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ドル円102円台半ばまで上昇 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は日本株が大幅に上昇したこともあり堅調に推移。
    NY市場では102円66銭まで買われたが、その後は伸び悩み
    102円40-50銭で引ける。

  • ユーロドルは膠着。1.10台後半でもみ合い、値幅も
    20ポイント以下と小動き。

  • 株式市場は反落。前日の大幅高の影響もあり、ダウは14ドル
    安となり、その他指数も小幅に反落。

  • 債券相場はもみ合い。10年債利回りも1.59%台と
    ほぼ変わらず。

  • 金は続落。原油価格は大幅に反発。OPECが非公式の会合を
    開くと報道されたことで、買いが優勢となり43ドル台に。

  • 7月労働市場情勢指数(LMCI) → +1.0

本日の注目イベント

  • 中   中国 7月消費者物価指数
  • 中   中国 7月生産者物価指数
  • 独   独6月貿易収支
  • 英   英6月鉱工業生産
  • 英   英6月貿易収支
  • 加   カナダ7月住宅着工件数

昨日は日経平均株価が引け際に大きく上げ幅を拡大し、396円高と、約1カ月ぶりの
上昇幅を見せたことからドル円は底堅く、NYでは102円66銭までドル高円安が進
みました。先週末の雇用統計で、非農業部門雇用者数が大幅に増加し、年内利上げの可
能性が高まったこともドル買いにつながったとの指摘もあります。
それでも9月のFOMCでの利上げにはつながらず、12月会合でも利上げの確率は
43%程度に上昇していますが、利上げ出来るかどうかはまだ不透明で、今後の経済指
標次第というところです。因みに金利先物が示唆する9月の利上げ確率は、わずか26
%です。

昨日は材料的にもそれ程特筆すべきものはなく、あえて挙げれば原油価格の大幅上昇が
目立ったと言えます。
WTI原油価格はOPECが9月にアルジェで非公式会議を開くことを明らかにし、
OPECのサダ議長が現在の弱気相場は続かないとの見方を示したことから大幅に反発。
原油価格は先週末比1ドル22セント高く、7月25日以来となる43ドル02セント
で取引を終えています。(ブルームバーグ)原油高は昨日は株高にはつながらなかった
ものの、ドルの下支えにはなったようです。

昨日からのドル円に動きは、ちょうど1カ月前の動きに似ている気がします。6月の
雇用統計では、雇用者数が大きく上振れし株価も大幅に上昇したものの、5月分が下方
修正され、この時点で僅か1万1000人の増加でした。ドル円は瞬間風速で99円
99銭まで下げ、翌月曜日には100円割れを試すと見られていたドル円はそこから
ほぼ連日107円台半ばまで直線的に上昇し、想定以上に戻りが強かったことは記憶に
新しいところです。

今回も雇用者数が上振れし、株価も大幅に上昇し、さらに長期金利も上昇しました。
それでも102円台に乗せるのがやっといったドル円の動きを見ると、「上値が重い」
との印象だけが残ります。市場参加者も「戻り売り」が機能すると考えるのも当然だと
言えますが、先月は予想外のドルの戻りにポジションを切らされてしまうといった状況
でした。今回も、このまま103円台を回復するようだと、前回と同じような道を辿る
可能性もでてきます。

前回のドル上昇のドライバーは株価の上昇でした。株価は既に最高値を更新し「高値圏」
にあるため、今回は仮に同じようは展開になったとしても、株価がドルを押し上げるこ
とにはならないと考えていますが、どうでしょうか。
本日のドル円レンジは101円80銭~102円80銭程度にしたいと思います。

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