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WTI原油34ドル割れ後反発 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は121円割れがあったが、午後には株価が上昇し、

    原油価格も戻り基調をみせたことで、121円20-25銭辺りで

    引ける。

  • ユーロドルは1.09台に反発。クリスマス休暇を控え、

    ポジション調整からのユーロ買いが優勢だった。

  • 株式市場は10月以来の安値から値を戻し3日ぶりに反発。

    ダウは123ドル上昇し、他の主要株価指数も揃って上昇。

  • 債券相場は3日続伸。FOMCで利上げが実施された後も、

    買いが優勢となっており、長期金利は2.2%を割り込む。

  • 金は続伸し1080ドル台に。原油は一時34ドルを割り込んだが、

    引けにかけては買戻され、先週末比1セント高の34ドル75銭で取引を終える。

    本日の注目イベント

  • 中   中国11月景気先行指数

  • 英  英11月財政収支

  • 米   7-9月GDP(確定値)

  • 米   11月FHFA住宅価格指数

  • 米   11月中古住宅販売件数

  • 米   11月リッチモンド連銀製造業指数


    121円台前半で取引されていたドル円は、WTI原油価格が一時34ドル台を割

    り込んだことから円が買われ、120円84銭までドル安が進みました。

    引けにかけては、原油も買い戻され、さらに株価も上昇幅を拡大したことから12

    1円20銭近辺まで反発しており、昨日とほぼ同じレベルで戻って来ました。

    やはり原油価格の動きが為替や株式の方向性も決める展開が続いており、底値が見

    えない足元ではドル円の底値も不透明な状況です。

    米株式市場は先週末にかけて大きく下落した反動もあり、3日ぶりに100ドルを

    超える反発を見せましたが、原油価格と利上げの影響をどのように消化しようかと、

    落ち着きどころを探っている状況かと思います。

    イランの生産量が増える見込みであることから、世界的な供給過剰感が払拭できず、

    これが株価の重しになっているようにも思えます。

    ユーロドルも再び1.09台半ばまで反発し、クリスマス休暇を前にして、ユーロ

    の買戻しが、ドルを押し下げている面もあります。

    どうやら年内は、12月3日に記録した1.05台前半が目先の底値になる可能性

    が高いと予想されます。また日足チャートを見ると、この動きは、3月の中旬に1.

    0463をつけた後の動きに良く似ています。もし同様な展開になるとすれば、3

    月の安値を約2ヵ月かけて1000ポイントほど反発していることから同じ尺度を

    当てはめてみると、1.15程度までの反発も想定されることになりますが、

    果たしてどうでしょうか。

    本日の米NYでは住宅関連の指標が二つと、7-9月期GDP確報値が発表されま

    す。GDPについては注意する必要がありますが、ブルームバーグが集計した事前

    予想の中央値では、前期比年率+1.9%と、改定値の+2.1%から下方修正さ

    れると見られています。

    明日は日本が休日で、翌24日はNY市場は開いていますが、欧州市場が短縮か、

    休場となり、翌25日は東京以外はほぼ休場です。

    従って、本日が最後の通常の取引といえますが、既に休暇入りしている市場関係

    者も多いと思われ、相場の急激な変動には注意したいところです。

    予想レンジは120円60銭~121円60銭程度と見ています。


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