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新型ウイルスへの懸念が後退しドル円110円台に 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円は新型コロナウイルスの感染拡大ペースが減速しつつある
との報道からリスクオフが後退。110円台に乗せ、110円12銭
までドル高が進み、ほぼ高値圏で引ける。
◆ユーロドルは続落し、1.0865まで売られ、2017年5月
以来となるユーロ安を記録。
◆中国で発生した新型コロナウイルスの感染拡大ペースが鈍化
したことを受け、株式市場は3主要指数が揃って大幅高となり
最高値を更新。ダウは275ドル上昇し、2万9500ドル台に。
◆株価の上昇に債券は売られる。長期金利は1.63%台へ上昇。
◆金と原油はともに上昇。原油は51ドル台に。
********************(何もない時は空欄のままにします)


◆1月財政収支  →  -32.6b

本日の注目イベント

◆独   独1月消費者物価指数(速報値)
◆欧   国際エネルギー機関(IEA)月報
◆米   新規失業保険申請件数
◆米   1月消費者物価指数
◆米   ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁講演


新型コロナウイルスの感染拡大は依然として止まらないものの、その感染拡大ペース
が減速しつつある可能性が示唆されたことで、リスクオフが急速に後退し、好調な株
価は一段とその勢いを増しました。NY株式市場では主要3指数が揃って最高値を更
新しています。ダウの3万ドルとナスダックの1万ポイントも夢ではなくなった印象
です。投資家のリスク許容度が増したことでドル円も再び110円台に乗せ、今回は
NY市場の引け値でも110円台を維持してきました。

中国湖北省で発生した新型コロナウイルスの感染者数は、今月に入り最も小幅な増加
に留まり、世界経済はその影響を克服できるとの観測が強まったことが、市場の楽観
的なセンチメントにつながりました。ただ日本では、横浜港に停泊中の「ダイヤモン
ド・プリンセス」の乗客乗員ではまだ感染が広がっており、予断は許しません。専門
家の間ではここ2週間がさらに拡大するかどうかの「ヤマ場」だと指摘しています。

NZ中銀は昨日の会合で政策金利の据え置きを決めました。
市場では利下げの確率もある程度高まっていたこともあり、発表後NZ円は70円40
銭近辺から70円台後半まで上昇しています。声明では「新型コロナウイルスの感染
拡大がニュージーランド経済に与える全般的な影響は短期にとどまり、影響の大部分
が2020年の前半に集中するだろう」としながらも、「影響がより大きく長引くリ
スクも存在する。さらなる情報が得られた段階で必要に応じて金融政策の調整を行う
時間がある」と説明しています。また中銀の予測は、年内の利下げの可能性がないこ
とも示唆していたため、NZの買い戻しが急速に進んだようです。

米大統領選の民主党候補争いでは、第2戦となったニューハンプシャー州での予備選
で急進左派のサンダース候補が接戦を制しました。
サンダース氏は「This victory is the beginning of the end of Donald Trump」
(この勝利はドナルドトランプの終わりの始まりだ)と勝利宣言を行いましたが、市
場は、「仮にサンダース氏が民主党候補としてトランプ氏と闘っても勝てないだろう」
との見方を強めており、これが株価の上昇につながった側面もあります。また、これ
まで選挙戦を繰り広げてこなかったブルームバーグ前NY市長は、3月3日の「スー
パーチューズデー」から本格的な選挙運動に打って出る模様です。
予想外なのは有利と見られていたバイデン氏への支持率です。
副大統領としての経験もあり、全米ベースでは支持率トップでしたが、苦戦していま
す。ただ予備選はまだ始まったばかりです。
今後党員数の多い、メキシコ州やカリフォルニア州ではどのような展開になるのか分
かりません。言えることは、いずれにしても「混戦」であることは間違いないようで
すが、「誰が候補ならトランプ氏に勝てるのか?」といったところです。

パウエルFRB議長は前日に続き上院でも証言を行いましたが、目新しい発言はなく、
米経済の現状について楽観的な見方を示し、「貿易を巡る不確実性の低下に伴い経済
成長に上振れの余地がある」と述べていました。

再び110円台に乗せてきたドル円ですが、110円台前半では何度も「冷や水」を
飲まされています。110円30銭までのドル売り注文をこなして上昇できるかが焦
点ですが、ユーロドルでもドル高が進んでおり「追い風」が吹いている状況です。
果たして今回はどうでしょう。

本日のドル円は109円70銭~110円30銭程度を予想します。


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