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ユーロドル再び1.14台後半まで反発 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は膠着状態が続いている上、今夜の雇用統計を見極めたい

    とする姿勢が強く小動き。117円台前半から半ばで推移し、ユーロ円が

    買われたことで、やや円が売られた。

  • ユーロドルは反発し、前日の下落分を埋める。ECBは前日

    ギリシャの銀行に認めていた特別措置を解除したが、この日は

    緊急資金へのアクセスを認めたことで、ユーロが買い戻され

    1.15近辺までユーロ高が進行。

  • 株式市場は大幅に続伸。原油価格が反発したことや、製薬大手の

    ファイザーがM&Aを発表したことが好感され、ダウは211ドル高と、

    1万7800ドル台を約1ヶ月ぶりに回復。

  • 債券相場も続落。失業保険申請件数が予想を下回り、雇用統計への

    期待も高まったことで売りが優勢の展開に。

  • 金は小幅に反落。原油価格は反発し50ドル台に。


  • 新規失業保険申請件数 → 27.8万件

  • 12月貿易収支    →466億ドルの赤字

    本日の注目イベント

  • 米   12月消費者信用残高

  • 米   1月雇用統計

  • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演


    ドル円は117円台で一進一退です。

    昨日の東京市場でも117円割れ目前までドル売りが進む場面がありましたが、

    116円台には届かず押し戻されています。

    足元では118円台が徐々に重くなってはいますが、下値も切りあがっている

    状況で、「三角保ち合い」は依然として維持されています。

    その中でも、相場の動きが徐々に収斂されてきているため、今夜の雇用統計発

    表をきっかけに、どちらかに抜ける可能性が高まっています。

    昨日1.13台前半まで下落したユーロドルが再び、1.15近辺まで買われ

    ています。ECBが前日、ギリシャの銀行に認めていた特別措置を解除し、ギ

    リシャの銀行の資金調達が懸念されていましたが、この日は緊急資金へのアク

    セスを認めたことで、ユーロが買い戻されています。

    ただ、それでもECBはギリシャ新政権に対し、財政面での厳しい姿勢を維持

    すると見られます。昨日のドイツとギリシャ財務相との会談でも、異なる意見

    を持つ両者の距離は縮まらず、会談後の会見でも「異なる意見を持っているこ

    とを認め合った」と述べています。(ブルームバーグ)

    今後の交渉次第では対立が深刻化し、ユーロ圏からの離脱に発展する可能性も

    ないわけではありません。

    チャートを見ると、今回の上昇も1.15近辺で頭を抑えられています。

    これは「4時間足」の「120日線」が機能していると考えられますが、1.

    15をしっかりと抜くことができれば、もう一段の上昇も考えられます。

    「日足」では既に「MACD」が約2ヵ月ぶりにゴールデンクロスを示して

    います。

    ユーロドルの基本は戻り売りでいいと思いますが、ショートの積み上がりや、

    相場観が依然としてユーロに対して大きく弱気であることから、「大幅な反発

    があってもおかしくはない」という意識を持っておくことも必要です。

    今夜は1月の雇用統計です。

    雇用者数は23万人程度の増加と、前回ほど増加していないと予想されています。

    失業率も5.6%と横ばいの予想です。

    悪くてもFRBがメドとする「20万人」は超えていると見られますが、前回

    のように雇用者数の増加だけではドルの上昇に結びつきません。

    「平均時給」など、雇用の質が相場の方向性を決める状況です。

    「平均時給」の予想は「+0.3%」となっています。

    日のレンジは116円50銭~118円30銭程度とやや広めに予想します。


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