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 2017年04月 

ドル円反発するも限定的 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場


  • ドル円は109円台を回復し、109円39銭近辺まで買われた
    ものの、米国がアフガニスタンの「イスラム国」の施設を攻撃した
    との報道から反落。109円割れまでドルが売られ、109円
    10銭前後で取引を終える。

  • ユーロドルは1.06台前半で小動き。対円では115円台まで
    売られ、直近安値を更新。

  • 株式市場は朝方には前日比プラス圏で推移していたが、
    米国の「イスラム国」施設への攻撃が伝わると急落。
    ダウは115ドル下落し、2万500ドル台を割り込む。

  • 債券相場は地政学的リスクがさらに高まってきたことから
    続伸。長期金利は2.23%台まで低下。

  • 金は続伸し、一時5カ月ぶりとなる1290ドル台まで買われる。
    原油価格も小幅に反発。

  • 3月生産者物価指数               →  -0.1%

  • 新規失業保険申請件数             →  23.4万件

  • 4月ミシガン大学消費者マインド(速報値)  →  98.0

本日の注目イベント

  • 米   3月消費者物価指数
  • 米   3月小売売上高
  • 米   グッドフライデーのため債券、株式市場は休場

ドル円は昨日の朝方、株価の下落に伴い108円73銭近辺まで売られたが、その後はもみ合いを続け、夕方には109円台を回復。NY市場では109円39銭あたりまで反発しました。ただ、その後は米国がアフガニスタンにある「イスラム国」の施設を攻撃したことが伝わり、株安、金利低下、と再び地政学的リスクが高まり円が買われています。

この日は、ミシガン大学消費者マインドなど、経済指標は良好で、さらに、JPモルガンの好決算があったにもかかわらず、米国が「イスラム国」施設を攻撃したことで、北朝鮮への攻撃もあるのではないかとの観測も高まって来ました。今回米国が使用した爆弾は、核以外では米軍最大の破壊力を持つ大規模爆風爆弾兵器(MOAB)を使ったと伝えられ、このあたりにも、トランプ大統領の「あせり」のようなものを感じます。大統領就任時には演説で、「米国はもはや、世界の警察ではない」と述べましたが、どうやら、米国は再び世界の警察の任務に戻ったようです。

ドル円は注目されていた日足の「200日移動平均線」がある、108円60-70銭の手前で反発しており、この水準が意識されていたことが窺えます。また「月足」でも現在雲の上限に差し掛かっており、この雲の中に入るのかどうかも意識されています。この雲は昨年6月の「BREXIT」に伴い急激な円高が進んだ際にも、しっかりサポートされた「実績」があります。今回も再びこの雲入りを試しており、上記「日足」の200日線と考えると、重要なレベルと言えます。

それにしても、トランプ氏が大統領に就任してからは、予想はしていましたが、円高圧力が強まっています。もともとドル高を受け入れるとは思っていませんでしたが、それでも財務長官のムニューチン氏が「長期的にはドル高は有益だ」と発言するなど、110-120円の水準なら許容範囲なのではないかとの見方もありました。地政学的なリスクの高まりに加えて、「ドルは強すぎる」といった発言で短期的なドル円のレンジは105-110円に下方修正された可能性もあります。

本日は再び軟調な株価の動向が気になります。
NYタイムは株式、債券市場が休みのため、ドル円の値動きも限られると思われますが、米空母は15日にも朝鮮半島付近に到着するとの報道もあり、依然として緊張が続きます。予想レンジは108円50銭~109円80銭程度とみます。
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ウェスチングハウス(WH)。
不正決算で大揺れに揺れた東芝が2006年に買収した原子炉メーカーですが、今や、その名門企業東芝の運命を左右するほどの「重荷」になっています。このウェスチング社をどこに売却するのかを巡って連日紙面をにぎわせています。一方、朝鮮半島に向け航行中の米原子力空母「カールビンソン」も、いつ目的地に到着するのか、こちらも話題に事欠きません。なにしろ映画「トップガン」にも登場した世界最強の空母です。空母には5000人ほどの人が働いており、さながら「動く小さな街」のようだそうです。この「カールビンソン」、動力は原子力です。しかもその原子炉がウェスチング社製というのは、何か奇妙なめぐり合わせです。
良い週末を・・・・・。

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