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米長期金利さらに低下し、一時1.42%台に 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円は下落。連休明けのNYでは、終わりの見えない米中貿易戦争と
この日発表されたISM製造業景況指数が予想を下回り、金利低下、
株安に反応し105円74銭まで下落。
◆ユーロドルは1.1を下回る水準でもみ合い。引き続きユーロ円の売りが
続き、ユーロ円は116円を割り込む。
◆株式市場は大幅安。米中貿易協議の日程が定まっていないことや、製造業の
景気を示す指標にダウは一時400ドルを超える下落。引け値は285ドル安と
下げ幅を縮小。
◆債券相場は続伸。長期金利はさらに低下し、1.45%台で取引を終える。
一時は1.42%台まで低下する場面も。
◆金は4日ぶりに大幅反発。原油は続落し、53ドル台に。

◆8月ISM製造業景況指数     →  49.1

本日の注目イベント

◆豪   豪4-6月期GDP
◆日   黒田日銀総裁講演
◆中   中国8月財新サービス業PMI
◆中   中国8月財新コンポジットPMI
◆独   独8月製造業PMI(改定値)
◆独   独8月サービス業PMI(改定値)
◆欧   ユーロ圏8月総合PMI(改定値)
◆欧   ユーロ圏8月サービス業PMI(改定値)
◆欧   ユーロ圏7月小売売上高
◆米   8月自動車販売台数
◆米  7月貿易収支
◆米   ベージュブック(地区連銀経済報告)
◆米   ウィリアムズ・NY連銀総裁講演
◆米   カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁講演
◆米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演
◆加   カナダ中銀政策金利発表

NY市場が「レーバー・デー」で祝日だったため、9月1日に発動された中国に
対する制裁関税第4弾を消化していなかったことから、債券、株式市場がこの材
料にどのような反応を見せるのか注目していましたが、予想通りの反応でした。
貿易戦争の泥沼化と、通商協議は継続されるものの、その日程も定まっていない
ことに、リスクオフの流れに傾き、さらにこの日発表された8月のISM製造業
景況指数の悪化で、さらにリスクオフが強まりました。

ISM製造業景況指数は「49.1」と、予想を下回っただけではなく、節目の
「50」を割り込みました。これは2016年1月以来の低水準ということにな
ります。特に、新規受注指数は約7年ぶりの低水準で、雇用指数も約3年半ぶり
の低水準でした。債券市場では「逆イールド」が発生しており、米景気後退が取
り沙汰されていますが、今後米国がリセッションに陥るかどうかはまだ定かでは
ありませんが、それを示唆する明確な指標の一つとして捉えることができそうで
す。

今日の話題の中心は、やはりイギリス議会ですが、その前に相変わらずトランプ
大統領がツイートで吠え続けています。
「私が(大統領選で)勝った時に中国に何が起こるか考えよ」とツイートし、
「ディールはずっと厳しいものになる」と続けています。
トランプ氏が、2020年11月の大統領選前に貿易合意を取りまとめるよう中
国に圧力をかけていると考えられますが、これとは別に、中国の劉鶴副首相は、
貿易戦争は米中いずれにも利益をもたらさず、断固反対すると米上院議員らとの
会談で表明したと、新華社が伝えています。(ブルームバーグ)

EU離脱を巡りジョンソン英首相と反対勢力との争いがヤマ場を迎えています。
英議会下院は3日夜、EU離脱延期を要請する動議が可決し、敗れた首相は総選
挙実施の動議を提案すると表明しましたが、首相率いる保守党から議員1名が自
由民主党にくら替えしたことで、保守党政権は下院で過半数を失った状況です。
10月31日に迫った離脱期限を前に、合意なき離脱を強行したいジョンソン首
相にとってはこの先まだ、越えなければならないハードルは高いようです。
「合意なき離脱」か、「離脱延期」か、あるいは、「再度の国民投票」になるの
か、先行きは読めません。

ドル円は再び106円台を割り込んできました。
先週26日の104円台もそうでしたし、今週月曜の105円台でも、直ぐに1
06円台を回復し、ドルは思いのほか底堅い動きを見せて来ました。
今回は、早朝時点でも105円台後半で推移しています。
再度106円台に戻されるのか、あるいは105円台半ば割れを試すのか見極め
たいと思います。製造業の先行きに突然沸きあがった暗雲。今月17-18日に
行われるFOMCの利下げスタンスにも影響が及ぶのかどうか、今週末の雇用統
計がますます注目されそうです。
予想レンジは105円50銭~106円40銭程度といったところでしょうか。


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