FC2ブログ

ドル円約7カ月ぶりに110円台回復 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆東京時間に110円21銭まで上昇したドル円はNYでは
小幅に反落。米長期金利の低下と、中国に対する関税が11月の
大統領選後まで維持されるとの報道が背景。
◆ユーロドルは1.11台前半でもみ合い。
◆株式市場はまちまち。JPモルガンなど、金融機関の決算が
好調だったことでダウは32ドル高。一方、ナスダックと
S&P500は反落。
◆債券相場は反発。長期金利は1.81%台へと低下。
◆金は続落し、原油は6日ぶりに反発。

◆12月消費者物価指数    → 0.2% 

本日の注目イベント

◆日   日銀、さくらリポート公表
◆欧   ユーロ圏11月鉱工業生産
◆欧   ユーロ圏11月貿易収支
◆英   英12月消費者物価指数
◆米   12月生産者物価指数
◆米   1月NY連銀製造業景況指数
◆米   ベージュブック(地区連銀経済報告)
◆米   米中両国が「第1段階」貿易協議合意に署名予定
◆米   ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演
◆米  企業決算 → アルコア、ゴールドマン、バンク・オブ・アメリカ、ブラックロック


昨日のドル円は東京市場がオープンすると間もなく110円台に乗せ、その後直ぐに110円
21銭までドル高が進みました。動きがかなり急だったことからすると「ストップ」のドル買
いが執行された可能性が高いと思われます。
その後は110円台を割り込まなかったものの、110円05-10銭の間で、いつものよう
に動きのない展開でした。

NY市場では長期金利の低下に伴いドル円は110円を割り込み、一時は109円85銭前後
まで売られましたが、今朝の早い時間では110円を若干下回る水準まで戻っています。
110円台を回復し、この近辺にあった『レジスタンス・ゾーン』を一旦は抜けたものの、一気
にドルが買われる展開も予想しづらく、110円を挟み上下する展開を予想しています。
ただ、「110円台に乗せた」という事実は、今後重みを持ってくるのではないかと考えます。

本日、米中首脳が先月合意した「第1段階」の合意文章に署名することになっています。
ブルームバーグは、中国からの輸入品に米国が現在課している関税は、11月の米大統領
選が終わるまで維持される可能性が高く、引き下げの有無は中国による第1段階合意の順
守次第だと、事情に詳しい関係者の話しとして伝えています。
米国は本日の署名から10カ月を経過してから進捗状況を検証し、その結果次第で現在36
00億ドル(約39兆5900億円)相当に課している関税が引き下げられる可能性があるとい
うことで、両国は理解しているとしています。「中国、関税合戦の傷深く」という見出しで、
今朝、経済紙が絶妙なタイミングで中国の対米輸出が急減していることを報じています。
記事によると、昨年の中国の対米輸出は前年比13%減少したようです。
特に夏以降の減少幅が著しく、家具や産業ロボットなどが急減しています。また、この減少
率は2009年のリーマンショックの余波を受けた年と並んで過去最大だったようです。
もっとも、輸出だけではなく輸入も減少しており、この影響は米国との関税合戦に加え、自
国の景気鈍化の影響も少なくないと見られます。中国としては本日のワシントンでの合意
文書署名後も、出来るだけ早いタイミングで関税の『完全撤廃』を求め続ける模様です。

ドル円は昨日110円21銭までドル高が進みましたが、週足チャートではまだ完全に抜け
切れたとは言えません。完全に抜けたかどうかは、来週月曜日の始まり値が110円以上
である必要があります。仮に110円以下で始まるようだと、結局「120週移動平均線」な
どに抵抗された形になってしまい、チャート上はややネガティブな印象を残すことにもなりま
す。本日を含め今週残り3日で、ドル円がどこまで上値を伸ばせるのか、今年前半の相場
を占う意味でも重要となります。

本日は109円50銭~110円30銭程度を予想します。


スポンサーサイト



このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。