FC2ブログ

BOE政策金利引き下げを決定 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル円は101円台でもみ合い。失業保険申請件数などの
    経済指標にも反応せず、101円台前半で小動き。

  • ユーロドルも1.11台前半から半ばで推移。

  • BOEは政策金利を0.25%引き下げ、資産購入枠の拡大を
    含む包括的な刺激策を発表。ポンド円はこの発表を受け134円台から
    2円ほど下落。

  • 株式市場はまちまち。ダウは小幅に反落し、ナスダックは続伸。
    本日の雇用統計を前に積極的な取引は控えられた。

  • 債券相場は続伸。BOEの金融緩和を受け買い物を集める。
    長期金利は1.50%台まで低下。

  • 金は反発し、原油価格は続伸。42ドル手前まで買われる。

  • 新規失業保険申請件数 → 26.9万件

  • 6月耐久財受注    → -3.9%

本日の注目イベント

  • 豪   RBA四半期金融政策報告

  • 米   7月雇用統計

  • 米   6月貿易収支

  • 米   6月消費者信用残高

  • 加   カナダ6月貿易収支

  • 加   カナダ7月失業率

今夜発表される7月の雇用統計を前に、さすがに動きの大きいドル円も静か
です。昨日のNY市場でも1日の値幅がわずか28銭と、極端に狭くなっていま
す。これを「嵐の前の静けさ」と呼ぶのか、あるいは「夏枯の始まり」と見るのか、
判断に迷うところです。

昨日の市場の主役はポンドでした。イングランド銀行は金融政策委員会で政
策金利を0.25%引き下げ、0.25%にすることを決め、さらに国債を600億
ポンド購入し、量的緩和の資金枠を現行の3750億ポンドから4350億ポンド
に拡大することを決めました。EUからの離脱を決め、景気が大きく後退する
ことを未然に防ぐ措置と見られます。政策決定後カーニー・BOE総裁は「早期
に行動し、経済の不確実性を減らす」と、記者会見で述べています。

今週に入り、予想されていたとはいえ、オーストラリア中銀も政策金利の引き下
げを決めています。世界経済の先行きが不透明なことに加え、テロなど外部リス
クも多く、多くの先進国では景気の鈍化を防ぐ「守り」に入っています。昨年12月
に利上げに踏み切った米国でさえも、今年に入ってまだ1度も利上げができない
状態が続いています。この状態でもし米国が再利上げを実施すれば、金利差か
らドルに資金が集まり、ドル高が加速すると見られますが、その米国でも9月の
FOMCでは利上げは難しい状況になっています。

翻って日本でも、先週の金融会合では小粒の追加緩和が決定されましたが、その
時の声明文で次回9月会合で「総括的な検証」を行うという文言の解釈を巡って、
債券市場が大きく揺れ動いています。「量的緩和」を終了するのではないかとの観
測から債券が売り込まれ、一時マイナス0.3%近くまで低下した10年債利回りは、
今週ゼロ近辺まで金利が急騰しました。

岩田日銀副総裁は昨日講演で、総括的検証については「できるだけ早期に2%の
物価上昇を達成するために何が必要か、逆に何が阻害したのかを検証することが
目的だ」」と述べ、金融緩和の程度を緩めることはあり得ないことを強調しました。(ブ
ルームバーグ)この講演の影響もあり、債券相場はやや落ち着きを取り戻し、金利も
低下しています。

ECBも今後さらなる追加緩和に動くと見られ、世界的に低金利が定着化し、市場に
大量の資金が供給されている状況です。これらの大量の資金が、常により有利な運
用先を求めて瞬時に移動することが、金融市場のボラティリティーを高めている背景
です。まさにホットマネーと言えます。

本日は雇用統計です。先月は予想を大きく上回り、その前の月は予想を大幅に下回っ
ています。今回の予想は18万人ですが、仮にこの数字に近いとすれば3カ月平均で
16万人程度になり、まずまずの内容と言えます。ただ、2カ月連続で予想から大きく
ブレていることから、今回もサプライズになることは十分ありえます。速報値の宿命とも
言えるのでしょう。そのため、本日の予想レレンジも100-102円程度とワイドに見ます
が、それでもこのレンジをはみ出すことがあるかもしれません。

=====================================
ついこの間、雇用統計の発表があったばかりと思っていたら、もう今日は7月分の発表日
です。ひと月に1回ですが、この雇用統計を中心に1年を考えると、何と1年のスピードの
速いこと。FXをやっている人の多くが同じような感覚を持っているのではないでしょうか。
今年も、もうあと4回です。

良い週末を・・・・・。

スポンサーサイト



このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。