FC2ブログ

ギリシャ支援協議の合意を受けドル円123円台 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ユーロ圏首脳会議で、ギリシャ支援への協議を行うことで

    合意との報道に、ドル円は123円台を回復。NY市場では

    123円54銭までドルが買われたものの、その後は終始

    もみ合いで上値も重かった。

  • ユーロドルは合意報道を受け1.2台目前まで買われたが、

    そこを頂点として反落。1.10割れまでユーロ安が進むなど、

    ユーロの上値も重い印象。

  • 株式市場はギリシャ情勢の好転に大幅続伸。

    ダウは217ドル上昇し、先週末に続いて2日連続で200ドルを

    超える上昇を見せる。

  • 債券相場は3日続落。ギリシャ支援への明るい材料に、安全資産の

    債券に売りものが集まった。長期金利は2.45%台まで続伸。

  • 金、原油はドル高の影響もあり続落。


  • 6月財政収支 → 518.8億ドルの黒字

    本日の注目イベント

  • 独   独6月消費者物価指数(改定値)

  • 独   独7月ZEW景況感指数

  • 欧   ユーロ圏5月鉱工業生産

  • 英   英6月消費者物価指数

  • 英   英6月生産者物価指数

  • 米   6月小売売上高

  • 米   ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演

  • 米  企業決算 →JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴ、ジョンソン&ジョンソン


    昨日の夕方4時前、「ユーロ圏首脳、ギリシャ支援への協議で合意」との一報

    が伝えられると、ドル円は直ぐに123円台を回復し、その後も堅調に推移して

    います。

    122円台半ばでの取引でしたが、日経平均株価が底堅く推移し、前日比30

    0円を超えると、引っ張られるようにドルが買われる展開でしたが、これで先週

    の底値から3円以上ドルが買い戻されたことになります。

    17時間かかった会議では、イタリアなどギリシャに理解を示す国と、ドイツなど

    強硬派との隔たりもあったようですが、条件つきでギリシャへの金融支援の再

    開について協議することで合意しました。

    ただ、ギリシャにとって条件をクリアするのはそう簡単でもなく、これまでユーロ

    圏が要請してきた付加価値税の引き上げや、年金受給開始年齢の引き上げな

    どを15日までに議会で承認することが必要です。

    先の国民投票では緊縮財政に、国民が「ノー」と判断を下した後だけに、国民だ

    けではなく、議会でも与党内からの反発も予想されます。

    事実昨日は、緊縮財政反対派のデモもあったようです。

    チプラス首相としては、何とか破綻を避ける道筋はつけたものの、今度は国内で

    の信認を大きく失うことになり、政治的な混乱に飛び火しそうな気配です。

    ギリシャが最後の最後に破綻を回避することができるのかどうかはまだ予断を許

    さない状況ですが、先ずは議会を説得する必要があり、ここが難問です。

    またユーロ圏の中でもドイツなどでは、金融支援について自国の議会に諮らなけ

    ればなりません。さらに、仮に破綻が回避できたとしても、今後財政的にやってい

    けるのかどうかの疑問も残ります。

    観光立国のギリシャでは、観光客の減少も続いており、税収の増加も見込みにく

    いと思われます。

    昨日の合意で、15日にまでは時間を稼ぐことができたことで、金融市場はこれを

    好感しています。

    ドル高が進み、リスク資産の株価は日米欧で大きく上昇しました。反対に、安全

    資産の債券はドイツでも米国でも売られ、金利が上昇しています。

    リスクオンの流れが加速した結果ですが、まだまだ注意は必要です。

    ギリシャ問題が落ち着きを見せれば、残るリスクは米国の利上げと中国株です。

    明日にはイエレン議長の議会証言があり、秋以降の利上げに関して何かメッセー

    ジがあるかもしれません。

    前日の講演では、年内に最初の利上げを行うことが適切であると述べると同時に

    、想定外の事態があれば利上げを遅らせることもあり得ると、強調していました。

    また明日には中国の4-6月期GDPが発表されます。

    中国政府が目標としている「7%成長」が危ういと見られている状況の中、この数

    字を大きく下回るようだと、上海株の下落要因になることも考えられます。

    本日も、日経平均株価は上昇するでしょう。

    前日比300円を大きく超える上昇を見せるようだと、ドル円も昨日のNY市場の高

    値を抜くことも十分ありえます。

    「日足」のMACDでは、「マックディ」と「シグナル」が交差し、もう一段上昇すると

    「ゴールデンクロス」も点灯します。

    予想レンジは123円~124円20銭程度と見ています。


  • スポンサーサイト



    このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
    断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
    社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
    相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
    レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
    損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
    決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
    (法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
    34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
    「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
    取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
    また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
    信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
    等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
    ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
    通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
    決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
    また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
    お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
    契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
    開始していただくようお願いいたします。