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原油価格OPEC総会を終え急落 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は111円台で膠着。株価は上昇したものの原油価格が

    下がり、材料も強弱混在。小動きの中、111円台半ばから後半で

    推移し、値幅も30銭に留まる。

  • ユーロドルも前日と同じような値動きで1.12を挟んだもみ合い。

  • 株式市場は揃って6日続伸。小売企業の決算が良好で、相場を

    押し上げた。ダウは70ドル上昇し、過去最高値に接近。

  • 債券相場はほぼ変わらず。7年債入札は好調だったものの、ボラティリティが

    低下し、長期金利の水準もほぼ変わらず。

  • 金は小幅に反発。原油価格は大幅に反落。OPEC総会では減産延長が

    決まったが、材料出尽くしと、目新しさがなかったことで大きく売られる。

    引け値は前日比2.46ドル下げ、一気に48ドル台に。


  • 新規失業保険申請件数  →  23.4万件


    本日の注目イベント

  • 日  4月消費者物価指数

  • 欧   G7サミット(イタリア、タオルミナ)

  • 米   1-3月GDP(改定値)

  • 米   4月耐久財受注

  • 米   5月ミシガン大学消費者マインド(確定値)

  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演(都内)

    ドル円は上も下も攻めにくい展開が続いています。

    今夜の海外市場を残してはいるものの、今週はほぼ111-112円の狭いレンジ

    内で推移しています。一方ユーロドルも、1.12台半ばを超える水準まで買われ

    たものの、その後はやや上値が重くなってきました。しかし、それでも下値は硬く、

    1.20を挟んだ水準で一進一退の展開です。

    昨日の金融市場の話題は、原油と株式市場に尽きます。

    OPEC総会がウイーンで行われ、予想通り減産合意が2018年3月末まで延長

    されましたが、減産量に変化がなかったことと、特段目新しいこともなかったこと

    から大きく売られました。まさに「BUY ON RUMOR SELL ON 

    NEWS」通りの展開になりました。WTI原油価格は前日比2ドル46セント下

    げ、一気に48ドル台まで売られ、10日前の水準まで下げています。

    原油価格の大幅下落は、株式の下落にもつながり易く、株価下落がドル円を押し下

    げることがまま見られます。しかし昨日は米小売企業の決算発表が良好で、これが

    原油安を飲み込んだ形となり、消費関連銘柄を中心に主要3指数とも揃って続伸し

    ています。ナスダックとS&P500は最高値を更新し、ダウも最高値に接近して

    来ました。

    そんな中、為替はやや蚊帳の外といった状態です。昨日のドル円は動きも鈍く、緩

    やかに買われる場面はあったものの、112円にも届いていません。この近辺には

    短期的な動きを示す「1時間足」の雲の上限があり、また、比較的しっかりした抵

    抗線と言われる「200時間線」もあり、ここ数日はこの移動平均線が上値を抑え

    ているものと見られます。同時に、「1時間足」では下値も徐々に切りあがってい

    ることから「三角保ちあい」(さんかくもちあい)を形成しつつあります。

    この「三角保ちあい」は、どちらかに抜けた方向に大きく値を伸ばすと言われてい

    ますが、「1時間足」であることから、抜けた場合でもどの程度

    同じ方向に動くのかは見極めにくい状況です。

    本日も特段の突発的なニュースがない限り大きな動きは想定できません。

    1-3月期のGDP確定値が発表されるため、この結果が注目されますが、

    大きな変動要因にはなりにくいと思われます。

    予想レンジは111円10銭~112円10銭程度と、昨日と変わりません。


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