FC2ブログ

月別アーカイブ

 2019年05月 

ドル円110円台を回復 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円は110円台を回復し、110円19銭まで上昇。
米国がカナダとメキシコとの貿易交渉に合意したことや、
良好な経済指標を好感したドル買い戻しが背景。
◆ユーロドルは小動きながら緩やかに下落し、1.1155まで
ユーロ安が進む。
◆株式市場は反落。中国が貿易協議に消極的な姿勢が示した
ことで、貿易懸念が再燃。ダウは98ドル下げ、他の主要指数も
揃って下落。
◆債券相場はほぼ横ばい。長期金利は低位で安定し、2.39%台を
維持。
◆金は売られ、原油価格も反落。


◆4月景気先行指標総合指数          →   0.2%
◆5月ミシガン大学消費者マインド(速報値)  →   102.4

本日の注目イベント

◆日   1-3月GDP(速報値)
◆日   3月鉱工業生産
◆独   独4月生産者物価指数
◆欧   ユーロ圏3月経常収支
◆米   パウエル・FRB議長講演
◆米   ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演


ドル円は5月9日以来となる110円19銭まで反発しました。
米国がカナダとメキシコとの追加関税を撤廃することで合意したことが材料になって
います。先週ドル円は2回、109円割れを試す動きを見せましたが、粘り腰を見せ、
109円割れを回避しています。この粘り腰が110円台回復につながった側面も
あろうかと思います。
もっとも、先週末の欧州からNYにかけては、米中貿易問題が再びクローズアップ
され、緊張が高まったことで円買いが強まり、109円50銭前後まで円高が進む場
面もあり、米中通商協議の行方が依然として大きな材料になっています。

中国の経済日報が運営する徴信(ウィーチャット)のアカウント「陶然筆記」の論説
で、「真に誠意を示す新たな動きが米国側からない限り、米当局者が訪中して通商協
議を続けることに意味はない」との見解を示したことで、米中通商協議に再び注目が
集まっているようです。
論説の内容は、国営の新華社通信と共産党機関紙の人民日報でも報じられており、
米CNBCも「米中間の協議は行き詰っているようだ」と伝えています。(ブルーム
バーグ)現時点では6月28-29日の大阪で行われる「G20」では、米中首脳会
談が実現する見通しですが、この会談そのものが見送られるようだと、再びリスク回
避の動きが再燃する可能性もあり、予断を許しません。

筆者も先週のこの欄で「可能性は低いが、もしかしたら消費税率引き上げ延期も」と
のコメントを書きましたが、ここにきて議論がにわかに盛り上がってきました。
安倍首相が、先週木曜日にロバート・フェルドマン氏を含む4名のエコノミストと会
食をしたことが、消費税率引き上げ延期の可能性に期待を持たせたようですが、政府
内では依然として慎重な意見が主流のようです。
ポイントは本日8時50分に発表される「第1四半期GDP」です。
本コメントが掲載される頃にはすでに結果も判明していますが、事前の予想では「前
期比マイナス0.1%」とされています。
上記米中通商協議のリスクや、先の景気先行指数の「悪化」といった判断などを踏ま
えると、仮に結果がマイナスであれば、消費税率引き上げ延期の可能性がこれまで以
上に高まることになりそうです。
政府は24日発表予定の月例経済報告で、企業の景況感などを加味した「政府として
の景気判断」を示すことになっているようです。

ドル円は「1時間足」では全ての抵抗帯を抜けてきました。
この上は、110円35-50銭に、「4時間足」と「8時間足」の雲が控えている
ことから、110円台半ばが目先のレジスタンスと見られます。

本日の予想レンジは109円70銭~110円50銭程度といったところでしょうか。
久しぶりに日本の経済指標が注目されます。


スポンサーサイト



このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。