ドル円113円手前から反落 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は順調に上昇を続け、NY市場では112円92銭まで

    ドル高が進んだがそこから急落。株価の大幅安と長期金利が上昇した

    後、徐々に低下してきたことで利益確定のドル売りに押された。

    ドル円は111円81銭まで売られ、112円台に戻して引ける。

  • ユーロドルはドイツの消費者物価指数(CPI)が伸びたことから

    ユーロ買いが強まり、1.1445まで上昇。CPIの伸びがECBによる

    金融緩和縮小を早めるとの連想につながった。

  • 株式市場は大幅に反落。テクノロジー株が売り浴びせられ、

    ダウは前日の上昇分を吐き出す167ドル安。ただ、金融株は

    ストレステストを無事通過したことで逆行高。

  • 債券相場は朝方には売られたものの、午後にはやや切り返す。

    引けは小幅安で、長期金利も2.26%台へと小幅に上昇。

  • 金は反落。原油価格は在庫の減少を手掛かりに6日続伸。


  • 新規失業保険申請件数  →  24.4万件

  • 1-3月GDP(確定値)   →  +1.4%

    本日の注目イベント

  • 日   5月失業率

  • 日  5月消費者物価指数

  • 日   5月鉱工業生産

  • 中   中国 6月製造業PMI(速報値)

  • 中   中国 6月非製造業PMI(速報値)

  • 独   独6月雇用統計

  • 欧   ユーロ圏6月消費者物価指数(速報値)

  • 英   英1-3月期経常収支

  • 英   英1-3月期GDP(改定値)

  • 米   5月個人所得

  • 米   5月個人支出

  • 米   5月PCEコアデフレータ

  • 米   6月シカゴ購買部協会景気指数

  • 米   6月ミシガン大学消費者マインド(確定値)

  • 加   カナダ4月GDP
                                       

    ドル円はいつものように東京タイムでは上値が重かったものの、海外市場に入ると

    ドル買いが強まり順調に上昇し、112円92銭までドル高が進みました。

    しかしその後ドルは急落し、驚くほど下落スピードも速く112円を割り込む水準

    までドル安が進みました。それほど明確なドル売り材料があったわけではなかった

    ものの、上値から1円以上売られ、まさに「下げスピードは上昇スピードよりもは

    るかに速い」ことを見せつけられた印象です。

    ダウが167ドル下げるなど、米株式市場が大幅安となり、10年債利回りも一時

    2.28%台まで上昇した後低下してきたことをその理由としていますが、やや説

    得力に欠けます。113円台に届かなかったことで、利益確定の売りが引き金を引

    いたというところでしょうか。

    ドル円は高値をつけた後111円81銭まで売られ、上昇トレンドを示すチャート

    も崩れかけましたが、ひとまず「1時間足」の120時間線では下げ止まっていま

    す。「日足」では120日線をしっかりと上抜けしましたが、先週から続いたドル

    上昇にひとまず利益を確定する動きが出たと見られます。

    昨日の高値からの急落で、ここから再び113円に向かうには時間が必要かと思わ

    れます。再び113円に近付く水準ではドル売りが集まりやすくなると見られます

    が、ドル円を見る上では極めて重要な米長期金利は2.26%台で引けており、こ

    こから判断すれば、ドルの大幅な下げは見込みにくいと言えます。

    米長期金利は先週2.13%台まで低下しましたが、そこから切り替えし昨日は一

    時2.28%台まで上昇する局面もありました。

    ECBの金融緩和縮小観測を背景に、ドイツ国債の利回りの上昇に引っ張られた面

    もありますが、今後も米金利が緩やかに上昇していくと想定すれば、ドル円も緩やか

    にドル高が進むと考えるのも無理ではないと思われます。

    それでも昨日の動きを見ると、米株式市場のボラティリティの高さは気になるとこ

    ろです。ハイテク株などは買われすぎとの指摘もある中、ダウなどの指数は高値で

    のもみ合いを続けている状況です。

    ダウが再び2万1000ドルを割り込むようだと、ドル円もこちらに引っ張られ

    110円方向に舵を切り直すことも考えられます。

    株価の恐怖度を示す「VIX指数」も昨日は「11」近辺と、まだ危険水域の「2

    0」からは低位ですが、最近にしては高水準に振れて来ました。

    注意したいところです。

    本日の予想レンジは111円50銭~112円50銭程度と見ます。


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    ドル円粘り腰で112円台を維持 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 東京市場では上値の重かったドル円は、NY市場では再び

    上昇し112円36銭まで買われる。長期金利が続伸したことが

    材料となったが、前日ほどのにぎわいは無かった。

  • ユーロドルはさらに上昇し、1.1391までユーロ高が進む。

    ドラギ総裁がユーロ高をけん制する発言もあったが、ユーロの先高感は

    変わらず。ユーロ円も127円85銭まで上昇。

  • 株式市場は揃って反発。原油価格が落ち着きを取り戻したことで

    エネルギー株やテクノロジー株が上昇。ダウは143ドル買われ

    2万1400ドル台を回復。

  • 債券相場は続落。特段材料は無かったものの、欧州債の動きが

    ネガティブだったことで売りが優勢に。長期金利は2.22%台まで上昇。

  • 金は続伸。原油価格も下値不安が後退したことから小幅ながら

    5日続伸。

  • 5月中古住宅販売成約指数  → -0.8%

    本日の注目イベント

  • 独   独6月消費者物価指数(速報値)

  • 欧   ユーロ圏6月景況感指数

  • 英  英5月消費者信用残高

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   1-3月GDP(確定値)

  • 米   米韓首脳会議

  • 米   ブラード・セントルイス連銀総裁講演(ロンドン)
                                      

    やはりドル円は東京時間では上値が重く、昨日はジリ安の展開となり、夕方欧州

    市場が参入した頃には、111円83銭近辺までドルが売られる場面もありまし

    た。市場参加者の相場観はまだ変わっておらず、「このままドルが大きく上昇す

    る可能性は低い」といった見方は変えていないようです。そのためドルがある程

    度上昇した際には、確実に売り予約を持ち込むスタンスかと思われます。

    多くの輸出企業の「社内レート」が105-110円に設定されていることも、

    この水準ではドル売りが集まり易い理由にもなっています。

    それでもNY市場では再びドルが上昇し、今朝も112円台前半で戻って来てい

    ます。米長期金利が2.22%台まで上昇したことや株価が大きく反発したこと

    を手掛かりに112円36銭までドル高が進みましたが、前日のドルの高値であ

    る112円46銭を抜いていません。

    気になるのは、円は対ドルだけではなく、昨日はポンドやキャンドルに対しても

    売られる展開で、円の全面安という点です。昨日も述べましたが、日米欧の中銀

    の金融政策の差に注目する動きが増して来たように思われます。

    昨日はこれに加え、イングランド銀行のカーニー総裁が近く利上げを開始するこ

    とが必要になるかもしれないとの認識を示し、これがポンド円を押し上げ145

    円台半ばまで上昇し、約1カ月ぶりの高値をつけています。

    またカナダ中銀のポロズ総裁も利上げを検討する可能性を改めて示唆し、カナダ

    円の上昇につながりました。米欧に加え、イギリスとカナダが利上げへと金融政

    策の舵を切る状況になって来た一方、日銀は依然として金融緩和の手綱を緩めて

    いません。実際には、年80兆円の国債購入をメドとしているものの、購入額が

    60兆円程度と減少していることから「実質的には金融緩和の縮小」を行ってい

    るとの見方はありますが、日銀は依然として「出口戦略の話は時期尚早」とのス

    タンスを維持しています。米国以外は実際にはまだ金融政策の変更には踏み切っ

    ていませんが、市場は既に先を読んで動き始めているようにも見えます。

    いずれここに、オーストラリアやNZが加わることも予想され、主要通貨の中で

    円だけが蚊帳の外という事体もないとは言えません。

    本日は昨日下げた日本株が反発すると予想していますが、その動きに伴ってドル

    円がどこまで上値を追えるかが注目されます。112円~112円30銭のゾー

    ンでは昨日既にドルを売り終えていると思え、112円50銭前後から上値を試

    せるかどうかというところです。クロス円でも円安傾向が続き、これがドル円の

    下値をサポートすることも考えられます。

    明確なドル高トレンドの入り口に立っている状況と見ていますが、このまま順調

    に前に進んで行けるのかどうか、重要な岐路に差し掛かっているとも言えます。

    予想レンジは111円80銭~112円80銭程度とします。


  • ドル円112円に迫る 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は耐久財受注がマイナスだったことで売られる場面も
      あったが、その後株価が上昇したことを材料に買われた。
      111円台後半のストップを巻き込み111円94銭までドル高が進む。

    • ユーロドルは引き続き1.12を挟む動きに終始。ユーロ円が
      125円台前半まで買われ、約3週間ぶりの高値に。

    • 株式市場では大きな動きはなく、ダウは5日ぶりに反発したものの小幅高。
      一方ナスダックは18ポイント下落。前日まで買われていたテクノロジー株や
      エネルギー株が売られる。

    • 債券相場は小幅高。耐久財受注額が予想を下回ったことで、景気に対する
      懸念が強まった。長期金利はやや低下し2.13%台に。

    • 金は5日ぶりに反落し、原油価格は続伸。

    • 5月耐久財受注 → -1.1%

    本日の注目イベント

    • 中   中国 5月工業利益
    • 中   中国 夏季ダボス会議(大連、29日まで))
    • 米   4月ケース・シラ-住宅価格指数
    • 米   6月消費者信頼感指数
    • 米   6月リッチモンド連銀製造業指数
    • 米   カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁講演
    • 米   イエレン・FRB議長講演(ロンドン)
    • 米   ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演(ロンドン)
    • 米   ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演(シドニー)
              
    ドル円はちょうど1カ月ぶりに112円に迫る水準まで上昇してきました。NY市場では111円94銭までドル高が進んだものの、112円には届いていません。それでも1カ月ぶりの水準だったことが、いかに相場が膠着していたかを物語っています。5月の耐久財受注が予想を下回り、ドルが売られる場面もありましたが、株価の上昇を好感してドルが買われたことには、やや違和感を覚えます。ダウ指数は上昇したものの、株式市場全体ではまちまちだったからです。

    110-112円のレンジ内で推移しているドル円が112円目前まで上昇して来ました。この水準は5月の下旬にも3回ほど試して抜け切れなかったレベルです。「1時間足」では完全に雲抜けを達成していますが、「日足」では雲の上に顔を出した程度で、まだここから一気にドルが買われるかどうかは不明です。雲の上方には重要な「120日線」があり、ここが抜け切れるかどうかがここ数日の焦点です。レートでは112円10-15銭近辺ですが、ここを抜ければ1カ月半ぶりのドル高水準ということになりますが、ここを超えると、ストップのドル買いなども多く設定されていると予想しています。また市場全体を観ると、ユーロ円が125円台。83円台まで売られた豪ドル円が再び84円台後半まで切り替えしており、主要通貨に対して円売りが進んでいることも気になります。

    長い間レンジ相場が続き、市場参加者にも「ストレス」が溜まっていることでしょう。ここをしっかり抜け切れば、意外に簡単に上昇トレンドに乗ることが出来るかもしれません。ただ現時点ではまだここから115円に向かうのは時期尚早と言えるでしょう。米長期金利のサポートが見られないことがその証左であると考えられます。ドル円が上昇した昨日でも、米長期金利は2.13台と、今年の最低に近い水準に留まっています。また、112円近辺では実需のドル売りも集まりやすいと見られます。

    結局2週間前のFOMCの直前にドルの下値を試し、108円台まで突っ込んだものの押し戻されましたが、今回はその逆で、ドルの上値を試してみようという流れが進んだものと考えられます。従って、ここ数日内で上記「120日線」を抜け切れないことが確認されれば、再び元のレンジに戻る可能性が高いと思われます。その意味では今日を含め、ここ数日の動きは興味深いものになります。偶然ですが、本日はロンドンでイエレン議長の講演があり、週末にはFRBが注目しているインフレ率を示す指標も発表されます。それらがドルの明確なトレンド形成のサポートになるのか、個人的にも注視しています。

    本日の予想レンジは111円30銭~112円30銭程度を予想しますが、上述のようにイエレン議長の講演内容次第では上下どちらにも抜ける可能性があります。

    ドル円経済指標にも反応せず 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は材料不足もあり小動き。値幅もわずか18銭

    程度と、111円台前半で停滞。

  • ユーロドルも小動きであったが再び1.12を挟む展開に。

    高値は1.1209までユーロが買われる。

  • 株式市場はまちまち、ダウは小幅ながら4日続落。

    一方ナスダックは18ポイント上昇。

  • 債券市場も材料不足から動きにくい展開。長期金利は

    やや低下し、2.14%台で越週。

  • 金は7ドル上昇し1256ドル台で引ける。下落傾向が

    続いている原油価格は43セント反発。


  • 5月新築住宅販売件数 → 61.0万件

    本日の注目イベント

  • 独   独6月ifo景況感指数

  • 米   5月耐久財受注

  • 米   ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演

    先週末のNY市場ではドル円はほとんど値動きがなく、値幅もわずか18銭に

    とどまっています。材料不足が背景ですが、金利も大きく動かず取引量も減っ

    ているようです。5月の新築住宅販売件数が市場予想を上回る61万件と、上

    振れしたもののこちらへの反応も限定的でした。

    この日は地区連銀総裁の講演もありましたが、こちらも新鮮味がなかったこと

    もあり、材料にはなっていません。セントルイス連銀のブラート総裁は、バラ

    ンスシートに関する9月の行動は十分あり得るが、当局は自らの選択肢を残し

    ておくべきだと述べ、「4兆5000億ドル規模の保有資産の縮小中に利回り

    にかかる上向きの圧力はわずかなものにとどまると予想している」と語ってい

    ます。(ブルームバーグ)

    またクリ-ブランド連銀のメスター総裁は「緩和策の一部を解除する時期だ」

    と述べ、年内の保有資産の縮小を支持する姿勢を見せました。

    メインシナリオでは、9月に今年3回目の利上げを実施し、12月のFOM

    Cでバランスシートの縮小を決めるとするものですが、これも今後の経済デ

    ータ次第であることはもちろんです。

    明日27日にはイエレン議長の講演も予定されています。

    バランスシートの縮小に関して、議長がどのような認識を示すのか注目されま

    す。

    本日も引き続き材料に乏しく、大きな値動きは期待できません。

    ロシアゲート問題では依然として霧が晴れず、トランプ大統領と検察の間で混

    迷が続いています。トランプ氏は一連の疑惑について「魔女狩りだ」との非難

    を繰り返し、コミー前連邦捜査局(FBI)長官との会話を記録したテープの

    存在を巡る言葉の応酬になっています。この問題も簡単には白黒がつきそうも

    ありません。

    「1時間足」チャートを見ても、雲は薄く細長い形を作っており、その雲に沿

    うようにローソク足も動いています。また同じ足のMACDを見ても、こちら

    も「ゼロの軸」に沿って流れています。どちらも値動きが少ないことを表して

    いますが、だからと言って、この先も同じような動きになるとは限りません。

    予想レンジは110円80銭~111円80銭程度と見ますが、新たな材料が

    出て来ない限り、値幅はかなり狭いものになろうかと思います。


  • ドル円上昇するも112円に届かず 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は111円台で一進一退。住宅関連指標が

    良好だったことで111円74銭までドル高が進んだものの、

    そこを天井に反落。111円24銭まで売られる。

  • ユーロドルも1.11台でもみ合い。値幅も40ポイント

    程で取引も閑散。

  • 原油価格の下落を受け、株式市場ではエネルギー株が続落。

    ダウは57ドル下げたが、ナスダックは45ポイント上昇。

  • 債券市場では30年債が小幅に続伸したが、10年債は小幅安。

    長期金利は前日とほぼ変わらず。

  • 金は反発。原油価格は3日続落。供給過剰の見方は変わらず、

    「弱気な見方があふれている」といった声も。原油価格は前日比

    98セント下げ、10カ月ぶりに42ドル台に。


  • 5月中古住宅販売件数 → 562万件

    本日の注目イベント

  • 欧   ユーロ圏6月消費者信頼感(速報値)

  • 欧   ECB経済報告

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   4月FHFA住宅価格指数

  • 米   5月景気先行指標総合指数

  • 米   パウエルFRB理事が上院銀行委員会の公聴会で証言

  • 加   カナダ4月小売売上高
                                       

    原油価格の下落が止まりません。

    WTI原油価格は昨日も1ドル近く下げ、昨年8月以来となる42ドル台まで

    売られて来ました。昨日もこの欄で書きましたが、原油価格の下落は、エネル

    ギー株の下落につながり、株式市場全体のセンチメントを悪化させることにな

    ります。資金が株式から債券に向かうことで金利の低下を促し、これがドルの

    上値を抑えることになります。

    さらに、原油価格の下落は消費者物価の下げ圧力となり、FRBが目標として

    いる2%の物価上昇にも悪影響を与え、年内3回と予想されている利上げにも

    関係してきます。従って、ドル円に少なからず影響を与えることになるわけで

    す。ここからさらに下落するようだと、ドル円にも売り圧力が増して来るものと

    思います。

    ドル円は5月の中古住宅販売件数が予想を上回る562万件だったことで上値

    を試し、111円74銭までドル高が進んだものの、この水準は前日の高値で

    あることが意識され、結局ここを天井に反落しています。ドルの高値を試す動

    きが続いているものの、112円台はやや遠いイメージです。

    同時にここ最近の動きは、米経済指標の良し悪しに素直に反応しておりそれで

    も方向を決める決定打には至っていません。

    ポンド円が上下に大きく振れています。

    利上げ観測の高まりから142円台まで上昇したポンド円は、カーニーBOE

    総裁の利上げを急ぐ必要はないという発言に140円を割り込みました。昨日

    はBOEのチーフエコノミストが政策引き締めを遅らせ過ぎることのリスクが

    高まっているとの認識を示したことで141円台後半まで値を戻し、「往って

    来い」の相場展開を見せています。

    ドル円やユーロ円の値動きが鈍い中、ボラティリティーも高まっており、安易

    なポジションメイクは避けたいところです。

    本日はパウエルFRB理事が公聴会で証言を行います。

    通常の講演とは異なり、公聴会での証言ですから注目度も高いと思われます。

    本日の予想レンジは110円80銭~111円80銭程度と、昨日と同様の展

    開とみますが、パウエル理事の証言内容次第ではどちらにも勢いが増す可能性

    はあります。

    ================================

    都合により、明日(23日)のアナリスト・レポートはお休みとさせていただ

    きます。

    読者の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、ご理解の程宜しくお願い申しあげま

    す。


  • ドル円小幅に反落 


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は111円台でもみ合い。日本株の上昇から上値を

    試し、111円79銭までドル高が進んだが112円には届かず。

    NYでもほぼ同様な展開で次の材料待ち。

  • ユーロドルは1.11台で推移し、1.12台が徐々に重くなる。

    下値も底堅く、1.1119まで売られたものの勢いはない。

  • 株式市場は反落。原油価格が43ドル台まで下落したことから

    エネルギー株を中心に売られる。ダウは61ドル下げ、S&P500は

    1カ月ぶりの大幅安。

  • 債券価格は反発。株価の下落もあり資金が集まった。

    長期金利は2.15%台まで低下したが、2.1%台が定着した印象。

  • 金は続落。原油価格も続落し、9カ月ぶりに43ドル台前半をつける。

    供給過剰が解消されていないとの見方が広がる。


    経常収支(1-3月) → -1168億ドル

    本日の注目イベント

  • 日   日銀金融政策決定会合、議事要旨(4月26日、27日分)

  • 英  英5月財政収支

  • 米   5月中古住宅販売件数


    ドル円は底堅い動きをしながらも、112円台を試すチャンスもなく、111円台で

    もみ合っています。昨日の東京時間では、予想したように日経平均株価が200円近

    く上昇し、一時は111円79銭辺りまでドル高が進む場面もあったが、株価の上昇

    だけでは112円台に乗せる力は無かったようです。NY市場では長期金利が低下し

    たことでドルが売られましたが、それでも111円台前半までの動きでした。ここか

    ら112円台を突破するのか、それとも引き続き110-112円のレンジが維持さ

    れるのかは、やはり長期金利の動きがそのカギを握っていると思われます。

    このところほとんど話題に上らなかった原油価格が、今日は話題の中心になっていま

    す。WTI原油価格は先週辺りから下げ足を早め、昨日も前日比97セント下げ、昨

    年9月以来となる43ドル23セントで取引を終えています。石油輸出機構(OPE

    C)主導の減産が続いているものの、世界的な供給過剰が解消されていないとの懸念

    が強まり、売り圧力が強まっています。価格は今年の2月23日の54ドル45セン

    トを頂点に既に21%下落しています。(ブルームバ-グ)

    今後もさらに下落するようだと、昨日のように、NY株式市場のエネルギーセクター

    に影響を与え、それが株式市場全体のセンチメントの悪化につながり、ドル円の上値

    を抑える可能性があります。

    このように原油価格の動きがドルの上値を抑える材料になることは考えられますが、

    一方で昨日のボストン連銀総裁の発言にあったように根強い利上げ観測と、FRBの

    資産縮小観測がドルを支える材料になっています。

    ボストン連銀のローゼングレン総裁は、「長期にわたる低金利は将来の金融ショック

    やリセッションへの金融政策の対応能力を低下させる」と指摘しています。

    ドル円は昨日記述したように120日線のある、111円75-80銭のところで上

    昇を抑えられています。またこの値位置は、「日足の雲の入り口」にもあたります。

    従って目先の重要な水準にはなりますが、この雲はそれほど厚くはなく、ある程度の

    材料があれば抜けることは十分可能かと思います。

    昨日は、ユーロ円が124円65銭辺りまで上昇し、豪ドル円も85円に迫る水準ま

    で上昇するなど、クロス円の上昇が目立ちましたが、今朝は一服となっています。

    クロス円などの動きにも注目して欲しいと思います。

    本日のドル円は110円80銭~111円80銭程度と予想しますが、NYタイムで

    は原油価格の行方に伴う、株価の動きにも注意したいところです。


  • NY連銀総裁発言でドル高、株高、金利高に 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は続伸し111円60銭まで買われる。NY連銀総裁が景気の先行きに
      自信を示した他、株価の上昇と、金利も上昇しリスクを取りやすくなったことが背景。

    • ユーロドルはじり安。1.12まで上昇する場面があったものの、その後は緩やかに
      下落し1.143の安値をつける。

    • 株式市場は大きく買われる。テクノロジー株が主導し、ダウは144ドル上昇と、
      初の2万1500ドル台を記録。他の主要指数も揃って最高値を更新。

    • 債券相場は反落。NY連銀総裁の発言が金融引き締めにつながり売りを誘う。
      長期金利は2.18%台に上昇。

    • 金は反落し原油価格も売られる。

    本日の注目イベント

    • 豪 RBA議事録
    • 独 独5月生産者物価指数
    • 米 経常収支(1-3月)
    • 米 カプラン・ダラス連銀総裁講演
    • 米 フィッシャー・FRB副議長講演
    • 米 ローゼングレン・ボストン連銀総裁講演

    ドル円はNY市場でリスクオンの流れが加速し、111円60銭までドル高が進み、約3週間ぶりの水準を付けています。ダドリーNY連銀総裁が講演で、米経済に明るい見通しを示すとともに、2009年半ばに始まった景気拡大を損なわないよう「非常に賢明な」金融引き締めを目指すと述べたことが材料視され、低金利の円が売られ、金利は緩やかな上昇と見られることで、株価が大幅に上昇しました。

    総裁は米景気について「実際のところまだ長く継続すると強く確信している」と述べています。(ブルームバーグ)同総裁はイエレン議長にも近く、FOMCでは常に投票権を持っており、他の地区連銀総裁とは「格」が違います。その総裁の発言だけに、影響があったものと思われます。市場は素直に、ドル買い、株買い、債券売りで反応しました。

    先週のFOMCでも、年内のバランスシート縮小の可能性も示唆しており、イエレン議長も「経済情勢が想定通りなら、比較的早く着手できる」と述べており、今回のダドリー総裁の発言もこれに足並みを揃えたものと見られます。一方で米経済指標の結果を見渡すと、必ずしも景気拡大を確信できるものばかりではありません。先週末に発表された住宅着工件数や建設許可件数などがそのいい例です。また消費者マインドも年初に比べると低迷しています。

    このような経済状況下では、本来利上げはマイナス効果でしばらくは景気の後退が避けられるのかを見極める必要がありますが、FRBは依然として景気の先行きに自信を持っていることが改めて示されたことになります。NY株式市場で主要3指数が揃って最高値を更新し、債券は売られたものの、それでも長期金利は急騰するわけでもなく、足元でも2.18%台と、各金融市場はうまくバランスが取れているように見えます。このまま微妙な好バランスが維持できれば、株価上昇による資産効果からいずれ個人消費にも好影響が見られることにもなります。

    本日は日本株も高いでしょう。NY株高に加え、円安が進んだことで日経平均株価は100-200円程度上昇する可能性があります。それに伴って、ドル円も上値を試す展開が予想されますが、上値のメドは「日足の雲」の下限と、その上にある「120日線」ということになります。111円75銭~112円25銭辺りがレジスタンス・ゾーンと予想します。日経平均株価の2万円台固めと、ドル円の112円台テストが目先の焦点です。予想レンジは111円20銭~112円20銭程度とします。


    ドル円110-112円のレンジに戻る 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は続伸し、111円台半ばまで買われたものの、
      経済データが思わしくなかったことで110円65銭まで下落。

    • ユーロドルは1.12台では上値が重く、1.1162まで売られる。
      ユーロ円も10日ぶりに124円台半ばまで上昇。

    • 株式市場はまちまち。アマゾンが大型のM&Aを発表したことで、
      食品株が売られる。ダウは24ドル上昇したものの、ナスダックは
      13ポイント下落。

    • 経済ダータの下振れを受け債券は買われる。長期金利は
      2.15%台へと低下。

    • 金は小幅に反発し、原油価格も3日ぶりに反発。

    • 5月住宅着工件数               → 109.2万件

    • 5月建設許可件数               → 116.8万件

    • 5月労働市場情勢指数(LMCI)       → 2.3

    • 6月ミシガン大学消費者マインド(速報値) → 94.5

    本日の注目イベント

    • 日   5月貿易収支

    • 米   ダドリー・NY連銀総裁講演

    • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演

    ドル円は順調に上昇したものの、111円台半ばでは上値も重く、経済データの結果を受け反落し、110円65銭まで押し戻されました。これで再び110-112円のレンジに戻った様です。108円台では思った以上に下値が硬く、底堅い動きは見せましたが、
    米長期金利の低下傾向が払拭できず、これがドルの上値を抑える展開も継続されていると見られます。ドルが112円を超えて上昇するには、長期金利が2.5%に向かうという見通しが不可欠です。

    先週108円台から110円まで急速にドルが戻した理由の一つがNY連銀製造業景況指数などの経済データの上振れでしたが、
    先週末のNY市場では全く逆の流れでした。5月の住宅着工件数は109.2万件と、昨年8月以来となる低水準でした。また先行指標と言われている許可件数も低水準で、今後の住宅市場を見ていく上で、やや慎重な見方が増えています。

    さらに6月の、ミシガン大学消費者マインドも「94.5」と、こちらも昨年10月以来の大幅低下でした。ブルーバーグによると、この低水準の理由を「最近の信頼感の低下は、提案されている経済政策に対し民主党の間で否定的な見方が強まっているほか、共和党の間でもこうした政策が可決する可能性が低いと見られているということだ」と説明しています。ロシアゲートを巡るスキャンダルが政策実現を大幅に遅らせる可能性が懸念され、上記長期金利の低下傾向と無関係ではありません。

    週明けのドル円は110円台後半で推移していますが、短期的な動きを示す「1時間足」では頂点をつけて下落しているものの、移動平均線を見ると、「200時間線」が最も下方に位置し、「52時間線」が最も高い位置にあるため、まだ上昇トレンドは崩れていないと観られます。また「日足」を観ても、MACDはゴールデンクロスを見せており、上昇傾向を示していますが、現在の位置は依然として「マイナス圏」です。上昇傾向ではあるものの、まだ本格的な上昇には至らないことを示唆していると判断できます。

    本日は主要FOMCメンバーによる講演はありますが、経済指標はありません。111円を挟んだ展開が予想されますが、レンジは110円40銭~111円40銭程度と考えています。


    ドル円反発し110円台後半に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は110円台を回復しただけでなく、111円にも

    迫ろうかという水準までドル高が進む。長期金利が上昇し、

    経済指標も概ね良好だったこともあったが、前日の経済指標に

    ネガティブに反応しすぎた揺り戻しと見られる。

  • ユーロドルは反落。1.1132まで売られ上値も1.1台半ばで

    限られた。ギリシャの支援問題が再び蒸し返されたとの指摘も。

  • 株式市場は揃って下落。ハイテク株が売られ、ダウは14ドル安。

    ナスダック、S&P500も続落。

  • 債券市場は反落。欧州債の下落が影響し売り物が優勢に。

    長期金利は2.16%台まで上昇。

  • ドルが急反発したことで金は21ドルを超える大幅安。

    原油は小幅ながら続落。

  • 新規失業保険申請件数         → 23.7万件

  • 6月NY連銀製造業景気指数     → 19.80

  •  6月フィラデルフィア連銀景況指数  → 27.6

  •  5月鉱工業生産             → 0.0%

  •  6月NAHB住宅市場指数       → 67

  •  5月設備稼働率             → 76.6

    本日の注目イベント

  • 日   日銀金融政策決定会合

  • 日   黒田日銀総裁記者会見

  • 欧   ユーロ圏5月消費者物価指数(改定値)

  • 米   5月住宅着工件数

  • 米   5月建設許可件数

  • 米   5月労働市場情勢指数(LMCI)

  • 米   6月ミシガン大学消費者マインド(速報値)

  • 米   カプラン・ダラス連銀総裁講演

    前日、FOMCの政策発表前に消費者物価指数などに反応し、108円台まで

    ドル安が進んだことには驚きましたが、わずか1日でその水準を回復し、さら

    に111円近くまでドルが反発したことにも驚きです。結局「往って来い」の

    展開で、そもそも利上げとFRBのバランスシート縮小プログラムは「ドル買

    い材料」だったと言うことです。

    チャートでは、これで再び110-112円のレンジに戻った形が伺えますが、

    前日の急落でも108円81銭で下げ止まり、そこから1円ほど戻しており、

    そこにある「52週移動平均線」が機能していたことが分かります。

    また、「週足の雲」もしっかりサポートしていたこともあります。

    108円台はやはり相当硬いサポートゾーンだったと言えます。

    昨日は多くの経済指標が発表されましたが概ね良好で、これがドルを支えた

    わけですが、特にNY連銀製造業景況指数は「19.80」と、市場予想の

    「5.0」から大きく上振れしました。

    因みにこの数字は今年最もいい数字で、4月は「マイナス1」でした。

    また失業保険申請件数も予想を下回り、こちらも良好でした。

    FOMC声明では「年内のバランスシート縮小」を示唆していましたが、早

    ければ9月にも開始されるとの見方が強まってきました。

    豪ドル円がちょうど1カ月ぶりに84円台前半まで上昇してきています。

    昨日発表された雇用統計の内容が良かったことで、「利上げ」はまだ先のこ

    ととしても、「利下げ」の可能性がほぼなくなったと見られることが背景で

    す。5月の正規雇用者数は5万2100人と、市場予想を大きく上回ったば

    かりか、失業率も5.5%と、約4年ぶりの低水準です。

    これまでは消費と労働市場で低迷が続いており、利下げの可能性も残してい

    ましたが、一方で、シドニーやメルボルンなどの都市部では住宅価格の上昇

    が続き、利下げもできない状況でした。

    もうしばらくはデータを見る必要がありますが、労働市場の安定が見込める

    ようなら、利上げの可能性も浮上することになります。

    目先の上値のメドは84円45銭前後と、84円70-80銭あたりかと思

    われます。上記水準を明確に上抜けできるかどうかが焦点です。

    本日は円安が進んだことで、日本株もしっかりでしょう。ただそれでもNY

    株が下落したことで、上値は限られそうですが、2万円の大台を回復できれ

    ば、ドル円の111円台乗せもありそうです。

    予想レンジは110円30銭~111円30銭程度とします。


  • FOMC今年2回目の利上げを決定 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は乱高下。朝方の経済指標に反応し、108円台後半まで

    ドル売りが進んだが、FOMCで利上げとバランスシートの縮小が発表

    されると、109円台後半まで値を戻す。

  • ユーロドルも朝方には1.1296までユーロ高が進み、約7カ月

    ぶりの高値を記録。その後はドルの買い戻しが強まり、1.12割れまで

    値を下げる

  • 株式市場はまちまち。全体的にややハト派的だったこともあり、

    ダウは46ドル高で連日の最高値更新。一方ナスダックとS&P500は反落。

  • 朝方発表されたCPIが-0.1%だったことから債券相場は上昇。

    長期金利も一時は2.10%台まで低下し、ドル売りを誘った。

  • 金は6日ぶりに反発。原油価格は大きく売られ44ドル台に。



  • 5月消費者物価指数    →  -0.1%

  • 5月小売売上高       →  -0.3%

    本日の注目イベント

  • 豪   豪5月雇用統計

  • 欧   ユーロ圏4月貿易収支

  • 英   BOE金融政策発表

  • 英   BOE議事録

  • 英   英5月小売売上高

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米  6月NY連銀製造業景気指数

  • 米   6月フィラデルフィア連銀景況指数

  • 米   5月鉱工業生産

  • 米   6月NAHB住宅市場指数

  • 米   5月設備稼働率


    注目されたFOMCでは市場予想通りフェデラル・ファンド(FF)金利の

    0.25%引き上げを決めました。

    これでFF金利の引き上げは3月に続いて今年2回目となり、金利誘導目標

    は1.00~1.25%になりました。

    さらに市場が注目していた年内の利上げ予測については、あと1回との見通

    しを維持し、2018年利上げ予測も3回と見通しを変えていません。

    またFRBのバランスシートの縮小については、1カ月あたり国債60億ド

    ルと、住宅ローン担保証券(MBS)40億ドルの再投資を見送ることにし、

    国債については月300億ドルに達するまで継続し、MBSについては月2

    00億ドルに達するまで継続することを決めました。

    ただ、声明では縮小プロセスの具体的な開始時期には言及せず、最終的な保

    有額にも触れていません。(ブルームバーグ)結果的にはややハト派的であ

    ったものの市場予想と大きく異なる内容ではなかったと言えます。

    ドル円はNY時間の朝方に発表された5月の消費者物価指数がマイナス0.

    1%だったことや、小売売上高もマイナス0.3%に沈んだことで大きく売

    られ、108円台後半まで下落していました。

    昨日の決定は、本来ドル高要因だったものの、朝方に大きく水準を下げてい

    たこともあり、利上げとイエレン議長の会見後に値を戻しても109円台後

    半まで値を戻すのが精一杯だったようです。

    FOMC声明は「委員会は現在、経済が概ね予想通りに進展するとの想定で、

    バランスシート正常化プログラムの年内開始を見込んでいる」と表明し、短

    期的なリスクも概ね均衡しているとの見方を示しました。

    またプログラム開始時期についてイエレン議長は記者会見の席で、「経済が

    予想通り進展すれば、年内のプロセス開始に向けた環境は整うはずだ」と述

    べています。実際には9月もしくは12月のFOMCで決定されると見られ

    ます。

    ドル円は一時108円81銭まで売られ、4月20日以来の円高水準をつけ

    ました。米長期金利の低下でドル売りが強まりましたが、米長期金利も一時

    2.10%台と、こちらは7カ月ぶりの低水準を記録しています。

    今年2回目の利上げを決め、バランスシートの年内縮小開始も決め、

    本来なら米長期金利は上昇していいはずなのに低下傾向が続いています。

    株高と長期金利の低下は、今回の利上げで「年内打ち止め」であることを暗

    に示唆しているのかもしれません。

    ドル円は下値を探る展開になっていますが、予想レンジは108円70銭~

    110円程度としたいと思います。

    今年の円の最高値は4月17日の108円13銭です。

    米長期金利がさらに低下するようだと、この水準をテストする可能性もあり

    そうです。足元のドル円は米長期金利との相関度をさらに強めているように

    思えます。


  • FOMC待ち 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は引き続き110円前後で小動き。株式市場は活況を呈して

    いるものの、ドル円は売り買いとも盛り上がらず110円00―05銭で

    取引を終える。

  • ユーロドルも値動きは低調。1.12を中心にもみ合いが続き、

    今夜のFOMCの結果を待つ姿勢が強まる。

  • 株式市場は大きく反発。懸念されたアップルなどIT株も急反発し

    ナスダックは44ポイント上昇。一方ダウも92ドル上昇し、最高値を更新。

  • 債券市場では30年債入札が好調だったものの、10年債は小動き。

    長期金利も前日とほとんど変わらず。

  • 金は小幅ながら続落。原油価格は続伸。


  • 5月生産者物価指数    →  0.0%

    本日の注目イベント

  • 中   中国 5月小売売上高

  • 中   中国 5月鉱工業生産

  • 独   独5月消費者物価指数(改定値)

  • 欧   ユーロ圏4月鉱工業生産

  • 英   英5月雇用統計

  • 米   FOMC 政策金利発表

  • 米   イエレン議長記者会見

  • 米   5月消費者物価指数

  • 米   5月小売売上高

                                        

    NYダウは先週末に最高値を更新したのに続き、昨日も92ドル上昇し、再び最高値

    を更新しています。株式市場では取引は活況を呈していますが、為替市場と、債券市

    場では「微妙な均衡」が続いており、売り買いとも盛り上がりに欠けた展開です。

    ドル円は110円前後で膠着し、居心地がいいのか、上も下も攻め手に苦労している

    状況です。特に昨日は、今夜のFOMCでの利上げ以外のヒントを待つ状況が続いて

    おり、このまま水準を変えずに明日朝の金融政策会合まで推移する公算が高いと見ら

    れます。

    政策金利の発表は明日の朝3時ですが、焦点は今回の利上げ後の次の利上げがいつにな

    るのかということと、FRBの資産縮小がどのタイミングで行われるのかという点で

    す。この2つのポイントを巡って、イエレン議長の発言からヒントを読み取ろうとす

    ることになります。

    今回の会合での利上げはほぼ確実と見られますが、残り年内1回はあると見られてい

    る利上げ見通しに変化があるのかという点と、現在約500兆円あるFRBのバラン

    スシートをどのタイミングで縮小していくのかという点です。バランスシートの縮小

    は利上げと同じ効果が見込まれ、仮に具体的な言及があれば、市場はドル買いで反応

    すると見られます。一方で雇用や自動車販売などのデータでは先行きの不安を映し出

    しており、インフレ率も、PCEコアデフレーターでは1.5%と、目安の2.0%

    には届いていません。

    イエレン議長をはじめ、FOMCメンバーがこの状況でも景気の先行きに自信を持っ

    ているのかどうかがポイントになりそうです。

    また5月のFOMC声明文では、第1四半期の景気の鈍化は一時的な可能性が高いと

    判断しましたが、もしこのスタンスが維持できるのなら、今年3回の利上げも可能で、

    バランスシートの縮小にも言及してくるかもしれません。

    その場合にはドル円は111円台回復も十分あり得ると予想しますが、ハト派的な

    内容に終わると109円テストも考えられます。

    トランプ政権への期待も徐々に低下し、景気刺激策の遅れも最早明らかです。

    この辺りのリスクもFOMCメンバーの判断材料になるかもしれません。

    いずれにしても膠着状態が続き、為替のパフォーマンスがいまいちとみられるヘッジ

    ファンドなどが、この機会に積極的に相場に関わってくる可能性も指摘されています。

    明日朝方の値動きには注意が必要です。

    以上の状況から、本日のレンジ予想はややワイドに、109円~110円80銭程度

    にしたいと思います。


  • ドル円再び109円台に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は再び109円台半ばまで下落。株価の下落が重石となり

    ドル売りが優勢となったが、FOMCを控え取引は盛り上がらず、

    109円90銭近辺で引ける。

  • ユーロドルは1.12を挟みもみ合い。値幅も35ポイント程度で

    底堅い展開ながら、値動きも鈍い。

  • 株式市場は引き続きテクノロジー株が売られ、

    全体の下げを牽引。ダウは36ドル下げ、ナスダックは

    32ポイント下落。

  • 債券相場は小幅ながら続落。カナダ債の下げも影響し、

    長期金利は2.21%台まで上昇。

  • 金は続落し、原油は続伸で46ドル台を回復。

    本日の注目イベント

  • 独   独6月ZEW景況感指数

  • 英  英5月物価統計

  • 米   FOMC(14日まで)

  • 米   5月生産者物価指数                                    

    ドル円は再び110円を割り込み、NY市場では109円64銭まで

    下落しています。米長期金利は小幅に上昇したものの株価の下落、特

    にIT株の下落に、リスク回避の円買いが勝ったといった状況でした

    「FAANG」と呼ばれる、アップルやグーグル(アルファベット)

    などのIT株は、この日も下げが止まりません。買われすぎていた反

    動との見方もあるようですが、14日のFOMCで利上げと同時に、

    FRBの資産縮小に向けたアナウンスがあるのではないかといったこ

    とも影響している可能性があります。

    もっとも、長期金利が大きく下がらない限り、ここからドル円が下げ

    幅を大きく拡大することも考えにくいことになりますが、これまで株

    価が上昇し、債券相場も長期にわたって上昇してきており、機関投資

    家にとっては、ほとんど失敗のない投資環境が続いてきたわけで、株

    価の調整が長期間続く事体になると、円もじり高になることが考えら

    れます。まずは、14日のFOMCで今年2回目となる利上げを確認

    し、その後のイエレン議長の発言に注目することにしたいと思います。

    FRBのバランスシート縮小に向けたヒントがあるのかどうかが焦点

    です。

    トランプ大統領を巡るロシアゲート問題は依然として混沌としていま

    す。先週のコミー氏の証言を「ウソ」と言い放ったトランプ氏は、自

    身が宣誓をした上で、議会で証言を行うと述べています。

    また今朝の情報ではセッションズ司法長官も本日、上院情報特別委員

    会の公聴会で証言を行うようです。

    ブルームバーグによると、トランプ氏に近いセッションズ長官は、大

    統領に不利な証言を行わない可能性がある一方、政治的圧力にもひる

    まないコミー氏と比較され、議会からの質問にどう答えるのか、引き

    続き注目されています。

    ドル円は日足チャートでは5月11日の114円38銭を高値に下落

    トレンドを形成しています。

    また、一目均衡表の「雲」が抵抗帯として機能しており、上昇を抑え

    ていることも確認出来ます。

    110円台後半までドルが上昇できればトレンドラインを上抜けでき

    ると見られますが、トランプ政権に対する期待の後退や、上で述べた

    ようなトランプリスクを考えると、なかなかドルが上昇するきっかけ

    をつかみにくいのも事実です。14日の利上げに続く、次の利上げの

    タイミングが見えてこない限り、ドルの本格的な反転は見込めない状

    況です。

    本日も上値が重い展開が予想されます。

    日本株も同じように軟調な展開かと思われますが、大きな下げが無い

    限り東京時間でのドル円は109円台前半から半ばが底値のメドと見

    ており、109円30銭~110円30銭程度を予想レンジにしたい

    と思います。


  • ポンド続落 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 重要イベントを消化したドル円は堅調に推移し、

    110円81銭まで上昇。長期金利が上昇したこともドル買いに

    つながったが、週末のポジション調整もあり、110円30-40銭

    で越週。

  • ユーロドルはややドル高の流れが強く、1.1167まで売られる。

    1.12台が徐々に重くなりつつあるが、明確な方向性は見えず。

  • 株式市場は上げ下げまちまち。ダウは89ドル上昇し、最高値を

    更新したものの、ナスダックは113ポイントの大幅下落。

    アップルなどのIT株が大きく値を崩す。

  • 債券相場は続落したものの、午後には下げ幅を縮小。

    長期金利は2.20%台まで上昇。

  • 金は続落し、原油は小幅ながら反発。

    本日の注目イベント

    メイ首相率いる保守党が過半数の議席を確保できなかったことで、ポンドは

    大きく売られ、142円台から140円台まで下落しました。メイ首相は、

    アイルランドの保守政党、民主統一党(DUP)との連立政権を視野に動い

    ていましたが、今朝の情報では、同党との連立運営のための合意にはいたっ

    ていないとの報道で、週明けのオセアニア市場ではポンドが再び下げ足を強

    めています。

    一方、米国ではコミー前連邦捜査局(FBI)長官が証言で、トランプ大統

    領から「忠誠」を要求され、捜査の中止を求められたと述べました。

    この内容は「想定内」との判断で、市場への影響はほとんどありませんでし

    たが、トランプ氏はその後、コミー氏はうそをついており、同氏に忠誠を誓

    うよう要請したことはなかったと、宣誓した上で証言する用意があることを

    明らかにしています。(ブルームバーグ)トランプ氏はホワイトハウスで記

    者会見し、宣誓する用意が「100%」あると表明し、さらに、「私はこの

    男をほとんど知らず、《忠誠を誓ってほしい》と言うことはない」と述べて

    おり、どうやらこのロシアゲート問題は簡単には幕が引かれそうもないよう

    です。どちらかがウソをついていることになりますが、宣誓をする以上、偽

    証罪に問われる可能性があるため、注目されます。

    本日はシドニー市場が「女王誕生日」のため休場であり、重要な経済指標も

    ありません。いつものように、日本株の動きをにらみながらの展開になりま

    すが、焦点は110円台が維持でき、再び110-112円のレンジに戻れ

    るのかどうかという点です。

    先週は110円を割り込み、109円12銭まで円高が進行しましたが、1

    08円台への下落は回避できました。

    再び110円台を割り込むようだと、まだ下値トライの可能性は残っていま

    すが、米長期金利の行方にも注目しなければなりません。

    こちらも、先週は一時1.14%台まで低下し、円買いを促しましたが、先

    週末には2.2%台まで反発してきました。引き続きドル円相場との高い相

    関性は維持しています。

    本日の予想レンジは110-111円程度と見ています。


  • 英選挙出口調査でポンド下落 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は、コミー証言がトランプ政権にとって大打撃には
      ならないとの見方が広がり上昇。110円38銭までドル高が
      進み、金利高、株高もドルを支えた。

    • ユーロドルはECBが金融政策の維持を決め、一段の利上げの
      可能性を排除したが、利益確定の売りに押され、一時は1.1195まで
      売られる。

    • 株式市場は小幅に上昇したものの、ほぼ変わらず。
      ECBの金融政策やコミー証言は材料にはならず、ダウは
      8ドル高で引ける。

    • 債券相場は前日と同様にやや売られ、長期金利は
      若干上昇。

    • 金と原油は揃って下落。

    • 新規失業保険申請件数 → 24.5万件

    本日の注目イベント

    • 中   中国 5月消費者物価指数
    • 中   中国 5月生産者物価指数
    • 独   独4月貿易収支
    • 英   英4月鉱工業生産
    • 英   英4月貿易収支
    • 加   カナダ5月就業者数
    • 加   カナダ5月失業率
           
    注目されたコミー前連邦捜査局(FBI)長官の証言は2時間半以上に渡り、同氏は「指導力不足などの解任理由はウソだ」と証言しました。コミー氏は大統領と初めての会合後に、直ちに記録をとり始め、「われわれの会合の性質についてトランプ氏がウソをつくかもしれないと真剣に懸念したため、私は記録を残すことが重要だと考えた」(ブルームバーグ)とも述べ、当初から政治的圧力に対する懸念を感じていたことを明らかにしました。

    ただ同氏は、会話の内容が司法妨害に当たるかどうかについては、「私が判断することではない」としたことで、トランプ政権に直ぐに打撃を与えるものではないとの見方が広がり、ドル円は上昇。株式も買われ、長期金利も上昇し、前日と同じ展開になっています。ドル円は欧州時間に110円台を回復し、コミー氏の発言後には110円38銭まで反発する場面もありました。市場はひとまず冷静な対応を見せたと言っていいと思います。

    次は英国の総選挙です。各メディアは出口調査の結果を発表していますが、現時点では与党保守党は過半数を取れないと報じています。BBCなどは下院(定数650)で保守党は341議席にとどまるとの見方を示しています。保守党と労働党との支持率の差はそれほど無かったものの、保守党有利との戦前の予想が、このままいくと再び「BREXITの再来」となる可能性が高まってきました。ポンドドルはこの報道をうけ、約200ポイントほど売られています。

    そして最後はECB理事会です。ECBは金融政策の現状維持を決め、ドラギ総裁は記者会見で「忍耐が必要だ。引き続き、われわれの金融政策で回復を支えていかなければならない」と述べ、その理由として「景気回復はまだ力強いインフレにつながっていない。これまでのところ、基調的インフレの指標は引き続き弱い状態にとどまっている」との見方を示しました。(ブルームバーグ)
    会見を受けて、ユーロドルは利益確定の売りに押され、1.12を割り込んでいます。

    これでイギリスの選挙結果を残すのみとなり、「スーパー・サーズデー」は終わろうとしています。ポンドは大きな値動きを見せましたが、円やユーロは比較的落ち着いた動きになっています。気のなるのは、やはりコミー証言です。

    結局トランプ大統領は、自身や側近のロシア疑惑の捜査を中止させるためにFBI長官を「権力を使って」更迭したわけです。コミー氏も述べていましたが、オバマ前大統領やブッシュ元大統領とは何か違うものを感じ取って記録を残しました。TPPやパリ協定からの離脱など、「アメリカ・ファースト」という錦の御旗の下、何をやってもいいわけはありません。ドイツを筆頭に、欧州との距離も
    ひらいてきました。このままトランプ氏が4年間の任期を全うするとは思えません。
    本日のドル円は110円を中心に、上下50銭程度のレンジを予想します。


    コミー証言の一部に安心感広がる 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は109円台前半から反発。本日予定されている前FBI長官
      の証言の冒頭陳述原稿が公表され、内容が市場予想と大きく異なって
      いなかったことで安心感が広がる。ドル円は109円89銭まで買われ、
      この日の高値圏で引ける。

    • ユーロドルは引き続き1.12台でもみ合い。ECBがインフレ率を
      下方修正するのではとの報道で、1.1214まで売られたが、1.12台はキープ。

    • 株式市場は揃って反発。コミー証言の一部が公表され安心感が広がった
      ことで、ダウは37ドル上昇。

    • 債券相場は反落。リスク回避の流れがやや弱まったことで売りが
      優勢となる。長期金利は2.17%台へと小幅に上昇。

    • 金は4日ぶりに反落。原油は在庫の増加が重石となり、2ドルを超える
      大幅安。

    • 4月消費者信用残高 → 81.97億ドル

    本日の注目イベント

    • 豪  豪4月貿易収支
    • 日  5月景気ウオッチャー調査
    • 日  1-3月GDP(改定値)
    • 日  4月国際収支
    • 中  中国 5月貿易統計
    • 独  独4月鉱工業生産
    • 欧  ECB政策金利発表
    • 欧  ドラギ・ECB総裁記者会見
    • 米  新規失業保険申請件数
    • 米  コミー前FBI長官、上院情報特別委員会で証言
    • 加  カナダ5月住宅着工件数

    本日は重要イベントが多く「スーパ-・サーズデー」と呼ばれてもいいほど、為替を動かす材料が揃っています。その中の、コミーFBI(連邦捜査局)前長官の公聴会での証言の一部が前倒しで公開されました。内容にサプライズがなかったことから、市場に安心感が広がっています。ドル円は反発し、株価は上昇、さらに金利も上昇していますが、まだ油断はできません。

    内容は、やはりトランプ大統領が2月にフリン大統領補佐官に関する捜査について「これを終わらせることを望む」と述べたことを明らかにしています。1月27日にトランプ大統領と2人だけでホワイトハウスで夕食を共にした際には大統領から「私は忠誠を求める」と言われ、コミー氏は夕食会について「ある種の利益関係を確立するため」に設定されたと感じたと証言するようです。(ブルームバーグ)

    トランプ大統領は昨日、空席のFBI長官にクリストファー・レイ元司法次官補を指名することをツイッターで明らかにしています。本日のコミー氏の証言で、これ以上トランプ政権を揺さぶるような発言がなければ、一旦この問題は市場の関心からはずれるものと思われます。

    イギリスの総選挙に関する直近の調査では、メイ首相率いる保守党の支持率が42%で、労働党が35%となっており、その差は7%になっています。(タイムズ・ユーガブ調査)一時その差が3%ほどに縮小したこともありましたが、直近ではその差がやや拡大しているようです。保守党が負けるようなことになれば、メイ首相の辞任にもつながり、イギリスはEUからの離脱だけではなく混乱に陥ることになり、ポンドは大きく下落する可能性があります。投票現地時間夜10時まで行われ、結果が分かるのは、日本時間の明日午前中ということになりそうです。

    ECBの金融政策については、こちらも昨日ECBがインフレ見通しを下方修正する準備に入っているとの報道からユーロが売られる場面もありましたが、現時点ではその下げを埋める展開になっています。ECBの政策発表とコミー氏の証言は今夜の材料になりますが、夜9時辺りから夜中にかけてが「ゴールデンアワー」になりそうです。本日の相場は読にくい展開であることは当然ですが、レンジは108円~109円50銭程度にしたいと思います。


    ドル円レンジを下抜けし109円台に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 東京時間に110円を割り込んだドル円は、NY市場でも

    続落。米金利が低下し、英総選挙など重要イベントを控えている

    ことで円買いが強まった。ドル円は一時109円23銭まで売られ、

    約1カ月半ぶりの円高水準をつける。

  • ユーロドルはドル円に比べ小動き。1.1284まで上昇したが、

    直近の高値であることも意識され伸び悩む。

  • 株式市場は続落。コミー前FBI長官の証言を控え、利益確定

    の出やすい状況から売りが優勢に。ダウは47ドル下落。

  • 債券相場は続伸。FBI前長官の証言が予定されている上に、

    中国が米国債を買い増すとの報道が相場を支える。

    長期金利は今年最低水準に近い2.14%台で引ける。

  • ドルが売られたことで金は14ドル上昇。約7カ月ぶりの

    高値を記録。原油も反発。

    本日の注目イベント

  • 豪   豪1-3月期GDP

  • 日   4月景気動向指数

  • 中   中国 5月外貨準備高

  • 欧   ユーロ圏1-3月GDP(確定値)

  • 欧   OECD、2017年の世界経済見通し発表

  • 米   4月消費者信用残高

  • 加   カナダ4月建設許可件数


    昨日の東京時間にドル円は110円を割り込み、そのままじり安の展開となり、

    NY市場では109円23銭まで一気に円高が進みました。110円前後は強

    いサポートであるが、抜けると意外に簡単に下げるとこの欄で述べましたが、

    まさにそんな展開でした。

    110-112円のレンジを完全に下抜けしたことで、新しいレンジを形成

    する動きになっていますが、108円台まで円高が進むと、105-110円

    の動きが定着し、これまで下値のメドだった110円が、今度は相場の天井の

    イメージを作ることになります。まだ、そこまで相場観がドルブルには傾いて

    いませんが、今日を含め今週末までの動きが新しいレンジ形成と、それが定着

    するかどうかを決めるような気がします。

    とりわけ重要なのが明日の動きです。

    明日は「スーパー・サーズデー」とも言えるほど重要イベントが目白押しです

    。イギリスでは総選挙が実施され、メイ首相率いる保守党が勝利すれば、政権

    の安定につながりますが、野党労働党が激しく追い上げており、その差は確実

    に縮まっているようです。

    また、この日にはECBの理事会があり、政策変更を示唆するフォワードガイ

    ダンスがあるかどうかも注目されています。

    ドラギ総裁は金融緩和の縮小に依然として慎重な姿勢を見せていますが、良好

    な経済状態が続くドイツでは、バイトマン・ドイツ連銀総裁などが政策変更を

    行うべきだとの主張を繰り返しています。緩和政策の変更を先取りした形でユ

    ーロドルは、1.12台後半まで買われていますが、ここからさらに続伸する

    かどうかは政策次第というところです。

    そして最後は米上院情報特別委員会でのコミー証言です。

    今朝のブルームバーグ・ニュースでは、コミー前長官はトランプ大統領と交わ

    した会話の詳細は明らかにするが、ロシア疑惑に対するFBIの捜査を大統領

    が妨害しようとしたと考えるかどうかについては発言しない、と関係者の意見

    を伝えています。

    コミー氏はすでに、モラー特別検査官との間で証言内容の調整を済ませている

    と報じています。

    このように、明日は相場を動かす材料が盛りだくさんです。

    それぞれ無風の結果に終わる可能性もありますが、予断は許しません。

    ドル円は下値のサポートを割り込み再び108円を目指す動きになってきまし

    た。今年のドルの最安値は4月17日につけた108円13銭です。

    もし109円を割り込むようなら、下値のメドはこの水準になろうかと思いま

    す。日米ともに株価が大崩れしていないことから、ドル円がこの水準から10

    5円に向かう可能性は低いと見ますが一方で、米長期金利は今年の最低水準を

    記録しており、さらにドル安の受け皿としての役割がある金価格は1300ド

    ルに迫り、こちらも昨年11月以来の高値をつけており、ドル安を示唆してい

    ると考えられます。

    状況から判断すると、ドルの先安観の方が優勢と言えるかもしれません。

    本日のレンジは108円80銭~109円80銭程度を予想します。


  • ドル円動かず 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は110円台半ばを中心に小動き。株式市場の下落に

    伴いドル売りがやや優勢となり110円37銭まで売られたが、

    勢いもなく閑散。

  • ユーロドルは1.12台後半がやや重くなり、値を下げたが

    1.12台は維持。値幅も30ポイント程度に収まり小動き。

  • 株式市場は揃って反落。連日最高値を更新していたこともあり、

    上昇も一服といったところ。ダウは22ドル下げ、ナスダックも

    10ポイント下落。

  • 債券相場は反落。前日今年の最高値付近まで買われた

    ことで、利益確定の売りに押される。長期金利は2.18%台へと

    小幅に上昇。

  • 金は続伸し、原油は反落。


  • 5月ISM非製造業景況指数      →  56.9

    本日の注目イベント

  • 豪   RBA、キャッシュターゲット

  • 豪   豪1-3月期経常収支

  • 欧   ユーロ圏4月小売売上高
                                        

    連日最高値を更新した米国株式がさすがに一服し、米長期金利が小幅に上昇

    したものの、ドルは株式市場に引っ張られる形でやや売られる展開でした。

    ドル円は110円半ばから前半で推移し、ユーロドルは1.12台後半がや

    や重くなり、大きく下げはしないものの上値が抑えられました。その結果、

    ユーロ円が前日よりも水準を下げています。

    もっとも、今週8日(木)にはECB理事会と米国ではコミー前FBI

    長官の公聴会での証言が控えていることから、取引も薄商いだったようです。

    その証言について、ホワイトハウスのサンダース大統領副報道官は5日、

    トランプ氏がコミー前長官の証言阻止を目的に大統領の行政特権を

    行使することはないと、記者会見で述べています。(ブルームバーグ)

    コミー前長官は8日午前の上院情報特別委員会の公聴会で証言を行い

    ますが、駐米ロシア大使との接触について虚偽の説明をしたとして解任され

    たフリン前大統領補佐官を対象としたFBIの捜査に、政治的圧力があった

    かどうかについて証言すると見られます。

    先週末の雇用統計をきっかけに、ドル円は110円を試す展開かと思われま

    したが現時点ではそれほどドル売り意欲も盛り上がっていません。

    110円前後には強力なサポートがあると見られてはいますが、それにして

    も上値が重い割にはセンチメントもドルベアに傾き切れません。

    市場参加者の多くが110-112円のレンジと割り切っていることで、1

    10円台半ばから下値では新規の買いや、利益確定のドルの買い戻しが下落

    を抑えているようです。

    昨年11月には米大統領選挙で10円以上も動き、その後の12月や今年1

    月でも月間6~7円動いたドル円でしたが、4月、5月には3~4円程度に

    値幅を縮小し、今月はさらに狭いレンジでの動きも連想させます。

    110円か112円のどちらかでも抜ければそれなりに需要も出てくると思

    いますが、なかなかそのきっかけが掴めません。

    今週8日の公聴会での証言や、ECB理事会がその始まりになることを期待

    したいと思います。

    本日のレンジは110~111円と、昨日と同じですが、日本株もやや軟調

    な展開を予想します。

    昨日の朝方につけた110円20銭台が目先のサポートと見られ、110円

    ~110円20銭辺りがサポートゾーンと見ています。


  • 雇用統計を受けドル円110円台前半に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 5月の雇用統計では、雇用者数が予想を下回り、4月分

    と3月分も下方修正されたことでドル売りが強まり、ドル円は

    110円33銭まで売られる。前日のADP雇用者数が上振れした

    ことで期待が高まり、東京時間につけた111円71銭が高値となる。

  • ユーロドルも続伸し、一時は1.1285までユーロ高が進み、

    約7カ月ぶりの高値を記録。

  • 株式市場は続伸。テクノロジー株が上昇を牽引し、

    ダウは連日で最高値を更新。その他主要指数も揃って高値を更新。

  • 雇用統計の結果を受けて債券相場は大幅高。

    長期金利は2.15%台と、ほぼ年初来の低水準を記録。

  • 金は10ドル余り上昇。原油価格は反落し47ドル台に。

  • 5月非農業部門雇用者数 →  13.8万人

  • 5月失業率          →  4.3%

  • 5月平均時給(前月比)  →  +0.2%

  • 5月平均時給(前年比)  →  +2.5%

  • 4月貿易収支        →  476億ドルの赤字

    本日の注目イベント

  • 中   中国 5月財新コンポジットPMI

  • 英   英5月サービス業PMI

  • 米   5月労働市場情勢指数(LMCI)

  • 米   5月ISM非製造業景況指数

    5月の雇用統計では、失業率は4.3%と改善していたものの、非農業部門雇用

    者数は13.8万人と、こちらは予想を下回り、長期金利の低下も材料視されド

    ル円は110円台前半まで急落しました。

    先週金曜日のコメントでも述べましたが、ADP雇用者数と雇用統計ではそれほ

    ど強い相関関係はなく、期待値が高かったこともありドルの急落につながった面

    もあります。ドル円は先週末の東京時間に111円71銭までドル高が進みまし

    たが、結局112円には届かず、110-112円のレンジの上限が抜けず、再

    び下限を試す展開になっています。

    5月の非農業部門雇用者数が市場予想を下回っただけでなく、4月分と3月分も

    下方修正され、これで直近3カ月の平均は12万人程度になりました。また、平

    均時給も前年比では2.5%と、こちらも市場予想を下回っています。

    米労働市場の先行きにはやや雲がかかってきた印象はありますが、現時点では来

    週のFOMCでの利上げ観測に大きな影響を及ぼすほどではないと、市場は見て

    いるようです。ただその後の利上げのペースがさらに緩やかになる可能性はあり

    そうです。

    来月の雇用統計が、今から気になるところです。

    ドル円は110円33銭まで売られ、先月の110円23銭近辺が再び意識され

    る流れになってきました。今のところ株価が堅調なため、直ぐに110円を割り

    込み、108円を目指す展開は想定しにくいと思われます。

    下値のメドは、やはり「雲の下限」と「200日移動平均線」が集まる、110

    円10銭前後であり、110円という心理的な大台ということになります。

    米長期金利の低下傾向がドル円の上値を抑える一方、堅調な株価がどこまでドル

    円のサポートとして機能するのかが注目されます。それだけに株価が崩れると、

    ドルの支えが一つなくなるため、下落には注意が必要です。

    出遅れ感の強かった日経平均株価も、先週末には300円以上も値上がりし20

    15年12月以来となる2万円の大台を回復してきました。このまま2万円の大

    台を維持し、2万1000円に向かって上昇するのかどうかも注目されます。

    日経平均株価は為替の影響を受けやすいと言われていますが、110円を割り込

    まなければ株価への大きな悪影響はないと思われます。3月企業決算の発表を終

    え、大方の輸出企業は今上期のドル円を105円から110円に設定していると

    ころが多く、その分112円台から上の円安水準ではドル売り注文が集まりやす

    いとも言えます。

    本日のドル円は110円~111円程度を予想します。

    上で述べたように、本日の日本株の動きと、NY株に利益確定の売りが出るのか

    どうかに注目しています。


  • ADP雇用者数25.3万人 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円はADP雇用者数が市場予想を大きく上回ったことで

    上昇。長期金利が上昇したこともあり、111円48銭まで

    ドル高が進む。

  • ユーロドルは、ドル高が進んだ割には1.12台で堅調に推移。

    1.1202までユーロ売りが進んだが1.12台は維持。

  • 株式市場は大幅に反発。雇用者数の上振れを好感し

    ダウは135ドル上昇。3カ月ぶりに最高値を更新。

    ナスダックとS&P500も揃って大幅に上昇。

  • 債券市場は小幅に反落。良好な経済指標に売りが優勢と

    なったが、下げ幅は限定的。長期金利は2.21%台へとやや上昇。

  • 金は反落し、原油価格は3日ぶりに反発。

  • 5月ADP雇用者数     →  25.3万人

  • 新規失業保険申請件数  →  24.8万件

  •  5月ISM製造業景況指数→  54.9

    本日の注目イベント

  • 日   5月マネタリーベース

  • 欧   ユーロ圏4月生産者物価指数

  • 米   5月雇用統計

  • 米  4月貿易収支

  • 加   カナダ4月貿易収支
                                        

    5月の民間雇用統計である、ADP雇用者数の結果が市場の雰囲気を好転させ、

    リスクオンの流れが強まりドル円は111円台半ばに。株価も上昇し、低下傾

    向にあった米長期金利も上昇に転じています。

    5月のADP雇用者数は予想の18万人に対して25.3万人と大きく上振れ、

    昨日のこの欄でも述べた様に、本日の雇用統計への上振れ期待が高まり、ドル

    が買われる結果になりました。ただ注意しなければならないのは、ADPの結

    果と雇用統計は必ずしも関連しておらず、過去5年間の両指数の動きを調べて

    も、その相関性はほぼ五分五分でした。

    つまり、ADP雇用者数が大きく上振れしても雇用統計が予想を下回ることも

    あり得るということです。もちろん、同様に上振れすることもあり得ますが、

    それは開けてみなければ分からないということで、先入観だけでポジションを

    構築するのは危険です。

    確かに昨日のADPはややポジィティブ・サプライズでしたが、その他の経済

    指標を見てみると、失業保険申請件数は予想を下回る24.8万件で、ISM

    製造業景況指数はほぼ予想と変わらず、手放しで米景気が好調だと言えるわけ

    ではありません。この傾向は今年に入っても変わらず、FRBが言う、第一四

    半期の経済指標の鈍化が「一時的なもの」なのかどうかはまだ判断できず、も

    うしばらくは経済データを確認する必要があります。

    同時に、このデータと今夜のデータで、9月と12月の利上げ観測が高まるの

    かどうかも見ていかなければならず、結局今後の利上げ回数の増減が相場の行

    方を決めることになるわけです。

    経済データはまずまずでしたが、トランプ大統領の周辺は相変わらずあわただ

    しいようです。大統領はパリ協定からの離脱を発表し、昨日は「離脱をし、新

    たな交渉を始め、それができなくても、それはそれでかまわない」と述べてい

    ます。TPPからの離脱に次ぐ、『アメリカファースト』です。

    ブルームバーグニュースによると、コミー前FBI長官が6月8日に上院情報

    特別委員会で証言すると報じています。大統領選挙中のトランプ陣営とロシア

    との接点を調査していたFBIに対して、圧力があったのかどうか。

    また、コミー長官の解任劇との関係について公聴会で証言する模様です。

    日本の国会でも似たような事件が起きていますが、国の「最高レベル」

    からの政治的圧力があったのかどうか、日米でその行方が注目されています。

    このように見ると、まだ安心してドルを買うわけには行かない状況が続いてい

    ます。

    110-113円のレンジ内取り引きが継続していると見られますが、これは

    「日足」チャートでも確認でき、現在は「雲の中でもみ合っている」ことが見

    てとれます。この雲を上抜けするのか、あるいは下へ抜けるのかで目先のトレ

    ンドの変化が読み取れると思われます。今夜の雇用統計がどちらかに大きくぶ

    れれば、その可能性は高まるでしょう。

    予想レンジは110円50銭~112円程度と見ています。


  • ユーロドル再び1.12台半ばに 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 全般的にドルが売られる中、ドル円は111円台を

    回復することも出来ず、110円46銭まで下落。

    長期金利の低下が続き、トランプ政権への期待も

    徐々に剥落。

  • ユーロは反発。ドイツ連銀総裁の発言もあり、

    金融政策変更への思惑から1.1252までユーロ高が進む。

  • 株式市場は下落。JPモルガンがトレーディングでの

    減収を発表したことで銀行株が下落。ダウは20ドル下げ、

    その他主要指数も揃って下落。

  • 債券相場は小幅に上昇したものの、ほぼ変わらず。

    長期金利は緩やかな下落が続き、2.20%台まで低下。

  • ドルが売られたことで金は反発。原油価格はリビアの

    増産が伝えられ大幅に続落。


  • 5月シカゴ購買部協会景気指数  → 59.4

  • 4月中古住宅販売成約指数    → -1.3%

    本日の注目イベント

  • 豪   豪4月小売売上高

  • 中   中国 5月財新製造業PMI

  • 欧   ユーロ圏5月製造業PMI(改定値)

  • 米   5月ADP雇用者数

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   5月ISM製造業景況指数

  • 米   パウエル・FRB理事講演

  • 米   ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演

    ドル安が緩やかに進んでいる印象です。

    NY市場では、ドル円は終始110円台で推移し、111円台に乗せることは

    ありませんでした。ユーロドルも買われ、直近高値に迫る水準までドル安、ユ

    ーロ高が進んでいます。

    経済指標は強弱まちまちの結果が示され、トランプ大統領に解任されたコミー

    前FBI長官が議会公聴会で、大統領とロシアとの疑惑調査で圧力を掛けられ

    たかどうか証言する可能性も出てくるなど、政権への期待も徐々に低下してい

    ます。

    米長期金利の緩やかな低下傾向もドルの上値を重くしています。

    米長期金利は3月中旬には2.6%台まで上昇しましたが、その後低下に転じ、

    昨日のNY市場では2.20%台の水準をつけています。北朝鮮との緊張が続

    いていることや、トランプ政権の先行きの不透明さが背景にあるとしても、今

    月のFOMCでは利上げが確実視されている状況下でも金利が下がっています。

    ドル円は緩やかに上値を切り下げており、昨日のNYでは110円46銭まで

    ドル安が進み、110-113円のレンジの下限を試す動きになっています。

    上値が切り下がっている状況は「1時間足」の雲の形を見ても明らかで、雲が

    「抵抗帯」としてローソク足においかぶさっています。現時点での動きは緩や

    かで、ドルが急落する気配はありませんが、昨日も述べたように、110円―

    110円10銭辺りにある重要なサポートを割り込むと、ストップのドル売り

    などを巻き込み下落スピードを速めることも想定できます。

    この水準は相当硬いサポートと見ていますが、それだけに仮に割り込むと市場

    参加者の相場観にも影響を与えることにもなります。

    ドルが売られる中、ユーロドルが再び1.12台半ばまで上昇し、直近の高値

    水準に迫っています。ドイツ連銀のバイトマン総裁は「現在の景気見通しとリ

    スクバランスの改善は、ECBのフォワードガイダンスを調整すべきなのかど

    うか、その時期はいつかについて政策委員会で議論が始まることを示唆してい

    る」と述べ、ユーロ圏には依然として金融緩和策が必要だとするドラギECB

    総裁とは異なる認識を示しています。ECBが現行の非伝統的金融政策を変更

    すれば、これまで長く続いた「ユーロ安の終わりの始まり」と理解することが

    できます。

    本日のドル円は110円30銭~111円30銭程度を予想しますが、本日は

    5月のADP雇用者数が発表されます。予想は18万人の増加ですが、これが

    上振れると、週末の雇用統計にも上振れ期待が高まりドル円も111円台半ば

    までの上昇があるかもしれません。一方で予想を大きく下回った場合、上記重

    要なサポートである110-110円台前半を試しに行くことも想定されます。

    緩慢な値動きが続いていますが、今日明日の重要指標の発表をきっかけに動き

    が変わるかもしれません。注目したいと思います。


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