ドル円米金利低下で116円台後半に 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は117円台後半まで買われたものの、長期金利

    の低下に反応し反落。117円06銭前後まで売られる。

  • ユーロドルは1.0480近辺から反落。一時は1.0372

    まで売られ、約1週間ぶりのユーロ安水準をつける。

  • 株式市場は反落。住宅関連指標が予想外に低調だった

    ことや、年末で薄商いだったことからダウは111ドル下落し

    2万ドルの大台が遠のく。S&P500も10月以来最大の下落。

  • 債券相場は反発。5年債入札が好調で金利を押し下げた。

    長期金利は2.51%台まで低下し、ドルの上値を抑える。

  • 金は続伸。原油価格はイラクやクウェートが1月から減産を行う

    との報道に8営業日続伸し、引け値で54ドル台を確保。


  • 11月中古住宅販売成約指数 → -2.5%

    本日の注目イベント

  • 日   日銀金融政策決定会合における主な意見(12月19、20日分)

  • 欧   ユーロ圏11月マネーサプライ

  • 米   新規失業保険申請件数

    クリスマス休暇明けのNY市場がどのような動きを見せるのか注目してい

    ましたが、ドル円は118円には届かず、引けにかけては急落しました。

    ここ数日は上値が重く、116円台半ばを試す場面があるのではないかと

    予想していましたが、どうやら今日にもそんな動きがあるかもしれません。

    全米不動産協会が発表した11月の中古住宅販売成約指数は「+0.5%」

    の予想に対して「-2.5%」と、大きく下振れました。

    住宅ローン金利の上昇や在庫不足が背景にあると見られていますが、今後

    大規模な財政出動が実施されれば、さらに金利が上昇する可能性が高く、

    今後住宅市場に深刻な影響が出るのではないかといった見方から、株価も

    下げに転じています。

    NYダウは100ドルを超える下げで、2万ドルの大台から遠のいてきまし

    た。一時は大台まで13ドルに迫ったこともありましたが、現時点では17

    0ドルほどの上昇が必要になっています。

    一度は年内に2万ドルの大台を達成すると見ていましたが、2営業日を残す

    のみとなった現状では難しいかもしれません。

    S&P500も19ポイントほど下落し、トランプラリーが始まって以来最

    大級の下落と言えます。

    ドル円も今年最初の利上げを決めた後に118円台半ばまで買われましたが、

    その後は上値の重い動きが続いています。

    今朝方には116円84銭近辺まで売られ、今月20日以来のドル安水準を

    付けましたが、今日はどこまでドルが売られるのか、興味深いところです。

    20日の安値である116円55銭をしっかりと割り込むようなら、年内に

    115円台があるかもしれません。

    同時に、116円台半ばからはどの程度のドル買い需要があるのかもしっか

    り見極める必要があります。ドルの押し目を拾おうと、その機会を探してい

    る投資家も多いと見られるからです。

    日経平均株価も本日は下値を試すでしょう。

    ドル円と同じように、先週から上値の重い展開が続いています。

    株価が大きく売られるようだと上記水準を割り込むこともありそうです。

    予想レンジは116円30銭~117円50銭程度と見ます。

    今年も明日の取引を最後に終わります。

    簡単に利益をあげられる相場などないのかもしれませんが、今年は年初から

    難しい相場が続きました。

    「2羽のブラックスワン」はともかくとして、ドル高と見られていたドル円

    は2月から急落し、6月には100円を割り込み99円前後まで円高が進み

    ました。その後は長らくドルの上値が重い展開が続きましたが、11月の大

    統領選を境に、今度は急激な円安です。

    この時点で、私を含め多くの専門家が読み違えています。

    その意味では、今年は常識的な思考では太刀打ちできなかった相場でした。

    2015年1年間の値幅は10円でしたが、今年は22円と、倍以上の値動

    きがありました。

    2008年のリーマンショック以降、主要国で量的緩和と低金利が続き、市

    場には大量の資金が滞留し、常に行き場を求めて待機しています。

    この資金は瞬時に、ありとあらゆる市場に移動します。

    これが市場のボラティリティーを増幅し、値幅を大きくしている源です。

    2017年もひょっとしたら今年以上に値幅が出るかもしれません。

    今年以上にリスク管理をしっかりとやらなければならないでしょう。


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    ドル円117円台で一進一退 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • クリスマス休暇明けのNYでは、金利が上昇し、原油価格も

    54ドル台を付けたことからドルが買われた。117円62銭まで

    ドル高が進んだが、上値も限られた。

  • ユーロドルは1.04台半ばで動意が見られず。

    ドル円の上昇に引っ張られ、ユーロ円は123円まで上昇。

  • 株式市場は小幅に上昇。エネルギー株が買われたものの

    ダウは11ドル高と、この日も大台達成はならず。

  • 債券相場は狭いレンジ内で推移。株価や原油価格が上昇した

    ことで売り物が優勢となり利回りは上昇。

  • 金は上昇し、原油価格は一時54ドル台に乗せたが、引け値は

    53ドル90セント。


  • 10月ケース・シラ-住宅価格指数  →  +5.10%

  • 12月消費者信頼感指数        →  113.7

  • 12月リッチモンド連銀製造業指数  →  8

    本日の注目イベント

  • 日   11月鉱工業生産

  • 米   11月中古住宅販売成約指数


    ドル円は小動きながらも、注目していたクリスマス休暇明けのNY市場では

    上値を試す展開でした

    株価も僅かながらプラスで終り、金利も上昇したことがドルを支えた形でし

    た。発表された経済指標は相変わらず好調でした。

    とりわけ12月の消費者マインドは「113.7」と、2001年8月以来

    となる高水準でした。

    また、向こう6カ月の期待指数も「105.5」こちらも2003年12月

    以来で最高です。

    コンファレンスボードの担当者は「米大統領選後の景気や雇用、所得、さら

    に13年ぶりに高値をつけた株価に対する楽観論の高まり、特に年齢層の高

    い消費者の間で顕著だった」と述べています。(ブルームバーグ)

    やはりトランプ効果の影響が大きいと思われ、新大統領の政策に対する期待

    値の大きさを窺わせます。

    トランプラリーは依然として続いていると思われますが、それでもそのモメンタ

    ムにはやや陰りが見られるのも事実です。

    ドル円は昨日も下値を試した際には117円を維持しており、底堅くは感じ

    るものの、見方を変えると21日以来118円には届いていません。

    一方NYダウの方も、年内に2万ドルを達成するものと見ていますが、昨日

    も達成はお預けとなっています。

    利益確定の売りが出ているものと思われますが、それを吸収して上昇する勢

    いは見られません。

    少なくとも大統領選以降、12月20日前後まで見られた急激な「ドル高、

    株価高」のトレンドではありません。

    しかし年内はまだ、今日を含めて3日残しています。

    特に本日からは主要市場も再開し元に戻ります。

    トランプラリーが終わっていないという前提に立てば、まだ期待は残ります

    。本日の東京時間は117円台でのもみ合いが予想されます。

    日経平均株価もNYダウと同様、やや小康状態です。

    株価が100円以上上昇する場面があれば、NYの高値である117円62

    銭を超える可能性もありますが、本格的な動きは夕方に海外市場が参入して

    からになりそうです。

    予想レンジは116円80銭~118円程度と見ています。


  • ドル高一服? 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    海外市場

  • 東京以外の市場はほぼ休場だったため

    ドル円は117円台前半で動かず。

  • ユーロドルも1.04台半ばで小動き。イタリア大手銀行

    モンテパスキ問題は影響せず。

    本日の注目イベント

  • 日   11月消費者物価指数

  • 中   中国 11月工業利益

  • 英   株式市場は休場

  • 米   10月ケース・シラ-住宅価格指数

  • 米   12月消費者信頼感指数

  • 米   12月リッチモンド連銀製造業指数


    昨日は東京市場が引けた後は、主要市場が全て休みのため動きはほとんど

    ありません。本日もオーストラリアやニュージーランド、香港、それにロ

    ンドンも休場で夜9時ごろまでは小動きかと思いますが、NY市場が再開

    するため、それ以降は動きがあるかもしれません。経済指標も消費者マイ

    ンドなどが発表されます。

    先週のクリスマス休暇前から昨日までは、大きな動きはなかったものの、

    やや円が買い戻される展開でした。117円までドル売りが進む場面もあ

    りましたが、これは中国の成長鈍化を懸念する動きから円が買われたもの

    と思われます。

    日本株も小幅ですが3日続落し、円もやや反発しており、ひょっとしたら

    この辺りがトランプラリーの「終りの始まり」かもしれませんが、まだそ

    の兆候は鮮明ではありません。

    それにしても11月9日の大統領選を境に景色が一変し、トランプ効果が

    ここまで、継続するとは思いませんでした。

    確かに米国は世界最大の経済大国ですが、一国の大統領が変わっただけで

    米国だけではなく、こうも世界に影響を与えたことに驚きます。

    米経済成長を押し上げるばかりか、OECDの試算では世界のGDPを0.

    3%押し上げる効果があるそうです。

    2017年の成長率もIMFは鈍化すると予想していましたが、こちらも

    上方修正されそうです。

    一国の大統領の交代が世界の景気に大きな成長を与えた、まれな例ではな

    いでしょうか。

    日銀が年80兆円もの国債を購入し、資金を市場にジャブジャブ供給し、

    さらにマイナス金利まで導入しても止まらなかった円高が、トランプ氏が

    勝利しただけで、約17円もの円安に振れました。問題は、この効果が来

    年1月20日に大統領に就任した以降も続くのかという点です。

    トランプ氏の、米国の利益を最優先する政策や保護主義と、足元で進んで

    いるドル高が相容れないことは明らかです。

    それでも多くの投資家は、株高と金利高を材料に大量のドル買いを進めて

    来ました。来年もこのまま同じペースでドルが買われるとは思えませんが、

    どこで反転するのか見極めるのは容易ではありません。

    本日も上述のように小動きが予想されますが、やや上値の重い展開を想定

    しています。日足チャートを見ても、12月15日の118円67銭を高

    値に徐々に上値が切り下がっているのが確認できます。

    依然として底堅いとは思いますが、116円台半ばを割りこむと、ドル売

    りが加速する可能性があるのではないかと思います。

    予想レンジは116円50銭~117円70銭程度とします。


  • クリスマス休暇で取引閑散 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は小動き。クリスマス休暇前ということもあり

    117円台前半から半ばでの動きに終始。

  • ユーロドルは小幅に上昇。イタリアの大手銀行への

    支援のメドがついたことで安心感が広がり、1.0469まで

    買われる。

  • 株式市場は小幅に上昇。クリスマス休暇前の

    閑散な取引の中、ヘルスケア銘柄が上昇。

    ダウは14ドル高で取引を終える。

  • 債券相場は小幅に買われ、長期金利は2.53%台に低下。

  • 薄商いの中、金と原油は小幅に上昇。


  • 11月新築住宅販売件数  → 59.2、万件

  • 12月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) → 111.9

     本日の注目イベント

  • 日   日銀金融政策決定会合、議事要旨(10月31日、11月1日分)

  • 米 NY休場(クリスマスの振り替え休日)


    さすがのNY市場も、クリスマス休暇を前にして各市場とも参加者は少なく、

    トランプラリーで利益をあげた向きは、早々と休みに入ったようです。

    ドル円は117円台で推移し、中国の習近平国家主席が経済成長率について

    政府目標の6.5%を下回ることを容認する考えを示したことで、円が買わ

    れる場面もありましたが、117円台は維持されています。

    「閑散に売りなし」の言葉通り、この日の株式市場は薄商いの中、3主要指

    数とも小幅に上昇して取引を終えており、ダウ2万ドルの大台達成は今週に

    先送りとなっています。NY市場は本日もクリスマス休暇の振替休日のため

    休場で、大台達成は明日以降ということになりますが、年内には達成すると

    予想しています。仮に大台が達成されれば、日本株にも好影響となり、それ

    にともなってドルが上昇する場面も想定されます。

    本日はNY市場だけではなく、ロンドンを含むほとんどの欧州市場も休日で

    す。また、アジア・オセアニでも、オーストラリアやニュージーランド、香

    港などが休場です。

    そのため、当社での取引時間も午後3時25分までで、それ以降は取引が出

    来なくなります。注意して下さい。

    結局主要マーケットでは東京だけが、開いている唯一のマーケットという状

    況です。本日の材料は株式市場の動きだけでしょう。

    その株式市場もNYが休みのため、大きな動きはないと思われます。

    予想レンジは117~117円50銭程度でしょうか。


  • NYダウ2万ドルを前に足踏み 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は117円台で推移。やや上値が重くなっており、
      株安と原油安、さらには金利も低下したことで117円15銭まで
      売られたが、その後は117円台半ばまで反発する。

    • ユーロドルは1.03台から上昇。イタリア大手銀行への
      資金供給にメドがついたこともあり、1.0451まで買われた。

    • 株式市場は反落。ダウは2万ドルの大台を前に足踏み状態。
      商いも少なくダウは32ドル下落し、大台がやや遠のく。

    • 債券相場は反発。株価が下落した他、特に材料もなく反発。
      長期金利は2.53%台へと小幅に低下。

    • 金は小幅に下落。原油は在庫が増加していたことで反落。

    • 11月中古住宅販売件数    → 561万件

    本日の注目イベント

    • 欧   ECB経済報告
    • 米   7-9月GDP(確定値)
    • 米   11月耐久財受注
    • 米   新規失業保険申請件数
    • 米   10月FHFA住宅価格指数
    • 米   11月個人所得
    • 米   11月個人支出
    • 米   11月PCEコアデフレーター

    ドル円はNY市場で117円15銭まで売られましたが、いつものように
    そこからは反発しています。下落しても、「下落特有の勢い」もなく、依
    然としてドルが下げたところを拾うスタンスが続いていると見られます。
    ただそれでも、ドルの上昇に先週までのような勢いもなくなったのは事実
    で、これまでのように一本調子で上昇する展開でもなくなっています。
    11月9日の大統領選を境に、全く景色が変り急激なドル高円安が、かな
    りのスピードで進行して来ましたが、そのスピードにも若干ブレイキがか
    かっているようです。

    すでに11月9日からは約17円ものドル高が見られ、このままの状況が
    続けば直ぐに120円に届いてしまいます。
    このあたりでの小休止も当然のことで、これはNYダウでも言えることで
    す。ダウは2万ドルを目前に足踏みしているところで、年内に2万ドル達
    成はあると予想していますが、今は大台達成前の準備をしているところで
    しょう。

    トランプ効果でここまでドル高と株高が同時進行しましたが、今後は選挙
    中の公約が実施されるのかどうかに焦点が移ります。
    10年間で1兆ドルものインフラ投資に加え、法人税を35%から15%
    へと半分以下にし、さらに個人に対しても減税を行うというものです。
    問題はその財源です。予算は議会を通さなければなりません。
    これまでの議会と異なり、現在議会は共和党が多数を占めており、予算は
    承認されやすいと見られていますが、減額されることも考えられます。
    もしそのような事態になれば、トランプ神話もほころび始めることになろ
    うかと思います。
    トランプ効果の「陽の部分」だけが強調されてここまで一気に駆け上がっ
    てきたわけで、「影の部分」は封印されてきたことを考えれば、その反動
    も大きいと思われます。

    本日は連休前ということもあり、ドル円が118円台まで戻す可能性は低
    いでしょう。欧米もクリスマス休暇です。
    取引も閑散となりそうですが、かといって大幅なドルの下落も予想しにく
    い状況です。「閑散に売りなし」といったところでしょうか。予想レンジ
    は117~118円程度と見ますが、117円を割りこむ場面があれば、
    もう少し下値が見込めるかもしれません。

    ===============================
    11月9日の米大統領選を境に、金融市場の景色が一変してしまったこと
    はご承知の通りです。
    ドル高円安が急速に進み、NYダウは2万ドル目前。遅ればせながら日経
    平均株価も後を追うように大幅高を演じています。
    大統領選の前日からの上昇率を調べてみると、NYダウは8.9%で、日
    経平均は13.9%、そしてドル円は実に16.6%も上昇していました。
    (12月21日現在)
    ところが、もっと大幅に上昇している市場があったのです。それは、ビッ
    トコインです。11月8日には74、290円だった価格は、昨日は何と
    95、000台まで上昇し、上昇率は27.8%です。
    外貨規制が厳しい中国で、人民元安が進んでいることで、中国人が大量に
    買っていることが背景ですが、まだ先行き不透明な部分が多いビットコイ
    ンです。やや買われ過ぎの印象ですが、こちらも10万円の大台を目指し
    そうです。
    良い連休を・・・・・。

    ドル円反発し118円台に 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は再び118円台まで上昇。黒田日銀総裁の発言を
      円安容認と捉え、117円台半ばからドル買いが優勢となる。
      株価が上昇したことも支えに。

    • ユ-ロドルはベルリンのトラックでのテロの影響もあり下落。
      1.0354まで売られ、徐々に下値を切り下げる。

    • 株式市場は続伸。ダウは一時2万ドルに接近する場面もあったが
      引けでは91ドル高と、2万ドルの大台に26ドルを残す水準で引ける。

    • 債券相場は小幅に反発。テロの影響も限定的で、
      買いがやや優勢に。

    • 金は反落し、原油価格は小幅に続伸。

    本日の注目イベント

      欧   ユーロ圏12月消費者信頼感(速報値)
      英  英11月財政収支
      米   11月中古住宅販売件数
     
    前日の海外で116円台半ばまで下落したドル円でしたが、一日で118円台前半まで
    戻しています。
    高値から約2円ほどで「調整」を終えることも、今回のトランプラリーの特徴の一つとも
    言えます。昨日の東京時間では株価の上昇が先導する形でドルが買われ、3時半か
    ら始まった黒田日銀総裁の発言でさらに上値を追う展開でした。

    黒田総裁は、急速に進んだ円安について、現在の水準は2月ごろと同じであって「別
    に驚くような水準とも思っていない」と述べたことで、市場は総裁が「円安を容認した」と
    受け止めドル買いに走ったようです。今回の決定会合ではもちろん政策変更はなく、為
    替が円安に進んだことで株価が上昇し、原油価格の上昇と共に、将来のインフレ期待が
    持てることから現状を追認したというところです。材料がなかった状況だけに、意外に反
    応したとの印象です。

    ドイツのベルリンで起こったトラックによるテロや、トルコ駐在のロシア大使暗殺があった
    にも関わらず、NY株式市場は上昇しています。ダウは一時、あと13ドルで2万ドルの大
    台に届くという水準まで買われましたが、結局、前日比91ドル高の1万9974ドルで引け
    ました。2万ドルの大台達成は明日以降に持ち越されましたが、史上最高値は更新しまし
    た。

    ドル円も118円24銭まで買われていますが、その後は117円台後半に落とされ、まだ
    118円台を固めたという感じでもありません。テロの影響も消化して上昇するNY株式市
    場ですが、先ずは2万ドルの大台を達成しないと収まらない状況です。
    すでにPERなどの指標からすると買われ過ぎとの指摘もありますが、買いが買いを呼
    ぶ展開には驚くばかりです。市場が総弱気の時にこそ、積極的に買いを進めるウォーレ
    ンバフェットは、このような時にはどんな投資行動を取るのか興味のあるところです。

    ユーロドルも再び1.03台後半まで売られ、ドル円も118円台。依然としてドル高トレン
    ドが続いています。明日辺りからはそろそろクリスマス休暇入りする関係者も多く、昨日も
    商いそのものは低水準だったようです。最後に調整が出るのではないかとの期待も、どう
    やら空振りに終わる公算が高いと見られます。

    本日も特段重要な材料はありません。従って株価の動きに連動する格好でドル円も推移
    すると見られます。昨日のように、株価との相関が強まるようだと118円台に乗せ、昨日
    のNYでの高値を試すことになりそうです。仮に、そのレベルを抜けるようだと、118円40
    -65銭あたりが重要な壁になっており、ここが抜けるかどうかがが注目されます。東京市
    場が終わると、ほぼドルが買われる展開が続いていますが、この点にも注意が必要です。
    ドルロングは長めにキープできますが、ドルショートは早めに決済しなければ利益が取れ
    ない地合いが続いているからです。
    予想レンジは117円40銭~118円50銭程度にします。

    ドル円下落し116円台に 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は東京時間から上値が重く、NYでは116円55銭
      まで下落。これまでの円売りから、対主要通貨で円を買い戻す動きが
      観られた。

    • ユーロドルは続落。1.04を割り込み、1.0393近辺まで
      ユーロ売りが進む。ユーロ円も121円台半ばまで下落し1週間ぶりの
      ユーロ安水準を示現。

    • 株式市場は小幅に反発。トルコやドイツでの地政学リスクにも
      関わらず上昇。ダウは39ドル上昇し、2万ドルの大台を目指す展開。

    • 債券相場は続伸。トルコでロシア大使が暗殺されるなど、緊張が
      高まったことで買われた。長期金利は2.53%台に低下。

    • 金は続伸。原油価格はトルコでの緊張から続伸し52ドル台に。

    本日の注目イベント

    • 豪   RBA議事録
    • 日   日銀金融政策決定会合
    • 日   黒田日銀総裁記者会見
    • 独   独11月生産者物価指数
    • 米  企業決算 → フェデックス、ナイキ

    昨日はこの欄でドル円は下値を試すのではないかと書きましたが、思っ
    ていた以上に下落し、NY市場では116円55銭まで円が買い戻され
    ています。円はユーロなど主要通貨に対しても買われ、これまで円を売っ
    てきたポジションの巻き戻しが出た模様です。クリスマス休暇を前にポ
    ジションを軽くする動きがこのまま続くと、円安が急速に進んだことも
    あり、もう少し深めの調整があるかもしれません。米国の長期金利が低
    下こともドル売りに繋がった面もありますが、株価は底堅い動きを見せ
    ています。

    ロシアの駐トルコ大使が19日、トルコの首都アンカラで銃撃され死亡
    しました。ブルームバーグによると、シリアの内戦に関連した暗殺と見
    られています。トルコのエルドアン大統領は、事件をロシアと共同で捜
    査すると表明しており、現時点で両国の関係には影響はないものと見ら
    れます。またドイツでもベルリンで19日、買い物客でにぎわうクリス
    マスマーケットにトラックが突っ込み、9人が死亡、少なくとも50人
    が負傷したようです。こちらはテロの可能性を否定していません。

    中東から欧州にかけて地政学リスクが高まったことで、安全通貨の円が
    買い戻され、米国債も買われたようですが、今のところその影響は限定
    的のようです。

    ドル円は先週の118円66銭から、昨日の下落で2円以上の調整をし
    たことになります。
    11月9日の米大統領選以来、2円前後の調整はこれで2回目です。
    この後もう少し大きめの調整に繋がる可能性もありますが、このままで
    終わってしまえば、やはり依然としてトランプラリーは継続していると
    判断せざるを得ません。ドル円の120円とNYダウの2万ドルが目先
    のターゲットと見ている専門家も多く、年内に達成するといった見方も
    強まっています。個人的には、株価の方は残り120ドルほどであるこ
    とから、早ければ今日にも達成する可能性はありますが、ドル円はそれ
    程簡単ではないと思います。レベルがレベルだけに、年末を前に日本の
    輸出企業を中心にドル売りの手当てをしておこうという動きが想定され
    ます。

    先週のFOMCでのドットチャートをきっかけに一気に118円台まで
    急騰したドル円でしたが、足もとではやや落ち着きを取り戻しています。
    ただ、このままだと115-120円のレンジを形成することになり、
    来年の120円を目指して、底がためをすることになります。
    発表される経済指標も好調で、なかなかドルに死角がありません。
    しばらくは注意深く動きを見極めるしかありません。
    本日のレンジは116円50銭~117円70銭程度を予想しますが
    テクニカルでは、短期的な動きを示す「1時間足」でローソク足が雲の
    下限を抜け切るかどうか微妙な位置にいます。

    ドル円118円を挟んでもみ合い 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は118円台半ばまで上昇したものの、

    米国の無人潜水機問題で円が買われ、117円46銭まで

    下落。その後は118円近辺まで戻して越週。

  • ユーロドルは1.04台で堅調に推移。ドルが売られて、

    1.04台後半までユーロが買い戻される場面もあったが、

    上値は押えられ1.04台前半で取引を終える。

  • 株式市場は反落。クリスマス休暇前に利益を

    確定しようとする動きもあり、2万ドルの大台を前に足踏みが続く。

    ダウは8ドル下落し、主要指数は揃って下落。

  • 債券相場は横ばい。中国海軍が米国の無人潜水機を接収

    したことで買われたが、小幅高に留まった。

  • 金は反発し、原油価格も1ドル上昇。


  • 11月住宅着工件数  → 109万件

  • 11月建設許可件数  → 120.1万件

    本日の注目イベント

  • 日   11月貿易収支

  • 中   中国 12月新築住宅価格

  • 独   独12月IFO景況指数

    ドル円は118円台で推移し118円40銭まで買われ、トランプラリーが

    依然として継続していると思われますが、先週金曜日は、中国海軍が米海軍

    調査船の無人潜水機を南シナ海で接収したとの報道を受け、円が買われる場

    面がありました。今朝の報道では中国は同機を返還するようですが、今回の

    トラブルでは市場への影響はそれほど大きなものにはならなかったようです。

    NYダウは2万ドルの大台を前に足踏みをしており、こちらもクリスマス休

    暇ムードが漂う中、今週中にも2万ドルに乗せられるのかどうかが注目され

    ます。

    もし2万ドルの大台を達成するようだと、債券価格が下落し、金利上昇に伴

    い、ドル円も119円を目指す動きになりそうです。ただ、それでも今週は

    利益確定の売りが出るのではないかとの見方もあります。欧米はクリスマス

    ムード、日本もショートウィークエンドで参加者が減り動きが閑散になり

    そうですが、例年とは異なり、レベルがレベルだけに、気を抜けない週にな

    りそうです。

    ここ数日は118円を挟んだ動きが続いています。

    118円台半ば近辺から上値は重いように見られる一方、117円台半ばか

    らは底堅い動きを見せています。117円50-118円50銭のレンジを

    どちらに抜けるかが、今週から年末にかけてのトレンドを決定するような気

    もします。

    本日は株価もやや軟調に推移するのではないかと予想していますが、ドル円

    も下値を試すのではないかと見ています。仮にドルが売られた場合、上記1

    17円台半ばが維持できるかどうかがポイントになりそうです。

    もっとも、いつものように朝方は売られてもその後下げ渋って、118円台

    に戻すことも考えられますが、トランプラリーの息が思いのほか長く、この

    まま越年ということも考えられなくもありません。

    今週は米GDP確定値やPECコアデフレータなどの経済指標が発表されま

    す。金利上昇が鮮明になってきた状況下で、住宅関連指標の内容にも注目が

    集まりそうです。

    本日のレンジは117円30銭~118円30銭程度を予想します。


  • ドル円連日高値を更新し118円台に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 連日高値更新が続いているドル円は欧州市場で118円64銭

    近辺まで上昇。NYでも118円台半ばを超えたものの、高値警戒感も

    あり118円15銭辺りまで押し戻される。

  • ユードルもドル高の流れの中、連日安値を更新。2002年以来

    となる1.0366辺りまでユーロ安が進む。

  • 株式市場は反発。前日8日ぶりに下落した株価は再び上昇し、

    ダウは59ドル高。他の主要指数も揃って反発。

  • 債券相場は続落。FOMCで利上げ予測の上方修正があった

    ことから売りものが優勢に。長期金利は2.6%台に乗せる。

  • 金は続落し、2月以来となる1129ドル台で引ける。原油価格も

    小幅に続落。


  • 11月消費者物価指数             → +0.2%

  • 新規失業保険申請件数            →  25.4万件

  • 12月NY連銀製造業景気指数        →  9.00

  • 12月フィラデルフィア連銀景況指数     →  21.5

  • 12月NAHB住宅市場指数          →  70 

    本日の注目イベント

  • 欧   ユーロ圏10月貿易収支

  • 欧   ユーロ圏11月消費者物価指数(改定値)

  • 米   11月住宅着工件数

  • 米   11月建設許可件数

  • 米   ラッカー・リッチモンド連銀総裁講演


    連日高値を更新中のドル円は、この日は長期金利の上昇に支えられたことに

    加え、一連の経済指標が好調で、これがドルを押し上げました。前日はFO

    MCで来年の利上げ回数が3回見込めることを材料にドル円は2円ほど上昇

    しましたが、昨日はさらに買われ118円64銭までドル高が進行していま

    す。年内120円には届かず、あるとすれば来年と予想していましたが、こ

    の調子で行くと、120円を示現しないと収まらないような展開になってき

    ました。

    12月のNY連銀製造業景況指数は「9」に上昇し、市場予想の「4」を上

    回り、フィラデルフィア連銀製造業景況指数も「21.5」と、予想の「9.

    1」を大きく上回りました。

    良好な経済指標が続いている上に、物価もジワリと上昇傾向を見せており、

    このあたりを鑑み、FOMCメンバーの多くが来年3回の利上げを想定した

    ものと思われます。

    依然として大量の資金が債券市場から株式市場に流れていると思われ、株が

    買われ、債券が売られています。債券価格の下落が続いていることで、米1

    0年債利回りは2.6%台まで上昇し、2014年9月以来の高水準で推移

    し、これが足元のドル高を支えています。

    ドル円は118円台半ばまでドル高円安が進んでいますが、ユーロも対ドル

    では大きく売られています。

    特に1.05を割り込んでからは下落が加速し、昨日は1.0366と、実

    に2002年12月以来となる水準まで売られました。

    これ以外に新興国通貨も売られているため、「ドル独歩高」といった状況で

    す。FOMCも終り、重要イベントは来週の日銀会合を残すのみとなりまし

    た。今回の日銀会合は「ノーマーク」です。

    トランプ相場のおかげで今回の会合では政策変更はなく、無風と見られます。

    残すは通常の経済指標ですが、これも上述のように良好な状況が続きます。

    なかなかドルが下押しする場面がありません。

    本日は週末です。これまでに構築したポジションの決済も考えられますが、

    果たしてそのような動きが為替や株式市場に出るのかどうかが注目です。

    そのような動きがないとすれば、いつものように海外市場で一段とドルが

    買い上げられる展開が予想されます。

    またドル円も120円が見えてきたら、そのようなドル高を次期政権は容

    認するかどうかも、次の注目ポイントになろうかと思います。

    レンジは117円50銭~119円程度と、連日上値を切り上げる動きです。

    ショートで苦しんでいる投資家もいると思います。上がり続ける相場はあり

    ません。どこかで大きく下げるはずですが、そのタイミングが見極められな

    いところが苦しいところです。


  • FOMCを受けドル円急騰 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • FOMC声明文発表前には115円近辺で推移していた

    ドル円は、来年の利上げ見通しが3回と、強めだったことから

    一気に117円台に乗せる。一時は117円40銭近辺まで

    ドルが買われ、今週月曜日に記録したドルの高値を大きく更新。

  • ユーロドルも声明文発表後は売られ、1年9カ月ぶりと

    なる1.0497近辺まで下落。

  • 株式市場は来年の金利予測が上方修正されたことから反落。

    ダウは8日ぶりに売られ、前日比118ドル安。

  • 金利上昇を嫌う債券は大幅下落。10年債利回りは

    2011年以来となる2.57%台まで上昇。

  • ドルが買われたことから金は続落。原油価格も2ドルに

    迫る下落。

  • 11月小売売上高      →  +0.1%

  • 11月生産者物価指数   →  +0.4%

  • 11月鉱工業生産      →  -0.4%

    本日の注目イベント

  • 豪   豪11月雇用統計

  • 独   独12月製造業PMI(速報値)

  • 独   独12月サービス業PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏12月製造業PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏12月サービス業PMI(速報値)

  • 英   BOE金融政策発表

  • 英   BOE議事録

  • 米   11月消費者物価指数

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米  12月NY連銀製造業景気指数

  • 米   12月フィラデルフィア連銀景況指数

  • 米   12月NAHB住宅市場指数


    今朝方4時に発表されたFOMC声明では,市場予想通り今年初めてとなる

    0.25%の利上げを決めました。そして、注目のFOMCメンバーによる

    2017年の利上げ予測中央値では、来年は0.25%の利上げが3回実施

    される見込みです。9月会合後に示された予測中央値では、来年の利上げは

    2回と見られていました。

    この発表を受けて金融市場はかなり大きな動きになっています。

    米国債が大きく売られ、長期金利は2.57%台まで大幅に上昇。

    これに伴って、ドル円は一気に115円近辺から117円40銭近辺まで

    上昇し、今週月曜日に記録した116円12銭のドルの高値を大きく更新し

    ています。

    また連日最高値を更新していたNYダウは、金利上昇を嫌い、118ドル安

    と8日ぶりに反落しています。

    ドットチャートが示す、来年3回の利上げ観測が、円安、株安、債券安の

    「トリプル安」につながっています。金利上昇を前に、極めて自然な反応だ

    と言えます。

    発表された声明文では「なお緩和的な金融政策は労働市場がやや一層の力強

    さを増すことと、インフレ率2%への回帰を支えていく」と記されており、

    イエレン議長は記者会見では質問に対して「利上げは経済の前進に対する

    信頼の反映であり、市場金利への影響は小さいものにとどまるだろう」と述

    べ、さらに「われわれが後手に回っているとは判断していない」とも語ってい

    ます。今年最後のFOMCで今年最初の利上げを決めた今回の会合でしたが、

    記憶しておきたいのは、ちょうど1年前の会合と、その後の金融政策の推移で

    す。

    昨年12月のFOMCで示された金利予測では今年の利上げ回数は4回とい

    う見通しでした。ところが、今年はチャイナショックや大幅な原油安、さらに

    はBrexitなど、外部環境が大きく揺れ動き、ご承知のように、昨日まで

    は利上げを行うことができませんでした。これがドル円を一時100円以下ま

    で押し下げた最大の要因でした。従って、このまま来年も予測通り3回の利上

    げができるかどうかは不透明です。ただ同時に言えることは、今年と来年では

    金利上昇圧力が大きく異なるという点には注意が必要だということです。

    それはトランプ次期大統領の存在そのものに起因するものです。

    ドル円は117円台まで急騰しています。

    日米金利差の拡大が根底にありますが、このまま上昇すると120円も視野に

    入りそうな勢いです。FOMCで利上げ観測が高まっても年内は117円台が

    一杯ではないかと見ていましたが、既にその域に達しています。

    買われ過ぎだと思いながらも、上昇を続けるドル円にやや困惑していますが、

    これも「相場」ということでしょうか。

    本日もレンジを予想するのは簡単ではありませんが、日本株がどのように

    動くのか、ここがカギのように思います。

    NY株の動きに反応するなら下落でしょうが、円安に反応すれば上昇も考え

    られます。

    日経平均株価はNY株価指数と為替の乗数に連動する傾向があります。

    116円30銭~117円80銭程度と見ますが、今日も荒っぽい展開が

    予想されます。


  • NYダウ2万ドルが視野に 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は東京タイムの114円台後半から上昇し、115円35銭
      まで買われた。株価の上昇はあったものの、金利が低下したことで
      上値は抑えられ、115円20銭近辺で取引を終了。

    • ユーロドルも1.06台で静かな動き。FOMCを控え、様子見気分が
      広がる。

    • 株式市場は3主要指数とも揃って最高値を更新。テクニカルでは
      買われ過ぎを示唆しているものの、資金流入は止まらず。
      ダウは114ドル上昇し、2万ドルの大台が視野に。

    • FOMCを控え、債券相場は小反発。長期金利はやや低下し、
      2.471%近辺に。

    • 金は続落し1159ドル台に。原油価格は4日続伸し
      53ドル台に迫る。

    本日の注目イベント

    • 日   日銀短観
    • 日   10月鉱工業生産(確定値)
    • 欧   ユーロ圏10月鉱工業生産
    • 英   英11月雇用統計
    • 米   11月小売売上高
    • 米   11月生産者物価指数
    • 米   11月鉱工業生産
    • 米   FOMC 政策金利発表
    • 米   イエレン議長記者会見

    ドル円は115円台半ばで上昇は頭打ちでしたが、NY株式市場は
    続伸し、3主要指数ともに最高値を更新しました。
    「今回の相場はこれまでとは違う」、そんな声も聞こえてくる展開です。
    特に、NYダウは前日比114ドル上昇し、これで7日連続で最高値を
    更新しています。明日朝にはFOMCの政策発表が行われ、利上げは
    ほぼ確実の状況の中、株式市場への資金流入が止まりません。
    これで2万ドルの大台へも90ドル余りで達成です。

    RSIは20年ぶりの高水準にとどまっており、買われ過ぎの可能性を
    示唆しておりさすがに警戒感はあろうかと思いますが、見方によっては、
    2万ドルを達成しなければ収まらないような相場つきのようにも思えま
    す。2万ドルは今夜にも達成する可能性がありますが、2万ドル達成か、
    あるいはその前で折り返すのか、あるいはさらに2万ドルを超えても緩
    やかに上昇を続けるのか、その辺りが注目されます。
    かつてグリーンスパン元FRB議長が「根拠なき熱狂」と、株式市場の
    浮かれ具合を戒める「名言」を残しましたが、「名議長」は足元の連騰を
    どのように形容するでしょうか。

    ドル円は株価の上昇には追随せず、115円35銭で上値を押さえられて
    います。もっとも、その後はいつものような大幅な下落は起こっていませ
    んが、明日朝のFOMC待ちといったところでしょうか。
    NYの株価が上昇を続けているうちは、ドル円の大幅下落は望めません。
    現在の金融市場全体の動向を決定しているのは株式市場です。
    株価の上昇が債券の下落につながり金利上昇をもたらし、これがドルを支
    える構図になっています。
    従って、もしドル円に大幅な調整があるとすれば、株価の「大幅下落」が
    トリガーになると考えます。

    いよいよ明日の朝にはFOMCの政策発表があります。
    日本時間の朝方4時に声明と経済予測が発表され、4時半からイエレン
    議長の記者会見が予定されています。
    FOMCメンバーが予想する2017年の金利予測分布(ドットチャート)と、
    その後の記者会見でイエレン議長が、トランプ次期大統領が掲げる最大1兆
    ドル(約115兆円)規模のインフラ投資や減税、規制緩和といった経済政
    策の影響をどう評価するかも注目されます。(ブルームバーグ)
    本日のレンジは上記イベントを踏まえて、114円20銭~116円程度を
    予想しますが、株価が乱高下するようなら、どちらも抜ける可能性があり
    ます。株式をしこたま買った投資家やファンドが、材料出尽くしと判断して
    売りに出るのかどうかも注目されます。

    ドル円116円台まで上昇後反落 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は欧州時間の朝方に116円台に乗せたものの、

    NY市場では利益確定の売りに押され114円後半まで下げる。

    長期金利の上昇と原油高が進んだものの、上昇も一服か。

  • ユーロドルは1.05台後半から1.06台まで反発。

  • 株式市場はまちまち。エネルギー株は上昇したものの。

    銀行株などが下げ、ダウは6日最高値を更新する一方、

    S&P500は4ポイントの下落。

  • 債券相場は続落し、長期金利は2年2カ月ぶりとなる2.5%を

    上回った。ただ引けにかけては買い戻しも入り、2.47%台まで低下。

  • 金は小幅に反発。原油価格はOPECの加盟国と非加盟国が来年

    の生産削減で合意したことで54ドル台まで上昇したが、52ドル83セントで

    取引を終える。


  • 11月財政収支 →  -1367億ドル

    本日の注目イベント

  • 中   中国11月小売売上高

  • 中   中国11月鉱工業生産

  • 独   独12月ZEW景況感指数

  • 英  英11月物価統計

  • 米   FOMC(14日まで)


    ドル円は欧州市場にかけさらに上昇し、116円12銭辺りまでドル高が進む

    場面がありました。これで、一カ月あまりで15円のドル高が進んだことにな

    り、昨日も述べましたが、これまでの相場展開とは異なるものです。

    NYでは上昇した長期金利が徐々に低下したことから円買いが優勢となり、1

    14円台後半まで押し戻されていますが、果たしてこれが「調整局面の始まり」

    なのかは、まだ判断できない状況です。

    一カ月あまりで15円のドル高は早すぎると、多くの市場参加者が考えているこ

    とですが、それでも上昇が止まらないドル円。

    ヘッジファンドなどが利用するシカゴの通貨先物市場の建て玉を見ると、彼らが

    大きくドルを買い戻した動きが鮮明です。

    今年10月には6万8000枚を超えていた「ドル売り円買い」のポジションは、

    12月2日発表時には約1年ぶりに「ドル買い円売り」に転じていましたが、そ

    の枚数は僅かでした。

    それが先週末に発表されたポジションを見ると、約3万9000枚の「ドル買い

    円売り」に急増しています。

    円買いのピークから比較すると、10万枚以上の円を売ったということになりま

    す。今回の、15円もの急激な円安の後ろには、彼らのポジションの巻き戻しが

    あったことは明らかです。

    明日はFOMCの政策発表があります。

    利上げはほぼ確実と見られていますが、注目されるのは、2017年の金利見通

    しとイエレン議長の記者会見での発言です。

    現時点では2017年度中の利上げの回数は2回程度と見られていますが、

    米大手銀行では3回の利上げを見込んでいるところもあり、さらにFRBの物価

    上昇目標である2%も早期に達成できると予想しています。

    トランプ政策の実施により景気拡大が進み、さらに大型の財政出動から金利が上

    昇し、想定以上にインフレが加速するという見立てのようです。

    ただ急激な金利上昇は住宅ローンなどにも影響し、将来の懸念材料になることか

    ら、FRBとしても避けたいところ。このあたりを、イエレン議長がどのような

    言い回しでコメントするのか注目したいと思います。

    本日はさすがの日本株も上昇が一服でしょう。

    株価が下落した場合、どこまで下げるのかが重要です。

    下げきれずに、プラスに転じるようならドル円も115円前半までの戻りがある

    かもしれませんが、下げ幅が拡大するようだと、114円台前半までのドルの下

    落も予想できそうです。

    レンジは114円20銭~115円40銭程度を予想します。


  • ドル円115円台半ばに 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は株高、金利高に支えられて一段高。

    115円台に乗せ、115円37銭まで上昇。

  • ドル高が進み、ユーロドルもドル買いユーロ売りが

    優勢となり、1.0531まで下落。

  • 株式市場は大幅に続伸。原油高や経済指標も

    株価を後押し、ダウは142ドル高と5日連続で最高値を

    更新。他の2指標も高値を更新。

  • 債券相場は大幅続落。良好な消費者マインドが

    発表され、利上げ観測につながった。長期金利は

    2.46%台まで上昇。

  • 金は続落し2月以来の安値を記録。原油価格はOPEC

    加盟国と非加盟国が減産で合意するとの見方から続伸し、

    51ドル台を回復。

  • 12月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) → 98.0

    本日の注目イベント

  • 米   11月財政収支

    NY市場では株高と金利高が続き、ドル円もついに115円台を突破

    しました。これまで114円台半ばから後半にかけて「壁」を作って

    いたものの、その「壁」を抜けると、一気に115円台前半まで上昇

    しています。

    消費者マインドは「98.0」と、今年最も高い水準を記録し、加え

    てWTI原油価格も続伸し、51ドル台を回復。ロシアが減産に前向

    きな姿勢を見せたことで、OPEC加盟国と非加盟国との会合では、

    減産で合意するとの見方が強まっていることが背景です。

    株式市場では株価の上昇が止まりません。

    ダウは前日比142ドル上昇し、1万9700ドル台に乗せ、今週に

    も2万ドルの大台に乗せるといった強気の声も出ています。

    債券は売られ、長期金利は2.46%台まで上昇し、これがドル高を

    演出していますが、今後さらに金利が上昇すれば、来年のFRBの金

    融政策にも影響を与えるのみならず、住宅ローン金利にも波及し、活

    況な住宅市場にブレイキをかけることにもなります。

    トランプ効果の「明の部分」にスポットがあたり、「暗の部分」が見

    過ごされる状況が続いていますが、このままドル高と金利高が続けば、

    いずれ大きく反転するリスクの芽を育んでいることにもなります。

    市場はかなり楽観論に傾きすぎていると思われます。

    ドル円は週明け早朝にも115円55銭近辺まで買われ、さらに一段

    上を目指す勢いです。

    115円台半ばまで上昇したことで注目していた「週足の雲の上限」

    を上回って来ました。また同時に「120週線」も上回り、さらに上

    昇する気配を見せています。

    2週間ほど前に一度だけ2円ほどの「調整」がありましたが、それ以

    外はほぼ一本調子でドルが買われています。

    今の調子で行けば、120円もそう遠くない時期に到達するイメージ

    ですが、今週は注意が必要だと考えます。

    今週は14日にFOMCがあります。ここでの利上げはほぼ確実視さ

    れており、市場にはすでに織り込まれていると思われます。

    従って、利上げ=ドル買いの連想で動くと危ないかもしれません。

    むしろ、これをきっかけに「材料出尽くし」からドルが売られる可能

    性もないとはいえません。

    ここまでドルがほとんど調整のないまま買われていることを考えれば、

    その可能性は十分あり得ると思われます。

    もっとも、だからといってレベル感だけでドルを売るのにも注意が必

    要です。それは、従来のドル上昇局面とは違うからです。

    本日のNY市場の株高を受け、日本株も上昇が見込めます。

    日経平均が200円以上上昇すればドル円も引っ張られそうです。

    その際に、どこまでドル高が進むかということですが、ロングは一旦

    手仕舞うタイミングを探るべきかと思います。あるいはトレールをつ

    けて、様子を見る手もあります。

    予想レンジは114円80銭~116円程度と見ますが、一日の値幅

    も大きく、なかなか落ち着きどころが見つけにくいのが現状です。


  • ECB理事会を受けユーロ乱高下 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 東京市場で113円13銭まで売られたドル円は、NYでは

    114円38銭まで買われたが、ユーロの下落に114円近辺まで

    押し戻されて引ける。

  • ユーロドルは乱高下。ECBがQE縮小を発表すると急騰し、1.08台

    前半までユーロ買いが進む。その後ドラギ総裁の記者会見を境に急落し

    1.06前後まで売られ乱高下。

  • 株式市場は続伸。ECBがQEの期間を延長したことが背景。

    ダウは65ドル上昇し、4日連続で最高値を更新

  • 債券相場は反落。資金が債券市場から株式市場にシフトしている

    ことが鮮明に。長期金利は2.40%台まで上昇。

  • 金は反落し、原油は3日ぶりに反発。


  • 新規失業保険申請件数 → 25.8万件

    本日の注目イベント

  • 中   中国 11月消費者物価指数

  • 中   中国 11月生産者物価指数

  • 独   独10月貿易収支

  • 英   英10月貿易収支

  • 米   12月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
    -                                    

    ECBは理事会を開き、現在800億ユーロ(約9兆7000億円)の債券購入

    プログラムを2017年12月まで延長し、月々の購入額を来年4月以降600

    億ユーロ(約7兆3000億円)に減額することを決めました。市場では期間の

    延長はあると予想していましたが、減額はややサプライズで、発表直後にユーロ

    ドルは1.0873近辺まで急騰。ユーロ安要因が一つ除かれたとの見方がユー

    ロ買いに走らせました。ところがその後は一転してユーロ売りが優勢となり、1.

    06近辺まで売られる「大相場」(おおそうば)を演じています。

    同時にユーロ円も123円35銭辺りまで上昇した後、高値から2円以上も下落

    しています。

    量的緩和の縮小を決めた後の記者会見で、ドラギ総裁が引き続き量的緩和の堅持

    を強調したことがユーロ急落の引き金を弾いたものと思われます。

    ドラギ総裁は会見で「見通しが悪化、もしくは金融環境がインフレ回復の進展と

    相いれないものになった場合、プログラムの期間延長や規模拡大を実施する方針

    だ」と述べ、「ECBの量的緩和はある意味オープンエンド、状況次第だ」と強

    調しています。昨日は、円は蚊帳の外で、「ユーロの日」でした。

    ドル円の動きは「いつもの動き」でした。

    東京時間には上値の重さから一時113円13銭まで売られましたが、

    NY市場では恒例の114円台までドルが買われ、114円38銭まで上昇して

    います。「東京でドルを買って、海外で手放す」というルーティーンワークが依

    然として機能している状況です。

    さらに114円30-50銭で折り返してくるところも「恒例」になりつつあり

    ます。前日も同じように、114円41銭まで買われた後、1円ほど下げました。

    NYダウは300ドル近く上昇したにも関わらず、米長期金利が低下したことか

    ら、金利に引っ張られる形でドル安が進んだと説明できますが、昨日はその長期

    金利も大きく上昇し、さらに株価も続伸する中での下落でした。

    ちょうど1カ月続いたトランプラリーも、さすがに息切れがしたと見るべきなの

    か迷う所です。

    「上値は重いけれども、下がって来ない」相場展開に、ややストレスも溜まる展

    開です。驚きを禁じえないのが米国株の上昇です。

    ダウは昨日も上昇し、これで、4日連続で最高値更新です。

    まさに「買いが買いを呼ぶ展開」と言えます。

    この流れに乗り遅れまいとするファンドなどの資金流入が継続的に続いて

    いると見られますが、最初にスタートを切った「早起き鳥」は既に、少しずつ

    利食いに入っている可能性もあります。ドル円と同じ様に、ここからロングには

    行けないが、買いたくても買えないという状況でしょう。

    ECB理事会も終え、これで残すは13-14日のFOMCのみとなりました。

    今会合での1年ぶりの利上げは確実視されており、ドル高要因と見られています

    が、昨日のECBの政策発表後の動きのように、思わぬ波乱があるかもしれませ

    ん。相場観を固定するのだけは避けたいと思います。

    本日の予想レンジも昨日とほぼ同様です。113円50銭~114銭50銭程度

    を予想します。


  • ダウ急騰し連日の高値更新 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は欧州市場で114円40銭を超える水準まで買われたが
      NY市場では長期金利の低下に反応し113円台半ばまで下落。
      株価の大幅上昇には反応せず、金利低下に引っ張られる。

    • ユーロドルは1.07台前半から上昇し、1.0768近辺まで
      買われたが、ECBの理事会を控え動きは緩慢。

    • 株式市場は大幅に続伸し、ダウは3日連続で最高値を大幅に更新。
      特段目だった材料はなかったものの、引き続きトランプ効果への
      期待感が株価を押し上げた。ダウは297ドル上昇し、S&P500も
      最高値を更新。

    • 債券相場は反発。株価の上昇にも関わらず買いが優勢に。
      長期金利は2.34%台に低下。

    • 金反発し原油は続落。

    • 10月消費者信用残高  → 160.2億ドル

    本日の注目イベント

    • 日  7-9月GDP(改定値)
    • 日  10月国際収支
    • 日  11月景気ウオッチャー調査
    • 中  中国11月貿易収支
    • 欧  ECB政策金利発表
    • 欧   ドラギ・ECB総裁記者会見
    • 米   新規失業保険申請件数
    • 加  カナダ11月住宅着工件数
    • 加  カナダ10月建設許可件数

    NYの株価が連日最高値を更新し、昨日はダウが一時300ドルを越える
    上昇を見せ、引け値でも前日比297ドル高と、3日連続で最高値を更新
    しました。大統領選の前には1万8330ドル台だったNYダウは
    1万9549ドルで引けており、ここ1カ月で1200ドルほど上昇した
    ことになります。昨日は債券も買われ、金利が低下したことで、ドル円は
    こちらの方に反応し、113円台半ばまで下押しされています。

    昨日の株価の上昇はこれといって特別な材料があったわけでもありません。
    トランプエコノミーに乗り遅れまいとする動きが加速したと見られますが、
    トランプ氏のインフラ投資や減税、ましてや政治手的手腕はまだ未知数で
    す。期待感が先行し相場を押し上げているように見えますが、一方で、
    「買われ過ぎ」と感じていても、上昇を続ける相場にはついていかざるを
    得ません。特にヘッジファンドなど、資産運用者のベンチマルクは
    「S&P500」が基本です。この指数に負けるわけには行かないことで、
    昨日のように同指数が最高値を更新すると、そこに資金が集中する傾向が
    あります。それでも昨日の急騰には確固たる材料がなかった中で上昇です。
    「セリング・クライマックス」ならぬ、「バイング・クライマックス」に
    ならなければいいけどと思う次第です。

    ドル円は引き続き、海外市場に入ると買われる動きが続いていますが、昨
    日は欧州市場で114円41銭まで買われた後は、むしろ売りが先行して
    113円台半ばまで押し戻されています。
    114円台半ばから115円にかけての水準が徐々に「壁」になりつつあ
    ることは以前にも指摘して来ましたが、それでも本格的な下げが見られな
    いのが今の相場です。

    本日は日本株もNYの株高に反応しそうですが、為替がやや円高に振れて
    いるため日経平均株価が300円以上上昇することはないと見ます。
    113円台半ばまで売られたドル円が、日本株の上昇に追随するようなら、
    再び114円を試す展開が予想されますが、日本株の大幅な上昇が見られ
    ないようなら113円から前半までの下落があるかもしれません。
    徐々に相場の動きも膠着してきそうな雰囲気もあります。
    予想レンジは113円30銭~114円50銭程度と見ます。


    NYダウ連日の最高値更新 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 114円台で始まったドル円は動意なく、小動き。

    114円を挟むレンジから抜けきれない中、日米金利差の縮小で

    ややドル売りが優勢に。

  • ユーロドルは反落。前日1.08に迫る水準まで買われたが、

    この日は欧州には依然リスクが残るとの見方から1.07を割り込む。

  • 株式市場は小幅ながら続伸し、ダウは連日の最高値更新。

    欧州株が続伸したことが支えとなり、ダウは35ドル上昇。

  • 債券相場は小動き。株価が上昇した分小幅に売られる。

  • 金は続落し1170ドルに。原油は11月OPECの生産量が

    過去最高だったことで売られ、5日ぶりに反落。


  • 10月貿易収支            →  -426億ドル

  • 3Q労働生産性(7-9月、確定値)  → 3.1%

    本日の注目イベント

  • 豪   豪7-9月期GDP

  • 日   10月景気動向指数

  • 中   中国 11月外貨準備高

  • 独   10月鉱工業生産

  • 英   英10月鉱工業生産

  • 米   10月消費者信用残高
                                       

    今朝のニュースで、ソフトバンクの孫正義社長が、NYのトランプタワーで

    トランプ次期大統領と会談し、米国へ500億ドル(約5兆7000億円)を

    投資し、5万人の雇用を創出することで合意しました。

    これで安倍首相に続き、孫氏はトランプ氏が日本企業トップで最初に会った

    人になります。手土産を持っていったとしても、孫氏の行動力にはいつも驚か

    されます。

    ドル円はいつものように、午後3時を過ぎると徐々に上昇し、114円台に乗

    せましたが、昨日はそこからの一段の上昇はなく、114円前後で戻って来ま

    した。114円台後半から115円にかけては上値の重さを3回確認しており、

    やや市場参加者の相場観も変化を見せ始める頃かもしれません。

    このまま年末までトランプラリーは続くのかどうかが焦点です。

    ユーロドルは前日1.08に届く水準まで上昇しましたが、昨日は一転して

    売られ、1.07を割り込んでいます。イタリアの国民投票を受けて、レン

    ツィ首相が辞意を表明したことで、当面のリスクが後退したことがユーロ買

    い戻しにつながりましたが、この日は欧州には依然として不安が残るとの見

    方からユーロ売りが出た模様です。

    トランプ氏が大統領選に勝利してからほぼ1カ月が経過します。

    この1カ月は為替、株式、債券の各市場では「サプライズ」の連続でした。

    一国の大統領が代わっただけで、金融市場にこれほどのインパクトを与えた

    例は記憶にありません。もともとネガティブなイメージが強かっただけに、

    その後の「いい子への変身」に市場が過剰反応している部分はあるとしても、

    強いリーダーシップを感じる人も多いのではないでしょうか。

    問題は「アメリカファースト」と「保護主義」をどこまで遂行できるのか

    ということです。

    グローバリゼーションが進む中、逆行するこれらの政策はもろ刃の剣で、

    米国とっても景気にマイナスになる可能性があると考えられます。

    113-114円台後半での動きが続いていますが、本日は上で述べたよ

    うに市場参加者の相場観が「そろそろ上値は重くなった」と考えると、ド

    ル売りが出てもおかしくはありません。

    東京時間中で下げた場面でドルを買って、海外市場で売り抜けるといった

    手法がまだ継続されるのか、もう少し見極める必要があります。

    本日は113円30銭~114円30銭程度と、やや上値の重い展開を予

    想しますが、どうでしょうか。


  • イタリア国民投票の影響限定的 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • イタリア国民投票の結果を受け、朝方のオセアニア

    市場ではドル売りが進んだものの、その後の影響は限定的。

    ドル円はNY市場では114円台に乗せ114円77銭近辺まで

    上昇した後、1円ほど反落する。

  • ユーロドルは国民投票の結果を受け、レンツィ首相の辞任が

    伝えらたことで1.05台前半まで売られたが、海外では想定内

    との見方から1.0797まで急反発。

  • イタリアリスクが短時間で収まったことで、株は上昇。

    ダウは45ドル上昇し最高値を更新。他の主要指数も揃って上昇。

  • 債券相場は反落。欧州リスクが限定的だったことで、安全資産の

    債券は売られる。

  • 金は反落。原油価格は小幅ながら続伸し、1年4カ月ぶりの高値を

    つける。OPECが10日の開催する会合に、非加盟14カ国を招待した

    ことが好感された。


  • 11月労働市場情勢指数(LMCI)   → +1.5

  • 11月ISM非製造業景況指数     →  57.2

    本日の注目イベント

  • 豪   RBA、キャッシュターゲット

  • 欧   ユーロ圏7-9月期GDP(確定値)

  • 米   10月貿易収支

  • 米   労働生産性(7-9月、確定値)

  • 加   カナダ10月貿易収支
                                        

    昨日早朝のラリーは結局短時間に終り、その後の値動きは11月9日の

    米大統領選直後に似た動きでした。

    東京時間には株価も下落し上値の重い展開でしたが、海外市場では

    レンツィ首相の辞任も想定内という見方からユーロが買い戻され、ドル

    円も大きく上昇しました。

    NY市場ではWTI原油価格が続伸し、株価も上昇。発表された

    ISM非製造業景況指数は大きく予想を上回り、ダウが再び最高値を更

    新するなど、「リスクオン」が継続したことから、ドル円は114円7

    7銭までドル高が進みました。

    ただこの水準は先週も記録しており、今回で3回目でしたが、115円

    には届かず反落しています。

    前回と同様に、今回もドルの高値から1円ほどの下落があり、目先この

    辺りで上値の「壁」を形成しつつあり、115円という大台が意識され

    ているものと思われます。

    昨日のイタリアとオーストリアの選挙で、当面の政治的イベントは終り、

    これを乗り越えたことで、「材料出尽くし」と観る向きもあります。

    6月のイギリスの国民投票に始まった政治的リスクは、来年1月のトラ

    ンプ新大統領就任まではありません。

    重要イベントとしては、今月14日のFOMCを残すのみで、こちらも

    利上げが実施される可能性は極めて高く、順当に行けば大きな材料には

    なりにくいと思われます。

    このように考えると、年内はやや材料不足の状況が続き、考えようによ

    ってはトランプ氏そのものが最大のリスクになると言ってもいいと思い

    ます。

    大統領選に勝利して以来、これまでの暴言を封印してきたトランプ氏で

    すが、重要閣僚の人選も終え、そろそろ余裕が出てきたころかもしれま

    せん。本来の「歯に衣着せぬ」発言が最大のリスクになることは十分考

    えられます。

    トランプラリーは依然として継続されているとは思いますが、上記11

    5円が目先の「壁」とすれば、この先112-115円のレンジ内で動

    くと予想できますが、115円が堅いのか、それともドルが底堅いのか

    見方の分かれるところです。今後は連日最高値を更新している米国株と、

    それに引っ張られる形で上昇してきた日本株の動きにも注意です。

    経済紙によると、出遅れていた日本株にも長期資金が流入してきたとの

    記事もありますが、このまま足元の為替レートが続けば、2017年3

    期決算では上方修正を行う企業も多くなろうと思います。

    予想レンジは113円30銭~114円50銭程度とみます。


  • ユーロ円早朝に売られる 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は雇用統計の結果には方向性を見つけにくく、



    114円台に乗せる場面はあったものの、イタリアの国民投票を



    控えドル売りが優る。113円台半ばまで下落して取引を終える。

  • ユーロドルはポジション調整のドル売りユーロ買いに押され、



    1.0681までユーロ高が進む。

  • 株式市場はまちまち。上昇を続けていたダウは反落し、



    ナスダックは小幅に反発。

  • 債券相場は上昇。雇用統計の結果がやや軟調だったことと、



    前日に大きく売られたことで反発。長期金利は2.38%台まで低下。

  • ドルが売られたことで金は反発。原油価格は3日続伸。

  • 11月失業率           → 4.6%

  • 11月非農業部門雇用者数 → 17.8万人

    本日の注目イベント

  • 中   中国 11月財新サービス業PMI

  • 中   中国 11月財新コンポジットPMI

  • 欧   ユーロ圏11月総合PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏11月サービス業PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏10月小売売上高

  • 米   11月労働市場情勢指数(LMCI)

  • 米   11月ISM非製造業景況指数

  • 米   ダドリー・NY連銀総裁講演

  • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演

  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演
                                      

    11月の雇用統計の結果はまだら模様。失業率は4.6%で予想より改善

    した一方、非農業部門雇用者数は17.8万人と、予想を下回る。また、

    平均賃金も2.5%と前月よりも悪化していました。

    ドル円はそれでも114円台に乗せる場面もあり、ドル買い意欲の強さを

    見せましたが、日曜日に行われるイタリアとオーストリアの選挙を前に、

    ポジション調整のドル売りに押され、113円台半ばで越週しています。

    注目のイタリアの国民投票では、第1回の出口調査では反対派が賛成派を

    上回っていると発表され、ドル円は一時113円を割り込んでいます。

    第2回の出口調査でも反対派が57-61%で賛成派を上回っているとの

    発表です。

    今回の国民投票は上院の定数を減らし、権限を弱めるというものですが、

    同時に、レンツィ首相に対する信任投票の側面もあり、もし「NO」との

    判断がでれば、首相が辞任するとの見方が強まっています。通貨ユーロを

    構成する、ユ-ロ圏第3位の経済規模をもつイタリアで混乱が続けば、ユ

    ーロにとっても厳しい洗礼を受けることになります。

    今年は6月にBrexitがあり市場は大混乱をし、11月には米大統領

    選でトランプ氏が勝利するなど、いわゆる「ブラックスワン」を2羽も見

    ることになりました。

    現時点では3羽目の「ブラックスワン」が出現する可能性が高まっている

    ようです。基本的には通貨ユーロに関することですが、市場が混乱すると

    どうしても安全通貨の円が買われる傾向があり、ユーロ円が最もその影響

    を受けると予想します。今朝8時前の時点でユーロ円はすでに、NYのク

    ローズから2円近く下げています。

    今回の投票では反対派が勝利するとの見方が優勢で、その意味では市場に

    はある程度は織り込まれている可能性もあります。

    ユーロがどのような動きをするかについては不透明な部分もあり、明確な

    方向性が確認できるのは、夕方欧州市場が開いてからということになるか

    もしれません。いずれにしても、再び政治的リスクが高まり市場は大きく

    動くことになりそうです。

    予想レンジは難しいですが、112円20~114円程度でしょうか。

    レンツィ首相が辞任に追い込まれれば、イタリアのユーロ離脱問題にも

    波及する可能性もあり、円がさらに買われることも予想されますが、

    ユーロ円の戻り売りが有効かもしれません。


  • ドル円114円台後半まで上昇後下落 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 原油価格が51ドル台まで上昇し、長期金利も2.44%台

    まで上昇したことでドル円再び114円台後半まで買われた。

    ただ、その後は4日のイタリアでの国民投票に備え、ポジションを

    調整する動きから114円台前半まで押し戻される。

  • ユーロドルは引き続き1.06を挟んだ展開。後場ドル安が進み

    1. 0669近辺まで買われたが、この水準でキャップされる流れが

    継続。

  • 株式市場はまちまち。金融やエネルギーセクターは買われたものの、

    ハイテク株は総じて軟調。ダウは68ドル上昇し最高値を更新したが、

    ナスダックは72ポイントの大幅安。

  • 債券相場は続落。原油価格の上昇もあり、インフレ懸念が高まった。

    長期金利は2.44%台まで上昇し、ドル高を牽引。

  • ドル高の影響から金は続落。原油価格は前日のOPEC総会での

    合意を引き継ぎ続伸。前日比1ドル62セント上昇し51ドル台に乗せる。


  • 新規失業保険申請件数     → 26.8万件

  • 11月ISM製造業景況指数   → 53.2

    本日の注目イベント

  • 豪   豪10月小売売上高

  • 日   11月マネタリーベース

  • 米   11月雇用統計

  • 米   ブレイナード・FRB理事講演

  • 米   タルーロ・FRB理事講演

  • 加   カナダ11月失業率

  • 加   カナダ11月就業者数
                                       

    前日のOPEC総会で減産に合意したことで、WTI原油価格はこの日も続伸し、

    51ドル台に乗せて来ました。エネルギーセクターが買われ、この日のNYダウ

    は68ドル上昇し、再び最高値を更新しています。

    トランプ新政権では金融規制緩和が実施されるとの見方から金融株も連日買われ、

    ダウ指数の上昇を牽引しています。

    一方昨日もテクノロジー株は売られ、アップルやIBMなどは値を下げました。

    トランプ政権の貿易政策が大型ハイテク株には不利に働くとの見方が背景に

    なっているようです。また、原油価格の上昇は将来のインフレに繋がることから、

    イールドカーブのスティープ化が銀行収益に貢献するといった見方もあります。

    日本の長期金利は日銀の金融政策でゼロ近辺に押さえられており、新政権の大規

    模な財政出動で金利上昇圧力の高まっている米長期金利との金利差が徐々に拡大

    しており、これが足元の「ドルブル」を醸成していることは明らかです。

    昨日のNYでも、ドル円は114円台後半まで買われましたが、その後は急速に

    下げています。これは、4日日曜日にはイタリアで憲法改正の是非を問う国民投

    票が行われることで、Brexitの再来を予想する向きもあり、一旦ポジショ

    ンを手仕舞う動きに押されたものでした

    米国のファンダメンタルズは引き続き好調です。

    昨日発表された11月のISM製造業景況指数は「53.2」と、市場予想を上

    回り、3カ月連続で節目の「50」を上回っています。

    もともと米ファンダメンタルズは良好でしたが、中国リスクや原油価格あるいは

    Brexitなど、外部環境の不安定さが利上げを阻んでいた経緯があります。

    今月のFOMCでの利上げは確実で、この状況が続けば来年も3回程度の利上げ

    を見込めることも可能になってきそうで、ドルをサポートすることになります。

    急激なドル高になかなか乗り切れない投資家も多いと思います。

    このレベルで買っても、いつはしごを外されるのか恐怖心が先立ちます。

    それでも連日海外市場に入ると「判で押したように」ドルが上昇します。

    焦る必要はありませんが、押し目の幅を少し浅くするなど工夫して、相場に

    乗るしかありません。やや深めのストップを入れながらドルロングを構築する方

    が、足元の流れに合っていそうです。

    本日は、113円50銭~115円銭程度を予想しますが、

    雇用統計の振れ具合ではどちらにも抜ける可能性はあります。


  •  

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は一段と上昇を強め、114円55銭までドル高が進む。
      ADP雇用者数が予想を大幅に上回り、他の経済指標も概ね良好。
      加えて、OPEC総会で減産合意したことでリスクオンが加速。

    • ユーロドルでもドル高が進んだが、1.05台半ばで下げ止まる。
      1.05の大台がサポートとして意識される

    • 原油高を好感しエネルギー株を中心にダウは上昇したが、
      引けにかけて売りものが勢いを増し、引け値では前日とほぼ変わらず。
      ナスダックは56ポイント下げるなど、個別物色が鮮明に。

    • 債券相場は続落。経済指標が上振れしたことで来年の
      利上げ観測も徐々に高まる。長期金利は2.38%台まで上昇。

    • ドル高がさらに進んだことで金は17ドル下げ1173ドル台に。
      原油価格はOPEC総会での減産合意を材料に4ドル21セント高と急騰。
    • 11月ADP雇用者数           → 21.6万人

    • 10月個人所得              → +0.6%

    • 10月個人支出              → +0.3%

    • 10月PCEコアデフレーター      → +1.7%

    • 11月シカゴ購買部協会景気指数  → 57.6

    • 10月中古住宅販売成約指数     → +0.1%

    本日の注目イベント

    • 中   中国 11月製造業PMI(速報値)
    • 中   中国 11月非製造業PMI(速報値)
    • 中   中国 11月サービス製造業PMI(速報値)
    • 欧   ユーロ圏11月製造業PMI(改定値)
    • 欧   ユーロ圏10月失業率
    • 英   英11月製造業PMI
    • 米   新規失業保険申請件数
    • 米   11月ISM製造業景況指数
    • 米   カプラン・ダラス連銀総裁講演
    • 米   ロレッタ・クリーブランド連銀総裁講演

    注目のOPEC総会ではサウジがイランに譲歩した形で「減産合意」に達しました。
    サウジも台所が火の車で、会合が決裂すれば原油価格が一段と下落基調を
    強め、結局は収入減少から財政的に厳しくなることで「シェア拡大」を断念した
    ようです。WTI原油価格は減産合意を受けて急騰し、50ドルに迫る水準まで
    買われています。

    原油価格の上昇でエネルギー株が買われダウは50ドルを超える上昇を見せ、
    長期金利も上昇したことで「リスクオン」が強まり、ドル円も一気に114円台半ば
    まで買われています。
    ドル円は、連日下げ幅は限定的で、海外市場に入ると大きく買われる流れが
    続いています。

    114円55銭まで買われたドル円は「週足」の120週移動平均線とその上にある
    「雲の上限」が意識される水準まで来ました。
    先週末から今週月曜日にかけて見られたドルの下落が唯一の「調整局面」で、
    それ以外はほぼ一本調子で上昇しています。
    上記、114円台半ばから115円台半ばは、さすがに意識され易い水準だと
    思われます。
    大統領選からまだひと月も経っていない中、既に13円を越えるドル高が
    進んでいます。
    常識的には上記水準のどこかで一旦上昇が止まり、しばらくはもみ合いに
    入るのではないかと予想していますが、常識が通じないのがここ3週間の
    相場展開だったことを考慮すれば、上記水準を超えて市場から120円という
    声が聞こえてくるまでドル高が継続することもないとは言えません。

    気になるは昨日NYダウの動きです。
    一時大きく買われたものの、引け値では前日とほとんど変わっていません。
    ハイテク株の多い、ナスダックが大きく下落したことに引っ張られた面は
    あろうかと思いますが、S&P500も下げて取引を終えています。
    原油価格の上昇がインフレ観測を高め金融株が買われる一方、資金コスト
    の上昇がその他のセクターの下落圧力となっているようです。また、ひょっと
    したら、急激な上昇で投資家の間に、高値警戒感も浸透してきたのかも
    しれません。

    本日も日本株は堅調な動きが予想されます。
    それに伴って、ドル円はNY市場での高値を抜いてくると思われます。
    場合によっては上記115円台に乗せ、週足の雲の上限を試す動きも
    あるかもしれません。
    予想レンジは113円80銭~115円50銭程度と見ます。
    引き続き値幅の多大きい動きが予想されます。

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