続く。

  • 株式市場は続伸。小型株で構成するラッセル2000指数は最高値を

    更新。ダウも7営業日続伸し、連日の高値更新。

  • 債券相場は反発。利上げ観測はあるものの、インフレ率が低いことを

    手がかりに、小幅に上昇。

  • 金は大幅に反発し1195ドル台に。原油は薄商いの中続落。

    本日の注目イベント

  • 欧   ギリシャ議会、大統領選出のための第3回投票 

    クリスマス休暇は終わったものの、ボクシングデーのためロンドン市場が休場

    だったことから、相場は依然として小動きが続いています。

    今週は日本サイドが年末モードに入りますが、海外市場では参加者が戻ってく

    るため、そこそこの動きも期待できそうです。

    特に、今日29日はギリシャ議会が大統領選出のための第3回投票を実施する

    ことから、選挙結果次第ではユーロが一段と下落するリスクがありそうです。

    大統領が選出できない事態になると、議会は解散し総選挙になります。

    緊縮財政に反対の公務員が中心となり、財政支出を拡大させることを主張する

    党派を勝利に導くような状況になると「ギリシャショック」の再燃につながり、

    ユーロ売りが加速することになり、ドル円では円安に振れることが想定されま

    す。

    ユーロドルは1.21台がすっかり定着してきた様にも見えます。

    1.20を割り込むと底値が想定しずらくなり、2010年の1.18台が意

    識される展開も予想されます。

    ドル円は25日の朝方から「雲」(1時間足)を上抜けできていません。

    一目均衡表を見る限りは上値の重さが気になりますが、一方で「MACD」で

    はプラス圏で推移しており、下落トレンドとは言い切れません。

    上述のようにギリシャの混乱に伴いユーロの下落リスクを考えると、ドル円が

    上昇することも考えられ、ここは次の動きを待つしかありません。

    来年に向けてもう少し長期で考えるなら、ドルロングの方が妙味はありそうで

    すが、年末年始の動きはなかなか予想できません。

    来年1日には中国の製造業PMIが発表され、2日には米ISM製造業総合景

    況指数も発表されます。為替では年末年始もあまり関係ありません。

    株式市場は明日が「大納会」です。

    NY株式市場が堅調なことから、上昇機運が強いように思えます。

    予想レンジは120円~121円程度にしたいと思います。

    本日が今年最後の「アナリスト・レポート」になります。

    新年は5日(月)から通常通りとなります。

    今年1年のご愛読に感謝申し上げます。

    皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。


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