FC2ブログ

ドル円108円を挟んでもみ合い 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆108円台で推移していたドル円は再び下落し107円台後半に。
米長期金利の低下を手掛かりにドル売りが進んだが、低調な売買が続き
値幅は限定的。
◆ユーロドルは1.12が壁となり小幅に反発。
◆株式市場は3指数とも揃って続落。米中通商協議の先行きが
依然として不透明なことなどが材料視されダウは115ドル安。
◆住宅関連の指標が予想を下回ったことで債券相場は反発。
長期金利は2.04%台へと低下。
◆金は反発し、原油価格は3日続落。

◆6月住宅着工件数   →  125.3万件
◆6月建設許可件数   →  122.0万件


本日の注目イベント

◆豪   豪6月雇用統計
◆日   6月貿易収支
◆英   英6月小売売上高
◆米   7月フィラデルフィア連銀景況指数
◆米   新規失業保険申請件数
◆米   6月景気先行指標総合指数
◆米   ボスティック・アトランタ連銀総裁講演
◆米   ウィリアムズ・NY連銀総裁講演
◆米  企業決算 → ブラックストーン、マイクロソフト、モルガンスタンレー


ドル円は再び108円を割り込み107円台後半まで下げてきました。
ベースと見られるレンジは107-109円ですが、その中でも、108円半ばから
上が重いのか、あるいは107円80銭より下が底堅いのか、なかなか判断できない
状況が続いています。

昨日のNY市場では6月の住宅着工件数が前月比0.9%減の125.3万件と予想
を下回り、金利低下が進んでいる割には伸びていないことが材料視されました。
先行指標である建設許可件数も予想を下回っています。
住宅市場はFRBの段階的な政策金利引き上げに伴って、昨年1年はほぼ低調な伸び
を示していましたが、今年の春先から徐々に回復傾向を見せていました。
長期金利が急低下したことで、住宅ローン金利も低下していますが、それでも住宅着
工件数が伸びないことにやや意外感が広がり、昨日の債券相場の上昇につながったと
見られます。債券が買われ金利が低下したことで、定石通りドル円は売られましたが、
昨日は株も売られており、この辺りがこれまでの動きとは異なっています。
もっとも、これは一方的に買われすぎていた反動と見ることができ、株価の下落基調
が始まったと判断するには時期尚早と言えます。

ベージュブックが公開されましたが、今回のそれは市場への影響はほとんどなかった
ようです。ベージュブックでは、景気は拡大しているものの、そのペースは緩慢だと
して、「貿易関連の不確実性がもたらし得る悪影響に関する懸念は広がっているもの
の、向こう数カ月の見通しは総じて明るく、緩慢な景気拡大が続くと想定されている」
と記されています。これは、先週のパウエル議長の議会証言とも整合していると言え
ます。

今朝の経済紙に東京株式市場の売買高が2012年のアベノミクス以前の水準に戻り
つつあるとの記事がありましたが、為替市場でも低調さは同じようなものです。
1日の値幅が出ないことで、売買を手控える投資家が増えていると見られます。
足元のドル円は米長期金利の動きとほぼ連動していることから、長期金利が2%台で
安定してきたことでドル円の動きも限定的になっています。
6月には一時1.93%台まで低下した米長期金利でしたが、再び2%を割り込むよ
うだと、ドル円も107円台半ばを下回る水準が想定されます。
ここは、米長期金利の動きを注視するしかありません。

本日のドル円は107円60銭~108円30銭程度と予想します。


スポンサーサイト
このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。