FC2ブログ

月別アーカイブ

 2016年01月 

原油価格急反発 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル円は116円台半ばと117円台を何度も繰り返す神経質な展開。
    ECB総裁発言からドルの買戻しが進み、117円75-80銭近辺と、
    この日の高値で引ける。

  • ユーロドルは急落。ドラギ総裁が次回会合での追加緩和に言及したことで、
    1.09台から1.0776までユーロ売りが進む。

  • 株式市場は反発。ドラギ総裁の発言に加え、原油価格が急速に値を戻した
    ことから、売られ過ぎた銘柄を買い戻す動きが拡大し、ダウは115ドル高
    で取引を終える。

  • 債券相場は反落。株価の上昇やリスクオフの流れが後退したことから
    利益確定の売りものに押された。長期金利は2.03%台まで上昇。

  • 金は反落。原油価格は在庫がそれほど増えていなかったことや、石油施設が
    爆破されたとの情報などから急反発。一時は30ドル台を回復。

  • 新規失業保険申請件数       → 29.3万件

  • 1月フィラデルフィア連銀景況指数 → -3.5

    ドル/円116.87 ~ 117.81
    ユーロ/ドル1.0776~ 1.0922
    ユーロ/円126.17 ~ 128.19
    NYダウ +115.94  → 15,882.68ドル
    GOLD -8.00  → 1,098.20ドル
    WTI +2.98    → 29.53ドル
    米10年国債 +0.042  → 2.031%

本日の注目イベント

  • 独   独1月製造業PMI(速報値)
  • 独   独1月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏1月製造業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏1月サービス業PMI(速報値)
  • 米   12月中古住宅販売件数
  • 米  企業決算 → GE
  • 加   カナダ11月小売売上高
  • 加   カナダ12月消費者物価指数

原油価格が反発し株価も上昇。ドル円も117円台後半まで買われ、リスク
オフも一服といったところです。
ECBのドラギ総裁の発言に注意が必要だと、昨日のこの欄でも指摘した通り、
理事会後の記者会見で総裁は「状況の変化に応じて政策手段を調整する」と
発言し、3月の理事会での追加緩和の可能性を示唆しました。

総裁は「金融政策姿勢を修正する準備がなければ、ECBへの信頼が
揺らぐことになる」とも発言し、中国経済の減速と原油価格の下落がデフレ
圧力を強め、景気の下振れリスクが増大しているとの認識を示しました。
この発言を受けドル買いユーロ売りが強まり、ユーロドルは一時
1.0776近辺まで急落しています。
同様にドル円でもドルの買い戻しが進み、117円80銭辺りまで円が
売られました。

ドルが買い戻されたもう一つの理由が原油価格の急反発です。
一時26ドル台半ばまで売り込まれたWTI原油価格は、在庫が予想以上に
増加していなかったことや、テロ組織が石油施設を爆破したとの情報、
さらには上記ECBのによる追加緩和観測などから急激に買い戻しが入り、
30ドル台まで急騰しました。このように、これまでの一連のリスクオフの
巻き戻しが進んだことで市場に安心感が広がっています。

昨日も指摘したように、今回のECB理事会では政策変更は見送られましたが、
それでも3月の理事会では何らかの対応策が講じられる可能性が高まりました。
これで、日銀も動きやすくなると考えられます。
1週間後の金融政策決定会合では追加緩和が検討されることになると思われ
ますが、実施されるかどうかは依然不透明です。
ただ、ここである程度の行動を起こさないとドラギ総裁も語ったように
「日銀への信頼が揺らぐ」ことにもなりかねません。
「中央銀行とは戦うな・・・」そんな言い伝えも想起されます。

本日はさすがの日本株も反発が予想されます。
ドル円が118円台に乗せるかどうかと、さらに118円台を回復したら、
どこまで上昇できるかに注目します。
リスクオフの流れは一旦小休止してはいますが、リスクオンへのトレンド
転換にはほど遠い状況かと思われます。
NYダウが引け際に上げ幅を縮小したことからも、株式投資家のスタン
スには依然として腰が引けていることを見て取ることができます。

予想レンジは117円~118円50銭程度とします。

============================
ブルームバーグの世界の資産ランキングに関するニュースを
読んで、驚きました。
世界の資産ランキング上位1%の富裕層が今では、残る99%
の人々を合わせたよりも多くの富を保有しているという記事です。
記事によると、資産ランク下位半分に当たる35億人の合計と
同額の資産を持つ金持ちの数はわずか62人だそうです。
この数は5年前には388人だったということで、格差の拡大が
さらに進んでいるということです。
62人=35億人という数式はなかなか理解できません。

スポンサーサイト



このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。