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 2020年01月 

ドル円再び110円台前半に 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円は小売売上高など、良好な米経済指標を
手掛かりに上昇。110円台を回復し、110円18銭
までドル高が進行。
◆ユーロドルは1.11台半ばを中心に推移。1.1170まで
ユーロ高が進み、ユーロは対円でも続伸。
◆株式市場は大幅に続伸し、3主要指数は揃って最高値を更新。
モルガンスタンレーなど金融株とハイテク株が上昇をけん引。
◆債券相場は反落。長期金利は1.82%台まで上昇し、1.80%
で引ける。
◆金は反落。原油価格は反発し58ドル台に。


◆新規失業保険申請件数        → 20.4万件
◆12月小売売上高          → 0.3%
◆12月輸入物価指数         → 0.3%
◆1月NAHB住宅市場指数      → 75
◆1月フィラデルフィア連銀景況指数  → 17.0

本日の注目イベント

◆中   中国12月小売売上高
◆中   中国12月鉱工業生産
◆中   中国10-12月GDP
◆欧   ユーロ圏1月消費者物価指数(速報値)
◆欧   ユーロ圏12月経常収支
◆英   英12月小売売上高
◆米   12月住宅着工件数
◆米   12月建設許可件数
◆米   12月鉱工業生産
◆米   12月設備稼働率
◆米   1月ミシガン大学消費者マインド(速報値)
◆米   ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演

ドル円は再び110円台を回復し、110円18銭まで上昇しました。
NY市場では、発表された経済指標が良好で、米経済の好調さを裏付ける結果
にドル買いが進み、株式市場でもモルガンスタンレーの決算が好感され、株高
が大きく進み、投資家がリスク選好を高めています。

12月の小売売上高は前月比0.3%増と好調でした。前年比では5.8%増
と、伸びは鈍化しましたが、ホリデーシーズン終盤に販売が伸びています。
項目別では、自動車ディーラーを除く全ての項目で売上高が増加しており、活
発な個人消費が続いていることが確認された形です。
また、昨日発表された12月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数も市場予
想を大きく上回り株価上昇の一因にもなっています。

NY株式市場では、10-12月期の決算発表を行ったモルガンスタンレーが、
債券トレーディング部門の収入で前年同期比2倍強となり、通期利益は過去最
高でした。同社株も含め、金融株とハイテク株が上昇をけん引し、ダウは26
7ドル上昇し、ナスダック指数も98ポイントと大幅高となり、3主要指数は
揃って最高値を更新しています。今後の不透明感を残しながらも、米中貿易協
議では第1段階の合意文書の署名が終わり、中東情勢も米、イラン双方の武力
衝突が回避されたことを市場は好感し、「適温相場」が続いていると判断でき
ます。

ドル円は今週火曜日に110円21銭まで上昇しましたが、この日は朝方の東
京市場でのドル買いが「単発」に終わり、「長い上ひげ」を付け、この水準で
はドル売りが旺盛であることが確認された格好でしたが、昨日のNYでは再び
110円18銭までドル高に振れています。
日足の「MACD」でも、ようやく「マックD」と「シグナル」が揃ってプラ
ス圏まで上昇して来ました。
ドル円は本稿執筆時でも110円18銭前後で推移しており、今週火曜日の動
きとはやや異なってきた印象です。

本日の日経平均株価も2万4000円台を回復すると見られ、その際にドル円
がどこまで上値を伸ばせるかがポイントになろうかと思います。
そして、ドル円が110円台で越週できるのか。また、日経平均株価も引け値
で2万4000円台を
維持できるのか、それぞれ、来週の展開を占う意味で重要かと思います。来週、
現在の水準で取引が始まれば一目均衡表の週足の「雲」などの、「レジスタン
スゾーン」上抜けが確認できます。

本日のドル円の予想レンジは109円80銭~110円50銭程度といったと
ころでしょうか。


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