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 2016年05月 

G7特段の影響なし 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル円は住宅関連指標が良好だったことからドル買いが進んだが
    その後は急速に伸び悩み、前日とほぼ同水準で引ける。一時は
    110円59銭までドル高に振れたが、依然としてこの水準が重く、
    110円台前半まで押し戻される。

  • ユーロドルは動意もなく小動き。1.12台前半でもみ合い、
    膠着が続く。

  • 株価は揃って反発。連日の下げで値ごろ感から買い戻しが入り
    ダウは65ドル上昇。

  • 債券相場は小幅に続伸。長期金利は1.83%と、前日よりやや低下。

  • 金は3日続落し、原油価格も続落。

  • 4月中古住宅販売件数          → 545万件

本日の注目イベント

  • 日   4月貿易収支
  • 独   独5月製造業PMI(速報値)
  • 独   独5月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏5月総合PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏5月製造業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏5月サービス業PMI(速報値)
  • 欧   ユーロ圏5月消費者信頼感(速報値)
  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演
  • 米   ウイリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
  • 米   プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演

注目された仙台でのG7は、為替相場に関する突っ込んだ議論はなかったようで、
足並みは揃っていなかったという印象です。
これまで通り、通貨安競争は避けるという点では合意しましたが、日本側が主張
する「最近の円高は投機的」との意見は理解を得られず、どちらかと言えば米国
の主張する「為替の動きは秩序的」とする意見に近い内容で押し切られた格好です。

麻生財務大臣は会見で「最近の為替市場の動向を踏まえて為替レートに安定が重
要との認識をあらためてG7として再確認した」と述べましたが、やや歯切れが
悪く、総括的でした。一方ルー財務長官は、日本側の為替認識に対して「無秩序
な為替変動についてはハードルが高い」と述べ、これまでの考え方を変えていま
せん。
今後急激な円高が進行した際には市場介入できるのかどうかという点に関しては、
イエスともノーとも言えず、触れられていません。結局、両国の為替に関する溝
は埋まっていないということになります。

G7に続き、今週は伊勢志摩サミットがあります。ここでは為替は議題にはならず、
もっぱらアベノミクスの推進に向け、財政出動や構造改革が議論されることになり
ます。安倍首相はサミット後に消費税増税を予定通り実施するのか、あるいは延期
するのかを決断すると言って来ました。サミットでの議論がこの決断に影響を与え
る可能性もあり、この点では注目されますが、主要国の儀礼的なイベントになりつ
つあるため、期待はできません。

ドル円は5月3日の105円55銭を底値に堅調な動きが続いています。
先週末のNYでは110円59銭までドルが買われたため、底値からは約5円ドル
が反発したことになります。
この背景は6月のFOMCで利上げ観測が急速に高まってきたことが挙げられます。
市場は6月利上げに対しては否定的でしたが、先週には多くの地区連銀総裁が「年
内2~3回の利上げが適切になるだろう」との認識を示したことで、市場の見方も
修正を余儀なくされています。事実、先週発表された米国経済指標は概ね、これら
の発言を正当化させるものでした。

110円台半ばまで上昇したドル円は、現在「雲の下限」と「52日線」にぶつ
かっています。ここからさらに上昇すれば「雲」に入ることになりますが、「雲」を
抜け切るには112円台半ばまで上昇する必要があります。
ただ、「雲」は徐々に右肩下がりを見せているので、あと10日もすれば110円
台半ばでも「上抜け」を達成することができます。
従ってこのまま110円台維持することができるのであれば雲を抜け、一段と上昇
する可能性もありますが、それは今後のイベント次第ということになります。

今週も地区連銀総裁の講演が多く予定されています。
最も注目しているには、27日にハーバード大学で講演するイエレン議長の発言
内容です。先週の地区連銀総裁と同じような内容になると、6月利上げが俄然強ま
りドルの支援材料になります。
本日のレンジは109円50銭~110円50銭と予想しますが、ドルが上昇し
た場合に110円台半ばをしっかりと抜けるかどうかにも注目しています。

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