FC2ブログ

ドル高進み、ユ-ロドル1.11台後半に 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は発表された耐久財受注が予想以上だったことや、

    コアCPIが+0.2%だったことで、利上げ観測の高まりから

    上昇。119円台を回復し、119円51銭までドル高が進んだ。

  • ドル高の流れに、ユーロドルでもユーロ安が加速。一時約1ヶ月ぶり

    となる1.1184レベルまでユーロ安が進行。

  • 株式市場はこの日も高安まちまち。ダウは小幅に反落したものの、

    ナスダック指数は続伸し、約15年ぶりの高値を記録。節目の5000

    には届かなかったものの、高値更新観測が高まる。

  • 債券相場は反落。好調な経済指標とインフレ率の高まりから

    価格は反落し、長期金利は2%台を回復。

  • 金は続伸。原油は在庫が高水準であることが嫌気され大幅に続落。

    約3週間ぶりに48ドル台まで原油安が進む。

  • 新規失業保険申請件数    → 31.3万件

  • 1月消費者物価指数(前月比)→ -0.7%

  • 1月耐久財受注       → +2.8%

  • 12月FHFA住宅価格指数 → +0.8%

    本日の注目イベント

  • 日   1月消費者物価指数

  • 日   1月失業率

  • 日   1月鉱工業生産

  • 独   独2月消費者物価指数(速報値)

  • 米   10-12月期GDP (改定値)

  • 米   2月シカゴ購買部協会景気指数

  • 米   1月中古住宅販売成約指数

  • 米  2月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)


    ドル円は118円台半ばから119円台半ばでレンジ相場の色合いを強めて

    いますが、昨日の動きはまさにその通りの展開でした。

    欧州市場では一時、118円63銭近辺までドルが売られましたが、NY時

    間に入ると、1月の耐久財受注が市場予想を上回ったことでドルが買われ、

    さらに1月のコアCPI(消費者物価指数)が+0.2%と、こちらも予想を

    上回ったことで長期金利の上昇につながり、119円台半ばまで

    ドル高が進行しました。

    米1月の消費者物価指数では、総合指数は-0.7%と、下落幅は大きかった

    ですが、食品とエネルギーを除くコア指数では+0.2%と、市場予想を上回

    りました。

    今週イエレン議長が議会証言でも言及していたように、短期的なインフレ率の

    低下は原油価格の下落が影響しており、一時的なものにとどまる可能性が高い

    という言葉が裏づけられた格好になっています。

    実際項目別を見て見ると、エネルギー価格が前月比-9.7%と、低下率は2

    008年11月以降で最大となり、特にガソリン価格は-18.7%と、大き

    く低下しています。

    一方で、家賃やホテルの宿泊費は上昇しており、総合指数の低下はエネルギー価

    格の大幅下落によるものであることが分かります。

    このため、原油などのエネルギー価格が正常な状態に戻れば、総合指数もプラス

    に転じると見られ、現在進行している低インフレ率が、利上げの障害にはならな

    いとの見方もできます。

    ドル円は119円を挟んでの展開が続いていますが、今のところ119円台半ば

    から上はドルの売り場で、118円台半ばから下ではドルを買うという戦略が機

    能しているようです。

    相場の基本は「順張り」ですが、このところの相場つきは「順張り」では高値を

    買い、安値を売ってしまいかねません。

    「逆張り」が機能している相場展開といえます。

    ただ、それでもどちらかに抜けた際には、元の「順張り」に戻す必要があります。

    そのタイミングを見極めることが、今後相場の波に乗っていけるかどうかの分岐

    点になります。

    ドル円と同じ様にレンジ相場を形成してきたユーロドルは、一足先にレンジブレ

    イクをしたように見えます。

    これまで1.12台後半から1.14台半ばで約1ヶ月も一進一退でしたが、昨日

    1.1184までユーロ安が進んだことでレンジを「下抜け」しました。

    市場全体でドル高が進行している中、ドル円でも円が売られやすい状況ですが、そ

    れでも120円に近づく水準ではドル売り円買い需要もあるようです。

    一方ユーロドルではユーロの先安感は依然として根強いものがあり、ドル円よりも

    ドル高が進みやすい状況と見られます。

    そのため、ユーロ円も再び下落基調に入ってきた印象もあります。

    3月から実施されるECBの大規模緩和で、ドイツを初めユーロ圏主要国の金利低

    下も見込れます。市場は円の下落よりもユーロの下落の方に注目しているようです。

    本日のドル円のレンジは118円60銭~119円70銭程度を予想します。


  • スポンサーサイト



    このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
    断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
    社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
    相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
    レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
    損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
    決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
    (法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
    34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
    「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
    取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
    また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
    信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
    等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
    ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
    通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
    決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
    また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
    お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
    契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
    開始していただくようお願いいたします。