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ドル円2週間ぶりに109円台半ばに 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円は小幅ながら続伸し、109円58銭まで上昇。
米国とイランとの武力衝突がひとまず回避されたことで、
リスクオフのセンチメントが後退。
◆ユーロドルも続落。一時は1.11を割り込み、1.1092
までユーロ売りが進む。
◆株式市場は揃って続伸。ダウは211ドル上げ、2万9千ドルの
大台に迫る。ナスダックは連日の最高値更新で、9200の大台に。
◆債券相場は反発。長期金利はやや低下し、1.85%台に。
◆金と原油は小幅に続落。

◆新規失業保険申請件数    → 21.4万件


本日の注目イベント

◆豪   豪10月小売売上高
◆日  11月景気先行指数(CI)(速報値)
◆英   英11月鉱工業生産
◆米   12月雇用統計
◆加   カナダ12月就業者数
◆加   カナダ12月失業率


イランの報復攻撃に対して、トランプ大統領が過激な反応を見せなかったことで、
昨日の日本株は急反発し、日経平均株価は前日比535円も上昇しました。
株価の上昇を背景に、ドル円も緩やかにドル買いが進み、109円30銭台まで
上昇。前日のNY市場でのドルの高値をわずかですが上回って海外市場に引き継
ぎました。NY市場でもこの流れが続き、ドル円は109円58銭まで買われ、
昨年12月27日以来、約2週間ぶりの高値を記録しています。
NY株式市場でも3主要指数は揃って最高値を更新し、結局、金融市場は米国と
イランとの双方による爆撃以前の水準に戻っています。
ドル円は昨年秋以降何度か試しては押し戻されてきた、109円50~110円
のレジスタンスゾーンに再び挑む気配ですが、果たして今回はこの水準を明確に
抜け切ることできるのか、注目しています。

米国とイランの武力衝突はひとまず回避された格好ですが、両国の関係はそう簡
単には好転しません。8日に墜落したテヘラン発ウクライナ行きの旅客機を巡り、
新たな紛争の火種が出てきました。同機には176人の乗客が乗っており、多く
のカナダ人もいたようですが、テヘラン空港離陸後約2分後に墜落し、乗客は全
員死亡しています。この墜落についてトランプ大統領は昨日ホワイトハウスで、
「疑念を抱いている」、「かなり不穏な地域での飛行だった。誰かが何かを間違
えた可能性はある」と述べ、同機が攻撃により墜落した可能性があることを示唆
しました。
また、カナダのトルドー首相も「意図せぬ発射だった可能性は十分にある」とし、
国際的な調査を呼びかけ、すでに英国がカナダ政府の見解に同意を示しています。
イランはこれに対し、全面的に否定していますが、今後調査が進み、イランによ
る攻撃であったとすれば、新たな紛争のきっけにもなりかねません。

中国商務省は13日から劉鶴副首相を団長とする代表団がワシントンを訪問し、
米国との第1段階の貿易合意に署名する予定だと発表しました。
トランプ大統領は先に、15日には署名したい意向を示していましたが、劉鶴副首
相がその席に着く模様です。実際に同副首相が習近平主席にかわって署名するの
かどうかは不明です。またトランプ氏は中国との第2段階の交渉が「直ちに」開
始されるが、「選挙後まで終わらないかもしれない」と語っています。
(ブルームバーグ)こちらも上記対イラン問題同様、長期化すると見られます。

ドル円は「日足」では再び昨日から雲を上抜けし、上昇傾向を見せています。
「日足」チャートを見ると昨年10月以降、109円台半ばを何度もテストして
は抜け切れていない状況が一目で分かります。
抜け切れない理由が「週足」チャートを見ると理解できますが、この水準には一
目均衡表の「雲」だけではなく、「200週移平均線」と「120週移動平均線」
も集まっており、かなり強力な「抵抗帯」を形成しているからです。
そのため、この水準には利益確定のドル売りや新規のドル売りが集まり易く、実
際すでに多くのドル売り注文があると予想されます。
もちろん、だからと言って決して抜けないというわけではありません。

本日は12月の雇用統計が発表されます。
失業率と賃金は前月から大きな変化はないと見られていますが、雇用者数は16
万と、前回からはかなり大きく減少すると見られています。
果たして雇用統計の結果が110円台乗せのトリガーになるのか、注目したいと
思います。

本日のドル円は109円20銭~110円程度を予想しています。


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