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ナスダック初の1万5000台に 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円は欧州からNYにかけてジリ安となり、NYでは
109円42銭まで売られる。米長期金利の上昇もこの日は
ドルの支えにならず、やや上値を切り下げる。
◆ユーロドルは小幅に続伸。ドイツのGDP改定値が上方修正された
こともあり、1.1765までユーロが買い戻される。
◆株式市場ではナスダックが連日で最高値を更新し、初の1万
5000ポイント台に乗せる。S&P500も最高値を更新。
◆債券相場は軟調な展開となり、長期金利は1.29%台に上昇。
◆金と原油は続伸。

◆7月新築住宅販売件数           →  70万8千戸
◆8月リッチモンド連銀製造景況業指数    →  9

本日の注目イベント

◆日  6月景気一致指数
◆独   独8月ifo景況感指数
◆米   7月耐久財受注

投資家の資金が再びNY株式市場に向かっているようです。
今週末にジャクソンホールでのパウエル議長による講演を控え、発言内容によっては
急激にリスクが高まる可能性もある中、昨日のNY株式市場ではアマゾンなどIT銘
柄に資金が集まり、ナスダック指数は連日で最高値を更新しました。引け値でも初と
なる1万5000ポイントの大台に乗せています。他の株価指数も上昇し、先週まで
の調整気分は終わったような雰囲気です。ドル円はやや上値を切り下げる展開でした
が、WTI原油価格が連日で上昇していることから、資源国通貨が買われドルが売ら
れる展開でした。

ジャクソンホールでのパウエル議長の講演ではテーパリング開始に関する手掛かりを
得ようと、投資家の耳目が集まりますが、基本的には慎重姿勢を貫くパウエル議長は
余りヒントを与えない可能性もありそうです。
公開された7月のFOMC議事録の内容や、これまでのFOMCメンバーの講演での
発言を総合すれば、来月9月の会合でのテーパリング示唆はないとしても、11月の
会合での示唆と2022年開始のシナリオは動かしがたいところ。
多くの機関投資家も「そのシナリオ」に沿ったポジションを構築しているものと思わ
れます。こうなると最大のリスクは「テーパリング開始が遠のいた」場合です。
ダラス連銀のカプラン総裁は先週20日の講演で、「新型コロナウイルスのデルタ変
異株の感染拡大が長期化し、経済の進展に悪影響を及ぼすようであれば、資産購入の
テーパリングを早めに開始すべきだという自身の見解を『調整』する可能性を否定し
ない」と述べています。ブルームバーグによると、カプラン総裁は今年のFOMCで
投票権を持たないが、FOMCメンバーの中では『タカ派』に位置付けられており、
それだけに市場が受け流すことが出来る発言ではないと報じています。
やはりカギとなるのはデルタ変異株の感染がどこまで拡大するのかという点ですが、
専門家でも予想がつかない難しい問題でもあります。
パウエル議長もこの辺りの不透明さを前面に出して「テーパリングの開始は時期尚早
だ」といった発言をするようだと、株価が急騰し、金利が低下。ドル円は109円を
割り込むドル安に振れることも、可能性は低いもののないとは言えません。
昨日までのNY株の上昇が、この辺りを嗅ぎ取っての動きと見るのは、穿ち過ぎでし
ょうか?

バイデン大統領は、アフガニスタンの首都カブールの空港からの米国人らの撤退につ
いて、バーチャル形式で行われたG7では各国が8月31日の撤退期限の延長を要請
しましたが、当初設定した期限を堅持することを決めたようです。
米軍がイスラム過激派グループなどからテロ攻撃を受ける可能性といった安全保障上
のリスクを踏まえ、米国防総省がバイデン大統領に対して撤退期限をあくまで維持す
るよう提言したことを受け入れた形です。またワシントンポスト紙は、バーンズ米中
央情報局(CIA)長官が、アフガニスタンの首都カブールで23日に、タリバンの
事実上の指導者アブドゥル・ガニ・バラダル師と秘密会談を行っていたと報じていま
す。
タリバンの報道官は記者会見で、「空港は現在閉鎖されている。アフガニスタン人が
空港に行くことは認められておらず、外国人だけが許される」と述べています。

大きな値動きはないものの、神経質な展開が続いている為替市場ですが、上述のよう
に、メインシナリオは11月のFOMCでテーパリングを示唆し、2022年から開
始するといったものに近いと思いますが、パウエル議長がどのような見解を示すのか
、当日にならないと分かりません。過度のリスクは避けたいところです。

本日のドル円は109円30銭~110円10銭程度を予想します。


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