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米国、中国への追加関税引き上げを24日に発動 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場

  • ドル円はトランプ政権の中国への追加関税発表が近い

    こと。それを嫌気し株価が下落したことでドル売りが優勢に。

    111円76銭まで売られた後、111円85-95銭で引ける。

  • ユーロドルは終始1.16台半ばから後半で推移。

    値幅も30ポイント程度で値動きは閑散。

  • 株式市場は貿易問題の悪化懸念から反落。ダウは5日

    ぶりに売られ、92ドル安。ナスダック、S&P500も大きく下げる。

  • 債券相場は小動き。長期金利は2.98%台でほぼ変わらず。

  • 金は反発し、原油は小幅に下落。



  • 9月NY連銀製造業景況指数    →  19.0

    本日の注目イベント

  • 豪   RBA議事録

  • 韓   文韓国大統領北朝鮮を訪問、平壌で南北首脳会談(20日まで)

  • 米   9月NAHB住宅市場指数


    成り行きが注目されていたトランプ政権の対中国追加関税引き上げ第3弾、

    2000億ドル(約22兆円)がまもなく発表される模様です。本コメン

    ト執筆時である6時30分にはまだ正式発表はされていませんが、ブルー

    ムバーグは、米国市場終了後に発表される見込みと報じています。

    ただ税率は当初言われていた25%ではなく、10%になる見込みとのこ

    とです。またブルームバーグによれば、今回の追加関税のうち米アップル

    の「アップルウオッチ」や「エアポッド」を含むハイテク製品分野を除外

    する意向のようです。読者の皆さんが本稿を読む頃には内容が明らかにな

    ると思いますが、今、速報が入り、トランプ大統領は24日に追加関税を

    発動することを決め、USTRに指示したようです。

    米当局者は発表後に「われわれは中国の成果を抑制しようとはしていない」

    とし、「中国との交渉にオープンだ」とコメントしています。

    ただ、中国側は既に「関税が発動されたら、貿易協議には参加しない」こ

    とを表明しており、「頭に銃をつきつけられた状態で協議には臨めない」

    と反発しています。

    税率が当初よりも軽減されたとはいえ、これで中国からの製品の2500

    億ドルに対して関税が引き上げられることになります。

    中国からの輸入品のおよそ半分に高関税を課すことになるわけですが、今

    後輸入品の値上がりが米国の消費者物価を押し上げ、物価が上昇すれば、

    反対に個人消費を鈍らせることにもつながります。「一人勝ち」の米国に

    とっても景気を冷やすリスクがありますが、問題はこの後の中国側の出方

    です。これまでのように、同額の報復関税引き上げで対抗することは不可

    能であることから、関税以外の、どのような「報復措置」を打ち出してく

    るのか注目されます。

    ドル円は112円前半を3度も試し、大きな下げにはつながってはいませ

    んが、徐々に上値を重くしているように見えます。

    先週金曜日からの動きを見ると、下値は111円70-75銭前後がサポ

    ートになっていましたが、本日の発表で111円台半ばを割り込むのかに

    注目です。サポートは日足の雲の上限である、111円35-40銭辺り、

    さらには111円前後と予想しています。

    本日のレンジは111円10銭~112円10銭程度でしょうか。


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