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 2016年08月 

ドル円100円台半ば 

ひと目で分かる昨晩の動き
少し大きい文字強調文文字色NY市場


  • 米長期金利が上昇したことでドル円は買われたが、100円台
    半ばで上昇は止まる。100円以下が底堅いものの、まだ方向感は
    見えない。

  • ユーロドルは小幅に反落。1.1245まで売られ、この日は
    終始1.12台でもみ合う。

  • 株式市場も反落。イエレン議長の講演を控え小動き。
    ダウは65ドル下げ、他の株価指数も反落。

  • 債券相場は下落。5年債入札は好調だったものの、利上げ見通しが
    依然として不透明なことで長期債は売られた。

  • 金は大幅に続落し約1カ月ぶりに1330ドル台を割り込む。
    原油価格は在庫が予想外に増加していたことで大幅に下落。

  • 6月FHFA住宅価格指数 →  +0.2%

  • 7月中古住宅販売件数   →  539万件

本日の注目イベント

  • 米   新規失業保険申請件数
  • 米   7月耐久財受注

ドル円は100円台で推移し、米長期金利の上昇を好感し100円61銭までドル高が
進んだものの、そこからは小幅に反落しNYでの取引を終えています。
中古住宅販売件数は前月比3.2%減少していましたが、相場への影響はなく、
いよいよ明日のジャクソンホールでのイエレン議長の講演待ちです。

今朝のブルームバーグは、イエレン議長の講演で、もしサプライズがあった場合に
最も値動きが大きくなるのは円とポンドとNZドルだとの大手米銀の調査結果を紹介
しています。これらの通貨は過去3カ月において、米国とそれぞれの国の間の2年債
利回りの差の変化に最も敏感に反応しているとのことです。

今月に入ってからは利上げの時期を巡って、要人発言のたびに相場が上下したものの、
結局どちらにも抜け切れずにもみ合いが続いています。
そのため、トレンドフォローを基本にポジションメイクしても機能していません。
結局上で買ってしまい、下で売ってしまうことになります。
ここはむしろレンジと割りきり100円近辺で買い、100円台半ばから101円近辺で手
放すという手法が効果的です。ただし、これは本日までで、明日のイエレン講演からは
そうは行きません。上で述べているように、発言内容によっては上下どちらにも大きく
値を飛ばす可能性があるからです。利上げ観測にブレーキをかけるような内容ならドル
円は100円を大きく割り込むことも考えられます。一方で、労働市場や住宅市場の強さ
を前面に、利上げを引き寄せる内容なら102円に向かうことも予想されます。
市場のエネルギーも相当溜まっていると思われ、この局面では「順張り」が機能する
はずです。それでも、上値ではドル売りが待ち構えていると思われ、どこまで上昇できる
かが焦点です。利上げに前向きな内容でドルが上昇したケースでは、深追いは避けたい
ところです。
本日は引き続き緩慢な動きになろうかと思いますが、予想レンジは100円~101円程度
と見ています。

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