ドル円税制改革を巡る報道で下落 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は終始上値が重く、税制改革を巡る報道から

    ドル売りが進み、113円02銭をつける。長期金利の低下や

    株安も加わりドルの上昇は一服。

  • ユーロドルは独消費者物価指数を受けて売られる場面も

    あったが、1.16台で推移。ドル安が進んだこともあり、1.1658

    までユーロ高が進む。

  • 株式市場は3指数とも揃って反落。法人税を巡る報道から

    小型株を中心に下げる。ダウは85ドル下げ、ラッセル2000は

    8月以来の大幅安。

  • 債券相場は続伸。米財務長官の発言もあり、買い物を集めた。

    長期金利は2.36%台まで低下。

  • 金は反発し、原油価格は続伸。


  • 9月個人所得         → +0.4%

  • 9月個人支出        →  +1.0%

  • 9月PCEコアデフレータ  →  +1.3%

    本日の注目イベント

  • 日   9月失業率

  • 日   9月鉱工業生産

  • 日   日銀金融政策決定会合

  • 日   黒田日銀総裁記者会見

  • 中   中国 10月製造業PMI(速報値)

  • 中   中国 10月非製造業PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏7-9月期GDP(速報値)

  • 欧   ユーロ圏9月失業率

  • 欧   ユーロ圏10月消費者物価指数(速報値)

  • 欧   仏7-9月期GDP

  • 米   FOMC(11月1日まで)

  • 米   7-9月雇用コスト指数

  • 米   8月ケース・シラ-住宅価格指数

  • 米   10月シカゴ購買部協会景気指数

  • 米   10月消費者信頼感指数

  • 加   カナダ8月期GDP
      

    昨日のドル円は上値の重い展開が続き、NY市場では10年債利回りが低下

    したことでドル売りが進み、一時113円02銭まで売られています。

    113円台は維持したものの、長期金利がもう一段下げるようだと、112

    円台半ば程度までの下落を意識しなければいけないのかもしれません。

    米長期金利の低下は、税制改革を巡る報道を受けて債券が買われたことが主

    因でした。

    米下院で法人税引き下げを5年かけて段階的に導入することが協議されてい

    ると、ブルームバーグが報道したことで債券相場が上昇し、金利低下につな

    がっています。

    この報道についてホワイトハウスのサンダース大統領報道官は、トランプ大

    統領の計画に法人税引き下げの段階的導入は含まれていないと語っています。

    法人税は20%に引き下げられる見通しですが、その結果米企業の収益を押

    し上げると見られていることが、足元の株価の上昇を牽引しています。引き

    下げが段階的に行われると、その効果も分散していまい、これが特に小型株

    に影響を与えると見られます。昨日のNY株式市場で、小型株で構成される

    「ラッセル2000指数」が大きく売られたのも、この影響と見られます。

    次期FRB議長人事については、どうやらパウエルFRB理事か、テイラー

    ・スタンフォード大学教授に絞られた模様です。今朝の報道では、2日(木)

    にも発表される見通しだと伝えられています。しかも米紙NYタイムズが、

    大統領は次期FRB議長にパウエル氏を指名すると決めたようだと、事情に

    詳しい匿名の関係者の情報を引用して報じたと、ブルームバーグは伝えてい

    ます。この情報で、昨日のNYではドル売りが優性になった面もあります。

    ドル円は上記理由からやや上値を切り下げてきました。

    本日は東京時間でも113円割れを試す流れかと思われます。

    下値のメドは「4時間足」の雲の下限である、112円85銭近辺と、その

    下の200日線のある、112円55-60銭前後と見ています。

    日米とも急騰した株価の調整も考えられ、やや上値が重くなってきましたが、

    大きな下落はないものと思います。

    ただトランプ大統領の訪日に合わせて、ここしばらく大人しかった北朝鮮が

    再び挑発的な言葉を発しており、単なる脅しとみられますが、注意は必要か

    と思います。本日は日、中、欧、それに米国でも比較的重要な指標が発表さ

    れ、神経質な動きが予想されます。

    予想レンジは112円70銭~113円70銭程度とします。


    =============================

    都合により、明日(11/1)のアナリストレポートはお休みとさせて頂きます。

    読者の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどお願い申し上げ

    ます。


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    ドル円114円半ばから反落 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は米7-9月期GDPを受け続伸し、114円45銭まで

    ドル高が進む。午後に入ると、次期FRB議長にパウエルFRB理事が

    有力との報道にドルは下落。長期金利の低下もあり、113円65銭まで

    ドルが売られ、ほぼこの日の安値圏で越週。

  • ドル高が進んだことや、スペイン・ラホイ首相がカタルーニャ州議会を

    解散し、選挙を実施する方針を示したことでユーロ売りが加速。

    1.16台を割り込み、1.1574までユーロ安が進む。

  • 株式市場は続伸。アマゾンなどの好決算を受けてIT株が

    買われ、ナスダック指数は昨年3月以来最大の上げを演じる。

    ダウも33ドル上昇し、最高値に迫る。

  • 債券相場は反発。次期FRB議長を巡る観測を手掛かりに

    買いが優勢に。長期金利は2.40%台へと低下。

  • 金は小幅に反発。原油価格は産油国の減産が延長されるとの

    見方から大幅に買われ54ドル台に乗せる。

  • 7-9月GDP(速報値)             → +3.0%

  • 10月ミシガン大学消費者マインド(確定値) → 100.7

    本日の注目イベント

  • 独   独10月消費者物価指数(速報値)

  • 欧   ユーロ圏10月消費者信頼感(確報値

  • 欧   スペイン7-9月期GDP(速報値)

  • 英  英9月消費者信用残高

  • 米   9月個人所得

  • 米   9月個人支出

  • 米   9月PCEコア・デフレータ

    先週末のドル円は米GDP速報値を受け、114円45銭までドル高が進みましたが、

    この水準は、今年7月11日に直近の高値を記録した水準でもあり、結局抜けずに押

    し戻されています。約3カ月ぶりの水準であり、輸出企業を中心にドル売り注文が集

    まりやすいレベルであったこともあり、113円台半ばまでドル売りが進みました。

    ドルの上昇は予想通りと言ってもいい展開でしたが、113円台半ばまで押し戻され

    たのは想定外でした。これはブルームバーグが伝えた次期FRB議長を巡る報道が材

    料でした。報道では「トランプ大統領はFRB次期議長にジェローム・パウエルFR

    B理事を指名する方向に傾いている。事情に詳しい関係者3人が明らかにした」と報

    じました。

    まだ最終的な決断は下されていないようですが、トランプ氏は5日に日本を訪れるこ

    とになっており、それまでには決める予定であることから、今週中には次期FRB議

    長が決まるようです。パウエル現FRB議長は、ハト派として知られていますが、現

    在進められている出口戦略が変更になるわけではなく、タカ派のテイラー氏が副議長

    に就任する可能性も残されているとすれば、それ程大きなドル売り材料にはならないと

    思われます。好調な米景気を背景に緩やかな金利引き上げの流れは変わらないと考え

    ます。

    ドル円は114円台半ばが意識され、一旦は上昇を抑えられました。仮に次期FRB

    議長がパウエル氏に決まったとしても、今後の予想レンジは111-115円程度か

    と思われ、場合によっては112-115円かもしれません。出遅れていた日本株の

    上昇が、機関投資家の運用方針にも影響を与え始めたようで、外債投資に伴う「ヘッ

    ジ外し」も考えられているようです。加えて、輸出企業も105円-110円の社内

    設定レートから円安方向に振れてきたため「余裕」をもって臨める状況になってきま

    した。

    テクニカルでもドル上昇を示しており、114円台半ばから115円にかけてが新し

    いレジスタンスゾーンにはなると思いますが、時間をかけながら、売りオーダーをこ

    なして行く展開を予想しています。ユーロドルの動きも重要です。

    先週末には1.1574までユーロが反落し、7月17日以来のユーロ安をつけてき

    ました。1.15が目先の心理的なサポートと思われますが、逆に1.17台に戻す

    ようだと、ドル円の113円割れもないとは言えません。

    本日の予想レンジは113円30銭~114円30銭程度とします。


  • ECBの政策発表を受けユーロ急落 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は再び114円台に。ECBの政策発表を受けてドル高が

    進み、114円08銭まで買われた。次期FRB議長にタカ派のテイラー氏が

    有力との見方もドルを支える。

  • ユーロドルは大きく下落。ECBが量的緩和の縮小を決めたが、予想より

    やや「ハト派的」だったことでユーロ売りドル買いが膨らむ。ユーロドルは

    1.1641まで売られ、3カ月ぶりのユーロ安水準を示現。

  • 株式市場は反発したが、ナスダック指数は小幅に下落。

    引き続き企業の好決算が相場の上昇を牽引し、ダウは71ドル高で

    取引を終える。

  • 債券相場は続伸。10年債利回りは2.46%台に上昇。

  • ドル高を背景に金は下落。原油価格は上昇。


  • 新規失業保険申請件数   →  23.3万件

  • 9月中古住宅販売成約指数 →  0.0%

    本日の注目イベント

  • 豪   豪第3四半期生産者物価指数

  • 日  9月消費者物価指数

  • 中   中国 9月工業利益

  • 米   7-9月GDP(速報値)

  • 米   10月ミシガン大学消費者マインド(確定値)
     

    ドル円は再び上昇して、114円台に乗せる場面があり、NY市場の引け値

    でも114円近辺で取引を終えました。

    これまで3度ほど114円台前半までドルが買われてきましたが、いずれも

    113円台半ば近辺まで押し戻されて東京市場に戻って来ました。今回は1

    14円前後と、これまでとはやや水準が異なっています。

    昨日の動きはECBの政策発表で、ドルが買われユーロが売られた影響が大

    きく、対円でもドルが買われたものと思われます。

    ECBは昨日の理事会で量的緩和の縮小を決め、「出口」に向け一歩歩みを

    進めました。

    今年12月までの、月間債券購入額600億ユーロ(約8兆円)を300億

    ユーロに減額し、実施期間を2018年1月から9月までとしました。

    この決定はほぼ市場予想に沿ったものでしたが、声明文で、9月以降も必要

    に応じ、規模と期間を拡大・延長できるとの文言を維持したことが「ハト派

    的」と受け止められ、ドル買いユーロ売りが加速しました。

    ユーロドルはそれまで買われていた反動もあり、1.1641まで売られ、

    約3カ月ぶりのユーロ安を記録しています。

    ドラギ総裁は政策決定後の記者会見で、「(月購入額の縮小は)テーパリン

    グではなくダウンサイジングだ」と述べ、「(購入を)突然終了することは

    ない」と強調しています。

    声明文で、今後も緩和規模を元に戻すこともありうるとの文言を残したEC

    Bでしたが、背景には、依然として賃金の上昇やインフレ率に不透明な部分

    があり、今後の景気拡大にはまだ自信が持てないことの表れではないかと思

    われます。景気の底を確認し、量的緩和の効果から順調に回復基調にあるユ

    ーロ圏の景気を、ここで量的緩和を終了させ、再び逆戻りさせてはならない

    との配慮と見られます。結局、「出口」へは急がないという意思表示だった

    と受けとめています。

    ドル円は依然として114円台が重い展開ですが、その割には下値を試すふ

    うでもありません。

    近々発表される次期FRB議長には、最新の情報ではパウエルFRB理事が

    最有力のようですが、テイラー氏の可能性が消えたわけではありません。

    仮にパウエル氏が議長に指名されても、今月、フィシャー副議長が辞任して

    おり、その後任にテイラー氏が就任する可能性もあります。

    副議長として「執行部入り」することになれば、テイラー氏の政策理念が今

    後のFRBの政策決定に大きな影響を与えることも考えられ、このあたりが

    ドルが底堅い一因にもなっているようです。

    また米下院での可決が懸念されていた2018年度の連邦政府予算決議案が

    昨日可決したことで、「税制改革案に関して議会が行動する準備は整った」

    (ブルームバーグ)と、ライアン米下院議長が述べているように、税制改革

    の実現でも一歩前進しています。

    ドル円はNY市場では114円前後で引け、今朝は114円台で推移してい

    ます。上述の理由に加え、米長期金利の上昇傾向もドルを支える構図になっ

    ています。

    本日は東京時間内で114円台が維持できるかどうかという点と、仮に押し

    戻されても113円台後半で踏ん張りきれるのかが注目されます。

    本日の予想レンジは、やや上目線で見ていることから113円70銭~11

    4円70銭程度と、あえてドルの上昇を想定してみました。

    米第3四半期GDP速報値がドル高を牽引してくれればいいと思っています

    が、ここはあくまでも個人的な予想にすぎません。


  • ドル円114円台定着はならず 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は米長期金利の上昇を手掛かりに114円22銭まで上昇

    したが、その後株価が大幅に下落したことで113円台半ばまで

    売られる。114円台を再度テストしたものの維持できず。

  • ユーロドルは小幅に上昇。1.18台を回復したが、本日のECBの

    政策判断待ちの姿勢が強まる、ユーロ円は134円50銭まで買われ、

    2015年11月以来の水準をつける。

  • 株価は大幅に下落。決算内容がまちまちだったことで利益確定の売りを

    誘い、ダウは一時200ドルを超える下げに。引け値では112ドル安となり、

    このひと月では最大の下落幅を記録。

  • 朝方の良好な経済指標を受け債券相場は続落。長期金利は今年

    3月以来となる2.43%台まで上昇。

  • 金は小幅に反発し、原油は反落。


  • 9月耐久財受注          → +2.2%

  • 8月FHFA住宅価格指数    →  +0.7%

  • 9月新築住宅販売件数     →  667万件

    本日の注目イベント

  • 欧   ユーロ圏9月マネーサプライ

  • 欧   ECB政策金利発表

  • 欧   ドラギ・ECB総裁記者会見

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   9月中古住宅販売成約指数

  • 米    企業決算 → ツイッター、インテル、アルファベット、アマゾン、マイクロソフト
       

    ドル円は昨日の東京時間では114円台を見ることはありませんでしたが、欧州時間

    に入るとゆっくりと上昇し、114円24銭までドル高が進み、今週月曜日に記録し

    た114円10銭の高値を抜きました。米金利上昇観測と、NY時間の朝方に発表さ

    れた耐久財受注や新築住宅販売件数が予想を上回ったことでドル買いが先行した形で

    した。

    ただ今回も114円台を維持することには失敗しています。

    連日上昇を続けている米株式市場で、ダウが200ドルを超える下げを見せたことか

    らリスクオンが後退し、ドルが一転売られる展開でした。結局前日と同じような展開

    となり、114円台が重いという印象が徐々に形成されつつあります。

    一方で米10年債利回りを見ると、昨日も上昇し、2.43%台をつけており、米金

    利との相関が強いことを考えると、ドル円の大幅な下げは見込みにくいのも事実です。

    昨日は日米ともに株価は下落しました。これまでにない『記録づくめ』の上昇を続け

    ている株式市場ですが、ドル円は株価の上昇には確かに余り反応しなくはなっていま

    すが、昨日のように大幅に下落した際には、それなりの反応を見せます。今後何らか

    の理由でダウが300ドルも下げるような事態になれば、リスク回避から「円買いド

    ル売り」が起こる可能性があることは、意識しておく必要があろうかと思います。

    次期FRB議長人事が大詰めを迎えています。

    ブルームバーグによると、トランプ大統領は、次期FRB議長候補からコーン国家経

    済会議(NEC)委員長を除外すると、関係者からの情報を紹介しています。次期議

    長は3人に絞られたとの報道もあり、サプライズはありませんがこの報道が正しい

    とすれば、次期議長はテイラー氏とパウエル氏、それにイエレン氏の3人の誰かとい

    うことになります。早ければ今週中、遅くとも来週中には次期FRB議長が決まりそ

    うです。米国では、「FRB議長は大統領に次ぐ重要なポスト」とも言われており、

    注目したいと思います。

    本日のドル円はそれほど深押しはないだろうと思いますが、それも本日の日本株次第

    というところです。日本株が大きく下げることはないと見ますが、上述のように、下

    落幅によっては円買いにつながる可能性もあります。

    予想レンジは113円20銭~114円20銭程度にしたいと思います。

    本日の米企業の決算発表は、いわゆる「FANG」と呼ばれている、IT系企業の中

    でも重要な地位を占める会社の決算発表があり、注目されます。

    グーグルやアマゾンなどがどのような決算をたたき出すかによって、長期金利も影響

    を受けることになります。


  • ドル円再び114円台をテスト 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は113円台半ばから反発。米長期金利が5カ月ぶりの

    水準まで上昇したことでドル買いが優勢に。NYでは114円02銭まで

    ドル高が進んだが、引け値で114円台維持には至らず。

  • ユーロドルは1.17台でもみ合い。26日のECB理事会を

    控えて下落も勢いもなく、上値も限られた。

  • 株価は大幅に反発。キャタピラーなどの企業決算が良好で、

    株価を押し上げた。ダウは167ドル上昇し、2万3400ドル台と、

    最高値を更新。

  • 債券相場は大幅に反落。株価の上昇に債券が売られる。

    長期金利は5月以来となる2.41%台まで上昇。

  • ドル高から金は売られる。原油価格はサウジが減産に柔軟な姿勢を

    みせたことから続伸。

  • 10月リッチモンド連銀製造業指数 → 12

    本日の注目イベント

  • 豪   豪第3四半期消費者物価指数

  • 独   独10月ifo景況感指数

  • 英   英7-9月期GDP(速報値)

  • 米   9月耐久財受注

  • 米   8月FHFA住宅価格指数

  • 米   9月新築住宅販売件数

  • 米  企業決算 → VISA、コカコーラ、ボーイング

  • 加   カナダ中銀政策金利発表  

    ドル円は昨日の東京時間には113円25銭前後まで売られました。この水準は

    前日のNY市場でのドルの安値とほぼ同レベルで、しっかりとサポートされた印

    象です。昨日のこの欄でも114円台からの下落は「調整」と書きましたが、そ

    の後のNY市場でドル円は114円台に乗せる水準まで反発しています。

    ここまでは想定の範囲内でしたが、昨日の日本株の上昇は想定外の動きでした。

    NY市場の下落を受けてマイナスで取引が開始されたものの、その後は前日比

    プラスとマイナスを繰り返す一進一退の動きだったものの、後場からは買いが優

    勢となり結局、前日比108円高の「16連騰」で取引を終えました。海外投資

    家を中心に「日本株を持たないリスク」が意識されたようです。

    ドル円を再び114円台に押し上げたのは米長期金利の上昇でした。2.41%

    台まで上昇しており、この水準は今年5月以来の高水準になります。

    NYダウが企業の好決算を材料に大幅上昇を見せたことで、好景気、さらには金

    利上昇が連想され、債券売りが活発になったものと思われます。昨日のNYダウ

    は7日ぶりの下落から一転して167ドルも上昇し、最高値を更新しています。

    高値警戒感や上昇スピードが速すぎるとの指摘がある中、上昇が止まりません。

    行くところまで行くしかありませんが、個人的には「ババ抜き状態」になってき

    たと思っています。もっとも、依然として低金利、世界景気の回復、さらには企

    業の好決算が続いていることから、大幅下落は考えにくいのは事実ですが、それ

    でも「陽が沈まない日はない」ということです。

    市場ではリスクオンが続いているわけですが、その割にはドル円の上昇が鈍いと

    言えます。特に株価の上昇とドル円の相関関係が崩れており、米長期金利の動向

    に合わせて上下する展開が鮮明です。

    ドル円が115円台を回復し、今年1月の118円を目指すには、やはり米長期金

    利の上昇に頼らざるを得ず、この金利が「2.6%の壁」を突破するしかありま

    せん。

    本日は再びNY株の上昇を手がかりに「17連騰」を達成しそうな気配です。

    株価の上昇に勢いが付けば、一時的に2万2000円台をつけることもあるかも

    しれません。そんな状況下で、相関関係は崩れたとは言えドル円が114円台に

    乗り、114円台を維持できるかどうかが焦点です。

    予想レンジは113円50銭~114円50銭程度と見ます。


  • ドル円114円台示現後は反落 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 東京時間朝方に114円台を付けたドル円は、海外市場では

    緩やかに下落。NYでは株安と長期金利の下落もあり、113円25銭

    まで売られる。

  • ユーロドルは軟調。スペインを始め、イタリアやチェコでの

    政治的リスクが意識され売られた。1.1725まで売られたが、それでも

    レンジの下限は維持された格好。

  • 株式市場は反落。ダウは7日ぶりに54ドル下げる。特段理由は

    なかったものの、利益を確定する動きに反応。ナスダック指数

    なども揃って下落。

  • 債券相場は小幅に反発。長期金利は2.36%台へと下落。

  • 金は反発し、原油も小幅に続伸。

    本日の注目イベント

  • 独   独10月製造業PMI(速報値)

  • 独   独10月サービス業PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏10月総合PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏10月製造業PMI(速報値)

  • 欧   ユーロ圏10月サービス業PMI(速報値)

  • 米   10月リッチモンド連銀製造業指数

  • 米  企業決算 → GM、3M、キャタピラー、マクドナルド、AT&T


    ドル円は昨日の朝方に一時、3カ月半ぶりとなる114円10銭まで買われ、

    いよいよ115円方向への足がかりを構築したかに見えましたが、その後は

    海外市場も含め114円への上昇は見られませんでした。衆院選で自民党が

    大勝し、これを好感して日経平均株価が急騰したことでドル買いが活発にな

    りましたが、久しぶりの水準だったこともあり、ドル売りに押し戻された格

    好でした。

    ただ昨日の114円台示現で、テクニカル的にも上昇傾向が示唆されており

    長く続いた、111円台から113円台のレンジが上方修正された可能性が

    高いと考えています。

    「週足」までのチャートでは、全てが雲抜けし完成させており、短期の動き

    を示す「1時間足」では崩れてはいるものの、「調整」と位置づけています。

    このまま直ぐに115円台に乗せることはないにしろ、時間をかけながら1

    15円方向を目指すのではないでしょうか。

    従って、今週の予想レンジは112-115円程度を予想しますが、鍵にな

    るのがFRB議長人事の行方です。

    FRB議長候補については5人いましたが、現在は3人に絞られたようです。

    スタンフォード大学のジョン・テーラー教授と現FRB理事のジェローム・

    パウエル氏。それに、イエレン現FRB議長のようです。

    トランプ大統領は昨日、(人事発表は)「極めて近い」と発言しており、ア

    ジアへの歴訪前に発表されるものと見られます。

    言うまでもなく、テーラー教授ならドル高、パウエル氏ならややドル安、そ

    してイエレン氏続投ならそれほど変化はないものと、市場は予想しているよ

    うです。

    ユーロがスペインのカタルーニャ州の独立問題を巡り上昇を抑えられる展開

    になっています。スペイン政府がカタルーニャ州の自治権を停止し、政府の

    武力行使を阻止するため、カタルーニャ州の独立派は「人間の盾」となる市

    民を集めていると報じられています。

    今週26日にはECB理事会が開催され、量的緩和縮小の概要が発表される

    可能性もあるため、ユーロの先高感があるものの、政治的リスクとの綱引き

    状態になっているようです。

    ドル円は大きな下げは予想しにくいと思われますが、本日は日経平均株価も

    さすがに「16連騰」とは行かないでしょう。ただ日本株の「割安感」を背

    景に、「下がったら買いたい」という向きは増えて

    いるようです。下落するにしても大きな下落はないと思え、50円~150

    円程度の下げで収まるのではないかと予想しています。

    そのため、ドル円も112円90銭~113円90銭程度のレンジを予想し

    ます。


  • ドル円113円台前半のレジスタンスを抜ける 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は税制改革への期待や、金利と株価が上昇

    したこともあり、113円57銭までドル高が進む。113円台前半の

    「レジスタンスゾーン」を抜けたこと、ドル強気ムードが台頭。

  • ドル高が進み、ユーロドルは1.1763まで下落。

    対円では134円に迫る水準までユーロ高に。

  • 株式市場は大幅に続伸。2018年度連邦政府予算の

    決議案が可決されたことを好感、ダウは165ドル上昇し、S&P500、

    ナスダックと共に最高値を更新。

  • 債券相場は大幅に続落。減税の可能性が高まったことや、

    FRB議長人事も売り材料に。長期金利は2.38%台まで上昇。

  • 金は反落。原油は反発し再び52ドル台に


  • 9月中古住宅販売件数  → 539万件

    本日の注目イベント

  • 欧   ユーロ圏、2016年政府債務

  • 欧   ユーロ圏10月消費者信頼感(速報値)

    先週、ドル円はどちらかと言えば上に行きたがっているように思える。そう

    コメントしましたが、先週末のNY市場では113円57銭までドル高が進

    み、今朝の東京市場では昨日の衆院選の結果を受け、114円台に乗せる場

    面もありました。

    113円10-30銭にあった「レジスタンスゾーン」を抜けたことで、ド

    ルの上昇に弾みがついた形になりましたが、今回の上昇には、これまでドル

    円との相関が崩れていた株価の動きも、さすがに日米で、「連日の最高値更

    新」や「57年ぶりの14連騰」などの言葉が飛び交ったこともあり、為替

    に影響を与えたと思います。投資家は株価の上昇を背景にリスクオンに傾き、

    低金利の円を売り始めたと思われます。ドル円だけではなくクロス円全般が

    急激に円安に傾いてきたのが見て取れます。

    米金利も上昇傾向を見せていますが、ここについては「2.6%の壁」を越

    えられるかどうかが焦点になりますが、今後ドル円は115円方向を目指す

    と予想します。先週末に2018円年の連邦政府予算の大枠案が可決された

    ことで、トランプ政権の政策の柱である「税制改革」の実現も視野に入って

    きたと見られます。

    加えて、昨日行われた衆院選では事前の世論調査通りの結果となり、自民党

    の勝利に終わりました。このため、アベノミクスが信任されたとの見方から

    週明けの日経平均株価は200円を超える上昇を見せています。

    新しい経済刺激策への期待もあると思われますが、この点に関しては過大の

    期待は禁物でしょう。結局ドル円は、米金利や米国の税制を含めた政策に左

    右される展開が続くと予想されます。

    米国株はバブルの様相を見せながらも、「今回の上昇はこれまでとは違う」

    と強気のコメントも聞こえてきます。

    警戒感を持ちながらも、ドル円は上値を試す展開を見込んでいます。

    9月15日以来、挑発行為がピタリと止んだ北朝鮮の今後の動きも気にな

    るところですが今後は、ドルが下げたら拾うというスタンスが機能すると考

    えます。

    本日のレンジは113円50銭~114円50銭程度を予想します。


  • ユーロ急落後続伸 


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円はアジア時間に113円15銭まで買われる場面が

    あったものの、そこを天井に緩やかに下落。NYでは朝方に

    次期FRB議長の人事を巡り、112円30銭まで売られる。

  • ユーロドルは、スペイン政府がカタルーニャ州の自治を停止

    する手続きを進めると発表したことで急落。一時は1.1768まで

    売られたが、その後反発。

  • 株式市場は前日の急騰から利益を確定する動きもあり

    まちまち。ダウは7ドル上昇し5日続伸したが、ナスダックは

    19ポイント下落。

  • 債券相場は反発。値ごろ感からの買い戻しが入り小幅に上昇。

    長期金利は2.31%台へと低下。

  • 金は4日ぶりに反発。原油価格は反落。


  • 米   新規失業保険申請件数           →  22.2万件

  • 米   10月フィラデルフィア連銀景況指数    →  27.9

  • 米   9月景気先行指標総合指数         →  -0.2%

    本日の注目イベント

  • 独   独9月生産者物価指数

  • 英  英9月財政収支

  • 米   9月中古住宅販売件数

  • 米   イエレン・FRB議長講演

  • 米   メスター・クリーブランド連銀総裁講演

  • 米  企業決算 → GE、P&G

  • 加   カナダ9月消費者物価指数

  • 加   カナダ8月小売売上高



    ドル円は昨日の夕方には113円15銭まで上昇する場面があったものの、

    今回も113円30銭前後が抜け切れずに押し戻されています。

    113円台定着にはもう一段の米金利上昇など、支援材料が必要ですが、

    一方で、下値を試す展開でもなく、112円を中心にレンジを形成してい

    るものと見られます。

    それでも足元の材料では、次期FRB議長に誰が指名されるのかが、相場

    を動かす最も大きな材料になっています。

    トランプ大統領は昨日、イエレン議長との面談を終え、これで有力候補5

    人との面談を全て終えています。

    FRB議長は大統領が指名し、上院で承認を得て就任することになってい

    ます。昨日は、イエレン議長の政策を踏襲すると見られるパウエル理事が

    有力との観測が流れ、この報道がドル円を112円30銭前後まで押し下

    げました。

    一方で、ブルームバーグニュースによると、トランプ氏は、オバマ前大統

    領が指名したパウエル氏には難色を示しているとも伝えられています。

    『タカ派色』の強い、テイラー・スタンフォード大学教授か、ウオーシュ

    元FRB理事のどちらかが指名されるのか。

    あるいは、パウエルFRB理事やコーエン国家経済会議(NEC)委員長

    など、「ハト派色」の強い候補者が指名されるのか、注目されます。

    「タカ派」か「ハト派」か、どちらの候補者が氏名されるかで、ドルの値

    位置が変わってきますが、仮にイエレン議長の続投となったら、相場への

    影響はないと予想しています。

    昨日の夕方、ユーロが急落する場面がありました。

    スペイン政府が独立を目指しているカタルーニャ州の自治を停止する手続

    きを進めると発表したことが材料でした。

    ユーロは対ドルや円でも急落しましたが、その後元の水準を回復していま

    す。

    カタルーニャ州が、今後もスペイン政府と粘り強く交渉を続けていくとの

    柔軟な姿勢を見せたことでユーロは買い戻されています。

    本日はイエレン議長の講演が予定されていますが、材料にはなりにくく、

    12月利上げに影響を与える内容にはならないものと思われます。

    レンジは112円~113円程度を予想します。


  • ドル円113円台を回復 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は反発して113円台まで上昇。米金利や、株高

    がドルを支え、113円05銭までドル高が進んだが、上値では

    頭を抑えられる格好で、ドル売りも出た模様。

  • ユーロドルはややドル安ユーロ高が進行。ユーロ円を買う

    動きが活発となり、ユーロドルは一時1.18台を回復。

  • 株式市場は大幅に続伸。引き続き企業業績が良好で、

    ダウは160ドル上昇し、一気に2万3100台を記録。S&P500

    と共に、連日の最高値を更新。

  • 債券相場は下落。次期FRB議長指名が近付き、金利上昇ペースが

    早まるとの見方から売られる。長期金利は2.34%台まで上昇。

  • 金は続落。原油は続伸し、52ドル台に。


  • 9月住宅着工件数  →  112.7万件

  • 9月建設許可件数  →  121.5万件

    本日の注目イベント

  • 豪   豪月雇用統計

  • 日   9月貿易収支

  • 中   中国 7-9月GDP

  • 中   中国 9月小売売上高

  • 中   中国 9月鉱工業生産

  • 英   英9月小売売上高

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   10月フィラデルフィア連銀景況指数

  • 米   9月景気先行指標総合指数

  • 米  企業決算 → ブラックストーン、ベライゾン
     

    ドル円は昨日の欧州市場から緩やかに上昇し、ロンドン市場では112円75銭

    前後までドル高が進み、NY市場でも米金利の上昇や、株高に支えられ113円0

    5銭までドル高が進行しました。

    円は対ドルだけではなく、その他主要通貨に対する下落のほうがより顕著だった

    ようです。ユーロ円は133円台前半、豪ドル円も88円台後半、ポンド円は

    149円乗せまで円安が進んでいます。

    北朝鮮リスクが円の下落を抑える状況の中、実際には北朝鮮から挑発の動きがな

    ければ、円が売られ易い構図は変わっていないように思えます。この日は、次期

    FRB議長候補を巡る思惑も為替に影響を与えたようで、スタンフォード大学の

    ジョン・テイラー教授やウオーシュ元FRB理事など、金融政策に関して「タカ

    派」の候補が選ばれる確率が高まったとして、債券が売られ、金利を押しげたこ

    とでドル買いにつながっています。

    ドル円は約2週間ぶりに113円台を回復する動きを見せてきました。113円

    台では10銭~30銭近辺がレジスタンスゾーンとなっており、この水準を上抜

    けできるのかが焦点です。

    このところ発表される経済指標が良好であることから、12月のFOMCでの利

    上げ確率も足元では80%前後まで上昇しており、市場では利上げは「ほぼ確

    実」と予想しています。

    それだけに今年3回目となる利上げは、「織り込み済み」で、今後は材料にはな

    りにくいと思われ、12月に実際に利上げが決定されてしまえば、むしろ材料出

    尽くしから、ドルが売られるリスクもあります。市場の関心は既に、「来年も3

    回の利上げが本当に出来るのかどうか」に移っていると考えられます。

    連日最高値を更新しているNY株式市場は、昨日は「これでもか」という上昇を

    見せ、ダウは前日比160ドル上昇し、一気に2万3000ドルを大きく超えて

    取り引きを終えています。日経平均も昨日小幅に上昇し、「12連騰」を達成し、

    このままいけば本日も上昇し、29年ぶりの「13連騰」を達成すると見られま

    す。ドル円との相関が薄れたとはいえ、リスクオンが進みドルにとっては好材料

    となります。

    上記、水準を抜けるのかどうかが注目され、113円台半ばを抜くようなら、レ

    ンジが上昇修正されると考えられます。

    本日の予想レンジは112円50銭から113円50銭程度と見ます。


  • NYダウ一時2万3千ドルに乗せる 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は前日とほぼ変わらず。経済指標が予想通り

    であったということもあり、112円台前半から半ばで推移。

  • ユーロドルは反落。1.1736まで売られた。スペイン・カタルーニャ州の

    独立問題が依然として重石との指摘も。

  • 株式市場は続伸。好調な企業業績を背景にダウは一時2万3000ドル

    の大台に乗せる。引け値では大台乗せにはならなかったものの前日比40ドル高。

  • 債券は小動き。経済指標も材料にはならず、長期金利は2.30%と前日比

    やや低下して引ける。

  • 金は大幅に続落。原油は小幅ながら3日続伸。


  • 9月鉱工業生産          → +0.3%

  • 10月NAHB住宅市場指数   → 68

  • 9月設備稼動率          → 76.8%

    本日の注目イベント

  • 中   中国共産党第19回全国代表大会開幕

  • 英   英9月雇用統計

  • 米   9月住宅着工件数

  • 米   9月建設許可件数

  • 米   ベージュブック(地区連銀経済報告)

  • 米   ダドリー・NY連銀総裁講演

  • 米   カプラン・ダラス連銀総裁講演

  • 米  企業決算 → アルコア、アメックス

    ドル円は前日と同じ水準で小動きでした。

    112円13銭から112円48銭までの値動きで、値幅も36銭程度と、この水準

    では新規の実需も売り買い出にくい模様です。一方、株式市場ではダウはザラ場で初

    となる2万3000ドルの大台乗せを達成する場面もあり、好調な企業業績を背景に

    強気の展開が続いています。

    この日は大手金融機関やジョンソン&ジョンソン(J&J)が決算発表を行い、いず

    れも好調でした。

    特にJ&Jは通期の見通しを上方修正しており、株価の上昇に一役かっています。

    ダウは引け値では2万3000ドルを2ドルほど下回る水準でしたが、2万2000

    ドルの大台を達成したのが9月11日で、わずかひと月ほどで1000ドル上昇した

    ことになります。

    米国人のポートフォリオで、株に対する割合いは日本に比べると非常に高く、投信も

    含めると40%近いといわれています。ダウやS&P500が史上最高値を更新して

    いるということは、取りも直さず株に資金を配分している投資家はほぼ全員が儲かっ

    ていることになります。この「資産効果」は個人消費につながり、いずれ物価を押し

    上げるというのが、FRBが描いているシナリオです。

    足元ではWTI原油価格も51ドル台後半で推移しており、高水準です。このままの

    状況で推移すれば、個人消費の拡大とガソリン価格の上昇が、FRBの物価目標に届

    くのも、そう遠くないのかもしれません。

    北朝鮮リスクは高まってはいるものの、動きはありません。今週から米韓合同軍事演

    習も始まり、やや緊張が高まってはいますが、今のところ動きはありません。

    来月3日からはトランプ大統領が日中韓を歴訪することになっています。

    この期間中に北朝鮮がミサイルを発射することも予想されていますが、一方でティラ

    ーソン国務長官などが対話の糸口を模索しているとも伝えられています。

    好調な株価の動きからは、不穏な動きは感じられません。

    ドル円は一進一退を続けています。米金利に大きな変化が見られないことで、やや膠

    着感も出ていますが、112円台というのが「居心地のいい水準」なのかもしれませ

    ん。

    本日のドル円は111円50銭~112円50銭程度を予想します。


  • FRB議長人事を巡る報道でドル高に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は米経済指標や、次期FRB議長人事を巡る思惑から

    ドルが買われ、一時112円29銭までドル高が進む。長期金利も

    上昇し、ドルが買われる材料が並んだが、北朝鮮問題などが重石に。

  • ユーロドルは反落し、1.1786まで売られる。オーストリア選挙で

    極右が台頭し、スペイン・カタルーニャ州の独立問題などと共に、政治的

    リスクが意識された。

  • 株式市場は上昇。NY連銀製造業景況指数が予想を上回る高水準

    だったことを好感しダウは85ドル高と、2万3000ドル目前まで上昇。

  • 債券相場は反落。イエレン議長が講演で、インフレが低水準であっても

    利上げが正当化されると発言したことが材料に。長期金利は2.30%台まで

    上昇。

  • 金は反落し、原油価格は続伸。


  • 10月NY連銀製造業景気指数  → 30.2

    本日の注目イベント

  • 豪   RBA議事録

  • 独   独10月ZEW景況感指数

  • 欧   ユーロ圏9月消費者物価指数(速報値)

  • 英  英9月物価統計

  • 米   9月鉱工業生産

  • 米   10月NAHB住宅市場指数

  • 米   9月設備稼動率

  • 米   ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演

  • 米  企業決算 → ジョンソン&ジョンソン、モルガン・スタンレー、ゴールドマン、IBM
      

    日米共に株価の上昇が続き、昨日は日経平均が10日連騰し、実に2年4カ月ぶりの

    記録でした。一方昨日のNY株式市場でも株価は堅調に推移し、ダウは上昇。

    2万3000ドルの大台に4ドル強と迫る最高値を更新し、S&P500も負けじと

    最高値を更新しています。ドル円は112円台を回復したものの、上値は112円3

    0銭前後で抑えられて取引を終えています。

    ドル円の上値が重いのは、北朝鮮問題が常にリスク要因として意識されていることは

    もちろんですが、米国の長期金利がなかなか上昇して来ないことが大きな要因だと考

    えられます。

    ドル円と米金利の相関については、この欄でも何度も紹介していますが、長期金利は

    昨日の引け値では2.30%台でした。因みに、今年6月末の金利水準もほぼ同レベ

    ルでしたが、この時のドル円は111円台後半から112円台前半で推移し、足元の

    水準とほぼ同じです。つまり、ドル円と米長期金利の相関関係は機能しており、違和

    感はないということになります。

    株価が連日最高値を更新し、今後さらに株価が上昇すると予想するなら、大量の資金

    が債券から株にシフトします。その結果、株価は大きく上昇し、債券が大きく売られ

    ることで金利が上昇し、ドル高を誘引することになります。

    しかしこのところの動きでは、株価は順調に上昇してはいるものの、金利は2.2%

    台から2.3%台で一進一退です。市場は、金利は今後も大幅には上昇しないと予想

    していることが背景です。昨日のイエレン議長の「インフレが低水準でも段階的な利

    上げが正当化される」との発言は、この予想に一石を投じたことになりましたが、そ

    れでも長期金利は2.303%止まりでした。

    株式と債券が同時に買われるという「適温相場」が続いているわけですが、このまま

    さらに長期間続くということはありません。株が買われすぎなのか、債券が買われす

    ぎなのか、「調整」あるいは「修正」はいずれ来るはずです。

    ブルームバーグは、次期FRB議長候補の一人である、スタンフォード大学のジョン

    ・テイラー教授が、トランプ大統領とFRB議長職に関する面談で、大統領に好印象

    を与えたと、複数の関係者の証言として報じました。この報道がドル円を112円台

    へと押し上げたようですが、早ければ今月中にも決定される次期FRB議長に誰が指

    名されるのか、その報道が徐々に相場へも影響を与えるようになっています。

    最も有力だと予想している、ウオーシュ元FRB理事が議長職に指名される見込みは

    薄れた、とブルームバーグは伝えています。

    本日のドル円レンジは111円70銭~112円70銭程度を予想します。


  • ドル円2週間ぶりに111円台半ばへ 


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円はCPIなど、米経済指標が予想を下回ったことや、

    長期金利の低下を手掛かりに111円台半ばまで売られる。

    9月のCPIは+0.5%と、予想を下回ったことで利上げの

    ペースが遅れるとの見方から111円69銭までドル安が進む。

  • ユーロドルは1.18台で小じっかり。ドルが軟調になると

    1. 1875までユーロが上昇したが、依然としてECBの

    政策発表を待つ姿勢が続く。

  • 株式市場は反発。ミシガン大学消費者マインドが13年ぶりの

    高水準だったことで楽観論が浮上。ダウは30ドル上昇。

  • 債券相場は大幅に上昇。CPIが予想に届かなかったことで、

    買い物を集める。長期金利は2.273%台と、約2週間ぶりに

    2.3%台を割り込む。

  • 金は続伸し1300ドル台を回復。原油価格も上昇し51ドル台に。


  • 9月消費者物価指数             →  +0.5%

  • 9月小売売上高               →  +1.6%

  • 10月ミシガン大学消費者マインド(速報値) →  101.10

    本日の注目イベント

  • 日   8月鉱工業生産(確定値)

  • 中   中国 9月消費者物価指数

  • 中   中国 9月生産者物価指数

  • 欧   ユーロ圏8月貿易収支

  • 米  10月NY連銀製造業景気指数

  • 米  企業決算 → ネットフリックス-  

    先週末に発表された米9月の消費者物価指数(CPI)は+0.5%で、食品、

    エネルギーを除くコア指数も+0.1%と、いずれも市場予想を下回っていま

    した。米経済は雇用を中心に緩やかに拡大はしているものの、インフレ率だけ

    が「悩みの種」になっている状況が鮮明です。

    このインフレ率について、ワシントンで開催されていた「G20」で、イエレ

    ン議長は「消費者物価が驚くほど弱い期間を経て間もなく加速するというのが、

    私の最も有力な見方だ」と述べ、低調なインフレ統計に関して「こうした低調

    な統計は長続きしないと想定」し、「景気の継続した強さが漸進的な利上げを

    裏付けるだろう」と語っています。(ブルームバーグ)

    足元では、12月利上げの確率は高く、今年3回目の利上げはあるだろうと予

    想していますが、今後のインフレ率の水準によって、来年も3回の利上げが見

    込まれているこの想定に、影響を及ぼすことになります。

    「G20」会合後にはドラギECB総裁も、インフレ目標達成には自信を示す

    発言を行っています。

    総裁は、「われわれは何度も明確にしたように、状況が引き続き改善する中で、

    インフレ率が自律的でECBの目標に持続的な形で徐々に収れんすると確信し

    ている」と述べ、「そうした自信とともに、それには時間を要するため、われ

    われは辛抱強くなる必要がある」と語っています。

    来週26日にはECB理事会が開催され、金融政策の変更に言及するとの見方

    が根強くありますが、上記の言葉からはその可能性はやや低下した印象もあり

    ます。

    ドル円は先週末のNY市場では約2週間ぶりに111円台半ばまでドル売りが

    進み、112-113円のレンジを下放れた印象もありますが、これは長期金

    利の低下が急だったことに反応したものと理解しています。

    週明けのオセアニア市場では112円近辺までドルが反発する場面もあり、ま

    だどんどん下値を探りに行く展開ではありません。

    本日も日本株は堅調に推移しそうです。

    ただ先週の株と為替の関係を見ると、むしろ「逆相関」を見せており、株高か

    らドル高を連想しにくくなっていることには注意が必要です。

    本日は111円40銭~112円40銭程度を予想します。


  • ドル円112円台で膠着感強める 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は112円台前半から半ばで動きが鈍く、米長期金利の低下
      が重石となり上値は抑えられた。

    • ユーロドルは堅調に推移。1.18台前半から半ばでの取引に終始し、
      ユーロ円も底堅い動きながら、133円台では売りも散見。

    • 株式市場は3日ぶりに反落。税制改革とFOMCの次の政策を見極めたい
      との思惑が広がった。ダウは31ドル下落し、ナスダック、S&P500も揃って下落。

    • 債券相場は反発。もみ合いながらも株価の下落に買い物が優勢に。
      長期金利は2.31%台へと低下。

    • 金は反発。原油は反落し51ドル台を割り込む。

    • 新規失業保険申請件数     → 24.3万件

    • 9月生産者物価指数       → +0.4%

    • ル/円112.13 ~ 112.45

    本日の注目イベント

    • 中  中国 9月貿易統計
    • 独  独9月消費者物価指数(改定値)
    • 米  9月消費者物価指数
    • 米  9月小売売上高
    • 米  10月ミシガン大学消費者マインド(速報値)
    • 米  エバンス・シカゴ連銀総裁講演
    • 米  カプラン・ダラス連銀総裁講演
    • 米  企業決算 → バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴ

    ドル円はやや膠着感を強めてきました。経済指標は比較的好調で、12月の利上げ観測の確率も高水準に留まってはいるものの、113円台にドルが上昇すると押し戻される展開が続いています。もっとも下値の方も、112円割れにはドル買いが集まっているようで、昨日のNY市場では値幅も35銭程度に収まっています。

    NYでは9月の生産者物価指数(PPI)が発表されました。食品とエネルギーを除くコア指数は前月比で+0.4%と、市場予想を上回っていました。(ブルームバーグ)ガソリン価格が上昇したことが原因だと見られているようですが、先週の雇用統計でも賃金の上昇が確認されており、このまま賃金が上昇傾向を維持するようだと全体のインフレ指標も上昇に向かう可能性が出てきたように思います。9月のFOMCで低インフレに対する懸念を一部参加者が示したことが議事録で判明したため、本日発表される9月の消費者物価指数(CPI)と小売売上高が市場関係者の注目を集めるだろうと、ブルームバーグは指摘しています。

    今朝の経済紙でも次期FRB議長人事に関する記事がありましたが、トランプ大統領は現在5人に絞り込んでいると言われています。ウオーシュ元FRB理事が最有力と見られているようですが、他にも、パウエル現FRB理事やコーン国家経済(NEC)委員長、それにテイラー・スタンフォード大学教授の名前も挙がっています。もちろん、イエレン議長再任の可能性もありますが、年齢や健康上の理由からイエレン氏再任の可能性は低いと、個人的には予想しています。今月中には次期議長を決定すると、トランプ大統領は明言しており、候補者はタカ派とハト派が混在しているため、誰が次期議長になるのかが、今後の金融政策、ひいてはドル円の動きにも影響してくるため、注目したいと思います。

    上述したように、本日の注目材料はCPIと小売売上高の経済指標です。ドル円は膠着感を増しながらもやや上値を切り下げてきています。112円をしっかりと割りこむと、下方に深押しがあるかもしれません。経済データ次第というところですが、予想レンジは111円70銭~112円70銭程度にしたいと思います。

    =====================================
    今年1月に、大国アメリカの第45代大統領に就任したドナルド・トランプ氏。アメリカファーストを掲げ、TPPやパリ協定から離脱し、昨日はユネスコからの脱退するなどなど、その言動は連日マスコミを賑わせています。その反動ではないでしょうが、就任以来これまでにない予想を超えた事体がいくつも起きています。9月にはハリケーン「ハービー」や「イルマ」による被害が過去最悪でした。記憶に新しいラスベガスでの銃乱射事件では58人にも死者を出し、これも過去最悪。そして、これでもかという形で今度はカリフォルニア州で大規模な山火事。現時点では少なくとも死者が21出ており、避難を余儀なくされた人は2万5000人と、桁違いの山火事です。トランプ氏の、残された3年余の先行きを暗示していると言ったら言いすぎでしょうか?

    良い週末を・・・・・。

    FOMC議事録はややハト派 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は朝方112円08銭まで売られたが、衆院選で与党有利
      との予想が伝えられるとドルが反発。112円58銭までドル高が進む。
      FOMC議事録がやや「ハト派的」だったことでドルの上値も限定された。

    • ユーロドルは続伸し、1.1869まで買われ、昨日の高値を若干上回った。
      ユーロ円は約2週間ぶりに133円台半ばまで上昇。

    • 株式市場は続伸し、主要3指数は揃って上昇。ダウは連日の高値更新で
      2万2872ドル台で取引を終える。

    • 債券は反発。シカゴ連銀総裁が12月利上げについて「語るのは
      時期尚早」と述べたことが手掛かり。長期金利は2.34%台に低下。

    • 金は4日ぶりに下落。原油は続伸し51ドル台に乗せる。

    本日の注目イベント

    • 欧   ユーロ圏8月鉱工業生産
    • 米   新規失業保険申請件数
    • 米   9月生産者物価指数
    • 米   パウエル・FRB理事講演
    • 米   ブレイナード・FRB理事、ドラギECB総裁がパネルディスカッション(ワシントン)
    • 米   G20(13日まで、ワシントン)
    • 米  企業決算 →JPモルガン、シティグループ

    9月会合の議事録が公表されましたが、全体的には予想されたほど『タカ派的』ではなかった印象です。議事録では、年内の利上げは正当化されると多くのメンバーが判断したものの、最近の低いインフレ指標については多くの参加者が「一過性の要因だけではない」との懸念を表明していたことが明らかになりました。

    FRB内では、景気拡大に伴ってインフレ率はいずれ当局が目標としている2%に近付くと予想していたものの、直近のPCEデフレータでも1.4%に留まっており、なかなか上昇してこないのが現実です。イエレン議長も先の講演では、インフレ率が上昇してこないことについて「不可解」と述べており、さらに今回公開された議事録の会合後には「2%の物価目標に届かないからといって、長期間低金利政策を続けることは賢明ではない」と述べ、今回の議論を裏付ける結果になりました。

    ドル円は昨日も112円08銭まで売られ、北朝鮮のリスクが継続する中、なかなか上昇のきっかけが掴めません。株価だけが上昇を続けており、昨日はさすがの日経平均株価も21年ぶりの高値を記録しましたが、それでもまだ2万1000円には届いていません。1989年12月に記録した史上最高値からは、わずかに半値戻しを達成したに過ぎません。

    今朝の新聞で、22日の衆議院選挙では与党がかなりの議席を獲得するとの世論調査の結果が伝えられています。自民党が勝利すれば、アベノミクスがさらに加速されるとの思惑が働いており、これが円安と株高につながっています。ただ、もし予想通りの結果だとしても、景気刺激策ではなく、子育てや教育方面へ予算が重点的に使われ、果たして景気にどの程度好影響を与えるのかは不透明です。そして、その先には消費税10%が待っています。駆け込み需要とその反動を考えたら、相殺されるどころか、マイナスになるかもしれません。そうでなくとも、社会保障費という「目に見えない税」の負担が年々増えており、可処分所得は減っているのが実情です。この先景気が拡大し、2%の物価上昇が達成できるでしょうか。

    本日も日本株は上値を試す展開が予想され、100円程度上昇するかもしれません。120円ほど上昇すれば2万1000円の大台に乗せます。特別のニュースがなければ、ドル円もリスクオンからやや上昇機運が高まるかと思われます。予想レンジは112円~113円程度にしたいと思います。

    ユーロドル1.18台を回復 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円はユーロ高に引っ張られる形で下落。一時は111円99銭
      まで売られたが、その後株高、金利高が進み、112円40-50銭
      まで戻して引ける。

    • ユーロドルは急反発。スペイン・カタルーニャ州のプチデモン首相が
      独立に関して柔軟な姿勢を見せたことで1.1825までユーロ高が進む。

    • 株式市場は続伸。消費関連株やエネルギー株が上昇し、ダウは69ドル高と
      3営業日ぶりに最高値を更新。

    • 債券相場は前日とほぼ変わらず。長期金利は2.36%台に乗せ、小幅に上昇。

    • 金は3日続伸。原油価格はサウジが減産の意向を示したことで大幅に
      上昇し50ドル台を回復。

    本日の注目イベント

    • 米  FOMC議事録(9月19、20日分)
    • 米  エバンス・シカゴ連銀総裁講演
    • 米  ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
    • 米  企業決算 → ブラックロック

    ドル円はNY市場の朝方、米金利低下に伴いドル売りが進み、一時は112円を割り込む水準までドル安が進みました。ただこの下落はユーロドルで、急速に「ドル安ユーロ高」が進んだ影響が強く、ユーロに引っ張られた側面が強かったと思われます。ドル円はその後株高と、金利水準も戻ったことから112円台半ばまで値を戻してNYでの取り引きを終えています。

    スペイン・カタルーニャ州のプチデモン首相は、住民投票結果の発効を「数週間」停止し、「対話の期間」を設けることを、議会演説で提案しました。この報道を手がかりに、このところ軟調に推移していたユーロドルが急伸。先月末以来となる1.18台に乗せ、1.1825まで買われています。ドル円もこの動きに連動したものと思われます。

    懸念された北朝鮮からの挑発行為は結局ありませんでしたが、引き続き何らかの動きがあると予想され、ドル円の上昇を抑制することになりますが、金融市場全体を観ると、株高が一段と進み、米金利も高水準で安定しています。これらを見る限りドルの急落は考えにくい状況かと思います。

    懸念されるのは、何らかの理由で米株式市場が急落する事態です。NYダウは昨日も続伸して、2万2830ドル台で引けており、2万3000ドルも視野に入ってきました。9月11日に2万2000ドルの大台に乗せたばかりで、調整のないまま既に800ドル強も上昇したことになります。米企業の成長力といえばその通りですが、それでも今後金利が緩やかに上昇していくことを考えると、やはりスピードが早過ぎると思われます。仮に大幅の調整があれば、1日で500ド程度下げることもありえるのではないかと思いますが、それでも上昇を続ける株価に戸惑いも感じます。

    足元のドル円は米長期金利の動きに連動しており、株価との相関はやや崩れています。米長期金利は昨日2.36%台で引けており、この水準は7月11日以来となり、ちょうど3カ月ぶりの高水準です。因みに、この時のドル円は113円台から114円台半ばまでドルが上昇し、その原動力となったのが、「金利高」でした。金利水準からすればドル円の現在の位置がやや円高方向なのは、『北朝鮮リスク』が主な原因だと考えられます。

    「北朝鮮問題」を除けば、市場が予想するリスクが少ないことは「VIX指数」が端的に示しています。歴史的な低水準の「VIX指数」を中心に見れば、株価が上昇するのは理解できなくもありませんが、いつまで足元の低水準が続くのかというところです。
    本日のレンジは111円80銭~112円80銭程度を予想します。


    為替市場、取引は閑散 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • 米債券市場が休場のため取引は閑散。ドル円は112円台
      半ばで推移し、値幅も20銭程度に留まる。

    • ユーロドルも小動きの中、一時は1.1669まで売られたが、
      その後は反発し、1.17台半ばまで値を戻す。

    • 株式市場は薄商いの中小幅に続落。GE株が大幅安となり、
      全体の下げを牽引。ダウは12ドル下げ、他の主要指数も軟調。

    • 債券市場は休場。

    • 金は続伸し、原油価格も上昇。

    本日の注目イベント

    • 日  8月国際収支
    • 日  9月景気ウオッチャー調査
    • 朝鮮 北朝鮮の朝鮮労働党創建記念日
    • 中  中国9月マネーサプライ
    • 独  独8月貿易収支
    • 英  英8月鉱工業生産
    • 英  英8月貿易収支
    • 米  IMF、世界経済見通し発表
    • 米  カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁講演
    • 米  カプラン・ダラス連銀総裁講演
    • 加  カナダ9月住宅着工件数
    • 加  カナダ8月建設許可件数

    NY市場では「コロンブスデー」の祝日のため債券市場は休場。そのため、為替市場も薄商いの中、目立った動きはありません。先週末の雇用統計直後に113円台に乗せ、一時は113円44銭までドルが買われ、約3カ月ぶりのドル高水準を記録したものの、その後は113台を試すことなく、112円台で一進一退です。本日10日が北朝鮮では「朝鮮労働党創建記念日」にあたり、再び挑発行為があるのではないかとの懸念が、ドル円の上値を重くしていますが、現時点ではそのような動きは確認されていないようです。

    ジミー・カーター米元大統領が1994年の訪朝と同じように、問題解決のために北朝鮮を訪問し、金正恩委員長との会談を希望していたが、トランプ大統領がこれをはねつけたと、韓国紙が伝えています。(ブルームバーグ)カーター氏は、歴代大統領の中でも最も北朝鮮に太いパイプを持っているとされ、訪朝が実現すれば、米朝トップが交渉のテーブルに着くことが出来る可能性がありますが、ここでもトランプ大統領の判断が注目されます。

    ドル円は昨日の海外市場ではほぼ112円台半ばで推移し、目立った動きはありませんでした。東京市場が休みで、その後のNY市場では債券市場は休場だったことで、手掛かりが掴めず、値幅も20銭程度に留まっています。先週の後半にこの欄でも述べましたが、ドル円は上に行きたがっているように見えます。中期的なトレンドを示唆する「日足」と「週足」では共に、雲抜けを完成させており、現在、「週足の120週線」に上昇を抑えられている状況です。

    雇用統計直後に113円44銭まで上昇したものの、本日の北朝鮮の挑発行為が懸念されるため上値が限定的になっていますが、無事通過すれば再び上値を試すものと思われます。ただ『日足』の「MACD」では既に『デッドクロス』を見せており、この点には注意が必要かもしれません。

    本日は北朝鮮から挑発行為がなければ、動きにくい展開でしょう。先週連日最高値を更新したNYダウはここ2日は下げていますが、微調整といった印象で、買われ過ぎとは感じていますが、市場の見方は強気です。遅ればせながら追随してきた日本株が今日はどのような展開になるのか、東京時間ではその程度の材料しかありません。予想レンジは112円30銭~113円10銭程度にしたいと思います。


    NYダウ5日続伸し最高値更新中 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は欧州市場にかけて軟調な動きとなり、112円台前半まで
      売られたものの、NY市場では反発。ISM非製造業景況指数が高水準
      だったことで112円93銭までドル高が進む。ADP雇用者数は予想通り
      であったことから相場への影響はなかった。

    • ユーロドルは小動き。前日同様に、1.17台半ばから後半で推移。

    • 株式市場は小幅ながら続伸。ダウは5日続伸し、S&P500と共に
      最高値を更新する。

    • 債券相場は変わらず。朝方は買われたものの、後場には上げ幅を
      失い、前日と変わらず。

    • 金は反発し、原油は3日続落し、節目の50ドルを割り込む。

    • 9月ADP雇用者数         → 13.5万人

    • 9月ISM非製造業景況指数   →  59.8

    本日の注目イベント

    • 豪  豪8月貿易収支
    • 豪  豪8月小売売上高
    • 欧  ECB議事要旨
    • 米  新規失業保険申請件数
    • 米  8月貿易収支
    • 米  パウエル・FRB理事講演
    • 米  ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演
    • 米  ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演
    • 米  ジョージ・カンザスシティー連銀総裁講演
    • 加  カナダ8月貿易収支

    ドル円はISM非製造業景況指数が高水準だったことでドル高が進み、112円93銭まで上昇したものの、9月のADP雇用者数が予想通り、13.5万人だったことを受けて伸び悩み、ドルの上値は限定的でした。この日は株の動きも限定的で、金利もやや低下したことでポジション調整のドル売りも出たようで、112円36銭前後まで下押しする場面もありましたが、下値も勢いはなく、112円70-80銭で取引を終えています。

    先日のISM製造業景況指数が13年ぶりの高水準を記録しましたが、昨日発表されたサービス業部門でも、市場予想の「55.5」に対して「59.8」と、こちらも12年ぶりの高水準でした。ブルームバーグによると、米経済はハリケーンに見舞われた後も、総じて活力があることが示唆されたと論じています。

    一方のADP雇用者数についても、予想通り13.5万人だったことで、明日の雇用統計でも事前予想の8万人は達成できるのではないかといった安心感が広がっていると、ブルームバーグは伝えています。2度の大きなハリケーンに見舞われた米国でしたが、FOMCでも議論されたように、どうやらその影響は『一時的』だったと判断できそうです。

    ドル円は111-114円のレンジを形成している状況ですが、今週は現時点では上下に大きな動きはありません。テクニカルでは「日足」と「週足」で雲を上抜けしており、ドルの上昇を示唆していますが、113円台前半からの下げで、短期の「1時間足」では一旦雲を下抜けして下落傾向を見せ、やや反発しています。明日の雇用統計をきっかけに、「日足」や「週足」が示すように113円台前半を上抜けし、新しいレンジを形成するのか。あるいは「1時間足」がここからのドル下落の「先行指標」になるのか、明日の指標は注目されます。

    本日の予想レンジは112円30銭~113円30銭程度とします。

    ドル円上値が重くADP雇用待ち 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は東京時間に113円20銭前後まで上昇したものの、
      NY市場では113円07銭まで上昇する場面があったが、勢いはなく
      112円台に押し戻される。

    • ユーロドルは前日とほぼ変わらず。1.17台前半から半ばで推移し、
      今夜のADPの指標待ち。

    • 株式市場は続伸。自動車販売が好調だったことから工業株が買われた。
      ダウは84ドル上昇し、S&P500とともに最高値を更新する。

    • 債券相場は反発。長期金利は2.32%台へと小幅に下落し、
      ドルの上値を抑える。

    • 金と原油はともに続落。

    • 9月自動車販売   →  1847万台

    本日の注目イベント

      欧  ユーロ圏9月総合PMI(改定値)
      欧  ユーロ圏9月サービス業PMI(改定値)
      欧  ユーロ圏8月小売売上高
      英  英9月サービス業PMI
      米  9月ADP雇用者数
      米  9月ISM非製造業景況指数
      米  イエレン・FRB議長講演

    ドル円は昨日も何度か113円台を試し、上に行きたがっているような印象です。113円台前半ではドル売りに抑えられており、113円30銭あたりにはまとまったドル売り注文が並んでいるとの情報もあります。短期的には実需の大小が相場の流れを支配しますが、少し長い目でみればほとんど意味を持たないことは、これまでの経験でも明らかです。113円30銭前後がしっかりと上抜けすれば、今度は一転してドルの下落を抑える「サポート」になります。

    昨日は出遅れていた日経平均株価も213円高を見せ、年初来高値を更新し、ようやく日米が足並みを揃えて上昇トレンドを見せてきました。もっとも日本株の上昇は22日の衆院選で自民党が勝利し、新たな経済刺激策が打ち出されるといった期待が先行している部分もあるようです。22日の衆院選は期待ができる一方で、リスクもないわけではありません。

    前日発表されたISM製造業景況指数が13年ぶりの高水準だったように、米景気は依然として緩やかに拡大を続けており、これがイエレン議長をして「タカ派」発言に導いている状況です。12月の利上げ確率が高まっているのも、こうした背景があり、ドル高を支える構図になっています。

    今後さらにドル高が進み、「待望の」115円台を目指すのか、あるいは113円台で上昇を抑えられ、再び110円割れ目指すのか、今夜を含め、米労働市場の指標がそのカギを握っていると思われます。今夜発表される9月のADP雇用者数は13.5万人と予想されており、8月の23.7万人からは大幅な減少が見込まれています。もちろんこの予想は、9月の米南部を襲った2つのハリケーンの影響を考慮されたものです。また週末の雇用統計についても現時点では8万人と予想され、先月の15.6万人からほぼ半減すると予想されています。

    既に相当の影響が考慮されているため、予想よりも「上振れる」可能性もないとは言えません。その場合、米景気の力強さが再認識され、利上げ観測のさらなる高まりと共にドルが一段上値を試す展開になると思われます。114円があるかもしれません。一方、予想を下回るようだと、ハリケーンの影響が一時的なものに留まらないのではといった見方から、ドル売りが再燃する可能性があります。それでも111円割れがいいところではないかと思われ、110-115円のレンジ、あるいは111-114円のレンジを形成することになりそうです。本日は112円~113円50銭程度の動きを予想しています。


    ドル円欧州時間に113円台に乗せる 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は続伸し、欧州時間に113円06銭までドルが買われる。

    NY市場では株式市場が軒並み最高値を更新したことや、ISM製造業景況指数が

    予想を上回ったことがドル買い材料に。NYでのドル高値は112円94銭。

  • ユーロドルはスペイン、カタルーニャ州の独立の動きから上値が

    重い展開。1.17台前半から半ばで推移。

  • 株式市場は大幅に続伸し、軒並み最高値を更新。ISM製造業景況指数が

    13年ぶりの高水準だったことを好感。ダウは先週末に比べ152ドル上昇し、

    2万2500ドル台に乗せる。

  • 債券相場は横ばい。株価の上昇の割には底堅い動きを見せたものの、

    動意も乏しく、先週末比小幅に下落。

  • 金と原油はともに下落。

  • 9月ISM製造業景況指数   →  60.8

    本日の注目イベント

  • 豪   豪8月住宅建設許可件数

  • 豪   RBA、キャッシュターゲット

  • 欧   ユーロ圏8月生産者物価指数

  • 米   9月自動車販売台数
                                        

    ドル円は底堅い動きを見せ、欧州時間には一時113円台に乗せ、113円06銭

    までドル高が進みました。

    次期FRB議長に、金融引締め派の候補者が就任するとの期待もあり、ドルが買わ

    れたようです。NY市場では113円には届いていませんが、株高を材料にリスク

    を取る姿勢が強まり、円が売られて112円台後半までドル高が進みました。

    ラスベガスで起きた銃乱射事件の影響も心配でしたが、ISM製造業景況指数が

    13年ぶりの高水準を記録したことで、株式市場を始め、金融市場は落ち着いた

    動きでした。とりわけ株式市場では主要指数が軒並み上昇し、ダウは初の2万25

    00ドル台を記録し、2週間ぶりの最高値更新でした。

    またS&P500も9ポイント上昇し、こちらも最高値を更新しています。

    ドル円は先週末以来の113円台乗せまで上昇しましたが、前回もこの水準での滞

    空時間は短く、目先はやはりドル売りが出やすい水準と言えます。ただチャートを

    見ると、日足ベースで一目均衡表の「雲」を上抜けしており、その上の重要な「2

    00日線」も抜けています。さらに「MACD」ではゼロの軸を抜け、プラス圏に

    入っており、テクニカルを見る限りドル上昇を示唆していると言えます。

    また、より長い「週足」を見ても、「雲」が上抜けしています。

    足元の水準は「200週線」にタッチしている状況で、この線を抜けるかどうかを

    試している状況です。この「200週移動平均線」は今年の3月と7月にドルが上

    昇した際にも抜け切れきれずに押し戻された経緯があり、この水準を完全に抜け切

    れるかどうかが、115円台が見れるかどうかの試金石と言ってもいいと思います。

    その意味では、今週末の雇用統計がそのカギを握っていると言えるでしょう。

    本日はNYの株高を受け、日本株も堅調な動きになりそうです。

    ドル円も上昇すると見られますが、113円台を回復できるのかどうか。

    さらには昨日の欧州市場での高値を抜けるのかどうかがポイントです。

    本日のレンジは112円30銭~113円30銭程度を予想します。


  • ドル円112円台でもみ合い 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は112円台で推移。ミシガン大学消費者マインドが

    予想を大きく上回りドル買いが進んだものの、112円77銭で

    頭打ち。その後やや値を下げ112円台半ばで越週。

  • ユーロドルは1.18台を回復し、1.1833まで上昇。ひとまず

    1.17台を割り込まなかったことで、買い安心感も。

  • 株式市場は続伸。トランプ大統領が次期FRB議長候補の

    ウオーシュ元FRB理事と会談したことなどが好感された。ダウは

    23ドル上昇し、3日続伸。

  • 債券相場は反発。タカ派のウオーシュ元FRB理事が次期議長に

    就任するのではとの観測が重石に、長期金利は2.334%台に上昇。

  • 金は反落し、原油は反発。

  • 8月個人所得                 →  +0.2%

  • 8月個人支出                 →  +0.1%

  • 8月PCEコアデフレータ           →  +1.3%

  • 9月ミシガン大学消費者マインド(確定値)→  65.2

  • 9月シカゴ購買部協会景気指数      →  95.1

    本日の注目イベント

  • 日   9月日銀短観

  • 欧   ユーロ圏9月製造業PMI(改定値)

  • 欧   ユーロ圏8月失業率

  • 英   英9月製造業PMI

  • 米   9月ISM製造業景況指数

  • 米   カプラン・ダラス連銀総裁講演

    ドル円は堅調に推移し先週末のNY市場では112円台を割り込まない、展開に

    なっています。113円台ではドル売り需要も強く、上値を抑えられる状況です

    が、下値は111円台を固め、足元では112円台が底堅くなりつつあります。

    トランプ大統領は次期FRB議長候補の一人であるウオーシュ元FRB理事と面

    談をし、「3~4週間以内には結論を出す」と述べ、いよいよ次期FRB議長の

    人事も佳境を迎えそうです。

    もともとは、コーエン国家経済委員会(NEC)委員長が次期FRB議長の最有力

    候補でしたが、トランプ大統領との意見の違いからその可能性はなくなり、足元で

    はウオーシュ氏が最有力候補のようです。

    同氏は、史上最年少でFRB理事に就任しており、「タカ派」の論客として知られ

    ています。仮に同氏が次期議長に就任した場合、利上げのペースが早まるのではな

    いかと見られています。もっとも、このところ「イエレン議長を尊敬している」と、

    トランプ大統領は述べており、イエレン氏の再任の可能性もないわけではありませ

    ん。ただ、イエレン氏自身の健康上の問題もある上、トランプ氏は昨年の大統領選

    の最中に、「大統領になったら、イエレン議長を代える」と述べていたこともあり、 

    個人的には再任はないと見ています。

    FRBが最も注目しているインフレ指標が発表されましたが、前月よりも低下して

    いました。8月のPCEデフレータは年率で1.4%、コアデフレータは1.3%

    でした。いずれも市場予想を下回っていました。

    イエレン議長は、たとえ2%を下回っていても、長期間低金利を続けることは賢明

    ではないと述べていましたが、このまま低下傾向が続くようだと利上げ観測にも影

    響が出てくる可能性もあります。

    ドル円は堅調に推移していますが、依然として円高に振れるリスクを抱えながらの

    動きです。北朝鮮問題でトランプ氏は「私はティラーソン長官に、小さなロケット

    マンと交渉しようとすることで時間を無駄にしていると語った」とツイッターで明

    らかにし、政権内でも北朝鮮問題の解決に関して相違があることが判明しています。

    (ブルームバーグ)

    一方で、北朝鮮も再びミサイル発射の準備を行っているとの報道もあります。

    またスペインでは、カタルーニャ州指導者が独立宣言を示唆しており、選挙を阻止

    させようとする警察との間で数百人の負傷者がでているようです。

    同州のプチデモン首相は、数日以内に州議会に住民投票の結果を知らせ、通告から

    48時間以内に独立を宣言する公算があるとブルームバーグは伝えています。

    このように、地政学的リスクの高まりから再び円買いが再燃することも考えられま

    すが、今週は週末に雇用統計を控えていることから、先ずはこちらが目先の材料に

    なろうかと思います。

    本日はやはり112円台での推移が予想され、レンジも112-113円程度かと

    思われます。


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