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米長期金利FOMC議事録を受け急低下 

ひと目で分かる昨晩の動き

NY市場


  • ドル円はアジア市場の流れを受け、利上げ打ち止め観測を

    材料に113円19銭まで下落。その後米中首脳会談への楽観的な

    見方から113円55銭まで値を戻す。

  • ユーロドルは反発。1.14台乗せまでユーロ買い戻しが

    進む。米中首脳会談を前に、ポジションを縮小する動きと見られる。

  • 株式市場は続伸しプラス圏で推移していたが、引けにかけて

    値を崩す。ダウは27ドル下落し、S&P500もマイナスで引ける。

  • 債券相場はFOMC議事録を受け反発。長期金利は一時3%を

    割り込む場面もあったが、3.03%台で引ける。

  • 金は続伸し、原油は反発。 


  • 10月個人所得                 →   0.5%

  • 10月個人支出                 →   0.6%

  • 10月PCEコアデフレータ           →   1.8%

  • 新規失業保険申請件数            →   23.4万件

  • 10月中古住宅販売件数成約指数     →   -2.6%

    本日の注目イベント

  • 日   10月失業率

  • 日  10月東京都区部消費者物価指数

  • 日   10月鉱工業生産

  • 中   11月製造業PMI(速報値)

  • 中   11月非製造業PMI(速報値)

  • 中   11月コンポジットPMI(速報値)

  • 独   独10月小売売上高

  • 欧   ユーロ圏10月失業率

  • 欧   ユーロ圏11月消費者信物価指数(速報値)

  • 米   11月シカゴ購買部協会景気指数

  • 米   ウィリアムズ・NY連銀総裁講演

  • 加   カナダ7-9月期GDP

  • アルゼンチン   G20(ブエノスアイレス、12月1日まで)
      

    前日のパウエルFRB議長の発言で、今後の利上げ回数観測を下方修正しなければ

    ならない状況になってきましたが、昨日公表された今月7-8日開催のFOMC議

    事録でも、漸進的な利上げに関してより柔軟なアプローチが採用されることが示唆

    されていました。

    議事録では、FOMC会合後に発表される声明文について、今後数回の会合で「修

    正」する必要性が出てくる可能性があると指摘しており、特に、「さらなる漸進的

    な引き上げ」という部分が想定されているようです。パウエル議長は講演で、「金

    利は中立をわずかに下回る」と発言しましたが、これでFOMCメンバーの多くが、

    現在の政策金利の水準が、中立金利に近いとの認識を持っていることが判明したと

    言えます。もちろん、その場合でも今後の経済データがより重要な判断材料になっ

    てきますが、12月の利上げは確実視されている中、来年以降の利上げが不透明に

    なってきました。その鍵を握る一つが、今週土曜日の「米中首脳会談」の結果とい

    うことになります。

    今朝のブルームバーグは、会談を前にしたトランプ大統領の言葉を伝えています。

    トランプ氏はホワイトハウスで「中国と何かすることで極めて近い状況であると思

    う。だが自分がそれをしたいかは分からない。現時点で、関税などの形で米国に何

    十億ドルも入ってきているからだ」と述べ、さらに「取引する可能性は否定しない

    が、正直なところ私は現時点での取引が気に入っている」と語っています。

    同ニュースはさらに事情に詳しい関係者の話として、米国が中国側の譲歩と引き換

    えに、対中関税の引き上げを遅らせるという「停戦」の可能性が協議の焦点になる

    とし、ロス商務長官らが明言しているような、さらなる協議に向けた「枠組み」で

    も合意する可能性があることを紹介しています。少なくとも、この記事を読むと

    「米中会談」からは、少し早めのクリスマスプレゼントが届くような気がしないで

    もありません。

    ただ一方では、昨日トランプ大統領の指示を受け米通商代表部(USTR)は、中

    国製自動車の関税引き上げを検討すると発表しました。

    中国から米国への自動車の輸入はそれほど多くはありませんが、現在、制裁関税を

    含めて27.5%の関税をかけているものを、40%に引き上げる考えを示しまし

    た。米国にとって貿易赤字の多くの部分を占める自動車ですが、この成り行きは来年

    1月から始まる日米物品貿易協議(TAG)にも影響をあたえそうです。

    「米中首脳会談」は、1日(土)ブエノスアイレスで夕食時に行われる予定です。

    日本時間日曜日の午前中には会談の結果も判明していると思われます。来週月曜日

    の早朝は、どちらにしても相場は動くと考えておくべきでしょう。

    本日のレンジは113円~114円程度を予想します。


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    ドル円パウエル発言を受け114円台から下落 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は114円台に乗せたものの、パウエル議長のやや「ハト派」的な
      発言から急落。113円45銭までドル安が進む。来年には利上げを休止する
      可能性が高まった。

    • ユーロドルも急反発。1.12台後半から1.1387までドル安ユーロ高が
      進む。

    • パウエル発言を受け株価は急騰。ダウは前日比617ドル上昇し、
      ナスダックも208ポイントと大幅上昇。

    • 債券相場は横ばい。長期金利は3.06%近辺と小幅に上昇。

    • ドル安が進んだことから金は反発。原油価格は在庫増を材料に続落し、
      一時は50ドル割れ目前の水準に。

    • 7-9月GDP(改定値)            →   3.5%

    • 10月新築住宅販売件数           →   54.4万件

    • 11月リッチモンド連銀製造業指数     →   14

    本日の注目イベント

    • 独  独11月雇用統計
    • 独  独11月消費者物価指数(速報値)
    • 欧  ユーロ圏11月消費者信頼感指数(確定値)
    • 欧  ドラギ・ECB総裁講演
    • 英  英10月消費者信用残高
    • 米  10月個人所得
    • 米  10月個人支出
    • 米  10月PCEコアデフレータ
    • 米  新規失業保険申請件数
    • 米  10月中古住宅販売件数成約指数
    • 米  FOMC議事録(11月7-8日開催分)

    ある程度の影響はあるだろうと注目はしていましたが、「予想以上」の反応でした。日本時間夜中の1時半からエコノミック・クラブ・ニューヨークで行われたパウエルFRB議長の講演を境に、114円台に乗せたドル円は一気に113円45銭近辺までドル売りが進みました。

    パウエル議長は、米経済は「堅調」な成長が続くと、自身を含め政策当局者は引き続き予想していると述べながらも、政策金利については「経済にとって中立、すなわち成長を加速も減速もさせない水準に関する幅広い予想レンジをわずかに下回っている」と述べ、これまで「現時点では恐らく、中立まで長い道のりがある」と述べていた認識を変えました。同時に「FOMC参加者の予測は、見通しに関するわれわれの最善の判断に基づいているが、政策に既定路線はない」と述べ、今後利上げには慎重な姿勢で臨む考えを示しました。(ブルームバーグ)

    この発言を受け、ドルは主要通貨に対して急落しています。ユーロドルは1.1285から1.1387前後まで100ポイントほど上昇し、ポンドドルも同様に、1.27台半ばから100ポイントほど上昇し、ドル安が進みました。パウエル発言を受けて、利上げ観測に変化が出ています。12月のFOMCでの利上げ観測には大きな変化はなく、筆者もここでの利上げは必至と見ていますが、2019年の利上げ見通しが不透明になって来ました。ブルームバーグデータによると、ユーロドル先物市場では、来年の利上げ回数に関するトレーダーの見方を映す、2018年12月物と2019年12月物のスプレッドが急低下しました。ここから判断すると2019年の利上げ回数は、これまで市場のコンセンサスであった「3回」から「1回」にとどまることを示唆しています。

    一方株式市場では、金利上昇に歯止めがかかるとの見方から株価が大幅に上昇し、ダウは前日比617ドル高で取引を終えています。このところ下落幅の著しいナスダック指数も200ポイントを超える上昇で、7200台を回復しています。貿易戦争と金利上昇を嫌って下落が続いていた株式市場でしたが、これで「二重苦」からネガティブな材料がひとつ取り除かれた形になりました。

    ドル円は先週20日に112円30銭まで売られましたが、約1週間で114円台まで反発しました。昨日の114円台からの急落はやや想定を上回るものでしたが、本邦の輸出筋は114円前後から上値では確実にドル売り注文を並べてくるものと予想されます。
    クリスマスや年末年始を控え市場が閑散になることや、今週末の米中首脳会談の結果が読み切れない等の理由に加え、114円前後のレートは採算的には十分だと思われるからです。

    これでいよいよ材料は米中トップ会談ということになります。結果については依然として不透明と言わざるを得ません。会談前にもかかわらず、トランプ大統領は相変わらず中国に対する高姿勢を変えていません。これはトランプ大統領特有の「交渉術」の一部と見てはいますが、予断は許しません。個人的には、何らかの形で「合意に近いもの」で会談を終える可能性の方が高いと予想しています。本日のドル円は113円20銭~114円10銭程度と予想しています。

    ユーロドル2週間ぶりに1.13を割り込む 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は続伸し113円84銭前後まで上昇。株価が上昇し、
      ユーロが対ドルで売られたことも円を売る動きにつながった。

    • ユーロドルは再び1.13を割り込み、1.1277まで下落。
      トランプ政権が来週にも輸入車に対して関税を導入する可能性が
      あると、ドイツ誌が報じたことが手がかりとなった。

    • 株式市場はマイナス圏で取引が始まったが、午後には切り返し
      プラスに転じた。米中貿易交渉にやや楽観的な見方が広がり、
      ダウは108ドル高。他の主要株価指数も揃って上昇。

    • 債券は小動きながら小幅に買われる。長期金利は3.05%台へと
      やや水準を下げる。

    • 金は続落し、原油も小幅に反落。

    • 9月FHFA住宅価格指数         →  0.2%

    • 9月ケース・シラ-住宅価格指数      →  5.1%

    • 11月消費者信頼感指数          →  135.7

    本日の注目イベント

    • 独  独12月GFK消費者信頼感
    • 欧  ユーロ圏10月マネーサプライ
    • 米  7-9月GDP(改定値)
    • 米  10月新築住宅販売件数
    • 米  11月リッチモンド連銀製造業指数
    • 米  パウエル・FRB議長講演

    昨日の東京市場では、朝方に113円60銭をつけたものの、その後は上値が重く、ジリジリと値を下げ113円40銭近辺まで下落しました。トランプ大統領が習主席との会談で状況が打破されると期待しつつも、進展が見られなければ追加関税を課す用意もあると述べたことが重石になっていました。

    その後海外市場に入ると、ドル円は緩やかな上昇を見せ、NY市場では113円84銭までドル高が進んでいます。米中首脳会議とFRBによる利上げが今後の相場に大きな影響をもたらすことは分かっていても、現時点でもその結果を読み切れない状況が続く中、昨日は株価の上昇がドルを押し上げた形でした。NY株式市場では、主要3指数が揃って上昇して取引を終えています。

    米中首脳会談は、ブエノスアイレスで開催される「G20」に合わせて行われますが、その会談は12月1日の夕食の席で行われると、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が明らかにしました。クドロー委員長はさらに、トランプ大統領は「われわれが取引できる可能性がかなりある」と考えており、「その可能性を排除しない」と、述べています。ドル円も、この発言を好感して上昇した側面があります。その上で、「行き過ぎた表現は慎みたいが、トランプ大統領はある程度の楽観を示した。その楽観を強め、新たな関係に踏み出す機会がわれわれにはある」と語っています。(ブルームバーグ)

    一方中国側では、劉副首相がドイツのハンブルグで開かれた会議で、自由貿易への「非常に大きな関心を中国と欧州は共有している」と述べ、さらに「関税引き上げはリセッション(景気後退)をもたらすのみで、貿易戦争がいかなる勝者もうまない」と指摘しています。首脳会談で、ある程度の合意が得られるのか、あるいは決裂してしまうのか、現時点では予想できませんが、どちらかといえば、決裂した場合のほうが市場へのインパクトは大きいと考えています。その場合、人民元がさらに売られ、上海株式市場が大幅な下落を見せ、円が買われる展開が予想されます。しかも、会談は土曜日に行われ、翌日曜日には結果が判明すると思われます。従って、月曜日のオセアニアから東京市場ではその影響が出てくると見られます。

    先週112円30銭まで下げたドル円は113円台を固めてきました。上述のように、米中首脳会の結果次第では、どちらにも振れる可能性はありますが、円以外の主要通貨でもドル高が進んでいることが、ドルロングにとってもやや安心感を醸成しています。重要なイベントを前に動きにくい状況ですが、本日は114円台を見ることができるかどうかが焦点です。予想レンジは113円20銭~114円10銭程度でしょうか。

    ドル円113円台半ばを回復 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は米国株が大幅に反発し、原油価格も下げ止ったことを受け
      上昇。一時は113円65銭までドルが買われ、10日ぶりのドル高
      水準をつける。

    • ユーロドルは小幅に反発。イタリアが2019年度予算の財政赤字幅を
      縮小することを検討との報道がユーロを押し上げ、1.1375まで小幅に
      上昇。

    • 株式市場は反発。ダウは350ドルを超える上昇をみせ、ナスダックも
      大幅に反発したが、S&P500は17ポイントの下落。

    • 債券相場は反落。長期金利はやや上昇し、3.05%台に。

    • 金は小幅に続落。原油価格は大幅に反発。下げすぎとの見方から
      買い戻しが入り、前日比1ドル21セントの上昇。

    本日の注目イベント

    • 中  中国 10月工業利益
    • 米  9月FHFA住宅価格指数
    • 米  9月ケース・シラ-住宅価格指数
    • 米  11月消費者信頼感指数
    • 米  クラリダ・FRB理事講演
    • 米  ジョージ・カンザスシティー連銀総裁、エバンス・シカゴ連銀総裁がパネル討論会に参加

    昨日の「週間予想」でも述べましたが、NYで株価が反発すればドル円は113円台半ばまで上昇すると予想しました。昨日の日経平均がプラスで終わったこともあり、NYではダウが久しぶりに350ドルを超える大幅な上昇を見せたことで、ドル円は一時113円65銭前後までドル高が進みました。

    債券市場でも債券が売られ、長期金利が上昇したこともドルを支えましたが、まだ、ドルの先行きは不透明です。今週末から来週にかけて行われる「米中首脳会談」の行方が読み切れないことが背景です。今朝のブルームバーグニュースでも、トランプ大統領は、2000億ドル相当の中国製品について、関税25%への引き上げを進めると予想しているとして、「われわれが取引しなければ、私は2670億ドル相当にも10%から25%の関税を課すことになる」と、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙がインタビューを引用して伝えています。トランプ氏はここで、中国からの関税引き上げ留保の要請を受け入れることは「ありそうにない」と述べています。

    このようにトランプ大統領は依然として中国に対する強気の姿勢を崩していませんが、一方では先週には「合意の可能性」に楽観的な見方も示しており、蓋を開けてみるまではわかりません。「週間予想」でも書きましたが、株式や原油市場の混乱を考慮して、トランプ氏自身ある程度の譲歩を見せるのではないかと、個人的には予想しています。もし会談が最悪の事態になった場合には、金融市場は再び大混乱に陥る可能性が高いと思われます。世界貿易機構(WTO)も、2018年10-12月は貿易の伸びがさらに鈍化する公算が大きいと指摘していました。

    ユーロドルは、イタリア政府が2019年度予算の対GDP赤字幅を縮小することを検討との報道で買い戻しが進みましたが、それでも1.14台を回復できず、依然として上値の重い展開かと思われます。ECBは12月で資産購入プログラムを終了することになっていますが、これについてドラギ総裁は、ユーロ圏の経済減速が少なくとも一部が「一時的な」可能性があるとの認識を示しながらも、ECBが12月で資産購入を終える方針であることをあらためて確認しました。(ブルームバーグ)

    「米中首脳会談」という不透明な材料を残しながらも、ドル高、株高、原油高が進み、やや小康状態に戻っています。ドル円もまだこの段階で114円台を回復するには不安材料が多いのが現実のようです。本日のレンジは113円~113円85銭程度を予想します。


    WTI原油価格1年1カ月ぶりの安値に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 株式・債券市場が短縮取引だったことから、ドル円も

    小動き。112円台半ばから後半での動きから、112円95-00で越週。

  • ユーロドルは水準を切り下げる。1.1328まで売られ

    この日の高値圏で取引きを終える。

  • 株式市場は3指数とも揃って下落。原油価格が急落した

    ことを受け石油株が大きく売られる。ダウは3日続落で、直近安値を

    更新する2万4200ドル台で引ける。

  • 債券相場は続伸。長期金利は3.03%台へと低下。

  • 金は反落。原油価格は8%を超える大幅下落。世界景気の

    低迷予測や、OPECが大幅な減産合意はできないとの見方から

    前日比4ドルを超える下落で、50ドル台半ばに。

    本日の注目イベント

  • 独   独11月ifo景況感指数

  • 欧 ドラギ・ECB総裁講演

  • 英   カーニー・BOE総裁講演

    NYでは感謝祭翌日ということで、株式・債券市場が昼過ぎまでの短縮取引でした。

    そのため、為替市場も大きな動きはなく静かでした。

    感謝祭翌日の「ブラックフライデー」から、翌週明けの「サイバーマンデー」まで

    の期間、米国では膨大な売り上げが見込まれていますが、アドビ・アナリティクス

    によると、東部時間23日午前10時現在のオンライン売上高は

    6億4300万ドル(約730億円)と、前年同期比28%に上り、23日の売上

    高は64億ドルを超える見通しだとブルームバーグは報じています。

    ただ、米中貿易戦争の影響から、消費の先行きには依然慎重な見方があるようです。

    トランプ政権は、9月に中国からの輸入品2000億ドル相当に10%の

    関税を課しており、来年1月からは25%に税率を引き上げると宣言しています。

    消費者が、今後物価が上昇することを想定して、早めの行動に出ている可能性があ

    ります。また金利先高感が優勢な中、金利上昇が高額商品への支出を抑制すること

    も考えられるとの指摘もあります。

    25日にベルギーのブリュッセルで開催されたEUの臨時首脳会議で、EUは英国

    のEU離脱条件に正式に合意しました。これで今後の焦点は、EU議会と英国議会

    で離脱案が承認されるかどうかに移ります。

    英国の離脱は来年3月29日となっており、英国議会では与野党を含めなお反対意

    見が強く、残る4カ月余りでの承認を疑問視する声もあります。もっとも、正式に

    離脱が完了しても、その後の英国の景気には不安が残り、今後世界景気の鈍化が予

    測される中、英国経済が「巡航速度」を保つのは簡単ではありません。

    11月も今週で終わります。街ではクリスマスの飾りつけも目立つようになり、卓

    上カレンダーが届けられる時期になりましたが、今週末から来週にかけては、今年

    最後のビッグイベントである「米中首脳会談」が、アルゼンチンで開催される「G

    20」に合わせて行われます。

    ここで、貿易戦争の終焉につながる合意があるのか、あるいは平行線で終わり、決

    裂という最悪事態になるのか、年末から来年にかけての相場を見る上でも極めて重

    要なイベントになります。

    ちょっと早い「クリスマス・プレゼント」になればいいのですが・・・・・。

    本日のドル円は112円50銭殻113円30銭程度を予想します。


  • ドル円113円台を回復 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は欧州時間に113円台に乗せ、113円15銭まで上昇。
      NY時間は小動きで、FRBが利上げを休止するという報道から112円台
      後半まで売られる場面があったものの、113円台に戻して引ける。

    • ユーロドルは1.14を挟んでもみ合い、感謝祭前ということもあり
      動意に乏しい展開に。

    • 株式市場は反発したものの戻りは限定的。
      ダウは引けにかけて上昇分を吐き出し小幅にマイナス。
      ナスダックは63ポイント高で引ける。

    • 債券相場は3日連続で横ばい。祝日前とういうこともあり
      商いは薄く、長期金利は3.06%台で変わらず。

    • 金と原油はともに反発

    • 10月耐久財受注                →   -4.4%

    • 新規失業保険申請件数              →   22.4万件

    • 10月景気先行指標総合指数           →   0.1%

    • 10月中古住宅販売件数             →   522万件

    • 11月ミシガン大学消費者マインド(確定値)   →   97.5

    本日の注目イベント

      日  10月消費者物価指数
      欧  ユーロ圏11月消費者信頼感(速報値)
      米  株式、債券市場休場(感謝祭)

    昨日の東京市場では株価が思いのほか下げ渋ったことで、ドル円も小幅に上昇し、欧州市場では3日ぶりに113円台を回復し、113円15銭前後までドルが上昇しました。ただドルが上昇したとはいえ勢いはなく、本日が感謝祭で祝日ということもあり、市場はクリスマスモードに入ってきました。

    乱高下の続いている株式市場では、前日大幅に下げたこともあり反発はしましたが、戻りは限定的でした。ダウは引けにかけて、それまでの上昇分をすべて吐き出し、わずかですがマイナスで終わっています。下落の厳しいナスダック指数はプラスで終わったものの、63ポイントの上昇です。ブルームバーグニュースから株式関係の記事を拾い出すと、非常にネガティブな内容の記事が多いことに気づきます。「金融市場に無傷のセクターは見当たらず、投資家の逃げ場ほとんどなし」といった記事や、「1930年代との不吉な類似」といったものまであります。このように、市場はほぼ総弱気の様相になっています。

    この雰囲気を一掃するには、来週末に予定されている米中首脳会談から、貿易戦争がこれ以上悪化しないという「朗報」が待たれます。トランプ大統領も株価のこれ以上の下落は望まないはずで、楽観的ですが、ここは一旦柔軟な姿勢を見せる可能性もあるのではないかと思っています。トランプ大統領が「アメリカ・ファースト」と声高々に演じた時から、金融市場の混乱は予想されましたが、実際のマーケットはその声をまったく無視し、楽観相場へと突き進んできました。その修正が始まったのは、わずか1カ月半前のことです。今年もあと1カ月あまりを残してはいますが、厳しい年になりそうです。

    昨日米国では多くの経済指標が発表されましたが、中古住宅販売以外はおおむね低調な内容でした。特に、耐久財受注は前月比4.4%減少し、市場予想を大きく下回っています。また週間失業保険申請件数も予想を上回り、先週の件数も上方修正されています。そんな中、マーケット・ニュース・インターナショナル(MNI)は「米金融当局は段階的な金融引き締めについて少なくとも休止する検討を開始しつつあり、来年春にも利上げサイクルを終了させる可能性がある」と伝えました。

    この報道はあくまでも可能性の話ですが、来月のFOMCで、仮に利上げは実施されたとしても、パウエル議長の会見では利上休止に関する何らかのヒントがあるかもしれません。FRBのメンバーの中にも、クラリダ副議長を含め、すでに3人ほど利上げに
    慎重な「ハト派」もおります。米中首脳会談が厳しい結果に終われば、さらにこの可能性が高まると予想しています。

    本日のドル円は112円80銭~113円40銭程度を予想しますが、NY市場では株式・債券市場が休場のため、よほどの材料が出ない限り、夜10時以降の動きは限られるでしょう。


    NYダウ再び500ドルを超える下落 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 米国株の下落に伴いドル円は112円30銭まで下落したが、その後

    切り返す。長期金利が安定していたことや、ユーロがドルに対して売られた

    ことで112円85銭まで上昇。

  • ユーロドルは反落。ドイツ国債の金利低下もあり1.1359まで売られる。

  • 株式市場は大幅続落。アップルなど、IT株が再び下げをけん引し、

    ダウは551ドル下げ、2万5000ドルの大台を引け値で割り込む。ナスダックも

    同様に119ポイント下げ、7000ドルの大台を割り込む。

  • 債券相場は変わらず。株価の下落に一時3.03%台まで低下した

    長期金利は3.06%台に戻す。

  • 金は反落。原油価格は世界経済の鈍化予測を材料に、3ドルを

    超える大幅な下げに。引けでは53ドル43セントに。


  • 10月住宅着工件数     →  122.8万件

  • 10月建設許可件数     →  126.3万件

    本日の注目イベント

  • 欧    OECD経済見通し

  • 米   10月耐久財受注

  • 米   新規失業保険申請件数

  • 米   10月景気先行指標総合指数

  • 米   10月中古住宅販売件数

  • 米   11月ミシガン大学消費者マインド(確定値)

    前日の株式市場は「ゴーンショック」の影響も限定的かと思われましたが、米国株

    が再び大幅な下落を見せました。ダウは550ドルを超える下げを見せ、引け値で

    は、10月29日に記録した直近安値を下回る、2万4465ドルで取引を終えて

    います。株価の下落でドル円も一時112円30銭まで下げましたが、こちらの方

    は112円70銭台と、昨日の水準まで値をしています。

    NYダウは引け値では7月9日以来の安値に沈みました。史上最高値を記録したの

    が10月3日で、この日の引け値は2万6828ドルでしたから、2364ドルほ

    ど下げたことになり、率にして8.8%下げたことになります。

    多くの株式専門家は、「弱気相場入りした」といった言葉を口にしています。興

    深いのは、足元では急落が続いているWTI原油価格の高値も実は、この日でした。

    引け値では76ドル41セントで取引を終えており、こちらの方は高値から30%を

    超える下落率です。両市場とも、投機的資金が相場を押し上げたことが窺えます。

    筆者が毎日記録している、高値をつけたこの日のメモには「米長期金利急騰にも

    かかわらず、株価は最高値を更新。WTIは4年ぶりの高値に!!資金がリスク資

    産としての原油にも流入。リスクオンといったコメントが目立つ。」と記述してあ

    ります。日経平均株価も、この流れを受けて2万4200円台を回復していました。

    「上がりすぎたものは下がる」ということなのでしょう。

    懸念されるのは個人消費の行方です。米国では明日が「サンクスギビング・デー」

    にあたり、本格的なクリスマスシーズンに突入します。

    そして、週末は「ブラック・フライデー」ということで、1年間で最も小売店が繁

    盛する日です。売り上げが大きく伸びることで、「黒字」になることから「ブラッ

    ク・フライデー」と呼ばれていますが、昨日発表されたディスカントストアの「タ

    ーゲット」の四半期決算では売り上げが予想に届かず、同社株は大きく売られま

    した。株式市場に多くの資金を投じている米個人投資家は、株価が大きく下げる

    と「逆資産効果」に見舞われます。その割合は日本の比ではありません。

    このまま株価がさらに下げると、減税効果も相殺され、クリスマス商戦にも影響が

    でてくるかもしれません。

    いよいよ材料は、今月末の米中首脳会談ということになります。クドロー米国家経

    済会議(NEC)委員長は、米中首脳会談を前に大統領は貿易交渉に楽観的なムー

    ドを醸成しようとしているとし、「中国が合意を望んでいると大統領は確信してい

    る」と、FOXビジネス・ネットワークとのインタビューで述べていますが、同時

    に「米国の利益に合致しない限り、合意はない」とも述べています。(ブルームバ

    ーグ)

    中国は米国に対して142項目の部分で譲歩を見せてはいますが、まだ4、5項目

    でトランプ大統領の首を縦に振ることができていないようです。

    この部分で中国が譲歩できるかどうかが、首脳会談の鍵を握っているようです。

    本日のドル円は112円10銭~113円程度を予想します。


  • ドル円112円台半ばまで下落 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 株価が大きく下落したことからドル円は売り優勢の中、

    112円42銭まで下落。株価がその後やや戻したことで

    112円60銭近辺で取引を終える。

  • ドル安が進んだことからユードルでもユーロの買い戻しが

    勝った。1.1464までユーロ高が進む。

  • 株式市場は反落。住宅関連指標の悪化や、貿易問題

    の先行き懸念などからハイテク株を中心に下げる。

    ダウは359ドル安と、かろうじて引け値で2万5000ドル台を維持。

    ナスダックは219ポイントの大幅下落。

  • 債券相場は横ばい。長期金利も3.06%台で変わらず。

  • 金は4日続伸。原油は値ごろ感から買いが入り小幅高。


  • 11月NAHB住宅市場指数    →  60  


    本日の注目イベント

  • 豪   RBA議事録

  • 独   独10月生産者物価指数

  • 米   10月住宅着工件数

  • 米   10月建設許可件数

    「日産自動車のゴーン会長逮捕」のニュースが昨日の夕方5時過ぎに流れ、昨日は夜

    遅くまでこのニュース一色でした。ゴーン氏はルノーの会長も兼務しており、昨日は

    ルノー株も大きく売られ、時間外取引では日産株も大きく売られているようです。

    NYでもダウは一時500ドルを超える下げを見せ、ドル円もこれに連れて112円

    42銭まで円高が進んでいます。

    もっとも、NYではドル円は相変わらず値動きが緩慢で、昨日の東京時間での水準を

    わずかに下げたところで推移している程度です。株価の下げから、ドル売り圧力が優

    勢の展開ですが、引き続き材料は今月末に行われる米中脳会談の行方と、来月のFO

    MCでの利上げの有無と、今後の利上げペースが相場を左右することになります。

    利上げ観測に関しては、前日FRBのクラリダ副総裁が、世界経済の動きにも注意し

    慎重に進める必要があるとの見方を示し、アトランタ連銀総裁に次いで、「ハト派的」

    な意見が増えてきた印象ですが、昨日はNY連銀総裁の発言がありました。

    ウィリアムズ総裁はNY市の地域イベントで「われわれは若干の利上げを行う可能性

    が高いが、それは極めて力強い経済が背景にあるからだ」と発言し、「われわれはあ

    らかじめ設定されたコースを進んでいるわけではない。低インフレの下で力強い米経

    済を維持することに最善を尽くすため、金融政策のやり方を調整する」と説明してい

    ます。(ブルームバーグ)

    これは基本的には、クラリダ副総裁の意見と同じで、景気次第では今後の利上げを見

    直す可能性もあることを示唆したものと受け取れます。これまで米中貿易戦争の影響

    については、多くのFRBメンバーが楽観的な見方をしていましたが、ここに来て

    「その影響を無視できないのでは」との見方に変わってきたようです。

    仮に今月末の米中首脳会談で進展が見られないと、トランプ大統領は現在2000億

    ドル(約22兆5千億円)相当の中国製品に10%の関税をかけているものを、来年

    1月から25%に引き上げると圧力をかけており、これは単なる「脅し」ではなく、

    あのトランプ氏なら実行することも十分あり得ます。FRBのメンバーもこの辺りを

    考慮して、緩やかな利上げスタンスを維持しながらも金融政策を柔軟に行うことを強

    調しているものと思われます。因みに12月のFOMCでの利上げ確率は直近で、6

    8.7%となっています。

    ドル円は昨日のNY市場で112円42銭まで下げたことで、「日足チャート」では

    ローソク足が雲の中まで下落してきました。「ゴーンショック」を受けて、本日の日

    本株もまた大きく売られると予想されます。ドル円も下値を試す展開となりそうです

    が、112円台を維持できるかどうかが注目点のひとつになります。

    レンジは112円~113円程度と予想します。


  • ドル円FRB副議長発言を受け112円台半ばへ 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場

  • ドル円は2週間ぶりに112円台半ばまで下落。
    FRBのクラリダ副議長が今後の利上げに慎重な発言を
    行ったことが背景。ドル円は112円65銭まで売られ、
    112円80銭前後まで戻して越週。

  • ユーロドルは朝方の1.13台前半から反発。
    1.1420まで上昇。クラリダ発言から、利上げ観測が
    やや後退。

  • 株式市場は午後に反発。トランプ大統領が中国との貿易戦争
    を巡って、中国から142項目の行動計画を受け取ったことを
    明らかにしたことを好感。ダウは123ドル上昇し、S&P500も
    上昇したが、ナスダックは小幅安で引ける。

  • 債券相場は続伸し、長期金利は9月以来、約3カ月ぶりに
    3.06%台まで低下。

  • 金は3日続伸し122ドル台に。原油価格は前日と変わらず横ばい。

  • 10月鉱工業生産      →   0.1%

  • 10月設備稼働率      →   78.4%

    本日の注目イベント

    • 豪  豪第3四半期生産者物価指数
    • 日  10月貿易収支
    • 日  黒田日銀総裁講演
    • 欧  ユーロ圏9月経常収支
    • 米  11月NAHB住宅市場指数
    • 米  ウィリアムズ・NY連銀総裁講演

    ドル円はNY市場で、2週間ぶりに112円65銭まで売られています。
    クラリダFRB副議長がCNNとのインタビュ-で、「米金融当局は、政策決定に
    際して世界の経済成長を考慮に入れるべき必要があるだろう」と述べたことで、
    米10年債が買われ、長期金利が大幅に低下したことが背景でした。
    米長期金利は9月20日以来となる、3.06%台まで低下し、一時は3.26%台
    まで上昇した金利に急ブレイキがかかって来ました。
    米10年債はこれで6営業日続伸です。

    トランプ大統領はホワイトハウスで、中国との貿易戦争に関して「中国は142項目の
    行動計画を提出してきた」と述べました。
    今月末にアルゼンチンで開催さてる「G20」に合わせて、中国の習近平主席と
    トップ会談を行うことが決まっていますが、その会談に合わせて米中間では事前に
    妥協点を探る動きが活発なっていましたが、その成果がひとつ確認された形です。
    トランプ氏は「重要な4、5項目がまだ解決されていない。私にとって、まだ
    受け入れられるものではない」と述べながらも、「完成度が高い」と、一定の
    評価は与えています。

    このように、米中の貿易戦争のこれ以上の悪化は避けられそうな状況かと
    思われましたが、一方ではアジア太平洋経済協力会議(APEC)での米中の
    激しい意見対立などを見るとそう簡単ではないことも窺わせています。
    先週末パプアニューギニアで開催されたAPECでは、米国のペンス副大統領と
    中国の習近平主席がお互いの通商政策を巡り対立し、結局「首脳宣言」を断念する
    という異例の結末になりました。
    草案にあった、「保護主義と対抗する」との文言を米国が拒否し、中国は、
    中国を念頭に置いた、「不公平な貿易慣行の撤廃を求める」という表現に
    反発しました。
    結局、戦いの場は米中首脳会談の場に委ねられることになりましたが、
    中国側がどこまで譲歩できるのかが、会談の鍵を握っています。

    ドル円は、113円台半ばから114円台前半でのもみ合いから、「日足の雲の上限」
    まで下落してきました。
    この背景は上でも述べたように、米長期金利の低下が主因です。
    一時は85%程度まで上昇していた12月の利上げ確率も、直近では65%程度
    まで低下して来ました。
    FRB内部でも、アトランタ連銀総裁に次いで、クラリダ副議長も今後の
    利上げには慎重な姿勢を見せる、いわゆる「ハト派」が増えているのも事実です。
    (参照:下記What’s going on )
    個人的には12月利上げは行われると思っていますが、2019年に3回、2020年に
    1回という、これまでのコンセンサスはやや不透明になってきた印象があります。
    本日のドル円は112円30銭~113円20銭程度を予想します。

  • ポンド今年最大の下げを記録 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は前日の水準より値を下げ、113円10銭まで売られたが

    その後切り返し、前日とほぼ同じ113円50-60銭で引ける。

  • ユーロドルはやや水準を下げ、1.1287まで下落。

  • ポンドドルが急落。閣議でEUとの離脱草案が承認されたが、

    閣僚6人が辞任したことで、ポンドが売られた。ポンドドルは1.29台

    後半から約200ポイント下げ、今年最大の下げを記録。

  • 株式市場は反発。アップルの下落が止まり、上昇したことが

    市場のセンチメントを改善。ダウは5日ぶりに200ドルを超える上昇。

  • 債券相場は4日続伸。長期金利は3.10%台へと低下。

  • 金と原油は小幅ながら続伸。

  • 10月小売売上高               →   0.8%

  • 10月輸入物価指数             →   0.4%

  • 新規失業保険申請件数           →   21.6万件

  • 11月フィラデルフィア連銀景況指数    →   12.9

  • 11月NY連銀製造業景況指数       →   23.3

    本日の注目イベント

  • 欧   ユーロ圏10月消費者物価指数(改定値)

  • 米   10月鉱工業生産

  • 米   10月設備稼働率

  • 米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演


    米長期金利の低下が続いていることから、ドル円は前日からさらに下値を試す展開

    となり、NY市場では113円10銭までドル安が進みました。その後株価が上昇

    幅を拡大したことで113円台半ばまで反発していますが、引き続き株価と、長期

    金利の動きに連動した展開になっています。

    昨日最も激しく動いた通貨はポンドでした。

    前日5時間を超える閣議の末、EUとの離脱草案で承認を取り付けたメイ政権でし

    たが、その承認は全会一致でなかったことが伝えられていました。昨日、政権内の

    閣僚6人が辞任し、さらにメイ首相の不信任投票を求める声が上がったことからポ

    ンドが大きく売られ、今年最大の下落を記録しています。

    ポンドドルは1.2980近辺から1.2723前後まで急落し、ポンド円も14

    7円台半ばから144円25銭前後まで売られています。6人の閣僚辞任はメイ首

    相にとっては厳しい局面になりますが、首相は辞任の動きには屈しないとのコメン

    トを発表しています。

    パウエルFRB議長は日本時間の昨日の朝方、ダラス連銀のカプラン総裁が司会を

    努めた討論会で、「あとどれくらい利上げをするのか、今後の利上げのぺースにつ

    いて、われわれは考えなければならない」と述べ、米景気が今後も拡大を続けると

    の見通しを示しました。トランプ大統領が再三利上げを批判していることに対して、

    「われわれは党派に偏らない専門的なやり方で、われわれがやっていることや、な

    ぜそれをやっているのかをできる限り明確に伝達するようにして、国民に奉仕する

    ことにコミットしている」とコメントしました。

    この文言から伺えることは、今後も利上げ姿勢は変わらず、トランプ氏からの批判

    に対しては丁寧に説明していくとの意思を示したものと受け取れます。

    ドル円は今週に入り、下値を徐々に切り下げてはいるものの、今朝の水準は昨日と

    ほぼ同水準です。底堅い動きと言えると思いますが、それでも方向性ははっきりと

    せず、もみ合いが続いています。材料とすれば、米中貿易戦争の行方と、来月のF

    OMCでの政策判断ということになります。米中では、今月末の首脳会談に向けて、

    妥協点を探る動きが水面下では活発に行われているようで、ブルームバーグは時折

    その進展具合を伝えていますが、現時点では米国側を納得させるような提案には至

    っていないようです。昨日一部報道が伝えた「米国は対中関税の追加適用を保留す

    る」との報道も、今朝は米通商代表部(USTR)によって否定されています。

    現時点では米中首脳会談でも、貿易戦争をこれ以上エスカレートさせないような合

    意には期待できそうもありません。

    本日のレンジは113円20銭~114円10銭程度を予想します。


  • ドル円113円台前半まで下落 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は下値を切り下げ113円30銭まで下落。
      株価が続落し、長期金利も低下したことでドル売りが勝った。
      ポンドが対ドルで上昇したことも円を買う動きにつながった。

    • ユーロドルは反発し、1.1348まで上昇。ポンドの
      上昇に連れ高した側面も。

    • 株式市場は続落。売り買いが交錯する荒っぽい動きを
      見せたが、ダウは205ドル下落し4日続落。アップルや
      金融株が下げを主導し、S&P500も5日続落。

    • 債券相場は続伸。長期金利はやや低下し、3.12%台に。

    • 金は5日ぶりに反発。原油価格もようやく下落に歯止めがかかり、
      13日ぶりに反発。ただ上昇はしたものの、前日比56セントの上昇に留まる。

    • 10月消費者物価指数    →  0.3%

    本日の注目イベント

    • 米  パウエル・FRB議長公開討論に出席
    • 豪  豪10月雇用統計
    • 米  10月小売売上高
    • 米  10月輸入物価指数
    • 米  新規失業保険申請件数
    • 米  11月NY連銀製造業景況指数
    • 米  11月フィラデルフィア連銀景況指数
    • 米  クオールズ・FRB副議長、上院で証言
    • 米  カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁講演

    ドル円はNY市場で、約1週間ぶりとなる113円30銭までドル安が進む場面がありました。株価が続落し、長期金利も低下したことに加え、EUからの離脱を巡って乱高下しているポンドが対ドルで買われたことも影響し、円を買う動きが強まったものと思われます。その後ドル円は113円台半ばまで反発してNYでの取引を終えています。

    イギリスのメイ首相は、5時間余りにわたった閣議を終えてから、EUと合意した離脱協定の素案に閣議了承を得たことを発表しました。しかし、メイ首相の言葉や調子には閣議承認を得た喜びは感じられず、閣議の議論が厳しかったことをうかがわせたと、ブルームバーグは伝えています。メイ首相も自ら、「この先も厳しい日々が続くと承知している。この決定は精査を受けることになるが、それは当然で無理のないことだ」と述べており、閣議承認は全会一致ではなかったことを示唆しています。

    FRBのクオールズ副議長は昨日下院で証言を行いましたが、米景気はしばらく持続可能であり、米経済は力強いと述べたに留まり、市場への影響はありませんでした。一方で中国では景気減速を示す経済指標が相次ぎ、日本も昨日発表された7-9月期のGDPは「マイナス1.2%」(年率換算)に落ち込んでいます。もっとも、日本のマイナス成長は甚大な自然災害の影響がその主因と
    見られていますが、「米国の一人勝ち」の構図はまだ続きそうです。

    ドル円は「日足」チャートでは依然として上昇傾向を示しています。昨日のNY市場で一時113円30銭まで売られましたが、それでも「基準線」辺りで下落を止められており、さらに「雲の上」で推移しています。また「MACD」でも、依然としてプラス圏で推移しており、デッドクロスも出現していません。ただ、上値も114円10-30銭近辺が抵抗帯になりつつあるため、下方で拾ったドルもそう長くはホールドはできません。値幅も狭く、大きな利益は望みにくい相場展開が続いています。

    11月もすでに半分になりますが、この間の値幅はわずか1円65銭程度で、今週に入ってからは、さらに値幅が狭くなっています。
    まだ今年1年の値幅に触れるのは早すぎますが、このままいけば、今年1年の値幅は「10円以内」に収まることになります。本日は、仮に再びNY市場でのドルの安値である113円30銭辺りまで下げた時に、どの程度ドル買い需要があるのかを見たいと思います。予想レンジは113円10銭~114円10銭程度と見ます。

    WTI原油価格12営業日続落 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • 欧州市場では114円台で推移していたドル円は、株価の下げ
      と長期金利の低下で113円73銭まで下落。方向感の乏しい
      展開だった。

    • ユーロドルは前日の急落から反発するも1.13台には届かず。
      1.1294までユーロが買い戻される。

    • ポンドが急伸。英国とEUが離脱協定の草案に合意した
      との報道から、ポンドドルは1.29台半ばから1.3046前後まで
      100ポイントほど上昇。

    • 株式市場は朝方には上昇して始まったものの、徐々に売られ、
      ボーイング株などが下げを牽引。ダウはマイナス100ドルと続落。

    • 債券相場は上昇。連日の株安から債券には買い物が入り、
      長期金利は3.14%台まで低下。

    • 金は続落。原油価格は前日比4ドル(7.1%)を超える下落。
      トランプ大統領がサウジなどに減産をしないよう要求したことが材料に。
      WTI原油価格はこれで12日連続の下落を記録。

    • 10月財政収支   →  -1005億ドル

    本日の注目イベント

    • 日  7-9月GDP(速報値)
    • 中  中国 10月小売売上高
    • 中  中国 10月鉱工業生産
    • 独  独7-9月期GDP(速報値)
    • 欧  ユーロ圏7-9月期GDP(改定値)
    • 欧  ユーロ圏9月鉱工業生産
    • 欧  IEA月報
    • 英  英10月物価統計
    • 米  10月消費者物価指数
    • 米  クオールズ・FRB副議長、下院で証言

    やや落ち着きを取り戻したかに見えた日米の株式市場でしたが、前日ダウが600ドルを超える下げを見せたことで、昨日の日経平均株価も大きく売られ、一時は800円ほど下げる場面もありました。引けにかけてはやや戻したものの、結局459円の下落で、2万2000円を割り込んでいます。その割にはドル円は底堅く、株価の下落に伴って113円58銭前後まで売られましたが、夕方には114円台まで反発しています。

    NY市場では、株価が続落したことや、長期金利も低下したことで、ドルの上値が重く、再び113円台後半で戻っています。目立った動意を見せないドル円ですが、底堅い動きと言えます。足元では、113円台を固めているような動きで、114円10-30銭辺りがやや抵抗帯になりつつあるようです。

    昨日、安倍首相は来日中のペンス米副大統領と会談を行いました。直接自動車問題には触れなかったようですが、日米の貿易については「米国はあまりにも障壁に直面している」と、日本に対して不満を表明し、さらに、日米物品貿易協定(TAG)が終われば「サービスを含む主要分野で新たな条件を設ける」と発言しています。日米物品貿易協定は来年から協議を開始しますが、米国への自動車輸出を巡っては、トランプ大統領から、中国並みの関税引き上げが打ち出される可能性が残っており、この問題がどのような決着を見せるのかが、今後のドル円の方向性にも大きく影響します。

    株式市場が不安定な動きを見せていますが、それ以上に大きな動きを見せているのが、NY原油先物市場です。「WTI原油価格」はドバイ原油や北海原油など、全ての原油価格の基準になりますが、その原油価格が昨日1日で7.1%も下げ、これで12営業日連続で下落したことになります。10月3日に記録した76ドル90セントから、わずか1カ月半で27%を超える下げを記録しています10月まで投機筋の買い持ちが積み上がっていたこともありますが、昨日はトランプ大統領が、サウジの減産方針を批判し、「原油価格はもっと低いはずだ」と述べたことなどを材料にして下落しました。また、今回の急落は、株式市場の大幅な下げで損を出し、その穴埋めのために利益の出ている原油を売っているという見方もあるようです。

    本日も株式市場は軟調な動きが予想されます。ドル円は昨日と同じ展開かもしれません。レンジは113円30銭~114円20銭と、前日の予想と同じです。


    ユーロドル1年5カ月ぶりの安値を記録 


    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は昨日の東京時間に114円台を回復し、114円20銭まで

    上昇したが、NY市場では株価の大幅下落に上値が重く、113円66銭

    まで反落。

  • ユーロドルは節目の1.13を割り込んだことで下落が加速し、

    NY市場では1.1216までユーロ安が進む。域内の景気鈍化や

    政治的リスクが台頭し、約1年5カ月ぶりとなる安値を記録。

  • 株式市場は大幅下落。アップル株やマレーシアの政府系ファンドの

    資金流出に関与していたとしてゴールドマン株も大きく売られた。

    ダウは602ドル下げ、ナスダックも200ポイントを超える下げに。

  • 債券市場は「ベテランズデー」のため休場。

  • 金は3日続落し、WTI原油価格は下げが止まらず11日続落。

    引け値で60ドルを割り込む。

    本日の注目イベント

  • 独   独10月消費者物価指数(改定値)

  • 独   独11月ZEW景況感指数

  • 英   英10月失業率

  • 米   10月財政収支

  • 米   カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁講演

    NY市場では再び株価が大幅に売られ、ドル円は昨日の夕方には114円台に乗せ、

    一時114円20銭前後までドル高が進んだものの、株価の大幅下落に上値を抑え

    られ、113円66銭まで反落しています。

    ダウは600ドルを超える下げを見せ、ナスダックも200ポイント以上の下げで

    したが、特にアップルとゴールドマン株が売られ、この2銘柄だけでダウを185

    ドル押し下げたようです。アップルはiPhoneに対する需要懸念から売られ、ゴール

    ドマンは、マレーシア財務相が巨額不正疑惑の渦中にある政府系投資会社に関連し

    て、ゴールドマンに対して手数料の全額返還を求めると述べたことが材料視された

    ようです。またゴールドマンのブランクファイン前CEOの関与も取りざたされて

    いるようです。

    ドル円は一時114円20銭前後まで上昇し、直近の戻り高値を抜いてきましたが、

    10月4日に記録した114円55銭には届いていません。

    もっとも、昨日の夕方の動きは、ユーロドルに引っ張られた側面が強く、ユーロド

    ルが節目の1.13を割り込み、ドル高ユーロ安が加速したことに影響されたと思

    われます。ユーロドルは1.13近辺では、これまでに何度も跳ね返され「壁」に

    なっていましたが、いずれは抜けると予想していました。

    昨日の夕方も、1.13前後ではしばらくはもみ合いが続いていましたが、1.1

    3を割り込むと一気にユーロ売りが加速し、1.1270近辺まで下げ、その後の

    NY市場では1.1216まで売られました。対米国との貿易戦争の影響を受け、

    ユーロ圏ではドイツを中心に景気の鈍化を示す指標が相次ぎ、加えて、イタリアと

    ドイツでは政治的リスクが高まっていることが、折からの「ドル高傾向」に拍車を

    かけた格好です。

    ドルはユーロやポンド、円に対して上昇する展開が続いています。「米国の一人勝

    ち」に伴い、「ドル一強」といった状況です。ただ、このままドル高が続けば、ト

    ランプ大統領がドル高をけん制する「口撃」をしてくることは想像に難くありませ

    ん。焦点は米中貿易戦争の行方次第ですが、昨日中国マクロ戦略の専門家の講演を

    聴く機会があり、筆者も参加してきました。「What will China do ?」(中国はど

    のように行動するのか?)とのタイトルで講演が ありましたが、米中の貿易戦争に

    は思った以上に楽観的だという印象でした。

    中国政府は、サプライチェーン維持のためにビジネス環境を改善し、通貨人民元安

    を容認し、さらに景気刺激策として法人税減税を行うと、予想していました。

    また、政府は貿易戦争が米国の消費者と企業に圧力となる状況まで待つという戦略

    を取るのではないかとの予想も示していました。全体としては、これ以上貿易戦争

    は激化しないとの見方のようでした。

    本日は再び米国株の大幅下落により、日本株も軟調な展開が予想され、ドル円も上

    値が重いと予想されます。ただ、株価下落に対する「耐性」も徐々に出来ており、

    それほど深押しは望めないかもしれません。

    ユーロドルの動きが活発になってきました。こちらの動きにも注意が必要です。

    本日のレンジは113円30銭~114円20銭程度を予想します。

  • ユーロドル再び1.13を試す動きか 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は114円台を維持できずに小幅に反落。

    米長期金利が低下する中、株式市場でも株価が下落し、

    円買いが優勢に。ドル円は113円65銭近辺まで売られ、

    113円80銭前後で越週。

  • ユーロドルは下落。1.1317まで売られ、再び重要な節目で

    ある、1.13を試す動きに。

  • 株式市場は3指数とも揃って下落。原油価格の下げで、

    石油関連株を中心にダウは201ドル売られ、再び2万6000ドルの

    大台を割り込む。

  • 債券相場は反発。株価が下げたことで安全資産の債券は買われた。

    長期金利は3.18%台まで低下。

  • 金は大幅に続落。原油価格も下げ、これで10日続落となり、実に

    34年ぶりの下げを記録。世界景気の鈍化を背景に一時は60ドルを

    割り込む。


  • 10月生産者物価指数                →   0.6%

  • 11月ミシガン大学消費者マインド(速報値)   →  98.3

    本日の注目イベント

  • 米 債券市場休場 (ベテランズデー)

  • 米   デーリー・サンフランシスコ連銀総裁講演


    前日114円台まで上昇したドル円は、結局114円台は維持できずに小幅に反落し

    ています。約1カ月ぶりの114円台だったこともあり、ドル売り需要もそこそこあ

    ったようで、加えて、米中貿易戦争の影響もじわりと出てきたようです。

    10月の中国の生産者物価指数は、3.3%と、6月の4.7%をピークに、4カ月

    連続で低下しています。また製造PMIも10月は、景気拡大の分かれ目である「5

    0」をわずかに上回る「50.2」と、景気後退が鮮明になってきました。

    中国政府も、金融緩和の拡大や景気刺激策の導入で景気後退を避けるべく施策を発表

    していますが、米中の貿易戦争の影響はまだ出始めたばかりです。トランプ大統領は

    今月下旬には習近平中国主席と首脳会談を行うことになっていますが、その席で貿易

    問題に進展がなければ、さらに中国に対する制裁関税を強めることを示唆しています。

    米中貿易戦争の影響は、中国だけではなくいずれ米国にも波及してくるはずです。

    世界第1位と2位の経済大国が景気後退に入れば、日本もその影響は甚大です。昨日

    の経済新聞には、その影響は2019年度下期から出てくると予想しており、そのた

    め企業のトップも2019年3月期決算予測は慎重な数字を挙げる動きが出ています。

    特に日本では来年10月からの消費税引き上げはほぼ決まっているようで、景気後退

    に消費税がプラスされれば、マイナス成長は避けられないところでしょう。

    さらに、GDPの規模で世界のトップ3の国が景気後退に陥れば、世界景気に与える

    影響も深刻なものになると予想されます。

    本日はNYでは「ベテランズデー」のため、債券市場が休みです。為替も動きにくい

    状況かと思われます。米中間選挙という1大イベントも通過し、注目されるのは米中

    首脳会談と、ドイツの政治イベントということになりそうです。

    今年も残り1カ月半です。ドル円は米金利高を背景にこのまま緩やかに上昇し、11

    5円程度までドル高が進むと予想していますが、やはり意識されるのは米中貿易戦争

    の行方です。このままさらに悪化しなければ、上記景気後退も「軽傷」で済む可能性も

    あります。果たしてどうでしょう・・・・。

    本日の予想レンジは113円30銭~114円20銭程度とします。


  • ドル円1カ月ぶりに114円台を回復 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は約1カ月ぶりに114円台を回復。米長期金利がさらに

    上昇し、FOMC声明文でも、12月の利上げ観測に変化がなかった

    ことがドルを押し上げた。

  • ユーロドルでもドル高ユーロ安が進む。ユーロ圏の成長見通しが

    引き下げられたこともユーロ売りを誘い、1.1352まで下落。

  • 株式市場は軟調な動きとなったが、引けにかけてはダウが

    下げを埋め、10ドル高で引ける。ナスダックとS&P500は下落。

  • 債券相場は下落。12月利上げ観測が維持されたことで、

    債券は売られ、長期金利は3.23%台へと上昇。

  • 金は下落し、原油価格も大幅に売られる。原油価格は60ドル

    台まで売られ、今年3月以来の安値水準に。


  • 新規失業保険申請件数     →  21.4万件

    本日の注目イベント

  • 豪   豪第3四半期金融政策報告

  • 中   中国 10月消費者物価指数

  • 中   中国 10月生産者物価指数

  • 英   英9月貿易収支

  • 英   英9月鉱工業生産

  • 英   英7-9月期GDP(速報値)

  • 米   10月生産者物価指数

  • 米   11月ミシガン大学消費者マインド(速報値)

  • 米   クオールズ・FRB副議長講演

    ドル円は先月5日以来、約1カ月ぶりとなる114円台に乗せてきました。

    今年最大のイベントでもあった「中間選挙」を終えても緩やかなドル高の流れは

    変わらず、NY市場では114円09銭までドル高が進んでいます。米長期金利

    が上昇したことや、FOMC声明文では、引続き12月のFOMCでの今年4回

    目となる利上げ観測が根強く、これがドル高につながったものと見られます。

    7-8日に開いたFOMCでは、FF金利の誘導目標を現行の2.00-2.2

    5%に維持することを決定しました。

    声明では「経済活動は力強いペースで拡大している」と指摘し、雇用についても

    「この数ヶ月、ならしてみると力強い」とし、そのため政策金利については「さ

    らなる漸進的な利上げを継続する」との方針を維持しています。

    また、経済見通しへのリスクについては「おおむね均衡している」として、前回

    9月26日の声明から変化はありません。

    一方で、声明の変化が見られた点では、ブルームバーグによると、企業設備投資

    の伸びについて、「力強く伸びた」という」表現から「ペースが緩やかになった」

    としています。

    先週発表された10月の雇用統計でも、平均時給の伸びは、前年同月比3.1%

    と大きな伸びを見せており、FRBも今後のインフレへの一要因として注視して

    います。

    12月の利上げについては、個人的には、トランプ大統領が利上げを巡っては再

    三不快感を示しており、FRBの独立性からすると粛々と必要な金融政策を決定

    していくとは思いますが、消費者物価指数がそれほど上昇していないことを考え

    ると、「年内の利上げを見送る」可能性もあるのではないかと予想していました

    が、昨日のFOMC声明文の内容からすると、その可能性は低いと考えざるを得

    ません。

    12月利上げ観測が強まったことで、昨日は米長期金利が再び上昇し、直近の最

    高水準に近づき、株価はこれを嫌って下げ、ドルは主要通貨に対しておおむね上

    昇しています。対円では114円台に乗せ、緩やかな上昇基調を維持しています。

    114円台では、それほど強いレジスタンスは見当たりません。意識されるのは

    10月に記録した、今年のドルの最高値である114円55銭あたりでしょうか。

    トランプ大統領が、再び日本の貿易不均衡について言及し始めていることから、

    高値圏では警戒感もありますが、「12月利上げ」を材料にもうしばらくは、上

    下を繰り返しながらもドルが緩やかに上昇する可能性は

    高いと思われます。

    本日の予想レンジは113円60銭~114円50銭程度とみます。


  • 中間選挙を控えドル円小動き 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • 今夜の米中間選挙を控え、ドル円は小動き。

    113円台前半で推移し、値幅も13銭程度と、ほぼ

    無風状態

  • ユーロドルはそれなりに値幅は出たものの、1.14を

    挟む展開は変わらず。1.1353まで売られる場面もあったが

    1.14台に押し戻される。

  • 株式市場はまちまち。ダウは大きく反発し190ドル高で引けた

    ものの、ナスダックは28ポイント下落。

  • 債券相場は反発。前日3.2%台に乗せた長期金利は3.19%

    台まで低下。

  • 金は小幅ながら続落し、原油価格も6日続落。

  • 10月ISM非製造業景況指数     →  60.3

    本日の注目イベント

  • 豪   RBA、キャッシュターゲット

  • 欧   ユーロ圏10月総合PMI(改定値)

  • 欧   ユーロ圏10月サービス業PMI(改定値)

  • 欧   ユーロ圏9月生産者物価指数

  • 加   カナダ9月建設許可件数
     

    動きの鈍いドル円は、今夜から始まる中間選挙を控えて、さらに動きが限定され

    NY市場では113円台前半での狭いレンジ内で推移しました。発表された経済

    指標も、前月よりは悪化したものの予想を上回り、材料にはならず、いよいよ今

    夜から投票の始まる中間選挙の結果をにらんだ動きになろうかと思います。

    今回の選挙は有権者の関心も高く、4日午前の時点ではすでに3440万人が期

    日前投票を済ませており、この勢いでいくと、2014年の期日前投票2720

    万票を上回り、約4000万票に達すると予想されています。

    有権者を投票所に向かわせているのは「良いにつけ、悪いにつけ、ドナルド・ト

    ランプ氏、ただ一つだ」とブルームバーグは伝えています。

    選挙戦は、民主党有利の中、共和党が猛追しており、その差はかなり縮小してい

    るようです。トランプ大統領が先週後半から大統領専用機を駆使し、積極的に激

    戦区を回って支持を訴えている姿がテレビで報道されていますが、相変わらず過

    激な言葉を使って聴衆の関心を集めようとしています。

    今回の選挙では、共和党が現議席数を維持できるかどうかも問われますが、ここ

    まで2年間のトランプ大統領自身に対する「審判」でもあります。共和党支持者

    と民主党支持者がこぜり合いをしているシーンも報道され、今後米国が二分され

    るのではないかとの懸念も、現実味を帯びているように見えます。

    昨日から上海で始まった「第1回中国国際輸入博覧会」で、習近平主席が基調演

    説を行いました。

    今月下旬にはG20に合わせて「米中首脳会談」が行われることになっており、

    その際に、米中貿易戦争に歯止めがかかり、何らかの合意がなされると思惑から

    為替も株価も乱高下しています。

    それだけに、今回習主席がどのような発言をするのか注目されていましたが、

    習主席は、今後15年間に40兆ドル(約4500兆円)分の物とサービスを輸

    入すると表明し、今後中国はさらにグローバル化を進め、輸入関税を引き下げ、

    国内消費を拡大していくと述べました。

    同時に、トランプ政権による対中関税措置を暗に批判する形で、「近隣窮乏化の

    慣行は世界的停滞につながる」と主張しました。

    113円台で推移しているドル円ですが、仮に今夜の選挙で共和党が下院でも過

    半数を維持するような結果になれば、ドル円は114円台を回復する可能性もあ

    りそうです。下院での共和党過半数維持は、2020年のトランプ大統領再選に

    もつながります。

    今回のトランプ氏の遊説先でも「もう6年、もう6年」という支持者からの声も

    かなり聞こえました。

    2016年11月の大統領選や同年6月のBrexitの例もあります。あまり

    先入観に囚われずに臨むことが重要です。

    本日のレンジは112円70銭~113円80銭程度を予想します。

    ===============================

    都合により7日(水)と8日(木)のアナリストレポートはお休みとさせていた

    だきます。

    読者の皆様にはご迷惑をおかけ致しますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げ

    ます。


  • 米雇用統計を受け長期金利再び3.2%台に 

    ひと目で分かる昨晩の動き

    NY市場

  • ドル円は113円台を回復。米雇用統計が予想を超え、

    長期金利も再び3.2%台に乗せたことからドルを買う動きが

    強まった。ドル円は113円33銭まで上昇し、ほぼ高値圏で

    越週。

  • ユーロドルは水準を下げたものの、1.1372で下げ

    止まり、1.14を挟んでもみ合う。

  • 株式市場は乱高下。クドローNEC委員長が、トランプ

    大統領が中国との貿易問題で合意に至るとのブルームバーグの

    報道を否定したことで、ダウは300ドルを超える下げに。その後

    大統領自身が貿易問題に楽観的な見方を示したことで下げ幅を

    縮小。結局ダウは109ドル下げて取引を終了。

  • 好調な雇用統計を受けて債券は大幅に下落。長期金利は

    再び3.2%台に乗せ、3.21%台で引ける・

  • 金は反落。原油価格は5日続落し63ドル台前半に。

  • 8月失業率              →  3.7%

  • 8月非農業部門雇用者数   →  25万人

  • 8月平均時給 (前月比)     →  0.2%

  • 8月平均時給 (前年比)     →  3.1%

  • 8月労働参加率          →  62.9%

  • 9月貿易収支         →  -54.0b

    本日の注目イベント

  • 日   日銀金融政策決定会合、議事要旨

  • 日   黒田日銀総裁講演

  • 中   中国 10月財新サービス業PMI

  • 中   中国 10月財新コンポジットPMI

  • トルコ トルコ10月消費者物価指数

  • 米   10月ISM非製造業景況指数
      

    トランプ大統領の貿易問題を巡る言動で株価が乱高下し、それに伴ってドル円も

    上下しています。先週末の東京時間午後に、ブルームバーグが「トランプ大統領、

    中国との貿易問題で、合意文書の草案作成を指示」とのニュースを伝え、ドル円

    は113円台を回復しました。日経平均株価も一時は600円を超える上昇を見

    せるなど、一気に楽観的な見方が広がりました。

    ところがNY市場では一転して、クドロー国家経済会議(NEC)委員長が、こ

    の内容を否定したことからNY株が大きく売られる場面もありました。

    その後、今度はトランプ大統領自身が「米国と中国が貿易摩擦を解消するための

    合意に達すると考えており、そうなれば両国に有益だろう」と述べたことで、株

    価も下げ幅を縮小して取引を終えています。

    またトランプ氏は、G20に合わせて会談する習近平主席と会食をすることも明

    らかにしました。もっとも、この日のドル円は113円台を回復した後は長期金

    利に連動する形で、113円台で堅調に推移しています。

    米長期金利は10月17日以来、約2週間ぶりに3.2%台を回復してきました。

    今回の「米国発世界同時株安」の主因は米長期金利の上昇でした。再び3.2%

    台に乗せてきた長期金利を嫌って、米国株が再び大幅な下落を見せるのかどうか

    が、ドル円の方向性も決めそうです。前回と同じような動きが強まれば、資金が

    株式から債券に流れ、債券価格の上昇から金利が低下し、ドル円を下押しするシ

    ナリオが描けます。一方3.2%台で天井を付け、長期金利が徐々に低下するよ

    うなら、株価の大幅下落につながらない可能性もあり、金利低下からドル円の一

    段の上昇は見られないなかもしれませんが、堅調に推移することも予想されます。

    最後のシナリオは、長期金利がここからさらに緩やかに上昇するものの、既に大

    幅な調整を終えている米株式市場が堅調に推移するというものです。この可能性

    は低いと思われますが、米中貿易問題が実際にどのような結末に向かっていくの

    か分かりませんが、結果次第ではないとは言えません。

    米中間選挙はいよいよ明日に迫ってきました。

    直近の調査では、民主党が下院で過半数の議席を奪還する見通しですが、民主党

    のリードはここ数週間で縮まっており、勝利確実とは言い切れない状況(ブルー

    ムバーグ)と伝えられています。

    66の激戦区を対象に調査をした結果、誤差はプラスマイナス13議席と大きく、

    民主党の大勝もあり得るが、共和党の過半数議席維持の可能性も排除できないと

    報じています。日本時間7日(水)の昼過ぎには結果が判明すると思われますが、

    緩慢な動きを続けるドル円も、今回は選挙結果を受けて、どちらにも大きく動く

    のではないかと予想しています。

    言ってみれば、「今年最後の主戦場」と位置付けられるかもしれません。

    本日のドル円は113円台を維持出来るのかどうかが焦点です。

    日本株はやや軟調な展開を予想しますが、その際どこまで下値があるのかという

    ことで、本日は112円70銭~113円50銭程度を予想します。


  • ポンドとユーロが対ドルで反発 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場


    • ドル円は小幅に反落。ドルが対ポンドやユーロで売られた
      ことによる連れ安から112円61銭まで下落。この日は終始112円台
      での動きに留まる。

    • ユードルは反発。英国のEU離脱交渉の合意が近いとの観測
      から、ユーロドルは1.1424まで上昇。結局1.13近辺が再び
      重要なサポートとして機能した。

    • 株式市場は3日大幅続伸。トランプ大統領が中国の習近平主席と
      電話会談を行い、「協議は順調に進展している」とツイートしたことを好感。
      ダウは264ドル上昇し、ここ4日で約840ドルの反発を見せる。

    • 債券相場は反発。長期金利は小幅に低下し、3.13%台に。

    • ドルが下落したことで金は26ドル高と、大幅上昇。
      原油は在庫が6週連続で増加していたことで4日続落。
      63ドル台半ばまで売られ、約半年ぶりの水準に。

    • 新規失業保険申請件数          →   21.4万件

    • 10月ISM製造業景況指数       →   57.7

    • 労働生産性(7-9月、速報値)     →   2.2%

    • 10月自動車販売台数          →   1750万台

    本日の注目イベント

      豪  豪第3四半期生産者物価指数
      豪  豪9月小売売上高
      欧  ユーロ圏10月製造業PMI(改定値)
      英  英10月建設業PMI
      米  10月雇用統計
      米  9月貿易収支
      加  カナダ10月貿易収支
      加  カナダ10月就業者数
      加  カナダ10月失業率

    昨日のドル円は終始112円台で推移し、NY市場でも112円台半ばから後半での動きになっています。米長期金利がやや低下したものの、米国株は堅調で、これで今週月曜日から昨日まで4日連続で大幅な反発を見せています。この間の上げ幅はダウで約840ドルとなっており、ひょっとすると、先週末のダウ2万4442ドルが直近の安値になるのかもしれません。仮にそうなると、2月の世界同時株安と同じような結末になります。

    株価が続伸した背景は、トランプ大統領が中国の習近平主席と電話で会談を行い、貿易や北朝鮮について生産的な協議を行ったとの報道でした。トランプ氏は「協議は順調に進展している」とし、「北朝鮮についても話し合いができた」とツイートしたようです。またこれより先に、この日ワシントンで開かれたイベントで、クドロー国家経済会議(NEC)委員長は、トランプ氏と習氏が11月30日―12月1日のG20会合に合わせて計画されている会談で、両国間の問題を巡る行き詰まりを打開できる可能性があると述べています。(ブルームバーグ)

    ドル円は再び上値が重くなり、下値を徐々に切り下げてきました。ただ、それほどドルを売り込む地合いではなさそうです。昨日の下落は、イギリスのEU離脱問題で、アイルランド国境を巡りEU側が妥協する可能性もあると報じられ、ポンドとユーロが対ドルで買い戻されたことに影響された部分が大きいと思われます。

    ドル円は本日発表される雇用統計の結果次第というところもありますが、株が落ち着きを取り戻してきていることを考えれば、再び112円を大きく割り込んで下値を試す展開ではないと予想しています。いずれにしても、安心はできないものの、足元のドル円はまだ「逆張り」が機能しています。111円台半ばから下値では買って、113円台のどこかでは手放すという戦略が有効のようです。
    ただし、今夜は雇用統計があり、来週は中間選挙があります。このままおとなしく、穏やかな相場展開が続く保障はありません。

    米中間選挙を巡っては、依然として共和党が苦戦していると伝えられています。市場のコンセンサスでは、上院は共和党が引き続き過半数を維持するものの、下院では民主党が勝利するというものです。仮にそのような結果になった場合、ドル円はどのような反応を見せるか?先ずはドル売りで反応すると予想していますが、われわれは2016年11月のあの大統領選で、苦い経験をしています。市場反応は必ずしもシナリオ通りにはいかないということです。本日のドル円は112円20銭~113円40銭程度を予想します。

    ドル円113円台から反落 

    ひと目で分かる昨晩の動き
    NY市場

  • ドル円は小幅に続伸し、113円38銭前後まで上昇したものの、
    その後反落。112円81銭まで下落したが、ポジション調整と、
    113円台ではドル売り意欲も旺盛だったとの見方。

  • ユーロドルは続落し、一時は1.1302まで売られる。
    イタリアの財政問題とドイツの政治的リスクが重石となり、
    8月15日以来となるユーロ安を記録。

  • 株式市場は大幅に続伸。ADP雇用者数が予想を上回ったことや
    第3四半期の雇用コストが上振れしたことで、買いが優勢に。
    ダウは241ドル上昇し、2万5000ドルの大台を回復。

  • 債券は続落。株価の上昇や良好な経済指標に押され価格が
    下落。長期金利は3.14%台まで上昇。

  • 金と原油は3日続落。原油価格は在庫の増加を手がかりに売られ、
    65ドル31セントと、2カ月半ぶりの安値で取引きを終える

  • 10月ADP雇用者数           →   22.7万人

  • 7-9月雇用コスト指数         →   0.8%

  • 10月シカゴ購買部協会景気指数   →   58.4

    本日の注目イベント

    • 豪  豪9月貿易収支
    • 中  中国 10月財新製造業PMI
    • 英  英10月製造業PMI
    • 英  BOE金融政策発表
    • 英  BOE四半期インフレ報告
    • 英  BOE議事録
    • 英  カーニー・BOE総裁講演
    • 米  新規失業保険申請件数
    • 米  10月ISM製造業景況指数
    • 米  労働生産性(7-9月、速報値)
    • 米  10月自動車販売台数

    ドル円は113円台で堅調に推移し、NY市場では113円38銭までドル高が進みましたが、予想通り、一気に113円台半ばを抜くには至らず、小幅ですが押し戻されています。株価が大幅に続伸し、長期金利も小幅ですが上昇し、ドル円はもう一段上値を試してもおかしくはなかった状況でしたが、明日の雇用等統計や来週の中間選挙を控えて、ポジション調整のドル売りが優勢だったということのようです。

    引き続き労働市場は堅調です。昨日発表された民間機関の雇用統計である「ADP雇用者数」は、市場予想を4万人も上回る、「22.7万人」でした。さらに第3四半期の雇用コスト指数も「0.8%」と、こちらも予想を上回り、前年同期比では2.8%の高い伸びを見せています。ブルームバーグによると、民間部門の賃金・給与は前年同期比で3.1%の上昇でした。教育・医療サービスや運輸・倉庫・情報サービスといった分野で特に大きく伸びたようです。

    明日は10月の雇用統計が発表されますが、既に雇用者数の増加は19.5万人と予想され、注目される「平均時給」では、前年同月比の伸びが3.1%と予想されています。上記、雇用コスト指数の民間部門の賃金・給与が同じように「3.1%」であったことが、賃金の伸びが加速していること表しており、明日の「平均時給」も予想に近い数字かと思われます。雇用者数や失業率は安定的に推移しており、FRBは賃金の上昇率に注目していると言われています。明日の発表で予想通りの結果を示せば、12月のFOMCで「今年4回目の利上げ」の可能性が高まります。

    ここ2日間、日米の株価は大きく反発しています。ドル円もこの動きに呼応したかのように113円台を回復したわけですが、株価の動きにはまだ安心できません。昨日は463円も上昇した日経平均株価ですが、10月では2199円もの下げを記録し、2008年のリーマンショック以降最大の下げを記録しました。現在上場企業の中間決算発表はピークを迎えています。事前予想ではかりなりの企業が増収増益と見られていましたが、蓋を開けてみると、強弱まちまちです。まだ、為替が円高に振れていないことで輸出企業を中心に好業績を維持していますが、ドル円が110円を割り込むようだと、「円高、株安」が一気に加速する懸念もありそうです。

    本日のドル円はやや上値が重く感じられます。米国株が大幅続伸した割には、日経平均の伸びは限定的でしょう。ここ2日間で800円近く上昇したこともあり、ひょっとするとマイナスで終わることも、ないとは言えません。予想レンジは112円50銭~113円40銭程度と見ます。

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