FC2ブログ

ドル円112円台を回復 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円は111円台後半の抵抗線を超えると上昇が加速。

    GDPの上方修正などもあり、112円15銭までドル高が

    進む。米長期金利の上昇も手掛かりに。

  • ユーロドルは緩やかに下落。この日は終始1.18台で

    推移。

  • 株式市場ではナスダック指数は反落したものの、ダウは

    100ドルを超える大幅続伸で連日の最高値更新。

  • 金利は大幅反発。前日比5bp上昇し、2.38%台を

    回復し、ドル高をサポート。

  • 金と原油は続落。


  • 7-9月GDP(改定値)          →  +3.3%

  • 10月中古住宅販売成約指数      →  +3.5%

    本日の注目イベント

  • 豪   豪10月住宅建設許可件数

  • 日   10月鉱工業生産

  • 中   中国 11月製造業PMI(速報値)

  • 中   中国 11月非製造業PMI(速報値)

  • 独   独11月雇用統計

  • 欧   ユーロ圏11月消費者物価指数(速報値)

  • 欧   ユーロ圏10月失業率

  • 欧   OPEC総会

  • 欧   スペイン7-9月期GDP

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   10月個人所得

  • 米   10月個人支出

  • 米   10月PCEコアデフレータ

  • 米   11月シカゴ購買部協会景気指数

  • 米   カプラン・ダラス連銀総裁講演  

    ドル円は反発し、NY市場では一時112円15銭までドル高が進む場面もあり

    ました。昨日のドル上昇は、ここ最近では力強いものがありました。

    今週28日の火曜日には111円を割り込み、110円85銭前後までドル安が

    進んだものの、そこから切り返してきました。一旦切り下げたレンジも、どうや

    ら110-113円の幅に戻ったようです。

    イエレンFRB議長は議会証言で、バランスシート縮小を進めながら、引き続き

    金利を徐々に引き上げていくのが適切だと証言し、「景気の過熱を許せば、迅速

    に金利を引き上げなければならない事態に直面する恐れがあるため、金融当局は

    段階的に行動することを望む」と述べており、ある程度想定されて内容でした。

    またベージュブックでは、11月中旬にかけて経済は緩慢ないし緩やかなペース

    で成長。物価圧力も強まり、労働市場は引き締まったとの記述でした。

    (ブルームバーグ)

    昨日の朝方には北朝鮮が9月中旬以来のミサイルを発射したものの、市場は冷静

    で影響も軽微でした。ただトランプ大統領はこの事態を受け、中国の習近平主席

    と電話会談を行い「中国があらゆる全ての手段を行使するよう」要請しています。

    その後大統領は、「今日、北朝鮮に追加的な制裁が科されるだろう」とツイート

    しています。内容次第では、北朝鮮がさらに態度を硬化させる事体も予想される

    ため、これまでの経緯を考えると、深刻な事態にはならないとは思いますが、引

    き続き注意が必要です。

    ドル円は112円台を回復したことで「1時間足」の「200日線」もしっかり

    と上抜けしてきました。背景はやはり良好なファンダメンタルズです。

    第三四半期のGDP改定値は+3.0%から+3.3%に上方修正され、中古住

    宅販売成約も+3.5%と、予想を上回っていました。良好な経済指標がなかな

    かドル高につながらない状況が続いていますが、いずれ来年の利上げ観測を押し

    上げる効果はあろうかと思います。

    サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は昨日の会見で、中立的なFF金利が

    2.5%前後であり、今後2年間にそこに戻る必要があると述べています。

    現在、FRBのFF金利誘導目標は1.00~1.25%です。

    これを今後2年間で2.5%前後にもっていくには、0.25%ずつ引き上げる

    とすれば、少なくとも5回以上の引き上げが必要です。

    今後リーマンショック級の金融不安が起きない限り、来年も3回の利上げを見込

    むことに、それほど違和感はありません。

    ドル円は112円台を回復したとはいえまだ114円に向かう相場でもありませ

    ん。足元の動きは、111円割れはあったものの111円台を固めている動きと

    思われます。投機筋のドルロングポジションは減ったとはいえ依然高水準です。

    ドルの戻りは緩やかなものになろうかと思います。

    予想レンジは111円50銭~112円50銭程度と見ますが、

    上値のレジスタンスは112円20-30銭と、半ば前後かと思われます。


  • スポンサーサイト

    ドル円111円台半ば回復 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は良好な経済指標や株高から111円64銭まで上昇。

    北朝鮮がミサイルを発射したとの報道で111円20銭前後まで

    下げる場面もあったが、影響は限定的だった。

  • ユーロはドルの買い戻しが強まったことからやや軟調な展開。

    1.1825まで売られ、1.19台がやや重くなる。

  • 株式市場は大幅に上昇。税制改革法案が上院で可決された

    ことや、消費者マインドが17年ぶりの高水準を記録したことなどが

    材料に。ダウは255ドル上昇し、最高値を更新するとともに、

    2万4000ドルも視野に。

  • 債券市場は小幅に続伸。長期金利は2.32%台へ小幅に低下。

  • 金はほぼ変わらず。原油価格は続落。

  • 9月FHFA住宅価格指数        → +0.3%

  • 9月ケース・シラ-住宅価格指数   → +6.19%

  • 11月消費者信頼感指数        →  129.5

  • 11月リッチモンド連銀製造業指数  →  30

    本日の注目イベント

  • 独   独11月消費者物価指数(速報値)

  • 仏   仏7-9月期GDP

  • 欧   ユーロ圏11月消費者信頼感(確報値)

  • 英  英10月消費者信用残高

  • 米   7-9月GDP(改定値)

  • 米   10月中古住宅販売成約指数

  • 米   ベージュブック(地区連銀経済報告)

  • 米   イエレン・FRB議長、上下合同経済委員会で証言

  • 米   ダドリー・NY連銀総裁講演

  • 米   ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演


    前日に、北朝鮮がミサイル発射の準備を行っているとの報道がありましたが、

    今朝方3時18分ごろ、ミサイル1発が発射されたことが確認されました。

    9月16日を最後に、軍事的挑発行為を断ってきた北朝鮮が再びミサイル発射

    という行為に出たことで、トランプ大統領はホワイトハウスで、「米国が北朝

    鮮の直近のミサイル発射に対処するだろう」と述べ、記者団に対しても「われ

    われがそれに対応すると、あなたたちに言っておく。われわれが対処する事態

    だ」と語っています。(ブルームバーグ)。

    ただ今回のミサイル発射は市場への影響はほとんどなかった模様です。

    昨日はいろいろなニュースが市場を駆け巡り、為替は神経質な動きを見せまし

    たが、全体的にはドルが買い戻される展開でした。ドル円は一時111円64

    銭前後まで上昇しました。株高や良好な消費者マインドなどに支えられ、ドル

    を買い戻す動きがやや強まったところでしたが、北朝鮮のミサイル発射の報道

    に111円20銭辺りまでドルが売られる場面もありましたが、影響はその程

    度で終わっています。

    次期FRB議長への就任が決まっているパウエル氏が、公聴会で金融政策に関

    する考えを披露しました。

    パウエル氏は「次回会合で利上げの根拠は強まりつつあると思う」と述べ、

    「経済情勢がそれを裏付けている」と続けています。その上でパウエル氏は利

    上げに賛成票を投じるとは保証できないとし、会合で他のFOMC参加者の見

    解を聞く必要があるためだと説明しました。また金利については、「金利は今

    後上昇を続けると確信している」と述べています。(ブルームバーグ)

    ドル円は前日111円割れはありましたが、そこから反発してきました。短期

    的な動きを示す「1時間足」では、約2週間ぶりに「雲抜け」を完成させてい

    ます。このまま上昇傾向に転ずるとも思えませんが、110円台を固めてくる

    可能性はあります。

    昨日もそうでしたが、ドルの下値は良好な経済指標が支える構図は続いており、

    長期金利の低下傾向がドルの反発を抑制している状況です。

    昨日発表された11月の消費者マインドは「129.5」と、実に17年ぶり

    の高水準でした。

    この指標を受け、シティーグループが公表している「びっくり指数」は「12

    7.62」と、2014年1月以来の水準に跳ね上がりました。

    発表された多くの経済指標が予想を上回っていることを示しています。

    本日のドル円は上値を試す展開を予想しますが、株価にはなかなか反応しない

    ドル円ということもあり、それ程期待はできないかもしれません。

    上値のメドは「200日線」がある111円83銭前後と、それが抜けたら1

    12円前後が意識されます。

    北朝鮮が再びミサイルを発射したことで、ボールは米国側に投げられた格好で

    す。トランプ大統領がどのような対応に出るのかが最大の関心事ですが、何も

    なければ市場への影響は限定的と見ます。

    予想レンジは111円20銭~112円20銭程度とします。


  • ドル円続落し110円台後半に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は朝方、北朝鮮でミサイル発射の準備が進められている

    との報道から111円を割り込み、110円85銭までドル安が進む。

    2カ月半ぶりの円高水準を記録したが、その後良好な経済指標に

    111円台に押し戻されて取引を終える。

  • ユーロドルはメルケル与党が大連立政権に一歩近付いたことから

    続伸し、1.1961まで上昇。ただその後は高値警戒感から反落。

  • 株式市場は高安まちまち。ダウは22ドル上昇したものの、ナスダックは

    10ポイント反落。

  • 債券相場は小幅に上昇したものの、ほぼ横ばい。長期金利は

    小幅に低下。

  • 金は反発。原油は売られ58ドル台前半に。

  • 10月新築住宅販売件数 → 68.5万件

    本日の注目イベント

  • 欧   ユーロ圏10月マネーサプライ

  • 欧   OECD経済見通し

  • 米   9月FHFA住宅価格指数

  • 米   9月ケース・シラ-住宅価格指数

  • 米   11月消費者信頼感指数

  • 米   11月リッチモンド連銀製造業指数

  • 米   パウエル次期FRB議長の指名承認公聴会

  • 米   ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演

    ドル円は海外市場でじりじりと下げ、NYでは9月15日以来となる111円割れを

    見せ、110円85銭まで円高ドル安が進みました。北朝鮮がミサイル発射の準備を

    しているとの報道と、米長期金利低下に反応したものでした、もともと上値が重く、

    戻りが鈍いという状況でした。

    引け値では111円台に戻して引けていますが、ドルを買う理由が見つからないのも

    事実です。

    トランプ大統領がこの日、税制改革法案の議会審議について「非常にうまくいって

    いる」とツイートしたことで、ドルはユーロやポンドなどに対しては上昇しましたが、

    円やNZに対しては売られる展開でした。

    米議会は感謝祭に伴う休会から戻り、税制改革を巡る審議を再開しましたが、ブルー

    ムバーグニュースによると、早ければ30日の採決を目指しているそうです。

    ユーロドルは1.1961まで買われたあと値を下げており、1.20という節目が

    意識されています。

    ドイツのメルケル首相が、最大野党である社会民主党(SPD)との大連立を目指す

    ことで合意したことを受けユーロ買いが強まったものの、ここからの一段の上昇は、

    1.21を見据えないとなかなか手を出せないレベルに入っていると見ています。

    米長期金利の反発力が弱く、ドルが反転するきっかけが掴めない状況です。

    既に来週の雇用統計に期待する声も上がっていますが、一旦111円を割り込んだ

    ドル円は、正念場である「110円割れ」を回避できるかどうかが意識される段階に

    入ってきた印象です。

    税制改革法案の行方が不透明ということもあり、ドルの上値が重い展開が続きますが、

    まだ株価の大きな崩れがないため、ドルの下落も緩やかです。

    米国株については「買われすぎ」という声が徐々に増えているとの指摘もあり、株式

    市場発の円高ドル安は避けたいところです。

    本日は税制改革法案の審議に加え、次期FRB議長に就任するパウエル氏の公聴会が

    あります。共和党が上院の過半数を占めていることから、承認はまちがいないと思い

    ますが、委員会での質問に対する言葉も、サプライズはないものと思われます。

    指名承認公聴会は米東部時間午前9時45分から始まるようです、

    本日の予想レンジは110円70銭~111円60銭程度にしたいと思います。


  • ユーロドル2カ月ぶりに1.19台半ばを回復 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は静かな取引の中緩やかに上昇したが、上値は

    限定的だった。111円63銭までドル高が進んだが、勢いはなく、

    111円50-60銭で越週。

  • ユーロドルは大幅に続伸。1.1944までユーロ高が進み

    約2カ月ぶりの水準を記録。ドイツの経済指標が好調だったことや、

    ドイツで連立政権への期待が高まったことが背景。

  • 株式市場は主要3指数とも揃って続伸。年末商戦がスタートし、

    前年度よりも好調とのデータが好感された。ダウは31ドル上昇。

  • 債券市場は反落。10年債利回りは小幅に上昇し、2.34%台に。

  • 金は反落し、原油は上昇し59ドル台に迫る。

    本日の注目イベント

  • 中   中国 10月工業利益

  • 米   10月新築住宅販売件数

  • 米   ダドリー・NY連銀総裁講演

    ドル円は111円割れを回避し、切り返してきたものの先週末のNY市場での

    上値は111円63銭までで、反発には勢いが見られません。もっとも、先週

    末のNY市場での「主役」はユーロで、ユーロドルでユーロ高が進んだ影響で、

    ドル円でも根強い円買いがあったものと思われます。また、この日はポンドも

    上昇し、ポンドドルは1.3360まで買われ、こちらも2カ月ぶりのドル

    安ポンド高をつけています。

    ドイツでは11月のifo経済研究所の景況感指数が予想を上回ったほか、メルケ

    ル首相と、ドイツ第2の政党である、ドイツ社会民主党の党首との会談があり、

    連立政権への期待が高まったことがユーロ買い戻しにつながりました。

    ユーロドルは9月8日の1.2093を高値に一貫して下落しており、11月7

    日には1.1554まで売られました。ECBのテーパリング期待からユーロ買

    いポジションが急速に膨らみ、これが下落と共に解消され、高値から約550ポ

    イントも下落する力になったと見られます。これで「調整」を終えた印象です。

    目先の上値のメドは、やはり心理的な節目である1.20ということになるでし

    ょう。今後ユーロドルが1.20を超えて1.21に迫る水準を回復できるかど

    うかが、ドル円にも影響してきます。

    1.21を回復するようなら、ドル円は110円台まで円高が進むことになりま

    す。足元のユーロ円の133円15銭を基準に、仮にユーロドルが1.21まで

    上昇したすると、ドル円は110円04銭という計算になります。

    そこまで円高が進まないとすれば、ユーロ円が135円方向に向かうことになり、

    いずれにしても、ユーロドルが1.21に向かえば、ドル円の上値を抑える可能

    性が高いと予想されます。

    先週末のブラックフライデーを皮切りに、米国の「年末商戦」がスタートしまし

    た。概ね好調なスタートを切ったようで、ブルームバーグニュースでは、百貨店

    メーシーズのCEOのコメントを掲載しています。メーシーズのジェネットCE

    Oは「コート類の売り上げ拡大に支えられて年末商戦は力強いスタートを切っ

    ている」と述べています。メーシーズでは24日午前7時までに20万着のコー

    トが売れたそうです。また、本日はサイバーマンデーで、ネットの売り上げが

    どこまで伸びるのか注目されています。

    米アマゾンの株価は、ネットショッピングで大きなシェアを確保するとの期待か

    ら既に上昇しています。

    本日のドル円は堅調な動きを予想しています。

    レンジは111円20銭から112円程度かと思われますが、上で述べたように、

    ユーロドルの動き、特に欧州時間の動きに注目してみたいと思います。


  • ドル円2カ月ぶりの円高水準に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 前日111円14銭までドル売りが進み、2カ月ぶりの円高

    水準を記録したドル円は、この日、東京とNYが休場だったことで

    小動き。111円台前半でのもみ合いに終始。

  • ユーロドルは続伸。ドイツやフランスのPMIが予想を

    上回ったことで、良好な経済指標に反応した形。

    1.1855までユーロ高が進み、1週間ぶりの高値をつける。

    本日の注目イベント



  • 独   独11月ifo景況感指数

  • 米 ブラック・フライデー(株式、債券市場は短縮取引)


    ドル円は22日のNY市場で急落し、2カ月ぶりの円高水準を記録しています。

    112円台で推移し、上値は重かったものの、下値でも112円割れではしっ

    かりドル買い需要が見られたものが、この日は一気に1円ほどの円高に振れま

    した。

    経済指標が良くなかったこともありますが、この日、イエレン議長は講演で

    「拙速な利上げは低インフレの放置につながる」と発言し、この発言が「かな

    りハト派的」と受け止められ、長期金利が急低下し、ドル売りを誘ったものと

    思われます。

    イエレン議長は金融政策の正常化を誰よりも熱望していると考えられ、来年2

    月の任期までにその道筋をつけておきたいのではと考えられます。実際、9月

    26日の講演では「インフレ率が2%に戻るまで金融政策を据え置くのは賢明

    ではない」と発言しており、これが12月のFOMCでの利上げ観測を大きく

    押し上げたことは記憶に新しいところです。そこから考えると、今回の発言は

    やや理解に苦しみます。

    111円割れ目前までドル安が進んだ昨日でしたが、日本と米国が祝日だった

    ため動きはなく、今朝も前日と同水準で取引されています。ドル円は『日足』

    では既に重要な「120日線」と「200日線」を割込んできました。

    さらに「雲の上限」を下回り、現在厚めの雲の中で推移しています。上記日足

    の重要な移動平均線を下回ってきたことで、ドル売りに拍車がかかったとのコ

    メントもありましたが、チャートを基本にすればドル売りで攻める局面かもし

    れません。

    ただ一方で米景気の好調さは変わってはいません。

    12月の利上げが延期されるとも思えません。長期金利の低下が最大のドル安

    要因ですが、今後も長期金利が一段と低下し、2.1%を目指すのか、あるい

    は下げ止まるのかで、ドル円の方向も決まってきます。

    やや気になるのが、IMMの投機筋による『円の建て玉』です。

    11月14日時点では4年ぶりの高水準である13万6000枚まで『ドル買

    い円売り』ポジションが積みあがっていました。

    基本的にはドル高を予想してのポジションメイクですが、一定の水準までドル

    安が進むと、損の拡大を防ぐために清算取引をしてくる可能性があります。

    既に現在のポジションは減少していると見られますが、21日現在の「建て玉」

    は本日発表されます。ここにも注目したいと思います。

    本日は連休明けで、ドル円は下値を探る展開かと思われます。

    先ずは111円という心理的な節目が維持できるかどうかです。

    予想レンジは110円60銭~111円60銭程度にしたいと思います。


  • ドル円株高にも反応せず112円台で推移 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は小動きの中、徐々に上値を切り下げる展開となり、

    112円18銭前後まで売られる。その後は株価の上昇に伴い

    ドルを買い戻す流れとなり、112円台半ばまで反発して取引を終える。

  • ユーロドルは方向感もなく、1.17台前半から半ばで推移。

  • 株式市場は大幅に続伸。ダウは160ドル上昇し、S&P500も

    16ポイント上昇。いずれも最高値を更新して取引を終える。

  • 債券相場も上昇。長期金利は小幅ながら低下し、2.35%台へ。

  • 金と原油は共に反発。

  • 10月中古住宅販売件数   → 548万件

    本日の注目イベント

  • 欧   ユーロ圏11月消費者信頼感(速報値)

  • 英  英秋季財政報告

  • 英  英、メイ首相下院で党首討論

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   10月耐久財受注

  • 米   11月ミシガン大学消費者マインド(確定値)

  • 米   FOMC議事録(10月31、11月1日分)
     

    ドル円は前日のNY市場で112円71銭まで反発し、昨日の東京市場でも、

    株価の上昇を手がかりに上値を試したものの、ちょうど同じ水準で上昇を抑

    えられ、その後は上値を切り下げる展開になっています。昨日のNYでは、

    北米自由貿易協定(NAFTA)交渉が一部のセクターで合意に近付いてい

    るとの報道を受け、カナダドルとメキシコペソが上昇し、株価も再び最高値

    を伺う動きでした。

    米長期金利の低下に伴ってドル円もジリジリと値を下げたものの、株価の上

    昇に支えられる形で112円割れは回避できていますが、全体的には方向感

    のないもみ合いが続いています。

    足もとでは114円はおろか、113円台も徐々に重く感じられる印象です

    が、一方で、112円割れではしっかりと底堅い動きも見せています。

    これは、111円台後半から半ばにかけては、「雲の上限」、「120日線」

    さらに「200日線」が集まっており、この水準が支持帯として機能してい

    るものと考えられます。(いずれも日足ベース)

    一方で短期的な「1時間足」では、昨日も何度も見られたように「雲の上限」

    が、今度は上昇を阻んでいるのが確認できます。

    また、14日に記録した113円90銭前後を頂点にトレンドラインを引くと、

    この線がレジスタンスラインとなってドル円は下落を続けており、目先はこの

    線をしっかりと超えられるかどうかです。

    現在は112円50銭を明確に上抜けすれば、この線を超え、さらに「雲の上

    限」も抜けることになります。

    米国の株式市場が再び上昇傾向を見せ始めました。昨日のNYダウは前日比1

    60ドル上昇し、2万3590ドル台で引けています。11月8日以来約2週

    間ぶりの最高値更新で、この間に調整を終えたことで再び上昇を強めるとの強

    気の声も出てきました。

    S&P500も16ポイント上昇し、2600ポイントにもう一息の水準で、

    こちらも最高値です。

    米ゴールドマンは、株式の強気相場は来年も続くと予想しており、潜在成長率

    を上回るペースでの米国や世界の成長、低金利、さらに2018年初めまでに

    適用される可能性が高い米法人税改革に伴う企業利益増がその要因だとレポー

    トしています。(ブルームバーグ)

    本日も日本株は続伸すると見られますが、ドル円はそれでも上昇への動きは鈍

    いと思われます。

    やはり米金利の一段の上昇というサポートがないと、113円台には届きにく

    いという状況です。その米金利の主戦場は当然ですが、NY時間です。

    従って株価の上昇があっても、それだけではなかなかドル円の支援材料にはな

    りにくいとも言えます。

    本日の予想レンジは112-113円程度と、昨日と変わりません。


  • 円安、ユーロ安進む。 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は反発。前日の112円割れから112円71銭まで

    ドル買い戻しが進む。

    株高や金利の上昇、さらには景気先行指数の上振れなどが材料に。

  • ドイツの政治的混乱からユーロは乱高下。1.18台まで

    買われる場面があったものの、メルケル氏の首相4選への懸念から

    1.1728まで売られ、安値圏で取引を終える。

  • 株式市場は反発。ダウは72ドル上昇し、他の指数も揃って反発。

  • 債券相場は反落。長期金利も下げ止まり、2.365%へと上昇。

  • 金は3日ぶりに大幅下落。原油も反落。


  • 10月景気先行総合指数  → 1.2%

    本日の注目イベント



  • 豪   RBA議事録

  • 英  英10月財政収支

  • 米   10月中古住宅販売件数

  • 米   イエレン・FRB議長講演

    ドル円は先週末のNY市場で111円95銭を付け、昨日の東京市場でも一時111

    円89銭前後までドル売りが進行しましたが、昨日のNY市場ではドルが切り返して

    います。もっとも、112円を割り込んだと言っても、そこからさらにドルを売り込

    む特段の材料があったわけではなく、先週末のNY市場がドルの安値圏で終わり、そ

    の流れを引き継いだことや、独で連立政権樹立に向けた協議が決裂し、政治的リスク

    が高まったことで、ユーロが売られ、ユーロ円の下落に伴って、ドル円も112円割

    れを試したに過ぎなかったということです。

    NYでは終始112円台で推移し、目先ドルの底値を見た感じもしますが、まだ米金

    利の行方も判断できず、引き続き米金利の動きに注目するしかありません。ドル円は

    112円71銭まで買われましたが、まだもみ合いが続き、112-113円のレン

    ジを形成すのかどうかという動きと観られます。

    トランプ大統領は20日、北朝鮮をテロ支援国家に再指定すると発表しました。大統

    領は「米国はきょう、北朝鮮をテロ支援国家に指定する」と述べ、「ずっと前に指定

    しておくべきだった。何年も前にするべきだった。北朝鮮は核兵器による破壊行為を

    示唆して世界を脅すだけではなく、国外での暗殺など国際的なテロ行為を幾度となく

    支援してきた」と指摘しました。(ブルームバーグ)

    因みに米国が現在、テロ支援国家に指定しているのはイラン、スーダン、それにシリ

    アで、北朝鮮は4カ国目になります。

    北朝鮮問題では現在、中国の習近平主席が特使を同国へ送っており、金正恩委員長の

    側近と対話を進めているところで、一部には米朝首脳が交渉のテーブルに着く可能性

    もあるのではないかとの見方も出ています。既に2ヶ月以上も北朝鮮からの挑発行為

    が途絶えている現在、今回のテロ支援国家への指定が水をさすことにならなければい

    いと思います。

    ドイツではメルケル首相率いる与党キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が

    自由党(FDP)や緑の党と進めていた連立政権へ向けた協議が決裂し、確実視され

    ていたメルケル氏の首相4選が危うくなってきました。

    決裂の最大の要因は、移民問題だと見られていますが、この報道のあった昨日のアジ

    ア時間からユーロは売られ、ユーロドルは1.1722前後まで下落。3週間ぶりの

    安値をつけています。

    本日のドル円は戻り高値を試す展開と予想しています。上値では113円前後ではド

    ル売り需要もあろうかと思われますが、112円~113円程度を予想します。


  • ドル円1カ月ぶりに111円台に 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円はロシアゲート問題や、金利低下を背景に下落。
      111円95銭までドル安が進み、1カ月ぶりの水準をつけ、
      ドルの安値圏で引ける。

    • ユーロドルは値動きが少なく、1.18を挟んだ展開。
      ドラギ総裁が講演でユーロ圏経済に自信を示したことで
      底堅く推移。

    • 株式市場は反落。前日180ドルを超える上昇を見せたものの、
      週末を控え、リスク回避の売りが勝った。ダウは100ドル下落。

    • 債券相場は上昇し、金利は低下したものの、引けにかけては
      元の水準に。

    • ドル安が進み、金は18ドルを超える上昇。原油価格も反発。

    本日の注目イベント

    • 日  10月貿易収支
    • 独  独10月生産者物価指数
    • 欧  ドラギ・ECB総裁、欧州議会で公聴会に出席
    • 米  10月景気先行総合指数

    ドル円は10月16日以来となる112円台割れをみせ、111円95銭まで下落しました。米長期金利が低下したことに加え、米大統領選へのロシアの介入疑惑を捜査するモラー特別検査官のチームが、トランプ陣営の関係者に対し、文書の提出を求める召喚状を10月半ばに送っていたと米紙が報道したことが嫌気され、ドル売りにつながっています。(ブルームバーグ)

    株式市場でも、前日180ドルを超える上昇をみせ、調整を終えたかに見えたダウは100ドル下落し、荒っぽい値動きを見せています。また注目されている税制改革法案も、上院の動きに移りつつあります。下院とは異なる独自の税制改革案の修正案を可決したことで、今週行われる本会議での議論が注目され、依然不透感は払拭できていません。

    ドル円はこうした材料から円買いが強まり、111円台まで円高が進んだものです。足元の動きは、114円台はおろか、113円台さえ重い展開になってきました。日米とも株価の値動きは荒く、1日の値幅も大きい取引が続いています。既に見られるように、ドル円は株価の下落時には素直に円高で反応し、上昇時の円安への反応は限られています。カギはやはり米金利と見られます。

    米10年債利回りは2.3%台で推移しており、やや低下傾向にはありますが、それでも9月に見られたように2.05%台まで低下する環境ではありません。米景気の底固さと、株価上昇による資産効果が期待できると考えられるからです。110-111円台では値ごろ感から、押し目買いが入る可能性が高いと予想していますが、その意味では水準が水準だけに今週の動きが重要でしょう。

    今週もあまり重要な経済指標はありません。個人的に注目しているのは感謝祭明けの「ブラック・フライデー」です。上記、資産効果の好影響がみられれば、個人消費は活発になると予想していますが、結果を見極めたいと思います。

    本日は下値でどれほどドル買い需要があるかという点と、株価の動きに注目しています。
    予想レンジは111円50銭~112円50銭程度とみます。


    ドル円113円台を回復するも上値が重たい 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は東京市場で113円台を回復したものの、上値の重さは

    変わらず、朝方はドル売りが先行し112円74銭まで下落。午後には

    株価が急伸し、長期金利も上昇したことで113円19銭までドル高が進む。

  • ユーロドルは落ち着いた動きを見せ、1.17台で推移。前日の1.18台半ばは

    買われ過ぎだったとの指摘がある一方、下値も限定で1.1759止まり。

  • 株式市場は法人税減税の期待からハイテク株が主導する形で急反発。

    ダウは187ドル上昇し、2万3400ドル台を回復。

  • 株高の影響から債券は下落。長期金利は2.37%台まで上昇。

  • 金は小幅に反発。原油価格は3日続落。

  • 新規失業保険申請件数          → 24.9万件

  • 11月フィラデルフィア連銀景況指数  →  22.7

  • 10月鉱工業生産             →  +0.9%

  • 10月設備稼動率             →  77.0%

  • 11月NAHB住宅市場指数       →  70

    本日の注目イベント

  • 欧 ドラギ・ECB総裁講演

  • 米   10月住宅着工件数

  • 米   10月建設許可件数

  • 加   カナダ10月消費者物価指数

    市場で相場を方向付ける材料を探すのが困難な中、注目されるのは日米の株価の

    動きです。前日、日経平均株価が大きく崩れ、米国でも同じように軟調な展開と

    なり、さらに「負の連鎖」が続く懸念があったものの、昨日の東京時間に日経平

    均株価が大幅に反発し、前日の下げの9割方を埋めたことで、ドル円も113円

    台を回復しました。

    前日比322円高で引けたことで、NY市場でも買戻しの動きが活発となり、N

    Yダウは187ドル高と、今月に入り最大の上げ幅を記録しました。

    ドル円は欧州時間に113円33銭まで買われたものの、NYでは上値を追えず、

    株価の上昇の割にはドルが伸び悩んだ印象です。これまで書いたように、やはり

    「株高=ドル高」の図式は崩れつつあるのかもしれません。

    もっとも、この日は経済指標が芳しくなく、これがドル円の上値を抑えた要因だ

    ったとも見られ、さらに地区連銀総裁の発言も相次ぎましたが、こちらにも反応

    はしていません。

    新規失業保険申請件数は24.9万件で、先週よりも増加しており、予想よりも

    悪化していました。また、フィラデルフィア連銀製造業景況指数も軟調で、鉱工

    業生産が市場予想を上回った程度でした。

    注目の税制改革法案が昨日下院で可決しましたが、ドル円への影響はなかったよ

    うです。ブルームバーグによると、上院ではこれとは別に独自案の議論を続けて

    いるそうです。

    金融当局者の発言では、クリーブランド連銀のメスター総裁は、緩やかな利上げ

    を支持するとし、インフレ率は当局が目指す2%に上昇するとの見方を示しまし

    た。またダラス連銀のカプラン総裁は、「自然利子率へはまだ距離があるが、さ

    ほど遠くない」と述べましたが、いずれにも市場は反応を示していません。

    ドル円は昨日のロンドン市場で113円33銭まで上昇しましたが、「1時間足」

    の雲に抑えられた形になっています。

    もっとも、112円47銭まで売られた後だけに、翌日の戻りとしては113円

    台半ばがせいぜいいいところだろうとの印象はあります。

    本日も日本株の動きが注目されますが、上値では現在113円21銭前後にある

    雲の上限を明確に抜けるかどうかが焦点です。

    ここをしっかりと抜けて、113円台半ばで推移するようなら、ドル円も元の鞘

    に戻ったと考えられます。

    そして、再び113円台のレンジ相場に戻り、次の材料を探すことになります。

    一方、やはり113円台は重いという印象が広がるようだと、112円台半ばま

    での下落もあり得、113円を挟んだ展開になると予想しています。

    日米株価の「負の連鎖」を1日で断ち切り、再び上昇気流に乗ることができるの

    か、本日の日経平均株価も正念場かもしれません。

    予想レンジは112円50銭~113円50銭程度とします。


  • ドル円急落し112円台半ばへ 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は大幅に下落。日米共に株価の調整が見られた

    ことで、朝方には112円47銭までドル売りが進む。その後

    小売売上高が予想を上回ったことで113円台まで戻すが

    引けにかけては再び112円台後半まで売られる。

  • ユーロドルは続伸。1.1862まで買われ、3週間ぶりの高値を

    つけたが、その後1.17台半ばに押し戻される。

  • 株式市場は続落。日本株が大きく売られたことで、エネルギーや

    素材関連株の売りが膨らむ。ダウは138ドル下落し、2万3200ドル台に。

  • リスク回避の流れが強まり債券相場は上昇。10年債利回りは

    2.32%台へと低下。

  • 金は反落し、原油は続落。


  • 10月消費者物価指数      → +0.1%

  • 11月NY連銀製造業景気指数 → 19.40

  • 10月小売売上高         → +0.2%  

    本日の注目イベント

  • 豪   豪10月雇用統計

  • 欧   ユーロ圏10月消費者物価指数(改定値)

  • 英   英10月小売売上高

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   11月フィラデルフィア連銀景況指数

  • 米   10月鉱工業生産

  • 米   10月設備稼動率

  • 米   11月NAHB住宅市場指数

  • 米   ブレイナード・FRB理事講演

  • 米   メスター・クリーブランド連銀総裁講演

  • 米   カプラン・ダラス連銀総裁講演

  • 米   ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演

  • 米  企業決算 → ウォルマート、ギャップ、ベストバイ

    ドル円は昨日の東京時間に株価が大きく値下がりしたことを受け113円03銭

    まで売られ、10月末以来約2週間ぶりの円高水準をつけました。この欄で何度

    も述べたように、株価とドル円の連動性が崩れ、株価が上昇した際には円安には

    振れなかったものの、株安には素直に連動して「円高」に振れやすいと指摘しま

    したが、昨日の動きは正にその通りでした。連日高騰を続けていた日経平均株価

    は26年ぶりとなる、2万3000円台まで一気に上昇しましたが、昨日は前日

    比351円安と、今回の上昇局面では最大の下落となっています。

    ドル円はそのままの流れを引継ぎ、NY市場では朝方に112円47銭までドル

    安が進みました。113-114円の狭いレンジを一気に下方に抜けた感じです。

    その後113円台まで戻す局面もありましたが、結局112円台後半で戻って来

    ました。ダウは138ドル下げ、調整局面入りの様相を強めており、それに呼応

    するかのように、米長期金利が低下し始めています。昨日は2.32%台まで低

    下し、約1カ月ぶりの低水準を記録したことでドル売りを誘っています

    ただ金融市場を取り巻く環境自体が特に変わったわけではなく、これまで積み上

    げたものの清算に動いた側面が強いと思われます。どこまで調整が続くかは定か

    ではありませんが、「ドル高、株高」の流れが変わったと考えるのは早計だと思

    います。

    ヘッジファンドの「45日ルール」が主因だという説明もありますが、為替も株

    もシステム売買が盛んで、相場が上がればさらに買えという指示が出て、下がれ

    ばもっと売れという支持が出ることで、相場のブレが大きくなるのは事実のよう

    です。

    ドル円は9月8日に北朝鮮の水爆実験と、大型ハリケーンの被害から107円3

    2銭まで売られ、その後11月6日には次期FRB議長の人事や、税制改革への

    期待から114円73銭まで上昇し、この間の上げ幅である7円41銭をフィボ

    ナッチ・リトレースメントを使って下値のメドを確認してみます。38.2%戻

    しが111円90銭にあたりますが、この近辺が当面の下値のメドと予想されま

    す。この下方には、重要な「120日線」や「200日線」も集まっており、こ

    の点からも注目されるレベルです。

    本日はやはり日本株の行方次第でしょう。

    日経下落→NYダウ下落→再び日経下落という『キャッチボール』になるのか。

    あるいは、どちらかでこの連鎖を止められるのかというところが焦点になります。

    また、仮に日経平均株価が続落した際に、昨日のNY市場の安値である112円

    47銭を下回るのかどうかにも注目です。

    予想レンジは112円20銭~113円20銭程度とみます。


  • ユーロドル約3週間ぶりに1.18台を回復 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は欧州時間に113円91銭まで買われたが、NYでは反落。
      長期金利の低下と、ユーロドルでユーロが買われたことに円が連れ高し、
      113円32銭まで円高ドル安が進む。

    • ユーロドルは続伸。ドイツの7-9月期GDPが市場予想を上回った
      ことでユーロを買い戻す動きが活発化。一時は1.1805まで買われ、
      10月26日以来となるユーロ高水準を示現。

    • 株式市場は反落。原油が大幅に下落したことでエネルギー株が
      売られた。ダウは30ドル下げ、他の主要指数も揃って下落。

    • 債券は買われる。株価の下落からややリスク回避の流れが
      強まり債券に資金が向かった、長期金利は2.37%台へと低下。

    • 金は続伸。原油価格は1ドルを超える大幅下落。IEAが2017、18年の
      原油需要見通しを下方修正したことが材料に。

    • 10月生産者物価指数 → +0.4%

    本日の注目イベント

    • 日   7-9月GDP(速報値)
    • 日   9月鉱工業生産(確定値)
    • 欧   ユーロ圏9月貿易収支
    • 英   英10月雇用統計
    • 米   10月消費者物価指数
    • 米  11月NY連銀製造業景気指数
    • 米   10月小売売上高

    ドル円は東京市場が引けた後の欧州市場で買われ、一時113円91銭までドル高が進んだものの、その後反落しています。NY市場では長期金利が低下し、株安が進み、さらに原油価格も大幅な下げを見せたことでドル売りが優勢となり、113円32銭まで下落しました。一方ユーロドルでは、ドル安の流れが強まったことや、ドイツの7-9月期GDPが予想を上回ったことで続伸し、10月26日以来となる1.18台に乗せています。ECBの政策変更発表後に大きく売られていたユーロドルは、これで下落分を埋めたことになります。

    注目された4中銀トップによるパネル・ディスカッションでは、中央銀行が金融政策の意図を伝達する上で透明性を高めることは効果的であり、今後も政策手段の一つであり続けるだろうという点で一致しましたが、マーケットへの影響はありませんでした。(ブルームバーグ)

    ドル円は113円台後半まで上昇したものの、114円には届いていません。今のところ下値の方も限定的であるため、膠着感を強める結果になっています。気になるのは米長期金利の動きです。昨日は長期金利が2.37%台まで下げ下げ幅では1週間振りの大きさでした。直近では2.3%を割り込んではいないため、この水準が下値のメドと見ていますが、ここを下回るようだと、ドル円も113円を割り込む可能性が高いと予想されます。

    ムニューシン米財務長官はオハイオ州で税制改革法案について語り、「下院と上院の税制改革法案は『根本的に』同じ。違いは協議を通じて解決できる」と述べました。また法人税の20%は適切とも語り、20%への引き下げに意欲を見せています。市場は、税制改革法案を巡り上院と下院での意見のすり合わせが可能かどうかに注目しており、これがドルの上値の重さにもつながっています。

    結局昨日も113円台での推移に留まり、膠着感をさらに強めた格好になりましが、相場の方はかなり煮詰まってきた印象です。1.18台まで回復してきたユーロドルがもう一段上昇するようだと、ドル円も112円台を覗きに行くことになるかもしれません。個人的には、ユーロドルのここからの一段高はそう簡単ではないと予想していますが、どうでしょうか。本日は米経済指標の中で、消費者物価指数と小売売上高に注目です。昨日の生産者物価指数は予想を上回り、前年比では5年ぶりの高水準でした。予想を上振れる可能性もあろうかと思います。

    本日のドル円は113円~113円90銭程度を予想します。


    ドル円113円台で一進一退 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は朝方に113円24銭前後まで売られたが、その後
      米長期金利が上昇したことで反発。113円67銭まで買われ、昨日の
      朝の水準に戻す。

    • ユーロドルは小動き。1.16台半ばを中心にもみ合う。

    • 株式市場は小幅に上昇。消費関連銘柄が買われたが、商いは
      盛り上がらず。ダウは17ドル上昇し、S&P500も小幅に上昇。

    • 債券相場は反落。10年債は売られ長期金利は2.4%台を回復。

    • 金と原油は反発。

    本日の注目イベント

    • 中  中国 10月小売売上高
    • 中  中国 10月鉱工業生産
    • 独  独7-9月期GDP(速報値)
    • 独  独10月消費者物価指数(改定値)
    • 伊  イタリア7-9月期GDP(速報値)
    • 欧  ユーロ圏7-9月期GDP(改定値)
    • 欧  ユーロ圏9月鉱工業生産
    • 欧  ドラギECB総裁、イエレンFRB議長、カーニーBOE総裁、黒田日銀総裁が
          ECBの会議でパネルディスカッションに参加
    • 英  英10月物価統計
    • 米  10月生産者物価指数
    • 米  ブラード・セントルイス連銀総裁講演
    • 米  ボスティック・アトランタ連銀総裁講演

    ドル円は昨日、日本株の下落に合わせて売られ、海外市場では113円24銭前後までドル売りが進みましたが、結局そこから反発し、昨日とほぼ同じ水準で戻っています。113円台での取引が続き、膠着感がさらに強まってきましたが、材料不足ということの他米金利など、ドル円に影響を与える他のマーケットも動きが鈍くなっていることが相場を膠着させています。

    昨日も米10年債利回りは上昇してドル円を支えはしたものの、上昇幅はわずか0.5BPでした。市場は明日発表になる米10月の消費者物価指数(CPI)と、小売売上高に注目しており、税制改革の実施時期を巡る上院と下院での議論にも注目しています。
    法人税減税の実施が1年先送りになる見通しが高まってきたことで、好調だった米株式市場にもやや不透明感が漂い、調整局面入りするのではないかとの観測もでています。昨日の東京時間でも観られましたが、株価の下げがきつくなると、ドル円も素直に
    追随し、円が買われる展開が見られます。これがドル円の上値を重くしているとも言えそうです。

    今日注目されるのは、ECBの会議に主要中銀のトップがパネル・ディスカッションに参加するイベントです。ドラギECB総裁を始め、日米英の中銀トップが参加し、いわば「G4」の様相です。ここでどのような発言が出るのかが注目を集めそうです。黒田日銀総裁は昨日既にスイスで講演し、「2%の物価安定の目標の実現にはなお距離がある状況だ」と発言しています。

    113円台半ばを中心に一進一退の動きが続いていますが、ここは油断をせず粘り強く市場を観察するしかありません。タイミング的にはいつ動き出してもおかしくはないことから、気を抜けないことは言うまでもありません。本日のレンジは113円20銭~114円程度を予想しますが、これはあくまでも特段のニュースがないことを前提にしています。上述のように、サプライズでもあればどちらにも抜けることは十分ありえます。


    ドル円113円台で膠着感増す 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は113円台で推移。米長期金利の低下から
      113円22銭まで売られたが、週末ということもあり、勢いも
      なく113円台半ばで越週。

    • ユーロドルは小幅に続伸。1.1678までユーロ高が進み、
      1週間ぶりの高値水準まで上昇。

    • 株式市場は続落。ミシガン大学消費者マインドが予想を
      下回ったことが嫌気された。ダウは39ドル下落し、ナスダックは
      ほぼ変わらず。

    • 債券相場は朝方買われたものの、その後徐々に上げ幅を縮め
      引け値では前日とほぼ変わらず。

    • 金は反落し、原油価格も売られた。

    • 11月ミシガン大学消費者マインド(速報値) → 97.8

    本日の注目イベント

    • 発表予定なし

    ドル円は113円台で膠着しており、114円台では上値が重く、かといって、売られる展開でもありません。113円台は居心地がいいのか、先週1週間の値動きも、週初を除けばほぼ113円台に収まっており、やや手詰まり感が漂っています。

    動きの鈍い最大の要因は、米長期金利の方向性のなさでしょう。先週の長期金利は2.31%~2.34%の範囲で推移し、米金利との相関が強いドル円は、この影響を受けたものと思われます。個人投資家も、ドル円のポジションでは、「ネット・ドルショート」に傾いており、ドルが下げたところではすかさず拾うスタンスであることも、ドル円が113円を割り込まない理由の一つと言えます。

    東京外国為替市場の特徴の一つですが、個人投資家の売買シェアが高く、その個人投資家は、113円台半ばから下値ではドルを拾って、114円台ではそれを手放すというスタンスで臨んでいることが相場を膠着させていると見られます。直近のデータでは、東京市場のドル円スポット取引の約60%は個人投資が占めているそうです。

    トランプ大統領は日本を皮切りに、APECが終了したことで、一連の外交イベントを終えたようです。昨日べトナムのハノイで、またおもしろいツイートを行っています。ブルームバーグによると、北朝鮮の金委員長と友人になる可能性について問われると、「なぜ金正恩は私のことを『老いぼれ』と侮辱するのか?私は彼のことを『太った小男』と一度も言っていないではないか」とした上で、「私は彼の友人になろうと多いに努力する。ひょっとしたら、いつの日かそうなるかもしれない」と述べています。

    本日も重要イベントはなく、経済指標の発表もありません。ドル円も静かな展開が予想されますが、焦点は引き続き、米税制改革案の行方です。法人税減税が1年後から実施されるのかどうかです。

    ドル円の予想レンジは113円20銭~114円程度にしたいと思います。


    ドル円10日ぶりに113円割れを試す 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は米税制改革案を巡る不透明感が増したことで反落。

    113円09銭まで売られたが、113円割れは回避。

  • ドル安の流れが進んだことから、ユーロドルは1.1655まで

    反発。

  • 株式市場は反落。法人税減税が2019年にずれ込む可能性が

    高まったことで売りが優勢となった、ダウは101ドル下落し、今回の

    上昇曲面では久しぶりの100ドル超えの下落となった。

  • 債券相場は小幅に下落し、長期金利は2.34%台へ上昇。

  • 金は続伸し、原油価格は反発。


  • 新規失業保険申請件数 → 23.9万件

    本日の注目イベント

  • 豪   豪第3四半期金融政策報告

  • 英   英9月鉱工業生産

  • 英   英9月貿易収支

  • 米   11月ミシガン大学消費者マインド(速報値)

  • 米   10月財政収支 

    ドル円はNY市場で113円割れ目前まで下落しました。米下院歳入委員会が

    共和党の税制改革案を可決したことで法人税減税が2019年まで先送りされ

    る見込みとなったことが響いた格好でした。採決は24対16で可決され、同

    法案は来週下院で可決される見込みです。

    ドル円は約10日ぶりとなる113円09銭までドル安が進みましたが、米

    長期金利

    が小幅ながら上昇に転じたことで、113円40銭前後まで反発してNYでの

    取引を終えています。

    なかなか114円台が安定しない展開が続いており、昨日の東京市場でも

    株価の上昇に伴って114円台に乗せる場面もありましたが、114円台定着

    には失敗しています。

    昨日の東京時間でのドル円の動きは、久しぶりに株価との連動性を強めたもの

    でした。朝方から株価の上昇が続き、午後早い時間には前日比468円高の大

    幅高を見せたため、ドル円も114円06銭まで上昇しました。

    その後株価が急落し、マイナス400円程度まで下げると、113円台半ばま

    でドルが売られ、株価との相関が強まりました。

    NYでもダウが100ドルを超える下落を見せたことで、ドル円は113円0

    9銭まで売られましたが、113円割れは回避されています。

    本日の日本株も神経質な展開が予想されますが、連日の上昇で利益確定の売り

    も出やすい地合いかと思われます。どちらかと言えば、NYの動きに追随して

    上値の重い展開かと思いますが、その際にはやはり、113円前後が目先のサ

    ポートになると予想しています。

    テクニカルを見ると、「日足」ではMACDがデッドクロスを見せており、ド

    ルの軟調な動きを示唆しています。

    下値のメドは一目の「基準線」のある113円15銭前後と、「8時間足」の

    雲の下限である、113円前後、さらにはその下の「120日線」が示す11

    2円95銭前後ということになり、全体的には113円台が維持されるかどう

    かが重要だということです。

    ドル円は株価の上昇にはなかなか反応しにくく、株高の割にはドル高が進まな

    い動きでしたが、株価の急落には素直に反応する傾向があります。

    従って、この先株価が再び底堅い動きを見せ、上値を追えるのかどうかがポイ

    ントの一つになってこようかと思います。週末ということで、一旦利益を手仕

    舞うという流れになると、ドルの下値を試す動きが予想されます。

    本日の予想レンジは112円80銭~113円80銭程度とみます。


  • ドル円113円台で一進一退 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 材料不足の中、ドル円は朝方113円40銭前後まで下落。

    その後は米長期金利の上昇に反応し、113円90銭まで値を戻す。

  • ユーロドルは1.16台を回復する場面もあったが続かず、

    1.15台後半まで押し戻される。

  • 株式市場は小幅ながら続伸。テクノロジー株が上昇し、銀行株は

    安い。ダウは7ドル上昇し、小幅ながら連日の最高値更新。

  • 債券相場は小幅に反落。長期金利は小幅に上昇し、2.33%台

    を回復。

  • 金は反発。原油価格は続落したが、一時58ドル台に迫るなど

    乱高下し、56ドル81セントで引ける。

    本日の注目イベント

  • 日   9月国際収支

  • 日 10月景気ウオッチャー調査

  • 中   中国 10月消費者物価指数

  • 中   中国 10月生産者物価指数

  • 独   独9月貿易収支

  • 欧   ECB経済報告

  • 英   英9月鉱工業生産

  • 米   新規失業保険申請件数
    -  

    ドル円は経済指標もなく材料不足の中、昨日のこの欄でも書いたように、レンジ

    相場を抜けきれない展開が続いています。米長期金利の低下傾向に伴い、やや上

    値の重くなったドル円は、昨日のNYでは朝方に113円40銭前後までドル売

    りが進みましたが、そこから緩やかに反発しています。

    ドル円は113円90銭までは反発しており、昨日の東京時間と同じ水準に戻っ

    ていますが、米議会で税制改革を巡る動きが不透明であることが相場の方向性を

    分かりにくくしている面があります。

    昨日、減税の実施は1年遅れるとの報道がありましたが、共和党のコーニン院内

    幹事は昨日記者団に、明日の東部時間午前11時30分に党部会の上院案の説明

    があると述べており、ムニューシン財務長官も「法人税率は来年のスタートを強

    く希望する。長く待てばその分、米経済にとってよくない」と述べています。

    (ブルームバーグ)

    米法人税は20%前後に落ち着くと見られていますが、問題は財源だと財務長官

    も語っています。

    今週は、本日も含め重要な経済指標の発表もなく、材料不足の感は否めません。

    好調な米株式市場も、これまでのような力強い上昇力に勢いはなくなってきた印

    象です。NYダウは今週に入って3日続伸してはいますが、その間の上昇はわず

    か24ドル程度に留まっており、連日一桁の上昇額に留まっています。

    これまでの上昇ピッチにやや陰り出てきたと見られますが、調整局面があるかど

    うかに注目しています。

    今朝の経済紙に、個人投資家のドル円のネットポジションが「ショート」に傾い

    ており、これが昨日の様にドルが下落しても買い支えになっていると報じていま

    す。当社の11月1日時点でのポジションを見ても、同じ傾向です。

    買いの9.21億ドルに対して、売りが9.63億ドルとなっており、ネットで

    42百万ドルのショートになっています。ただこの額はFX会社全体でもたいし

    た金額ではなく、ドル下落時の支えになるとも思えません。

    このところの相場つきから言えば、個人投資家の「逆張り傾向」は必ずしも損に

    つながるとは言えません。

    本日のレンジは113円30銭~114円20銭程度を予想します。


  • ユ-ロドル7月以来となる1.15台半ばへ下落 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 日本株の大幅高を背景にドル円は114円台を回復し、欧州時間には

    114円34銭まで上昇。NYでは長期金利の低下を手掛かりにドルが徐々に

    下落。113円82銭まで売られた後、114円近辺まで戻して引ける。

  • ユーロドルは終始軟調に推移し、この日は1.16台には届かず。

    一時は1.15台半ばまで売られ、7月20日以来の安値をつける。

  • 株式市場はまちまち。金融株が売られたがダウは8ドル高。

    一方ナスダックは18ポイント下げた。市場は財政政策に焦点を

    移している。

  • 債券相場は小動き。材料もない中小幅に買われ、長期金利は

    2.31%台へとやや低下。

  • 金は反落。原油価格は利喰いの売りに押され4日ぶりに下落。

  • 9月消費者信用残高 → 208.3億ドル


    本日の注目イベント

  • 中   中国 10月貿易収支

  • 加   カナダ10月住宅着工件数

  • 加   カナダ9月建設許可件数
     

    ドル円は再び114円台を回復し、前日の下げを埋めたものの、米金利の低下

    から114円台維持はかなわず、113円台後半で引けています。

    商品相場が下落し、原油価格も反落したことで資源国通貨に売りが出たものの、

    市場は引き続き税制改革の行方と、トランプ大統領のツイートに注目している

    ようです。

    そのトランプ大統領は昨日、韓国の文大統領と会談し、共同記者会見に臨みま

    した。これまでの北朝鮮に対する強硬な態度を軟化させる姿勢を見せました。

    「北朝鮮が交渉の席に合意することは理にかなっているし、北朝鮮国民と全世

    界の市民にとってよいことだと強く信じている」と語っています。

    また、「動きが見られるが、何が起こっているか見守ろう」とも述べています。

    (ブルームバーグ)これまで、北朝鮮の金委員長との交渉は時間の無駄とも述

    べていたトランプ大統領は、姿勢を大きく軟化させ、金政権との関与も排除し

    ない姿勢を見せました。

    ドル円は114円台では押し戻される展開が続いており、一気に115円を抜

    ける勢いはありませんが、足元の動きは113円台を固めているものと思われ

    ます。米長期金利も2.46%台まで上昇した後はやや軟調な展開となってお

    り、金利面からの支援はありません。

    その割には底堅い動きを見せていると言ってもいいと思います。

    ただここから一段のドル高を見るには、米金利の上昇は欠かせず、日米株価の

    上昇だけでは十分とは言えません。

    米国では良好な経済指標が確認されており、今後個人消費などが伸びてくれば、

    足元の原油価格の上昇もあり、インフレ率も緩やかに上昇してくるものと思わ

    れます。

    その結果2018年の利上げ観測も、FRBの金利水準見通しに合致してくる

    可能性が高まり、ひいてはドル高をサポートするのではないかと予想していま

    す。

    もっとも、まだ手放しで相場観をドル高にシフトしていい状況でもありません。

    何かのきっかけで113円を割り込み、112円程度までの円高局面もあるか

    もしれません。さすがに9月に記録した107円32銭を割り込むことは、年

    内残りひと月半ではないと思われますが、114円を挟んでもみ合いが続くと

    予想されるため、113円台半ば前後から下方でロングを仕込み、114円台

    で手放すなど、小まめに回転させる手法が有効かと思われます。

    114円台が定着するにはまだ時間がかかるということです。

    本日のレンジは113円20銭~114円20銭程度を予想します。


  • ドル円114円台後半から反落 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は114円台を維持できず反落。東京タイムに114円73銭まで

    ドル高が進んだものの、海外市場に入ると緩やかに下落し、NYでは

    長期金利の低下を材料に113円70銭まで売られる。

  • ユーロドルは小動き。1.15台では底堅い動きを見せるものの、

    徐々に上値を切り下げる展開。

  • 株式市場は小幅ながら上昇。通信株が軟調だったが、

    主要指数は揃って上昇し最高値を更新。

  • 債券相場は特段材料がない中小幅に上昇。長期金利は2.31%台

    へと低下。

  • ドルが下落したことで金は反発。原油価格は続伸し、2年4カ月ぶり

    となる57ドル台前半で取引を終える。サウジの内政の混乱や減産強化

    観測が買いにつながった。

    本日の注目イベント

  • 豪   RBA、キャッシュターゲット

  • 中   中国 10月外貨準備高

  • 独   独9月鉱工業生産

  • 欧   ユーロ圏9月小売売上高

  • 米   9月消費者信用残高
      

    ドル円は昨日の朝方に114円73銭まで上昇しましたが、その後はじり安となり、

    NY市場では114円を割り込み、113円70銭まで反落しました。これまで何

    度もテストし、 抜けきれずに押し戻されていた114円台半ばを抜けたことで、

    ドルの先高感が台頭していましたが、海外ではドル売りに押され元の水準に戻った

    形です。

    昨日の日米首脳会談では北朝鮮問題が主要議題でしたが、貿易問題も話し合われま

    した。北朝鮮問題では同国への圧力を最大限まで高めることで一致し、貿易不均衡

    については、「互恵的な貿易は私にとっては極めて重要」とトランプ大統領は述べ、

    「米国は貿易で非常に強力な行動を取るだろう」と、明言しました。

    (ブルームバーグ)

    具体的な行動は不明ですが、日本からの輸入に対して関税を大きく引き上げること

    を示唆しているのかもしれません。安倍首相は「日米経済対話で議論したい」と、

    首脳会談での議論は避けていましたが、トランプ大統領は貿易問題と、北朝鮮問題

    は別と考えているようです。

    ただ、この問題の為替市場への影響は今のところありません。今朝の話題の中心は

    久しぶりに「WTI原油価格」です。上昇を続けている原油価格は、昨日も1ドル

    71セントの大幅高となり、2年4カ月ぶりに57ドル台前半まで上昇しました。

    サウジアラビアは、イランがリヤドの国際空港にミサイル攻撃を試みたことは戦争

    行為とみなし得るとして非難したことや、汚職を理由に複数の王族や政府要職者が

    一斉に逮捕されたことなどが材料になっています。(ブルームバーグ)

    またOPECと非OPEC産油国との間で、減産合意が延長されるとの見方もある

    ようです。原油価格の上昇は米国株の上昇につながる傾向があり、ドルにとっては

    支援材料になります。

    ドル円は再び113円台後半で推移しています。今週は重要な経済指標の発表も少

    なく、やはり材料はトランプ外交の行方ということになります。トランプ大統領は

    本日日本を発ち、韓国と中国に向かいます。

    本日のドル円は113円20銭~114円20銭程度を予想します。


  • ドル円雇用統計を受け乱高下 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は10月雇用統計を受け、一旦下落したものの、

    ISM非製造業景況指数が良かったことで114円43銭まで

    ドル高が進む。その後はもみ合いとなり114円10-20銭

    で越週。

  • ユーロドルは1.16前後まで売られたものの、切り返し

    1.1691まで上昇。

  • 株式市場は続伸。アップルの好決算やISM非製造業景況指数を

    受けダウは22ドル高。他の2主要指数も揃って最高値を更新。

  • 債券相場は雇用統計を受け乱高下したが、結局前日と変わらず。

  • 金は下落。原油価格は米国のリグ稼動数が減少したことを材料に

    買われ、約2年4カ月ぶりとなる55ドル70セント台まで上昇。


  • 10月失業率              → 4.1%

  • 10月非農業部門雇用者数   →  26.1万人

  • 10月平均時給 (前月比)     →  0.0%

  • 10月平均時給 (前年比)     →  2.4%

  • 10月労働参加率          →  62.7

  • 10月ISM非製造業景況指数  → 60.1

  • 9月貿易収支            → -435億ドル

  • 9月耐久財受注           → 2.0% 

    本日の注目イベント

  • 日   日銀金融政策決定会合、議事要旨(9月20日、21日分)

  • 欧   ユーロ圏9月生産者物価指数 

    ドル円は10月の米雇用統計を受けて、上下にそこそこの値動きを見せました。

    10月の失業率は4.1%と、さらに低下して、実に16年ぶりの低水準でし

    た。非農業部門雇用者数は、予想値が既に32万人と、「ハードルが高い」こ

    ともあり、これを上回るのは厳しいのではないかと予想していましたが、結果

    は26.1万人でした。予想は下回ったものの、9月分が上方修正されたこと

    で、9月分と10月分をあわせてみれば、まずまずの内容でした。

    その後ISM非製造業景況指数が上振れしたことでドル円は114円43銭ま

    で買われましたがその後、113円台半ばまで押し戻されており、今回も11

    4円台半ばの「レジスタンスゾーン」を抜けませんでした。税制改革に伴う米

    金利の上昇傾向など足元のドル円は堅調に推移し、底堅い動きは見せているも

    のの、114円台半ばの水準が一段と意識されるような展開になると、今度は

    何かをきっかけに下値を試す可能性もあります。

    次期FRB議長に、報道通りパウエル氏が指名されました。氏はハト派と見ら

    れていますが、イエレン現議長の路線を継承すると見られており、市場へのイ

    ンパクトはありませんでした。今朝の報道ではNY連銀のダドリー総裁が来年

    の春か夏にも辞任すると伝えられています。

    昨日トランプ大統領が来日しました。

    大統領の来日に合わせて、北朝鮮が再びミサイル発射などの威嚇行為を行うの

    ではないかとの見方もありましたが、今朝の時点では動きはありません。

    トランプ大統領も過激な発言を封じる気配もなく、米軍横田基地での演説で、

    「どんな独裁者も米国の決意を甘くみないほうがいい」と発言し、自分が大統

    領でいるかぎり「解決するまでやる」と述べています。

    実際に最新鋭のステルス戦闘機、F35Aを日本国内に配備するなど、北朝鮮

    に軍事的な圧力をかけており、北朝鮮もこれまでのような威嚇行為を安易に出

    来にくい状況なのではないかと思われます。

    日米首脳会談は正式には本日から始まります。

    北朝鮮問題が最大の課題にはなると思いますが、日米の貿易問題にも厳しく言

    及してくるかもしれません。「アメリカファースト」を掲げているトランプ政

    権では、日中韓に対する貿易赤字の是正は、今回のアジア歴訪の主要課題の一

    つと見られます。

    上述のように、ドル円は114円20-50銭が抵抗帯となっています。この

    水準は今年5月と7月にも上昇を抑えられた水準で、そのためかドル売り注文

    が集まりやすいレベルだと言えます。既に10月から数回このレベルを試して

    いるため、徐々にこなれてきているとは思いますが、明確に上抜けするには、

    さらなるドル高材料が必要です。本日は日本時間のトランプ大統領の発言に注

    意でしょう。

    レンジは113円50銭~114円50銭を予想します。


  • ドル円114円台を回復 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は114円台を回復。ADP雇用者数が予想を上回る
      23.5万人だったことを材料に114円28銭までドル高が進む。

    • ユーロドルは1.16台で小動き。ECBの金融政策を通過し、
      新規の材料を模索する展開。

    • 株式市場は上昇。S&P500は最高値を更新したが、小型株は
      下落。ダウは57ドル上昇し、ナスダックは11ポイント下落。

    • 債券相場は上昇したが、FOMC声明文を受けて上げ幅を縮小。
      長期金利はやや低下し、2.37%台に。

    • 金は上昇し、原油価格は小幅に低下。

    • 10月ADP雇用者数     →  23.5万人

    • 10月ISM製造業景況指数 →  58.7

    • 10月自動車販売台数    →  1800万台(年換算)

    本日の注目イベント

    • 豪  豪9月貿易収支
    • 豪  豪9月住宅許可
    • 独  独10月雇用統計
    • 欧  ユーロ圏10月製造業PMI(改定値)
    • 英  BOE金融政策発表
    • 英  BOE議事録
    • 英  BOE四半期インフレ報告
    • 米  新規失業保険申請件数
    • 米  ボスティック・アトランタ連銀総裁講演
    • 米  パウエル・FRB理事講演
    • 米  企業決算 → デュポン、スターバックス、AIG、アップル

    ドル円は114円台を回復しています。先月末の朝方には一瞬113円を割り込む場面もありましたが、その後は日米の株価の上昇もあり、昨日はADP雇用者数が事前予想の20万人を大きく上回る23.5万人だったことで、114円28銭までドルが買い戻されていましたが、まだ意識されている114円台半ばを超えるような展開ではなさそうです。

    10月のADP雇用者数は予想を上振れましたが、同時に9月分は13.5万人から11万人に下方修正されており、同指標だけを見れば、9月分と10月分で相殺された格好です。その他、ISM製造業景況指数は予想を下回り、長期金利もわずかでしたが低下しています。このような状況下のわりには、ドル円は堅調な動きだったと言えます。

    昨日の東京株式市場では、日経平均株価が400円を超える上昇を見せ、21年4カ月ぶりの水準を回復しています。株価の大幅高は、東京タイムではドル円に対する影響は限定的でしたが、海外市場では株高=ドル高の効き目はあったようにみられます。問題は今後、114円台半ばを抜けて上昇できるかどうかです。明日の雇用統計で予想を上回る結果がでれば、市場で「2018年も
    3回の利上げ」に向けて、利上げ観測が高まる可能性がありますが、事前予想が既に31.2万人ということもあり、「ハードルは高そう」です。前回9月の非農業部門雇用者数は、大型ハケーンの影響から「-3.3万人」に沈みましたが、この9月分がどのように修正されるかにも注目です。

    トランプ大統領は本日中にも次期FRB議長を指名する予定です。先日のNYタイムズ紙に続き、ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)も同じような報道を行っています。WSJ紙は、事情に詳しい関係者の一人を引用し、大統領が10月31日にパウエル氏と話したと伝え、同氏を次期FRB議長に指名する予定だと伝えています。(ブルームバーグ)従って、パウエル氏に決まったとしてもサプライズにはなりにくいと思われ、市場の関心は同氏以外の可能性があるのかどうかに移っています。

    114円台に乗せ、直近で上値を試す展開はこれで3度目です。「果たして3度目の正直」ということになるのか、というところですが、上値のメドはやはり前回の高値近辺である、114円20-50銭のゾーンです。この水準をしっかりと抜ければ115円が見えてくると思われますが、いつもの通りドル売り注文が相当控えているはずです。
    予想レンジは113円50銭~114円50銭程度にします。


    このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
    断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
    社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

    外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
    相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
    レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
    損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
    決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
    (法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
    34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
    「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
    取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
    また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
    信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
    等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
    ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
    通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
    決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
    また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
    お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
    契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
    開始していただくようお願いいたします。