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 2016年03月 

米4月利上げの可能性浮上 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円はアトランタ連銀総裁が利上げに言及したことで

    上昇。それでも112円には届かず、上値の重い展開が続く。

  • ユーロドルは反落。米利上げが4月の可能性も出てきたことで

    ドルが買われユーロが売られ、1.12台半ばまで下落。

  • 株式市場は7日続伸。ダウは21ドル上昇し、1万7600ドル

    台に。主要3指数は揃って上昇。

  • 債券相場は反落。連銀総裁が早ければ4月にも利上げの可能性に

    言及したことで売られる。長期金利は1.91%台に上昇。

  • 金は反落。原油は供給過多が弱まるとの見方から下落。


  • 2月中古住宅販売件数    → 508万件

    本日の注目イベント

  • 独   独3月製造業PMI(速報値)

  • 独   独3月サービス業PMI(速報値)

  • 独   独3月IFO景況指数

  • 独   独3月ZEW景況感指数

  • 英   英2月生産者物価指数

  • 英   英2月消費者物価指数

  • 英   英2月小売売上高

  • 英  英2月財政収支

  • 米   1月FHFA住宅価格指数

  • 米   3月リッチモンド連銀製造業指数

  • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演

  • 米   プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演


    NYダウは7日連騰で、この間の上げ幅は630ドルほどになっています。

    これまでは、株価が上昇するとドル高が進み、株価とドルには強い相関関

    係がありました。しかし、ここ数週間は株価が上昇してもドル円がついて

    いきません。株価はドル安の影響を受けて上昇している面もあり、昨日も

    ドル円は111円台後半まで上昇しましたが、これは米国で早ければ、4

    月にも再利上げがあるかもしれないことに反応したものです。

    アトランタ連銀のロックハート総裁はジョージア州で講演を行い、「早け

    れば4月末に予定されている会合も含め、今後の会合での追加措置を正当

    化するだけの勢いが景気にある。その勢いは経済データが裏付けている」

    と述べ、早くても6月と見られている利上げが、やや前倒しになる可能性

    が出てきました。

    先週のFOMCでは利上げが見送られました。4月26-27に開催され

    るFOMCでは、イエレン議長の記者会見が予定されていないことから

    「無風」と見られていましが、ロックハート総裁の発言で、その可能性も

    浮上して来ました。

    同総裁はさらに「一段の金利正常化は今年、経済情勢により正当化される

    可能性が高いと考えられ、その時期は比較的早く訪れる可能性もあるが、

    私としては3月会合で辛抱強いアプローチが理にかなっていると感じた」

    と述べ、その背景として、「リスクと不安定要素はいくらか変化した」と

    しています。(ブルームバーグ)

    ドル円は先週、一時110円67銭まで売られ、110円割れも視野に入

    ってきた雰囲気です。その最も大きな理由が、「米利上げ観測の後退」で

    あることは言うまでもありません。中国発の混乱は一旦なりを潜めており、

    原油価格も先週は40ドル台を回復するところまで戻って来ています。

    加えて、上でも述べているように株価も大きく反発しており、年初以来高

    値を更新中です。これらを考え合わせると「リスクオン」がいつ加速して

    もおかしくはありません。「米利上げが年内に1回あるかないか」という

    観測が、かなりドルを上値を抑えて来たと思われます。

    仮に4月にも利上げが行われると、先週のFOMCメンバーのドット・チ

    ャートが示しているように、年内2回の利上げは十分考えられます。

    そなると、ドル円も115円に向って「修正」を迫られる場面もあろうか

    と思います。

    米景気が引き続き拡大しているという前提に立てば、ドル円浮上の鍵を握

    っているのは、「消費税増税の凍結と景気対策」と見ています。

    2017年からの消費税引き上げに関して、安倍首相の言い回しも微妙に

    変化してきました。先週は「消費税を引き上げて景気を悪化させては元も

    子もない」との言い方をしています。

    既に2回開催された「国際金融経済分析会合」も、消費税引き上げ延期の

    ために「外堀を埋めている」との印象を持ったのは筆者だけではないと思

    われます。クルーグマン教授という真打登場で、決着をみるのでしょうか。

    本日のドル円はやや上値を意識した展開を予想しています。

    既に112円台に乗せていることもあり、111円70銭~112円70

    銭程度をみたいと思いますが、日経平均株価の戻りが鈍いようだと、上値

    は抑えられるかもしれません。


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