FC2ブログ

ドル円108円台前半から急騰 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • 北朝鮮のミサイル発射を受けて、東京と欧州市場では

    108円台前半までドル安が進んだが、NYでは一転してドルが買われる。

    直ぐに米国からの反撃はないとの見方が広がり、株価が堅調に

    推移したことで109円91銭までドル買いが進む荒っぽい動きに。

  • ユーロドルは節目の1.20を抜け、1.2059まで上昇。欧州市場で

    既に1.2070まで買われた流れを引き継いだものの、その後ドルが

    買い戻されたことで1.19台半ばまで売られる展開。

  • 株式市場は上昇。北朝鮮のミサイル発射に対し、トランンプ大統領の反応が

    比較的穏やかだったことで、直ぐに軍事衝突はないとの観測が広がった。

    ダウは56ドル上昇。

  • 債券相場は続伸。北朝鮮との緊張が高まったことで買われたものの、

    債券トレーダーの反応はやや異なり、債券への需要が増した。

    長期金利は一時2.08%台まで低下した後、2.12%台で引ける。

  • 有事の金は続伸し、1318ドルで取引を終える。一方原油価格は続落。


  • 6月ケース・シラ-住宅価格指数  → +5.65%

  • 8月消費者信頼感指数        → 122.9

    本日の注目イベント

  • 豪   豪7月住宅建設許可件数

  • 独   独8月消費者物価指数(速報値)

  • 欧   ユーロ圏8月景況感指数

  • 欧   ユーロ圏8月消費者信頼感(確報値)

  • 英  英7月消費者信用残高

  • 米   8月ADP雇用者数

  • 米   4-6月GDP(改定値)

  • 米   パウエル・FRB理事講演
                                      

    先週土曜日のミサイル発射に続き、昨日早朝の度重なるミサイル発射で市場は大混乱し、

    荒っぽい動きとなりました。週明けのオセアニア市場では、北朝鮮の執拗な威嚇に、米

    国も何らかの行動を取る可能性が高いとの見方から円が急騰し、109円台前半から1

    08円34銭までドル売りが進みました。

    日経平均株価もリスク資産の株を売る動きが強まり、一時は170円ほど下げ、株価次

    第では108円割れも想定される状況でした。ただその後株価が持ち直し下げ幅を縮小

    すると、ドル円も108円台後半まで買い戻され、欧州市場では再び円高に振れる局面

    があったものの、NY市場では一転してドル高に転じています。

    個人的にも朝方のドル売りの勢いを目にして、108円割れも想定しましたが、108

    円台半ば辺りのストップのドル売りが下落の勢いを増幅していたようです。NY市場で

    はトランプ大統領が「全ての選択肢がテーブルの上にある」と述べたものの、予想以上

    に穏健な発言に、「直ぐに軍事的な行動を起こす可能性は低い」との見方が強まり、リ

    スクが一旦後退したことでドル円は109円91銭まで買い戻される荒っぽい展開にな

    りました。もっとも、このドルの反発もストップのドル買いが発動されたと見られ、こ

    のまま110円を超えて一段と上昇するとは、現時点では考えにくい状況です。

    言えることは「アルゴ取引」などが活発なため、材料次第では相場がどちらへも振れや

    すいということです。ポジションをある程度縮小しておくことが肝要です。

    昨日は北朝鮮に振り回された格好でしたが、この先まだ挑発行為は続きそうです。問題

    はこの挑発にトランプ氏がどこまで穏健でいられるかという点です。北朝鮮も軍事力で

    は米国が圧倒的に有利なのは承知しており、グアム周辺を攻撃してくることはなく、あ

    くまでも「脅し」であろうかと思います。ただこの一触即発の状況がこれからもずーと

    続くかと言えば、そうとも思えません。どこかで終止符が打たれるはずですが、それが

    軍事行動なのか、テーブルについての話合いなるのかはわかりません。トランプ氏が軍

    事的行動を支持する可能性は低いと見られる理由の一つに、今回テキサス州ヒュースト

    ンなどで起きたハリケーン「ハービー」の被害が挙げられます。報道では今回の被害額

    は最大で3.2兆円との試算もあるようで、先ずは目先の対応を迫られるとの見立てで

    す。

    本日は北朝鮮問題に加え、ADP雇用統計も発表され、今日から「雇用統計モード」に

    入ります。予想は18.5万人と、先月よりもいい数字が予想されています。

    これだけドル売材料に事欠かない状況のなか、108円を割り込まないドル円相場。

    もしかしたら、108円前半が底値で、これから緩やかに上昇していくのかもしれませ

    ん。108円を割りこんでもおかしくないここ最近の動きの中で、「ドルが意外に底堅

    い」と正直感じています。

    本日は109円~110円30銭程度を予想していますが、再び荒っぽい動きには注意

    が必要です。


  • スポンサーサイト



    このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
    断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
    社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
    相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
    レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
    損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
    決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
    (法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
    34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
    「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
    取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
    また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
    信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
    等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
    ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
    通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
    決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
    また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
    お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
    契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
    開始していただくようお願いいたします。