FC2ブログ

月別アーカイブ

 2016年12月 

FOMCを受けドル円急騰 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • FOMC声明文発表前には115円近辺で推移していた

    ドル円は、来年の利上げ見通しが3回と、強めだったことから

    一気に117円台に乗せる。一時は117円40銭近辺まで

    ドルが買われ、今週月曜日に記録したドルの高値を大きく更新。

  • ユーロドルも声明文発表後は売られ、1年9カ月ぶりと

    なる1.0497近辺まで下落。

  • 株式市場は来年の金利予測が上方修正されたことから反落。

    ダウは8日ぶりに売られ、前日比118ドル安。

  • 金利上昇を嫌う債券は大幅下落。10年債利回りは

    2011年以来となる2.57%台まで上昇。

  • ドルが買われたことから金は続落。原油価格も2ドルに

    迫る下落。

  • 11月小売売上高      →  +0.1%

  • 11月生産者物価指数   →  +0.4%

  • 11月鉱工業生産      →  -0.4%

    本日の注目イベント

  • 豪   豪11月雇用統計

  • 独   独12月製造業PMI(速報値)

  • 独   独12月サービス業PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏12月製造業PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏12月サービス業PMI(速報値)

  • 英   BOE金融政策発表

  • 英   BOE議事録

  • 米   11月消費者物価指数

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米  12月NY連銀製造業景気指数

  • 米   12月フィラデルフィア連銀景況指数

  • 米   12月NAHB住宅市場指数


    今朝方4時に発表されたFOMC声明では,市場予想通り今年初めてとなる

    0.25%の利上げを決めました。そして、注目のFOMCメンバーによる

    2017年の利上げ予測中央値では、来年は0.25%の利上げが3回実施

    される見込みです。9月会合後に示された予測中央値では、来年の利上げは

    2回と見られていました。

    この発表を受けて金融市場はかなり大きな動きになっています。

    米国債が大きく売られ、長期金利は2.57%台まで大幅に上昇。

    これに伴って、ドル円は一気に115円近辺から117円40銭近辺まで

    上昇し、今週月曜日に記録した116円12銭のドルの高値を大きく更新し

    ています。

    また連日最高値を更新していたNYダウは、金利上昇を嫌い、118ドル安

    と8日ぶりに反落しています。

    ドットチャートが示す、来年3回の利上げ観測が、円安、株安、債券安の

    「トリプル安」につながっています。金利上昇を前に、極めて自然な反応だ

    と言えます。

    発表された声明文では「なお緩和的な金融政策は労働市場がやや一層の力強

    さを増すことと、インフレ率2%への回帰を支えていく」と記されており、

    イエレン議長は記者会見では質問に対して「利上げは経済の前進に対する

    信頼の反映であり、市場金利への影響は小さいものにとどまるだろう」と述

    べ、さらに「われわれが後手に回っているとは判断していない」とも語ってい

    ます。今年最後のFOMCで今年最初の利上げを決めた今回の会合でしたが、

    記憶しておきたいのは、ちょうど1年前の会合と、その後の金融政策の推移で

    す。

    昨年12月のFOMCで示された金利予測では今年の利上げ回数は4回とい

    う見通しでした。ところが、今年はチャイナショックや大幅な原油安、さらに

    はBrexitなど、外部環境が大きく揺れ動き、ご承知のように、昨日まで

    は利上げを行うことができませんでした。これがドル円を一時100円以下ま

    で押し下げた最大の要因でした。従って、このまま来年も予測通り3回の利上

    げができるかどうかは不透明です。ただ同時に言えることは、今年と来年では

    金利上昇圧力が大きく異なるという点には注意が必要だということです。

    それはトランプ次期大統領の存在そのものに起因するものです。

    ドル円は117円台まで急騰しています。

    日米金利差の拡大が根底にありますが、このまま上昇すると120円も視野に

    入りそうな勢いです。FOMCで利上げ観測が高まっても年内は117円台が

    一杯ではないかと見ていましたが、既にその域に達しています。

    買われ過ぎだと思いながらも、上昇を続けるドル円にやや困惑していますが、

    これも「相場」ということでしょうか。

    本日もレンジを予想するのは簡単ではありませんが、日本株がどのように

    動くのか、ここがカギのように思います。

    NY株の動きに反応するなら下落でしょうが、円安に反応すれば上昇も考え

    られます。

    日経平均株価はNY株価指数と為替の乗数に連動する傾向があります。

    116円30銭~117円80銭程度と見ますが、今日も荒っぽい展開が

    予想されます。


  • スポンサーサイト
    このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
    断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
    社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
    相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
    レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
    損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
    決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
    (法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
    34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
    「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
    取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
    また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
    信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
    等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
    ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
    通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
    決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
    また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
    お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
    契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
    開始していただくようお願いいたします。