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GDP発表を受けドル円124円台半ばに 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 米第2四半期GDPを受けて、ドル円は124円58銭まで上昇。

    GDPは2.3%と、予想には届かなかったものの、第1四半期が

    上方修正されるなど、年内利上げの見方は維持された内容。

  • ドルが買われたことで、ユーロドルも1.08台後半まで

    売られる。ユーロドルは1.10台を天井に、徐々に値を下げる

    展開に。

  • 株式市場はまちまち。GDP発表後急速に下げる場面もあったが、

    引けにかけては前日水準まで反発。結局ダウは5ドル下げたが、

    ナスダックは17ポイント上昇。

  • 債券相場は2年債利回りが上昇し、利上げを織り込む動きに。

    長期金利は若干低下し、長短金利差が拡大。

  • 金は続落。原油は小幅に反落。


  • 4-6月期GDP(速報値 )  → +2.3%

  • 新規失業保険申請件数    → 26.7万件


    本日の注目イベント

  • 豪   豪第2四半期生産者物価指数

  • 日   6月消費者物価指数

  • 日   6月失業率

  • 欧   ユーロ圏6月失業率

  • 欧   ユーロ圏7月消費者物価指数(速報値)

  • 米   7月シカゴ購買部協会景気指数

  • 米   7月ミシガン大学消費者信頼感指数(確定値)

    米第2四半期GDP速報値は2.3%と、市場予想には届かなかったものの、

    第1四半期が上昇修正されたこともあり、多くの市場参加者は「合格点」と

    受け止めており、年内利上げに向けてやや前進したようです。

    ドル円は、発表前からじりじり買われ、発表直後下げる場面もありましたが、

    そこから切り返し、124円58銭までドルが買われました。

    昨日のドル上昇で、6月と今月に記録したドルの高値は抜けたものの、12

    4円50銭以上ではドル売り需要も強く、「抜け切る」までには行かなかっ

    た印象です。

    その後は124円09銭まで反落しましたが、124円台は維持しています。

    第2四半期のGDPは、個人消費と輸出が好調だったものの、設備投資が低

    調だったことで、予想の2.5%に届いていませんが、第1四半期のGDP

    は-0.2%から+0.6%に上方修正され、これで年内利上げの観測が強

    まったようです。

    また、新規失業保険申請件数は先週より増加していたものの、トレンドを見

    る4週間平均では減少傾向が続いており、全体としては利上げの可能性を排

    除できるものではありません。

    約1ヵ月半ぶりに124円台半ばまでドル高が進みましたが、ここから6月

    に記録した125円86銭を抜くには、近いようで遠いイメージがあります。

    それは、米長期金利の水準にも表れていると考えられます。

    長期金利は依然として2.26%台と、低水準です。

    米国債を「安全資産」と考えれば、その「安全資産」が買われている状況が

    続いているということです。

    中国株への警戒感、商品相場の下落、あるいは米国株の先安観測なども背景

    として考えらえます。

    利上げが確実になり、長期金利が本格的な上昇を見せるような環境になれば、

    ドル円も上記最高値を更新することが十分あり得ると思いますが、まだ時間

    がかかりそうです。

    124円台を回復したドル円が粘り腰を見せ、しばらくこの水準を維持して

    くれれば、早い段階で125円をテストする可能性もありますが、それには

    124円台半ば以上にあると思われるドル売りオーダーをこなす必要があり

    ます。そして、それにはもう一段のドル買い材料が不可欠です。

    今週はFOMCを通過し、GDPも無事こなしました。

    残るは来週の雇用統計ということになりますが、今夜も比較的重要な経済指

    標の発表があります。

    予想レンジは123円70銭~124円70銭程度とします。


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