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 2016年04月 

原油価格上昇でNYダウ続伸 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • 日本株の大幅反発を受け、ドル円は109円台で堅調に推移。
    株高・原油高を材料に109円45銭まで買われたが、軟調な
    住宅関連指標に上値は抑えれら、109円10-20銭で取引を終える。

  • ユーロドルは続伸。ドイツのZEW景況指数が好調だったことや、
    ECB理事会では追加緩和には動かないとの見方から買いが優勢となり
    1.1385まで上昇。

  • 株式市場はまちまちながら、ダウは3日続伸。ジョンソン&ジョンソン
    などの決算が相場を支えた。ナスダックは19ポイント反落。

  • 債券相場は続落。原油高がインフレ観測を高めるとの見方が
    売りにつながった。長期金利は1.78%台と小幅に低下。

  • 金は大幅に続伸し、1254ドル台に。原油も続伸し41ドル台を
    回復。クウェートの労働ストライキが3日目に入ったことが材料視された。

  • 3月住宅着工件数  → 108.9万件

  • 3月建設許可件数  → 108.6万件

本日の注目イベント

  • 日   3月貿易収支
  • 独   独3月生産者物価指数
  • 英   英3月雇用統計
  • 米   3月中古住宅販売件数
  • 米   米週間原油在庫

為替も株も連日値幅が大きく、センチメントも「日替わりメニュー」の
ような展開です。月曜日には、熊本地震とG20の影響、さらにはドー
ハでの産油国会合の失敗などで、急速に円買いが起こり、日経平均株価も
600円を超える下落を見せました。ところが昨日は一転してドル円は
109円台半ばまで買われ、日経平均株価は前日の下げを全て埋める
上昇でした。

基本的には105-110円のレンジ内での動きと言えますが、その中
でもトレンドが掴みにくい展開と言えます。
あえて注釈をつければ、ドル高株高への流れは、政府日銀に対する政策
期待が働いていると見られ、一方ドル安株安に振れた際には円の先高観が
根底にあり、105円に向かうという相場観が働いていると見られます。

昨日のNY市場でドル円は109円台半ばまで上昇しましたが、これまで
と同様に上値を抑えられています。
それでもドル円以外のクロス円では「円安」が進んでおり、豪ドル円は
85円台半ば、ポンド円も157円台を回復しています。
深読みすれば、109円台半ばから110円にかけてのドル円は、それ
だけドル売り意欲が強いと言えます。

ただ注意しなければいけないことは、だからと言ってこの水準が絶対に
抜けないというわけではないということです。
利益が乗っている人は一旦は売り場を探るスタンスでいいでしょうが、
新規にショートで入る際には110円を抜けたら切らなければいけません。
110円を抜けたらストップがドルを押し上げる可能性があるからです。
順当な手法としたら、109円80銭辺りでショート、110円30銭で
ストップというところです。万が一やられても、マイナス50ポイントで
抑えておく必要があります。

NYダウは3日続伸して1万8000ドル台を固めているようですが、
個人的にはそのイメージが湧いてきません。
WTI原油価格がドーハでの増産凍結に至らなかったにもかかわらず、
昨日は41ドル台を回復しています。
30ドル割れは2カ月以上も昔の話になってしまいました。
この原油価格の安定がNYダウの上昇につながっていることは明らか
です。従って、原油価格が何らかの原因で再び30ドル割れを試す
ような展開になるようだと、NYダウも大きく下げに転じることは
十分考えられます。

明日のECB理事会を皮切りに、ここは日米欧中銀の政策を見極める
スタンスにならざるを得ません。政策変更の中身次第ではどちらにも
大きく動くことになります。
本日の予想レレンジは108円50銭~109円80銭程度を見ますが、
ないとは思いますが、日経平均株価が昨日のような上昇を見せるようだと、
上値を取りに行くことも考えられます。109円台半ばを超えたら、
どの程度ドル売り需要があるのかも関心を集めます。

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