fc2ブログ

月別アーカイブ

 2020年07月 

米財政赤字、6月は過去最大 


ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円は107円台を回復し、NYでは107円32銭まで上昇。
日本株の大幅高やNY株の朝方の大幅高に沿った格好でドル高が進む。
◆ユーロドルも上昇。一時は1.1374まで買われ、1カ月ぶりの
ユーロ高に。ユーロは対円でも122円に迫る。
◆株式市場はまちまち。朝方はコロナワクチンに関する情報から
大幅高で推移したものの、午後にはカリフォルニア州の店内飲食禁止などの
規制が発表され失速。ナスダックは226ポイントの下落。
◆債券は反発。長期金利は0.61%台に低下。
◆金は反発し、原油は反落。

◆6月財政収支   →  -8641億ドル

本日の注目イベント

◆豪   豪6月NAB企業景況感指数
◆日   5月鉱工業生産
◆中   中国 6月貿易収支
◆独   独6月消費者物価指数(改定値)
◆独   独7月ZEW景気期待指数
◆欧   ユーロ圏5月鉱工業生産
◆欧   OPECプラス会合(15日まで)
◆欧   OPEC月報
◆英   英5月鉱工業生産
◆英   英月5貿易収支
◆米   6月消費者物価指数
◆米   ブラード・セントルイス連銀総裁、オンライン討論に参加
◆米   ブレイナード・FRB理事、オンラインセミナーで講演
◆米  企業決算 → シティグループ、JPモルガン、ウェルズファ-ゴ

ドル円は1日で107円台を回復してきました。
先週末は特段目立った理由がない中、106円64銭まで売られたドル円でし
たが、反対に昨日はドルが買われる理由がない中、107円32銭まで反発し
ています。米長期金利は低下し、株式市場でもナスダックが久しぶりに大きく
売られ、コロナ感染も高止まりで推移しています。

また、昨日発表された月次の財政収支では、6月は8641億ドル(約92兆
7000億円)の赤字で、過去最大を記録していました。
経営が悪化した中小企業への資金支援として、コロナウイルス対策に6月には
4800億ドルの財政支出を決めるなど、経済対策費が巨額に上ったことが主
因で、ある程度予想されていたことですが、これもドル安要因と見られます。
今年度は4兆ドルに上ると見られている財政赤字は、今後のコロナの感染拡大
次第では、さらに増える可能性もあります。
財政赤字4兆ドルは前年度の4倍にあたり、GDP比で25%前後となり、水
準は財政赤字のピークだった第2次世界大戦中に並ぶとの指摘もあります。

トランプ政権は南シナ海における中国の権利主張を公式に非難し、これまで同
海域の領有権問題には関与しない方針を大きく変更しました。
これにより、さらに米中関係に新たな緊張が高まる可能性が出てきたと言えま
す。ポンペオ国務長官は13日、「米国はここで明確にしておく。南シナ海の
ほとんどの資源に対して中国政府が主張する権利は、完全に不法なものであり、
その掌握を目的とした嫌がらせの活動も同じく完全に不法だ」との声明を発表
しました。
ブルームバーグは、海洋覇権争いの激化は、貿易や技術、サイバーセキュリテ
ィなどの問題や新型コロナウイルスがパンデミックとなった責任は中国にある
とトランプ大統領が主張していることを巡る米中対立を、さらに悪化させる可
能性があると指摘しています。中国はこれに対して今のところ反応を示してい
ませんが、先週米国が新疆ウイグル自治区を巡り中国当局者を制裁対象とした
ことへの報復として13日、米国のルビオ上院議員やクルーズ上院議員を含む
4人の当局者に制裁を科すという報復措置を発表しています。

ダラス連銀のカプラン総裁は13日、経済関連の討論会にビデオ経由で参加し、
7-9月の米GDP回復について「残念ながら、この感染症が再燃したことで
景気回復は鈍りつつあり、経済成長は弱まっている」と述べ、「われわれが全
員マスクを着用すれば、この病気の伝染を大幅に減らし、それが成長加速につ
ながる可能性が高いだろう」と語っています。地区連銀総裁が、経済成長の加
速にマスク着用が不可欠であるといった言葉を使うのは、筆者が知っている限
り初めてのことで、「経済第一主義」を主張するトランプ大統領に伝わればい
いと思わずにはいられません。

107円台に戻ったドル円ですが、ここからさらに上昇する可能性は低いと思
われます。引き続き一進一退の動きになると予想していますが、短期的な動き
を示す「1時間足」では上昇傾向を示していますが、107円50銭を超える
ことが出来るかどうかに注目しています。

本日は106円80銭~107円60銭程度を予想します。


スポンサーサイト



このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。