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 2015年11月 

NY市場休場のため動かず 

ひと目で分かる昨晩の動き

海外市場


  • NY市場が感謝祭で休場のため、ドル円は小動き。
    122円台半ばで推移し、前日と水準は変わらず。

  • ユーロドルは1.06台で推移。上値が重い展開から
    1.06ちょどまで下げたが、商いは閑散。

本日の注目イベント

  • 日   10月消費者物価指数
  • 日   10月失業率
  • 中   中国 10月工業利益
  • 欧   ユーロ圏11月景況感指数
  • 英   英7-9月期GDP(改定値)
  • 米   ブラック・フライデー
  • 米   株式市場と債券市場は短縮取引

昨日はNY市場が感謝祭で休場だったため為替はほとんど動いて
いません。
ユーロドルがやや値を下げ、1.06ちょうどまで売られる場面が
ありましたが、基本的には来週のイベント待ちの状況です。

来週はいよいよ12月です。
週を通して重要なイベントが多くあります。
1日には中国のPMIが発表され、米国ではISM製造業景況指数が
発表されます。注目のECB理事会は3日に開催され、ここで追加緩
和が実施される可能性が高く、ユーロ売りを誘発しています。

今週、ユーロドルは1.05台半ばまで売られ、多くの市場関係者は
「いずれ1.0まで下げる」と予想しています。
このため、ドイツ国債などの利回りは低下し、5年債でもマイナス金
利になっています。
ECBが、現行の中銀預金金利マイナス0.2%を、さらに0.2
ポイント引き下げるのではないかといった観測が金利低下につながっ
ています。

3日には、もうひとつ注目イベントがあります。
イエレンFRB議長が上下両院合同委員会で証言を行うことになって
います。12月15-16日のFOMCで、いよいよ利上げが決定さ
れると見られているため、会合を前に利上げの可能性や、その後の利
上げのペースなどについてヒントが得られるかもしれません。

そして4日の金曜日には11月の雇用統計が発表されます。
市場予想は、失業率が前月と同じ5.0%で、非農業部門雇用者数は
20万人となっています。10月の雇用統計が大きく上振れしたことで、
利上げに相当なインパクトを与えたため、仮に11月分が多少下振れ
したところで、政策判断に与える影響は限定的だと思われます。
多くのFOMCメンバーの発言が、すでに利上げにむけた舞台は整って
いると感じさせるものになっています。

市場の関心は、既に「利上げ後」に移っていると見られ、利上げが
決定された後、果たしてこれまで通りドルが上昇するのかどうかが焦点
になっています。
過去30年で見ると、金融緩和から引き締めに移行した回数は5回です
が、多くは利上げ後ドルが売られる展開でした。
とりわけ1997年の利上げが今回と似ていると言われています。
この時は123台で利上げが実施され、127円台までドルが上昇しま
したが、その後約1ヶ月で110円台までドルが急落しました。
同じ展開になるかどうかは分かりませんが、一応頭に入れておいたが無
難かと思います。

本日のドル円は122円20銭~123円程度を予想します。

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2週間前にこの欄で、米国で人気のハンバーガー・チェーンの「シェイ
クシャック」が、13日に東京神宮外苑に日本1号店をオープンすると
いうコメントを書きましたが、
当日は約400人の行列ができたそうです。
価格は680円~980円と、決して安くはありませんが、それでも
この行列。
日本では2020年までに10店舗まで増やす計画だそうですが、
わずか10店舗ではなかなか「試食」にはありつけませんね。
良い週末を・・・・・。

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