FC2ブログ

米長期金利上昇しドル円107円台半ばに 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆米中通商協議の進展期待からドルが買い戻され
ドル円は107円台を回復。長期金利の上昇に反応し
107円46銭までドル高に。
◆ユーロドルは小幅に反落。ドル高が進み、1.0969まで
ユーロが売られる。
◆株式市場は3日ぶりに反落。連日の急上昇の影響もあり、
利益確定の売りに押された。ダウは95ドル安。
◆債券相場も反落し長期金利は1.55%台へと上昇。
◆金は続落し、原油はほぼ横ばい。

◆8月消費者信用残高   →  179.0億ドル 

本日の注目イベント

◆豪   豪9月NAB企業景況感指数
◆日   8月国際収支・貿易収支
◆日  9月景気ウオッチャー調査
◆中   中国9月財新サービス業PMI
◆中   中国9月財新コンポジットPMI
◆独   独8月鉱工業生産
◆英   カーニー・BOE総裁講演(東京)
◆米   9月生産者物価指数
◆米   エバンス・シカゴ連銀総裁講演
◆米   パウエル・FRB議長講演
◆米   カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁講演
◆加   カナダ9月住宅着工件数
◆加   カナダ8月建設許可件数


ドル円は再び107円台を回復し、107円台半ばまでドル高が進みました。
先週後半からは106円台半ばを3回試したものの、下値は限定的でした。
不確定要素が多い中、市場はまだ決定的な方向性を掴みきれない展開が続い
ています。

ドル買い戻しを促したのは米中通商協議を巡る報道でした。
中国は米国との通商協議では可能な部分で合意を取りまとめ、より困難な問
題は来年に交渉する工程表を作成する用意があるとブルームバーグが伝えま
した。
昨日の朝方は、中国が米国との通商協議で議論の範囲を狭めるとの報道でド
ル円は売られ、106円台半ばまで円高が進む場面もあり、ここ数日は通商
協議を巡る報道に振り回される展開になっています。
市場関係者も協議の結果を予想できずにいることも、相場を振れやすくして
いるようです。トランプ大統領も7日ホワイトハウスで、今週の米中通商協
議について尋ねられ、中国との部分的な貿易合意は「われわれの望むもので
はない」とし、「私は大きな取引をまとめることに傾いている」と、部分的合
意には否定的な考えを示しています。

昨日はトランプ大統領に対する弾劾調査問題以外でも、同氏の話題がニュー
スのヘッドラインを飾っていました。
トランプ大統領に税務記録提出を求めたNY連邦地裁の判断を違法として控
訴していた件で、米連邦高等裁判所は7日、執行阻止を訴えるトランプ氏の
主張を認める判断を行いました。それにしても何と話題の多い大統領でしょ
うか。ロシア疑惑に始まって、今回はバイデン前副大統領の息子の企業活動
に違法性の疑いがあるとして、ウクライナと中国に調査を要請するなど、2
020年の大統領選まで、今後何が出て来るのか予測不可能な状況です。
その大統領選では、民主党候補の動きに変化が出て来ました。
有力候補の一人であったバニー・サンダース候補が、健康が優れないことを
理由に選挙活動を中止した一方、エリザベス・ウォーレン候補の支持率が急
上昇していると報じられています。このままで行くと、バイデン氏とウォー
レン氏の一騎打ちということになりそうです。
民主党内には、「バイデン氏ではなくウォーレン氏なら、トランプ氏に勝て
る」という見方もあるようです。

米中通商協議は10-11日の予定で行われますが、その前に本日から次官
級の協議がスタートするようです。
足元の相場は米中通商協議に関する報道で動いていることから、協議に関す
る報道が引き続き相場の方向性を決めそうです。
106-108円のレンジがどちらにブレイクするのか、現時点では予想も
難しい状況です。周りを見ると円高材料が目立ちますが、それでもドル円は
堅調に推移しており、健闘していると言えます。
今後は米中通商協議に加え、来週15日には中国製品2500億ドル(約2
6兆8000億円)に対する30%の関税賦課の期限を迎えます。またその
後にも日米欧の金融政策発表、さらにはBREXITがあり、香港での民主
化運動はさらに激化しています。香港での混乱については、トランプ氏は中
国に対し「平和的解決」を行うようけん制しており、そうでない場合、米中通
商協議にも影響が出て来ると警告しています。
上記レンジは今月中にはどちらかにブレイクすると予想しています。

本日の予想レンジは106円80銭~107円60銭程度と見ます。


スポンサーサイト



このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。