日銀会合待ち 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル円は東京タイムでは依然として121円台が重く、ドルは
    120円58銭まで売られたが、その後は再び121円台を回復。
    長期金利が上昇したことや、本日の日銀決定会合への期待感が
    背景。

  • ユーロドルは下げが一服。GDPの減速を手がかりに
    ドルが売られたことでユーロの買戻しを誘う。ユーロドルは
    1.09台後半まで値を戻す。

  • 株式市場は3日ぶりに反落。ただ下げ幅は小幅で、ダウは一時
    プラスに転じる場面もあったが、結局23ドル安で引ける。

  • 債券相場は大きく売られる。年内利上げの可能性が意識され、
    30年債は1ヶ月ぶりの高水準に。長期金利も2.17%台まで上昇。

  • 金は大幅に下落し1147ドル台に。利上げが意識され売られたとの
    見方。原油は3日続伸。

  • 7-9月期GDP(速報値)   → +1.5%

  • 新規失業保険申請件数    → 26.0万件

  • 9月中古住宅販売成約指数  → -2.3%

本日の注目イベント

  • 豪   豪第3四半期生産者物価指数
  • 日   9月消費者物価指数
  • 日   9月失業率
  • 日   日銀金融政策決定会合
  • 日   黒田日銀総裁記者会見
  • 欧   ユーロ圏9月失業率
  • 欧   ユーロ圏10月消費者物価指数(速報値)
  • 米   9月個人所得
  • 米   9月個人支出
  • 米   9月PCEコアデフレーター
  • 米   10月シカゴ購買部協会景気指数
  • 米   10月ミシガン大学消費者信頼感指数(改定値)
  • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
  • 米   ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演

ドル円は121円台前半から半ばが重く、なかなか121円台が
定着しません。しかしそれでも連日120円台半ばあたりまで
下げても、再び121円台に戻ってくるなど、粘り腰をみせて
います。

昨日も、朝方には前日のNYで株高、ドル高が進んだことで、
株価は1万9200円程度まで、ドル円も121円30銭程
度までは試すのではないかと予想していましたが、朝方発表
された9月の鉱工業生産が+1.0%と、市場予想を上回った
ことで、「追加緩和はない」との見方が急速に高まり、ドルが
売られ、日経平均株価も、一時はマイナスに転じる場面もあり
ました。

本当に「追加緩和」はないのか?
本日、日銀は金融政策決定会合を開き政策運営方針を決めます。
発表は終わり次第ということですので、何時に終わるのかも
気になります。発表が遅くなればなるほど、「議論が紛糾して
いる」ということにもなり、憶測を生むことにもなります。
因みに、年2回の展望レポートを策定する決定会合の発表時間
は、現状維持なら午後1時ごろ。追加緩和を決定した昨年10
月の31日は午後1時44分に発表されています。(ブルーム
バーグ)また、展望レポートは午後3時に発表され、3時半
からは黒田日銀総裁の記者会見がある予定です。

昨日発表された鉱工業生産が予想外によかったことから、
今回の会合では緩和は見送られると予想しています。
もともと、現在の為替と株価の水準からはその必要性がみつから
ないと思っており、さらに、最後の切り札である「緩和カー
ド」は、そう簡単に切るわけにはいかない事情もあると思って
いました。それでもブルームバーグの先週の調査では、36人の
エコノミストのうち、16人(44.4%)が、「追加緩和
あり」と答えています。展望レポートの下方修正と同じタイミン
グで追加緩和することが適切だと見ているようです。

いずれにしても、昨年の10月末に「サプライス緩和」があり、
ドル高と株高が急速に進んだ記憶が、多くの市場参加者の
脳裏に焼きついており、その意味では「緩和観測」という
よりも「緩和期待」と言った方が正しいような雰囲気になって
います。
結果は蓋を開けてみなければ分かりませんが、スタンスと
すれば「万が一の場合」も想定しておくことは必要です。

仮になかった場合には、やはりドルが売られ、株も売られる
と思われますが、それでもドル円で118円台半ばを割り込
むのは簡単ではないと思います。
既に「緩和なし」を想定して、ショート・メイクをして、
利益確定のチャンスを待っている向きも少なくないはずです。
また、今回緩和が見送られても、いずれ日銀が緩和に踏み切る
可能性は高いと予想されます。
黒田総裁の言葉にも集中しなければなりません。
予想レンジはややワイドに、119ー121円50銭程度と
します。

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「早起きの勧め」
筆者は仕事柄、朝は早く起きます。
5時すぎに目覚ましで起こされ、オフィスの席には6時半
すぎには座ります。
長い間の習慣なので、それほど苦にはなりませんが、
「時々もっと寝ていたい」という誘惑にかられます。
朝、早い電車に乗ると幾つかのメリットがありますが、
特筆すべきは電車が遅れないことです。
電車遅延は、年に1度あるかないかです。
当たり前ですが、通勤客が増えれば増えるほど、人身事故や
車両故障など遅延の原因が増えます。
早ければ、早い電車ほど、そのリスクが低いということで
しょう。
でも最近はまだ外が暗く、気合を入れて起きる日が増えて
います。良い週末を・・・・・。

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FOMC声明文にドル高進む 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • FOMCで利上げは見送られたものの、声明文では依然として
    年内の利上げの可能性を残したことでドルが大幅に上昇。
    ドル円は120円近辺から121円26銭まで急騰。

  • ユーロドルは声明文を受けて急落。1.11手前から
    1.09を割り込み、約3ヶ月ぶりのユーロ安を記録。
    ユーロは主要通貨に対しても全面安となり、対円でも131円台
    後半まで下落。

  • 株式市場はFOMC声明文発表後は売られたが、その後は切りかえし、
    銀行やエネルギー株が上昇。ダウは198ドル上昇し、1万8000ドル
    を窺う水準に。

  • 債券市場は年内利上げの可能性が残ったことで反落。2年債の利回りが
    急上昇し、長期金利も2.1%台まで上昇。

  • 金は反発。原油は在庫が増えていなかったことで大幅に反発。

本日の注目イベント

  • 日   9月鉱工業生産
  • 独   独10月雇用統計
  • 独   独10月消費者物価指数(速報値)
  • 米   7-9月期GDP(速報値)
  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   9月中古住宅販売成約指数

今朝方発表されたFOMCでは、予想通り利上げは見送られたものの、
次回12月の会合で利上げをするかどうかを判断するといった文言が
盛り込まれ、年内利上げの可能性が残されたことで、市場の反応は
「予想以上にタカ派」と捉えられ、ドル高、金利高、株高が急速に
進みました。特にユーロドルは1.11近辺から200ポイント程
下落し、12月のECBの追加緩和観測を先取りする格好でユーロ
安が進行しました。

今回のFOMCでは利上げは先ずないと見られており、問題は声
明文の中に「年内の利上げの可能性を示唆する文言があるかどうか」
という点が焦点でした。声明文では「次回会合で(政策金利の)目
標レンジ引き上げが適切になるかどうかを判断する」とあり、次回
12月15-16日の会合での利上げの可能性を残しています。

予想外に「タカ派」と受け止められたのは、労働市場について「雇用
の増加ペースは減速し、失業率は横ばいだった。それでもなお、
ならしてみると、労働市場の指標は労働力の活用不足の度合いが今年の
早い段階以降に小さくなってきたことを示している」と文言があった
点です。

また、インフレ率についても「短期的には最近の低い水準に
とどまるとみられるが、労働市場が一層改善され、早い時期のエネル
ギー価格と輸入価格の下落による一時的な影響がなくなるのに伴い、
中期的に2%に向けて徐々に上昇すると委員会は見込んでいる」と
しています。

これらはいずれも、このところの軟調な経済指標の割には、金融当
局は楽観的な見方をしており、逆に言えば、先行きに自信をもって
いる表れといえないこともありません。
こうなると、来週発表される10月の雇用統計が一段と重要性を
増して来ることになります。

今回のFOMCでは、政策変更にサプライズはなかったものの、
声明文にはややサプライズがあったと言えます。
これで、今度はいよいよ日銀の出番です。
明日の金融政策決定会合で「追加緩和」があるのか、ないのか、
非常に注目されます。先日もここで述べましたが、現時点での
予想は拮抗していますが、「緩和なし」とする見方が優勢です。
為替と株価の水準からみれば、ここであえてカードを切る必要は
ないと、これまでにも書き述べてきましたが、一方では2%の物
価目標を達成するためには「なんでもする」と言い切った日銀が、
達成が非常に困難な状況下で緩和に踏み切らない場合、日銀は信
頼性を失う、という見方も海外勢を中心にあるようです。
現時点では、為替や株価の水準加えて、政治的な圧力もないと
思われ、総合的に見ればカードは「温存」される可能性が高いと
思われます。
ただ、それでも今回のFOMC声明文同様、黒田総裁が記者会
見の席で、追加緩和に前向きな発言を繰り返すようだと、市場も
それなりに反応することが十分考えられます。

NY株式市場で株価が大幅に上昇していることから、日経平均
株価も1万9000円乗せは必至でしょう。
場合によっては1万9200円程度までの上昇があるかも
しれません。
ドル円も上値を試す流れかと思いますが、今週月曜日の121円
59銭を抜くとも思えません。
株価の上昇の割には、ドル円の動きが鈍い展開が続いて
いるからです。
もし上記水準を抜けるとすれば、やはり海外市場に頼らざるを
得ません。ただ、徐々にドル高の地合が形成されつつあるとの
印象は否めません。
予想レンジは120円60銭~121円60銭程度とします。

FOMC声明文待ち 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル円は、株安や軟調な経済指標、さらに米軍が南シナ海に
    駆逐艦を航行させたことでドルが下落。120円前半から半ばで
    の動きに終始し、サプライズはない、としながらもFOMCの
    結果を見極めたいとする姿勢が強まった。

  • ユーロドルも1.10台でもみ合い。ユーロが上昇した際には
    将来のユーロ安を見込んだ売りも根強いため、上値も1.1080で
    抑えられる。

  • 株式市場は続落。経済指標の結果や原油価格の下げで、石油株を
    中心に下げる。ダウは41ドル下げ、S&P500も5ポイン下落。

  • 債券相場は続伸。耐久財受注など経済指標が冴えず、FOMCでは
    利上げはないとの見方が強まった。長期金利は2.04%前後まで低下。

  • 金は反落し、原油は3日続落。

  • 9月耐久財受注            → -1.2%

  • 8月ケースシラー住宅価格指数     → +5.09%

  • 10月消費者信頼感指数        → 97.6

  • 10月リッチモンド連銀製造業景気指数 → -1

本日の注目イベント

  • 豪   豪7-9月消費者物価指数
  • 米   FOMC 政策金利発表

昨日発表された米経済指標は軒並み予想を下回る結果で、明日の未明に発表される
FOMC声明分では利上げ観測がますます遠のいて来ました。
加えて、米国が南シナ海に駆逐艦を航行し、哨戒活動を行ったことで、円が買われ
た面もあり、ドル円は120円16銭までドル売りが進行しました。

つい先日、オバマ大統領と習主席のトップ会談があったばかりですが、そこでも
南シナ海を巡る問題で歩み寄りをみせなかった中国に対して、哨戒活動という目に
見える形で圧力を加えているものと見れます。
今のところ、軍事衝突に至る可能性は低いと見られますが、南シナ海問題は簡単に
は解決しそうもないため今後緊張が高まれば円高要因になることも予想されます。

ドル円は週明けの早朝に121円59銭まで上昇したものの、その後はじり安の
展開が続いており、120円割れが意識される状況になっています。
先週のドラギECB総裁の、年内の追加緩和を示唆する発言や、それに続く中国の
利下げを背景に、今週末の日銀金融政策決定会合での追加緩和観測が急速に高まっ
たことが、ドル円を押し上げましたがここに来て、その期待も徐々にしぼみ始めて
きた感があります。

「2%の物価上昇を達成するためには何でもする」と繰りかえし、「必要ならば
ちゅうちょなく行動する」と公言してきた言葉を考慮すれば、目標達成がほぼ困難
な状況下では、「ちょうちょなく行動する」と考えても不思議ではありません。
特に今回は展望レポートで、成長率と物価見通しを下方修正すると見られている
だけに、タイミング的には適切だと思われている面もあります。

ただ、それでも日銀は動かないとする見方が増えてきています。
手持ちのカードが限られている日銀にとって、最後のカードはできるだけ緩和の
効果が最大となるタイミングを模索していると思われます。
足元のドル円と日経平均株価の水準からは、すぐに行動する必要性があると思え
ないのも事実です。「黒田総裁はサプライズが好きだ」というだけでは、説得力
には欠けます。

ドル円は120円台を保ってはいますが、依然として上値の重い展開に変わりは
ありません。
仮に、週末の会合で追加緩和が見送られた場合には、やはり円が買い戻されるのは
やむを得ないと思われます。
どこまで円高が進むかはわかりませんが、119円半ばを割り込むようだと、
今回もレンジ上抜けが失敗に終わり、再び元のレンジ相場に戻ることになりそう
です。FOMCと日銀決定会合が無風で終われば、それなりに失望感も出てくる
ものと思われます。

明日の未明にFOMC声明文が発表されることから、今日は無風であっても動き
にくいことには変わりありません。

本日の予想レンジは119円80銭~120円80銭程度とします。

ドル高、株高は一服 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル円は121円台前半が重い展開となり、NYでは長期金利の
    低下に伴い下値を試す。一時は120円60銭までドル売りが進んだが、
    引けにかけては121円近辺まで反発。

  • ユーロドルは1.10近辺ではユーロの買い戻し意欲も強く底堅い。
    ドルが売られたことで、1.1069までユーロ高が進んだ。

  • 株式市場はまちまち。新築住宅販売件数が市場予想を下回ったことや、
    原油価格の下落を嫌気して売り優勢の展開に。ダウは23ドル反落した
    ものの、ナスダックは2.8ポイント上昇。

  • 債券相場は反発。FOMCでは利上げを見送るとの見方が優勢となり、
    債券は買われる。長期金利は2.05%台まで低下。

  • 金は反発。原油価格は続落し、約1ヶ月ぶりに44ドルを割り込む。

  • 9月新築住宅販売件数 → 46.8万件

本日の注目イベント

  • 中   中国 9月工業利益
  • 英   英7-9月期GDP(速報値)
  • 米   9月耐久財受注
  • 米   8月ケースシラー住宅価格指数
  • 米   10月消費者信頼感指数
  • 米  10月リッチモンド連銀製造業景気指数

ドル円は121円台前半から半ばにかけては、やはりドル売り意欲も強く、
昨日の東京タイムでは早朝に121円59銭までドルが買われたが、その
後はじり安の展開でした。NYでは、株高も一服となり、長期金利の
低下を睨みながらドルが売られ、一時は120円60銭まで売られましたが、
その後再び121円近辺まで値を戻しています。
このところの特徴として、上値が重く、一旦売られても最後にはドル高に
振れて取引を終えるという動きがあります。
どちらかと言えば、ドルが底堅い展開が優勢で、日米の金融政策を
見込んだ底堅さともいえます。

9月の新築住宅販売件数は前月比11.5%減の46万8000戸でした。
これは10ヶ月振りの低水準で、さらに8月と7月分も下方修正されて
います。比較的好調だった住宅市場も、そろそろ拡大期から安定期に
入った可能性も窺えますが、今後も住宅関連指標を注意深く見ていく必要が
あろうかと思います。

本日からFOMCが開催され、日本時間29日の未明には声明文が
発表されます。現時点では、イエレン議長の記者会見は予定されていません。
注目の政策金利の引き上げですが、現段階ではその可能性は極めて低いと
思われます。
多くの市場関係者は既に、「年内に利上げがあるのか、来年にずれ込
むのか」という議論に移っているようです。
バーナンキ前FRB議長も、先週ブルームバーグとのインタビューで、
「イエレン議長は難しい選択を迎えている」と延べ、米経済は「かなり
強い」兆しが見られると指摘する一方、中国を含む新興国の軟調さを
考慮する必要があると語っていました。

FOMCでは利上げが無いとしても、その次の注目イベントは日銀の
決定会合です。こちらは、これまでにないほど「追加緩和観測」が
盛り上がっているようです。
ブルームバーグの調査によると、日銀が追加緩和に踏み切るか
どうかの予想はほぼ拮抗しているようですが、緩和がないとする見方の
方がやや優勢と伝えています。
同時に発表される展望レポートに関しては、2017年度までの
成長率とコア消費者物価の見通しが発表されますが、こちらは下方修
正が必至で、「2016年度前半ごろ」としていた2%の達成時期も
先送りされる公算が大きいと見られています。
約半数の専門家が「追加緩和」を予想しているだけに、見送られた
場合の影響もある程度予想しておく必要があろうかと思います。
もっとも、サプライズを好むとされる黒田総裁だけに、まったく
ないとも言えません。

本日はFOMC前ということもあり、大きな値動きは予想されませんが、
米国の経済指標がどちらかにぶれた場合には注意が必要です。
予想レンジは120円50銭から121円50銭程度とします。

ドル円2ヵ月ぶりに121円台半ばに 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル円は株高と長期金利の上昇を背景に、8月末以来となる
    121円49銭までドル高が進む。中国が追加緩和に踏み切った
    ことで日銀の追加緩和観測がさらに高まった。

  • ドル高の流れに、ユーロドルは一時1.10を割り込み、
    1.0997までユーロ安が進む。先週のドラギ総裁の発言
    から12月にも追加緩和が実施されるとの見方が優勢。

  • 中国が追加緩和を実施したことや、マイクロソフトなど
    IT企業の好決算を受けて株価は続伸。ダウは157ドル上昇し
    1万7600ドル台を回復。

  • 中国の利下げを受けて債券は売られる。10年債利割りは
    2.08台まで上昇し、2週間ぶりの高水準となる。

  • 金、原油はともに下落。

本日の注目イベント

  • 中   中国 5中総会
  • 独   独10月IFO景況指数
  • 米   9月新築住宅販売件数

中国が予想外の政策金利と預金準備率の引き上げを決めたことで、NY市場では
株価が一段高をみせ、ダウは157ドル高、S&P500は8月以来の下げ幅を
埋める結果となり、債券が売られ上昇した長期金利に反応する形で、ドル円も
121円台半ばまで上昇しました。

先週末の東京市場では、予想通り120円台半ばではドル売需要が強く、
日経平均株価が大幅な上昇を見せたにも関わらず、上値が抑えられていました。
しかし、その後の海外市場では上述のようにドルが一段高となり、ドル円は
8月末以来の121円台半ばまで上昇してきました。

市場のセンチメントも、ユーロ安を軸に、ドル高を予想する声が徐々に高まっ
てきています。円についても、今週のFOMCでは利上げを予想する見方は
少ないものの、週末の日銀の金融政策決定会合では<、展望レポート(経済・
物価情勢の展望)を発表することもあり、「追加緩和」観測が高まっています。
これがドル円を押し上げている部分もあり、逆に、仮に日銀が動かなかった
場合には、その反動も予想されます。

今週末の日銀会合での追加緩和観測は確かに高まってはいます。
ECBが12月にも追加緩和に踏み切るとの見方や、中国でも追加緩和を
実施したことも期待が膨らむ背景となっていますが、日銀内部には依然と
して追加緩和には慎重な見方が強いという報道もあります。
筆者も、その可能性は低いと予想しています。

それは、現在のドル円と株価の水準が、追加緩和を催促していないと
思われるからです。
一時118円割れ目前まで進んだドル円は、2ヵ月ぶりに121円台半ばまで
値を戻しています。
同様に、一時は1万7000円を割り込んだ日経平均株価も、どうやら
今日にも1万9000円台を回復しそうな勢いです。
これらの水準からは追加緩和を実施する必要性は高くはありません。
ただ、それでも2016年前半には「2%の物価上昇」を何としても
達成したい日銀にとっては、多くの専門家が「達成は非常に困難」と予想して
いる中、追加緩和で物価を押し上げる効果も見込めるためその実施には微妙な
ところもあります。

もっとも、2%達成目標を先延ばしすることも考えられため、すぐさま政策
出動と言うわけにはいかない面もあります。
現時点では政策出動はないと予想しますが、その前に29日に発表される
9月の鉱工業生産が非常に注目されそうです。
決定会合直前の指標ということもあり、最終判断に影響を与えそうだからです。
事前予想は「-0.5%」と予想されています。

本日も株価の上昇が見込まれ、ドル円は堅調に推移すると思われますが、
先週末と同様に上値は重いと見ています。
先週末に比べ1円ほどの円安水準です。
ドル売りが出てもおかしくはありません。
期待は海外市場でしょう。
8月下旬に記録した121円75銭がひとつのメドと考えますが、その上に
ある「120日線」は122円前後にあり、最終的にはこの水準を抜けて
上昇できるかどうかが目先の焦点です。
予想レンジは120円80銭~121円80銭程度にしたいと思います。

ドル円120円台後半へ 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル円はドラギECB総裁の発言をきっかけに上昇。
    約1ヶ月半ぶりに120円78銭までドルが買われる。

  • ドラギ総裁がさらなる緩和政策を示唆したことから
    ユーロドルは急落。1.13台から1.11まで売られ、
    ユーロ円も133円台後半まで下落。

  • 株式市場は大幅に上昇。ドラギ発言を受け、欧州株が
    大幅に上昇したことや、企業決算も好調だったことから
    ダウは320ドル上昇。

  • 債券相場は前日とほぼ変わらず。一時買われて金利が
    低下する場面もあったが、2.03%前後まで値を戻して
    取引を終える。

  • 金が続落。原油は小幅に反発。

  • 8月FHFA住宅価格指数  → +0.3%

  • 新規失業保険申請件数    → 25.9万件

  • 9月中古住宅販売件数    → 555万件

本日の注目イベント

  • 独   独10月製造業PMI(速報値)
  • 独   独10月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏10月製造業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏10月サービス業PMI(速報値)
  • 加   カナダ9月消費者物価指数


ドル円は9月中旬以来のドル高となり、一時120円78銭まで上昇しました。
先週、118円をテストして下値を試しましたが、抜け切れずに押し戻されて
います。
今度は、ドルの上値を試す展開になっていますが、現時点では121円台に
乗せて、ここを維持できるかどうかは、依然として微妙なところです。
ただ、今回はドラギECB総裁のコメントがきっかけで、市場は再び日米欧の
「金融政策の方向性の違い」に着目して来ました。
来週27-28日のFOMCと30日の日銀決定会合の結果が、今後の相場
展開に大きな影響を与えることになりそうです。

ドル上昇のきっかけはECB理事会後の、ドラギ総裁の記者会見でした。
総裁は「金融緩和の度合いを、最新のマクロ経済予測が手に入る12月に
再検証をする必要がある」と述べ、年内に新たな刺激策を行う可能性を
示唆しました。
さらに総裁は「今日、事態は変わった。これは必ずしも、特定のこの手段を
使うことを示唆しているわけでは
ないが、議論は非常にオープンだった」とも述べています。
発言内容から、今後国債などをさらに買い増すことや、準備預金のマイナス
金利をさらに拡大させると見られます。
総裁は発言の中で、「警戒を怠らずにいたい」をいう言葉を付け加えて
いましたが、この「警戒」という言葉は、トリシェ前総裁が政策変更が差し
迫っていることを示唆するために使った言葉です。(ブルームバーグ)

ドル円は約一月半ぶりに「雲」の上限を試しています。
これまで、長い間この雲に上昇を抑えられていましたが、今回再び「雲抜け」を
試していると思われます。
ただ、一方で日足の「MACD」は、ゴールデンクロスを見せてはいるものの、
依然として「マイナス圏」での推移です。
上記「雲」を明確に上抜けすれば、「MACD」も「プラス圏」に入るでしょう。

現時点では118-121円のレンジ内での取引が継続されていると見られます。
米国の利上げ観測が強まり、日銀の追加緩和観測が強まるようだと、ドル円は
121円を安定的に保ち、時間をかけながら123円程度まで上昇するのでは
ないかと予想しますが、それはあくまで上記2つの条件が揃わなくてはなりません。

昨日発表された経済指標でも、中古住宅販売件数も好調さを維持しており、
失業保険申請件数も極めて低水準でした。4週平均では1973年以来最低を
記録しています。
また、懸念されていた米企業決算でもマクドナルドやeベイなどは、市場予想を
上回る決算を見せており、利上げの可能性が依然として残っているとも言えます。

レンジ内取引が続いていますが、レンジが抜けた時には素直にその方向に
「順張り」で望むことが有利かと思います。
長い間溜め込まれたエネルギーは、予想以上に大きく、強い可能性があるから
です。
本日は堅調な株価を背景に120銭20銭-121円20銭のレンジを
予想しますが、久しぶりのドル高水準であることから、ドル売り需要も
そこそこ見込まれます。

豪ドル円戻り基調 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 東京市場が休場だったことに加え、米国でも債券市場が

    休みだったこともあり、ドル円は120円を挟み、一進一退。

  • ユーロドルは1.1381まで上昇したものの、

    その後は軟調に推移。豪ドルやNZドルなどが対ドルで上昇。

  • 株式市場は続伸。アマゾンが過去最高値を更新するなど、

    小売関連株が買われた。S&P500は4営業日続伸。

  • 債券市場は休場。

  • 金は続伸し1164ドル台に。原油はOPECの月報を

    手がかりに大幅下落。47ドル台で取引を終える。

    本日の注目イベント

  • 日   日銀金融政策決定会合、議事要旨(9月14日、15日分)

  • 中   中国9月貿易収支

  • 独   独9月消費者物価指数(改定値)

  • 独   独10月ZEW景況感指数

  • 英   英9月消費者物価指数

  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演


    ドル円は依然として膠着状態が続き、120円を中心に一進一退です。

    米利上げに関して、FOMCメンバーの発言が相次ぎましたが、こちらも、年

    内利上げに前向きな発言と利上げは来年以降に先送りすべきとの意見が見られ、

    決め手に欠く状況です。ただ、株価が戻り基調を維持し堅調に推移しているこ

    とで、上値の重い展開が続きながらも、下値がサポートされていると考えられ

    ます。

    アトランタ連銀のロックハート総裁は「定義の仕方にかかわらず完全雇用とい

    う観点からゴールにとても近づいている」と発言し、「今後も前進すると予想

    する。従って、雇用に関する多数の基準で引き続き前進しているという意味で、

    金利正常化の開始は極めて正当化し得る」と述べています。年内利上げの可能

    性を依然として残しているといえます。

    また、フィッシャーFRB副議長も11日に、米経済は非常に力強いため年内

    利上げ実施は可能だと発言し、国内雇用の伸び鈍化と、国際情勢に注視してい

    ると語っています。

    一方、ハト派の代表格であるエバンス・シカゴ連銀総裁は、利上げは来年半ば

    まで先延ばしする方が良いとの見解を改めて示しています。(ブルームバーグ)

    先日発表された9月の雇用統計が、予想外の低調だったことから米労働市場の

    先行きに黄信号が灯り、年内にあと2回発表される雇用統計がますます重要な

    ポイントになっています。とりわけ、次回10月の数字が注目され、ここでも

    9月のような内容だと、年内利上げは諦めざるを得ないことになると思われま

    す。

    豪ドル円が久しぶりに88円60銭近辺まで戻って来ました。

    9月4日に82円まで下げてから、しばらくはもみ合いが続き、利下げ観測を

    背景に上値が重い展開でしたが、前回のRBAのコメントで、現行水準に対す

    る「豪ドルは高すぎる」という発言がなかったことで、利下げ観測がやや後退

    してしています。

    また、豪ドルにとって重要な資源価格も下げ止まった感もあり、ここからも豪

    ドルを買い戻す動きが強まっています。

    現在、「雲」の上限(日足)に上昇を抑えられている状況ですが、ここを抜け

    ば90円程度までの戻りはありそうです。

    ただ、今後も株価の急落など、「リスクオフ」の状況が強まると再び下値をト

    ライすることも予想されるため、小まめに利益を確保する必要がありそうです。

    ドル円は今日は取りわけ材料もないため、大きな動きはなさそうです。

    レンジは119円50銭~120円40銭程度と予想します。


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    ご愛読いただいている「今日のアナリストレポート」は、海外視察のため、14

    日(水)から22日(木)までお休みとさせて頂きます。

    皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程を宜しくお願い申し上げます。


  • 商品相場上昇で資源国通貨反発 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • FOMC議事録の内容がややハト派的だったことでドル円は
      119円70銭近辺まで売られたが、その後株価が上昇したことや、
      長期金利の上昇につられドルが買い戻される。120円辺りまで
      戻ったものの、依然として動意に乏しい展開が続く。

    • ユーロドルはややユーロの買い戻し優勢な展開。1.12台半ば
      から1.13台前半までユーロが買われ、その他主要通貨もドルに
      対しては総じて堅調。

    • 株式市場は続伸。FOMC議事録を受けて商品株が上昇。ダウは
      5日続伸して、約2ヵ月ぶりに1万7000ドルの大台を回復。

    • 債券相場は続落。FOMC議事録が重石となり、利益確定の
      売りを誘発。長期金利は2.1%台まで上昇。

    • 金は5日ぶりに反落。原油は大幅に反発。中東情勢の悪化を
      手がかりに一時は50ドル台に乗せる場面も。

    • 新規失業保険申請件数  → 26.3万人


    本日の注目イベント

    • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演
    • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演
    • 加   カナダ9月失業率

    発表されたFOMC議事録では、当局が利上げを見送った背景として、主に
    中国発の混乱で、経済成長とインフレ見通しに対するリスクの高まりを挙げ
    たことが明らかになりました。
    ただ、同時に年内の利上げの可能性も残した内容でした。

    今回の議事録は9月16-17日に開催されたFOMCの内容で、ご存知の
    通り、ここで利上げが見送られたことから、どのような議論があったのか注
    目度も高かったようです。
    議事録によると、金融政策当局は「前回の会合以降見られなかった経済活動
    によって委員会の景気見通しが大幅に変更されることはなかったとの見解で
    一致した」と記述されています。
    ただ、「委員会は景気見通しが悪化していないことを裏付ける追加情報を
    待つのが賢明と判断した」ともあり、今後の経済データが引き続き米景気の
    好調さを示すようであれば、利上げを実施する余地は残していると、見るこ
    とができます。

    ややハト派的だったのは、さらにドルが一段と上昇し、米国のインフレを
    押し下げる可能性があるとの認識を示したことです。(ブルームバーグ)
    FOMCメンバーが世界の景気動向が短期的な物価下落圧力につながりかね
    ないと意識していることが分かりました。
    ドル円はこの部分が誇張され119円69銭まで売られましたが、いつもの
    ように、利上げの先送り観測が株価を押し上げ、ドル円はこちらに引っ張ら
    れる形で120円近くまで押し上げられています。

    なかなか動きにくい展開です。
    ボリンジャーバンドを見ても、バンドが縮小しており、かなり煮詰まって
    きた感はあります。
    あとは、きっかけ待ちの状況かとは思いますが、そのきっかけがなかなか
    見つからないのが足元の動きです。しかし、必ずしも明確なきっかけが
    なくとも動き出すこともあり得ます。レンジが外れればそれが事実となり
    相場が大きく動き出すことも考えられますので、引き続き注意をしなけれ
    ばなりません。

    本日も地区連銀総裁の講演以外は、これといった材料はありません。
    常識的には小動きで、値幅も少ないと思われます。
    予想レンジは119円50銭から120円30銭程度を見ています。
    日本株は小幅な上昇が見込まれます。原油価格が一時50ドル台を
    回復する場面があったことから、資源株などをが指数を押し上げるものと
    思われます。

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    中国マネー健在!。
    ブルームバーグによると、この夏中国の株式市場が急落し、中国発の
    世界同時株安が世界中の投資家を恐怖に駆り立てましたが、8月に港区
    赤坂の7億円弱の戸建て2棟を一人の中国出身の顧客が購入したと伝えて
    います。

    この物件を売却した不動産会社の社長は「最終的には10億~20億円の
    戸建てを作っていきたい」と話しているそうです。
    中国マネーによる「爆買い」は、今でも健在のようです。
    赤坂とはいえ、7億円弱の戸建てとはどんな家なんでしょう。

    良い週末を・・・・・。

    日銀追加緩和見送るもドル円堅調 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は日銀が決定会合で政策維持を決めたことで下値を

    試したものの、119円75銭で下げ止まる。NY株価が続伸した

    ことや、長期金利の上昇を手がかりに120円台に乗せて

    取引を終える。

  • ユーロドルはドイツの鉱工業生産が予想を下回ったことで、

    追加緩和期待が高まりユーロが下落。それでも1.12台で

    方向感は見極めにくい展開が続く。

  • 株式市場は続伸。海外市場での株高を受けて上昇したが、

    原油価格が急落したことでマイナス圏に。午後には再び買い戻されて

    終わる。S&P500は8月の急落以来の高値に。

  • 債券相場は反落。株高から売られたものの、入札が高水準だった

    ことから下げ渋る。長期金利は2.06%台に上昇。

  • 金は4日続伸。原油価格は在庫が予想以上に膨らんでいたことで

    下落。一時は前日の上昇分を吐き出したが、引けは72セント安。



  • 10月消費者信用残高   → 160.2億ドル


    本日の注目イベント

  • 日   8月国際収支

  • 日   9月景気ウォッチャー調査

  • 独   独8月貿易収支

  • 欧   ECB議事要旨

  • 英   BOE金融政策発表

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   FOMC議事録(9月16、17日分)

  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演

  • 米   コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演

  • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演

  • 加   カナダ9月住宅着工件数

    昨日日銀は、金融政策決定会合で予想通り追加緩和は行いませんでした。

    そして、この欄でも述べたように、「現状維持」が伝わると、ドル円は

    120円25銭近辺から119円77銭まで急落しました。

    ただ、その後株価の方が上昇幅を拡大したことから再び120円台に戻

    す展開で、120円を中心としたレンジは破れていません。

    その後の黒田総裁の記者会見でも「物価の上昇基調は変わっていない」と、

    従来のコメントを繰り返すことに終始し、追加緩和の可能性を探る手がか

    りは得られませんでした。

    昨日の会合では追加緩和はないと予想していましたが、市場ではこれまで

    にない程期待感が強かったのも事実です。

    今回見送られたことで、逆に30日の会合では「ある」との見方がさらに

    増しているようです個人的には、現時点では「ない」と予想していますが、

    「ひょとしたら」という考えがないわけではありません。

    市場の期待値が徐々に増しており、「外堀」が埋められてきそうな気もし

    ます。会合までにはまだ3週間ほどあるため、今後も経済データや発言を

    注意深く見て行きたいと思います。

    本日は、FOMCメンバーの講演が多いのが特徴的です。

    特に、ブラ-ド・セントルイス連銀総裁は、先日の大きく予想を下回った

    後の講演でも、年内の利上げの可能性に言及した経緯があります。

    その後もISM非製造業などの経済指標が軟調な結果になっていますが、

    それでも年内利上げの姿勢を見せるのかが、注目されます。

    またサンフランシスコ連銀のウイリアムズ総裁は、イエレン議長が同地区

    の総裁を長く務めていたこともあり、議長に近い総裁といわれています。

    どのような認識を示すのか注目したいと思います。

    コチャラコタ総裁は、まもなく任期満了で退任する予定ですので、注目度

    は低いと思います。

    3人の総裁の講演に加え、本日はFOMC議事録も公表されます。

    今回は9月の追加緩和を見送った、その会合の議事録です。

    どんな議論が戦わされたのか興味のあるところですが、その後イエレン議

    長は講演で「自身も含めて、多くのメンバーが年内の利上げが適切である

    と考えている」といった発言をしています。

    中国など、新興国への影響を考慮して利上げを見送った面もありますが、

    基本的には利上げに前向きな議論がされたことが確認できる内容だと予想

    します。

    日米欧の株価が戻り歩調を見せています。

    ダウは直近安値から900ドルの上昇を見せており、日経平均も1300

    円ほどの反発です。米利上げが見送られたにも関わらず、ドル円が120

    円近辺で推移しているのも、株価が堅調だから、と見ることができます。

    米長期金利は低位で安定しており、ここからドルの上昇は読み取れません。

    従って米株価の上昇基調が崩れた時が、ドル円が再び下値を試すタイミン

    グなのかもしれません。

    本日のレンジは119円30銭~120円50銭程度を予想します。


  • ドル円120円台で一進一退 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は堅調ながら120円台半ばを頭に上値を

    抑えられる展開。本日の日銀決定会合を見極めたいと

    する中、終始120円台で推移。

  • ユーロドルではややドル安が進む。1.12台後半まで

    ユーロが買われた。

  • 株式市場は高安まちまち。バイオ株が売られナスダックは

    32ポイント下落。一方ダウは小幅ながら3日続伸。

  • 債券相場は反発。年内の利上げはないとの見方が徐々に

    増えており、債券に買い物が集まる。長期金利は2.03%台に低下。

  • 金は続伸。原油はOPEC高官が原油高の見通しを示した

    ことで、約1ヶ月ぶりに48ドル台まで急伸。

    本日の注目イベント

  • 日   8月景気動向指数

  • 日   山本幸三衆院議員会見

  • 日   日銀金融政策決定会合

  • 日   黒田日銀総裁記者会見

  • 独   独8月鉱工業生産

  • 米   10月消費者信用残高


    ドル円は120円台で底堅い動きを見せてはいるものの、120円台半ばでは

    上値を抑えられる展開が続いています。

    10月のFOMCでの利上げ観測が大きく後退し、12月の可能性も徐々に後

    退していることを背景に、121円に近づくレベルではドル売り需要も強いの

    ではないかといった見方もあります。

    一方でこのところの株価の堅調な動きに、ややリスクオンの姿勢を強めている

    向きもあり、さらに本日の日銀金融政策決定会合で、追加緩和を期待する声も

    大きく、これらがドルを下支えしている構図になっているようです。

    決定会合の結果は12時を中心に、前後1時間ほどの間に発表されると思われ

    ますが、まだ追加緩和を実施するタイミングではないと予想しています。

    ただ、ブルームバーグの調査によると、アンケートを実施した36名のエコノ

    ミストの内、2名が本日の会合での追加緩和を予想しています。

    もし、発表が12時を大きく過ぎるようだと、議論が紛糾していると見ること

    もでき、それが緩和実施への期待を高めることにもつながり、ドルが買われる

    可能性があるかもしれません。

    また反対に、今回は期待値がやや高いだけに、政策変更がなかった場合には

    「失望」からドルが売られることも予想されるため、発表時間にも注意が必要

    です。

    もちろん、3時半からの黒田総裁の記者会見での発言には最大限の注意が必要

    です。

    仮に政策変更がなかった場合でも、今月末にも会合を控えているため、ここで

    の追加緩和もないとは言えないからです。

    上記ブルームバーグの調査では、15人のエコノミストが30日の会合で「あ

    る」と答えています。

    また本日は12時から山本幸三衆院議員が、東京、有楽町の外国特派員協会7

    0周年記念で講演を行います。

    同氏は、30日の決定会合で追加緩和をやるべきだとの自説を何度か主張して

    いることから、こちらにも注目したいと思います。

    ドル円は先週一度レンジを下抜けしましたが、直ぐに元の定位置に戻っていま

    す。依然として明確な方向感が見つけにくい状況です。

    それでも上述のように、今月の日米の金融政策が固まれば、方向性が見えてく

    るのではないでしょうか。

    ドル円のレンジは119円から120円80銭程度を予想しますが、決定会合

    の結果次第では荒っぽい展開になる可能性は残ります。


  • 株高を受けドル円120円台半ばに 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 株価の大幅高に反応し、ドル円は120円台を回復し、一時は

    120円55銭までドル高が進む。低調な経済指標に、利上げ観測が

    後退し、一部には日銀の追加緩和を織り込む動きも。

  • ユーロドルはドル高に引っ張られ下落。1.1173まで売られたが

    レンジ内に留まる。

  • 株式市場は大幅に続伸。ISM非製造業などの経済指標が低調だった

    ことで、利上げ観測が後退。ダウは304ドル上昇し、S&P500は

    5営業日続伸し、今年最長を記録。

  • 債券相場は反落。株価が大幅に上昇したことで、低リスクの

    債券が売られた。長期金利は2.05%台まで上昇。

  • 金、原油はともに続伸。


  • 9月ISM非製造業景況指数     → 56.9

  • 9月労働市場情勢指数(LMCI)  → 0.0


    本日の注目イベント

  • 豪   RBAキャッシュターゲット

  • 豪   豪9月貿易収支

  • 欧 ドラギ・ECB総裁講演

  • 米   8月貿易収支

  • 米   IMF 世界経済見通し

  • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演



    日欧の株価の上昇を受け、昨日のNY株式市場も朝方から大幅な上昇を見

    せました。発表された、ISM非製造業景況指数が市場予想を下回り、さ

    らに労働市場情勢指数(LMCI)も低調でした。

    これらの経済指標を受けて、利上げ観測が後退し、株価を押し上げ、株価

    に反応してドル円も120円台半ばまで上昇しました。

    先週末の雇用統計でも、非農業部門雇用者数が14.2万人と大きく予想

    を下回り、ドル円は一旦118円台半ばまで売られましたが、わずか1日

    で元の値位置を回復しています。

    悪い経済指標が発表されると「利上げ観測が後退し」これが、株価に好材

    料となってドルが買われる構図が続いています。

    足元では、金利ではなく、株価により連動する相場展開が継続中です。

    ただ本来は、経済指標が低調だということは、経済活動と密接に関わって

    いる企業業績という意味では決してプラスではありません。

    経済指標が好調であれば、それに伴って企業業績も伸びると考えるのが普

    通で、それは株価にプラスに作用するはずです。

    現時点では、「利上げ」という政策変更が大きなテーマとなり、本来の金

    融市場の動きをゆがめていると言えないこともありません。

    来週にはFOMCが開催されます。

    ここでの利上げを予想する声ははほとんどありません。

    今年最後のFOMCが開催される12月で利上げがあるのか、あるいは来

    年以降に先送りになるのかが今後の焦点になります。

    一方で、日銀による追加緩和観測は徐々に盛り上がってきています。

    ブルームバーグが9月29日から10月2日にかけて、エコノミスト36

    人に調査したところ、今日から開かれる金融政策決定会合で追加緩和を実

    施すると答えた人は2人いました。これにはやや驚きですがもし実施され

    れば、まさに「サプライズ」です。さらに、今月末にも開催される会合で

    は、15人のエコノミストが「追加緩和あり」と答えています。つまり、

    10月中の追加緩和予想は約半分の、17人が「ある」と答えていること

    になります。

    個人的には今月は「ない」と予想していますが、もしあればドル円は12

    5円を試す可能性がありますが、追加緩和期待が高まっている分、逆にな

    ければ円高方向に振れることも十分考えられることから、注意が必要だと

    思われます。黒田総裁の発言にも細心の注意が必要です。

    本日はNYの株高を受けて、日経平均株価も大幅な上昇が予想されます。

    ドル円は上値を試しそうですが、先ずは120円台後半までドル高が進む

    か、そして121円台に乗せることができるかどうかが焦点です。

    上値は、特別な材料でも出ない限りそう簡単に抜けないのではないかと予

    想しています。

    レンジは119円80銭~120円90銭程度にしたいと思います。


  • 米雇用統計予想外の低調 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 米雇用統計が予想を大きく下回ったことから、ドル円は急落し、

    一時は118円68銭までドル安が進む。ただ、その後は株価が

    急速に値を戻したことから、119円90銭近辺までドルが買い戻される。

  • ユーロドルも同じように、雇用統計発表後には1.13台前半まで

    ユーロ高が進んだが、その後は急速に値を崩し1.11台半ばまで反落。

  • 株式市場は荒っぽい展開を見せながらも続伸。低調な雇用統計の結果を

    受けて、ダウは一時250ドルほど下落したが、その後は利上げが先送り

    になるとの見方が株価を押し上げ、結局ダウは200ドル上昇。

  • 債券相場は続伸。年内の利上げは難しいとの見方が拡大。長期金利は

    2%を割り込み、約5週間ぶりの低水準を記録。

  • 金は大幅に反発。原油も小幅に反発。


  • 9月非農業部門雇用者数 → 14.2万人 

  • 9月失業率       → 5.1%  


    本日の注目イベント

  • 欧   ユーロ圏9月サービス業PMI(改定値)

  • 欧   ユーロ圏8月小売売上高

  • 英   英9月サービス業PMI

  • 米   9月ISM非製造業景況指数

  • 米   9月労働市場情勢指数(LMCI)


    雇用統計の結果には驚きました。

    非農業部門雇用者数は、市場予想の20万人に対して、14.2万人と、今年

    3月以来の低水準でした。このところ平均すれば順調に20万人程度は維持し

    てきた雇用者数でしたが、一気に減速しましたが、特に製造業の減少が目立ち、

    ドル高による影響が出ている可能性が高いと思われます。非農業部門の雇用者

    数は、7月分と8月分も下方修正されています。

    さらに労働参加率も62.4%で、先月の62.6%から0.2ポイント低下

    し、1977年10月以来の低水準です。

    好調だった労働市場がここまで鈍化すると、年内利上げがないのではないかと

    の見方が急速に台頭してきました。

    個人的には12月利上げを予想していますが、修正を迫られる状況になってき

    ました。仏銀最大手のBNPパリバは今回の雇用統計の結果を受けて、12

    月利上げを予想していましたが、来年3月に見通しを変更しています。

    ただ12月のFOMCまでには、まだ2回雇用統計の結果を確認することが

    できます。今回の結果だけで米労働市場がピークアウトしたとするのは、ま

    だ時期尚早といえると思います。

    セントルイス連銀のブラード総裁は今回の雇用統計を受けた上で、年内の利

    上げを支持する発言を行っています。

    今回の低調な雇用統計を受けて、再び利上げ時期を巡って市場が混乱する

    のは必至でしょう。また、為替に与える影響も先週末のNY市場で見られた

    ように、利上げ先送りで米金利が低下すればドル売りで反応しますが、利上

    げ先送りを好感して株価が上昇すれば、ドル買い材料になるため、ポジショ

    ン管理も簡単ではありません。

    FRBが今回の雇用統計の結果を注視することは十分予想できますが、FO

    MCメンバーの中でも見方が分かれていることも、地区連銀総裁の発言など

    で明らかです。今週からは米企業の7-9月期決算も始まります。

    トムソンロイターは、7-9月期の決算は、前年同期比4%の減益になると

    予想しています。米企業決算が上記4%以上の減収になるようだと、企業の

    資金調達にも影響を与える「利上げ」は

    先送りになることも予想されることから、決算の結果にも目配りが必要です。

    今朝の報道では、TPPが大筋合意と伝えられています。

    困難を極めた交渉でしたが、ようやく合意に達するようです。

    本日の株価が自動車株を中心にこの結果をどこまで好感するかで、株価の動

    きも変わってきます。

    株化の上昇に、ややドルが買われる場面があるかもしれませんが、上値は限

    られるのではないかと予想します。

    ドル円のレンジは119円30銭~120円50銭程度とします。


  • 市場は雇用統計待ち 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • ドル円はアジアから欧州にかけては120円台を維持して
      いたものの、NYではISM指数が軟調だったことから下落。
      一時119円49銭までドル売りが進んだが、株価が持ち直した
      ことで120円近辺まで戻して引ける。

    • ユーロドルは1.12前半を上値にもみ合い。欧州景気の
      下振れ懸念を背景に1.11台半ばまで売られるも、方向感が
      つかめない展開。

    • 株式市場はまちまち。朝方は経済指標の悪化に、ダウは200ドル
      を超える下落を見せたが、午後には下げ幅を急速に縮める。
      ダウは12ドル下落し、S&P500は3ポイント上昇。

    • 債券相場はほぼ横ばい。雇用統計の結果を見極めたいとする
      姿勢の中、小動きに終始。

    • 金は小幅ながら5日続落。原油も続落し45ドルを割り込む。

    • 新規失業保険申請件数   →  27.7万件

    • 9月ISM製造業景況指数 →  50.2

    本日の注目イベント

    • 豪   豪8月小売売上高
    • 日   8月失業率
    • 日   9月マネタリーベース
    • 米   9月雇用統計

    ドル円はますます動きが鈍くなり「三角保ち合い」(さんかくもちあい)の
    展開が強まってきました。昨日は日本株の急伸を背景に、120円台での時
    間帯が長く続きましたが、上値を試す勢いもなく、NYでは9月のISM製
    造業景況指数が予想を下回る「50.2」と、2013年5月以来の低水準で
    あったことから、119円台半ばまでドル売りが進んでいます。
    その後は120円近辺まで戻したことから、120円台半ばから上値は重いが、
    119円台前半は底堅いという展開が続いています。
    注目は、今夜の雇用統計で「三角保ち合い」のどちらかに抜けきれるかという
    ところです。

    昨日の昼前あたりからドル高が進み、同時に株価が急速に上昇しましたが、
    ブルームバーグ・ニュースに、岩田元日銀副総裁のコメントが流されたことが
    原因と見られます。
    ブルームバーグ・ニュースによれば、岩田氏は、実体経済は日銀の想定以上に
    悪化しており、エネルギーを除く物価の上昇もそろそろピークアウトする可能
    性があるとした上で、経済・物価情勢は「日銀が何かをやらざるを得ない方向
    に動いている」との認識を示しました。

    追加緩和を行うべきだという認識を示したわけですが、その内容としては、
    より長い期間の国債の購入や地方債なども購入すべきとしています。
    また準備預金の付利を引き下げる選択肢もあるともしています。
    今回の報道だけではなく、このところ追加緩和観測に関連した報道が多い
    ことも特徴的です。

    それは先ず、今月6-7日に日銀金融政策決定会合が開催され、さらに
    30日にも展望レポートの公表と伴に、会合が開催されることが背景です。
    特に30日の会合では、昨年も同じタイミングで「サプライズ緩和」があった
    ことから、いやが上にも期待は高まります。
    ただ、日銀は追加緩和に関しては非常に慎重です。

    8月の消費者物価指数は、ついにマイナス圏に沈みましたが、黒田総裁は
    その後の会見でも「物価の基調は変わっていない」と、これまでの姿勢を
    堅持しています。
    個人的には、まだ追加緩和の機は熟していないと考えていますが、
    「戦力の逐次投入はしない」と公言している黒田総裁ですから、どこかで
    再び「サプライズ」がないとは言い切れません。

    今夜は雇用統計です。
    予想レンジはややワイドに、119円~120円80銭程度にしたいと思います。

    米経済指標は強弱まちまち 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場


    • ドル円は主要株式市場で株価が反発したことから120円台を
      回復し、120円33銭までドル高が進んだが、長期金利の低下や
      ユーロ円などの売りに押され119円台半ばまで押し戻される。

    • ユーロドルは域内のインフレ率が半ぶりにマイナスに
      落ち込んだことで、ECBによる追加緩和策への圧力が強まった。
      1.11台半ばまでユーロ安が進んだが、レンジを下抜けする勢いは
      なかった。

    • 株式市場は大幅に反発。これまでに大きく売られた銘柄の
      買い戻しが入り、ダウは235ドル続伸し、ナスダックも
      102ポイント上昇。

    • 債券相場は続伸。シカゴ製造業景況指数が50割れとなり、
      景気への不安から債券が買われた。長期金利は2.03%台まで低下。

    • 金は続落し、原油も小幅に反落。

    • 9月ADP雇用者数        →  20.0万人

    • 9月シカゴ購買部協会景気指数   →  48.7

    本日の注目イベント

    • 日   9月日銀短観
    • 中   中国 9月非製造業PMI(速報値)
    • 中   中国 9月製造業PMI(速報値)
    • 欧   ユーロ圏9月製造業PMI(改定値)
    • 米   新規失業保険申請件数 
    • 米   9月ISM製造業景況指数
    • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演


    前日714円も下げた日経平均株価が457円高を演じ、その後の欧米株式
    市場でも株価が堅調な動きを見せたことから、ドル円は120円33銭まで
    買われる場面がありました。119円台では底堅いドル円ですが、それでも
    121円には届かず、昨日も結局119円台半ばまで押し戻されるなど、
    120円を挟んだ攻防が続いています。

    明日の雇用統計の前哨戦となるADP雇用者数は、事前予想を若干上回る
    20万人でしたが、サービス業や建設業では雇用者数が増加していたものの、
    製造業では1万5000人減少していました。
    「米労働市場は、エネルギーや製造業の分野で雇用が失われているが、
    それでも1ヶ月あたり20万人近く雇用の創出が続いており、完全雇用
    に近い」と言った見方が定着している状況で、明日も、20万人程度と予想
    されている雇用統計でも、大きくぶれる可能性は低いと見られています。

    一方で昨日発表された9月のシカゴ購買部協会景況指数は節目の「50」を
    割り込み、「48.7」でした。
    好不況の分かれ目となる「50」を割り込んだのは6月以来ということになり、
    市場の一部には中国景気の減速の影響が出始めているのではないかとの見方も
    あるようです。

    株価の乱高下が為替相場を大きく動かしている状況が続いていますが、9月の
    NYダウは値幅を見れば、相場が如何に不安定だったかが見えてきます。
    9月中にダウ平均株価がプラスであれ、マイナスであれ100ドル以下に
    留まった日はわずか8日営業日しかありません。
    さらに前日比300ドルほどの値幅で取引を終えた日は4営業日もあり、相場が
    不安定だったかが理解できます。
    結局、この値動きがドル円などにも波及し、「リスクオン」と「リスクオフ」に
    交互にめまぐるしく変わることになります。

    昨日のNYダウも235ドルのプラスで引けています。
    株価の動きに比べると、ドル円はレンジ内でのボックス相場が続いています。
    9月は119円~121円のレンジに概ね収まっており、日足チャートでは
    「三角保ち合い」(さんかくもちあい)を形成しつつあります。
    近いうちにどちらかにレンジブレイクすると思われますが、その際には抜けた
    方について行く「順張り」が機能すると思われます。

    本日も120円を挟んだ動きが予想され、予想レンジは119円40銭~
    120円40銭程度と見ます。
    中国のPMIが発表され、それに伴い上海株式市場がどのような動きを見せるか
    にも注意が必要です。

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