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 2019年07月 

米市場祝日で動かず 

ひと目で分かる昨晩の動き 

欧州市場

◆ドル円は107円80銭を挟んで小動き。参加者も少なく
値動きは限定的。
◆ユーロドルも値幅は20ポイント以下と小動き。
1.1273から1.1290までと、終始1.12台での
取り引きに。

ドル/円 107.75 ~ 107.84

ユーロ/ドル 1.1273 ~ 1.1290
 
ユーロ/円 121.53 ~ 121.70

NYダウ ------ → 26,966.00ドル

GOLD ------ → 57.34ドル

米10年国債 ------ → 1.950%

本日の注目イベント

◆日  5月景気先行指数
◆中   中国6月サービス製造業PMI
◆独   独5月製造業新規受注
◆米   6月雇用統計
◆加   カナダ6月就業者数
◆加   カナダ6月失業率

米国が「独立記念日」の祝日のため、為替はほとんど動きがありません。
さらに今夜6月の米雇用統計が発表されることも様子見気分を強めており、
今日この後の値動きも21時過ぎまで期待はできません。

世界的に金利低下が進む中、昨日はドイツ国債が買われ、金利が一段と低
下しています。ドイツの10年物国債の利回りはマイナス0.41%まで
低下し、ECBの中銀預金金利であるマイナス0.4%を初めて下回りま
した。
ブルームバーグによると、ドイツ国債の利回り低下を受け、投資家はイタ
リアやギリシャといったよりリスクの高い資産に向かっていると伝えてい
ます。ECBの次期総裁にIMFのクリスティーヌ・ラガルド専務理事が
指名され、同氏が就任すれば利下げや景気刺激策を強化し、利回りはさら
に低下するとの見立てがあるようです。因みにオランダの10年債利回り
もマイナス0.25%まで低下し、フランスもマイナス0.13%台、ス
ウェーデンもマイナス圏に沈んでいます。欧州の安全国であるスイスに至
ってはマイナス0.69%で昨日の取り引きを終えています。
こうなると、下がったとはいえ、まだプラス1.95%台の米10年債は
相対的に投資妙味が高まり、資金が集まる理由も理解できるというもので
す。

米国とイランの緊張が続いている中、昨日イギリスの特殊部隊がイベリア
半島南端にある英領ジブラルタルの沖合で、大型タンカーを拿捕したとい
うニュースがありました。タンカーは欧米の制裁に違反してシリアにイラ
ン産原油を輸送している途中とのことです。これを受けてイランは拿捕が
違法だと抗議をしており、イランを巡る緊張はさらに高まっています。
イランのウラン濃縮度を巡る問題では米国がイランに圧力をかけています
が、トランプ大統領は反発するイランに対して「イランよ、脅迫はやめた
ほうがよい。前例のない痛みのしっぺがえしが待っているぞ」と、軍事行
動を示唆するような警告もしており、イランの今後の出方次第では一触即
発の状況が高まる恐れもあります。

今夜は6月の雇用統計が発表されます。
雇用統計では、非農業部門雇者数の伸びがここ3カ月連続で急激に鈍化し
ています。
これらが、まだ一時的なものなのか、あるいはすでに労働市場に景気後退
の影響が出始めているのか、非常に注目されます。
現在「16万人」と予想されている6月の雇用者数が予想通りか、あるい
は若干でも上回るようなら、利下げ観測の後退につながり、株価が下落し、
金利が上昇し、ドル円は堅調に推移するものと予想します。
もちろんその逆の場合にはドルが売られ、107円割れがあるのかどうか
が焦点になります。「日足」の一目均衡表が示すように、ドル円は依然と
して下落基調が続いており、ドルの戻りを売るスタンスが有効のようです
が、一方で「MACD」ではすでにゴールデンクロスが
点灯しており、微妙な状況になっています。この状況は、今年1月3日の
「フラッシュ・クラッシュ」後の戻り基調の局面とよく似ています。
この局面では、結局「MACD」が勝利を収めたことはご承知の通りです。
予想レンジはややワイドに、107円~108円30銭程度とします。


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