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 2021年10月 

NY株大幅に反発 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円はじり安となり一時は111円を割り込み、
110円91銭まで下落。米長期金利の低下が重荷に。
◆ユーロドルは小幅に反発。1.16台を回復し、1.1607
まで上昇。ユーロ圏の9月のCPIが13年ぶりの高水準だったこと
がユーロの支えに。
◆株式市場は3指数が揃って大幅反発。ダウは482ドル上昇し、
S&P500も49ポイントの上昇。
◆債券は続伸。長期金利は1.46%台に低下。
◆金と原油は続伸。
  
◆9月マークイットサービス業PMI(改定値)  →  60.7
◆9月個人所得                 →  0.2%
◆9月個人支出                 →  0.8%
◆9月PCEコアデフレータ           →  3.6%
◆9月ミシガン大学消費者マインド(確定値)   →  72.8
◆9月ISM製造業景況指数           →  61.1
◆9月自動車販売台数              →  1218万台

本日の注目イベント

◆日   9月マネタリーベース
◆トルコ  トルコ9月消費者物価指数
◆欧   「OPECプラス」閣僚級会合(オンライン)
◆米   8月製造業受注
◆米   ブラード・セントルイス連銀総裁、パネル討論に参加(オンライン)
◆加   カナダ8月住宅建設許可件数

ドル円は小幅に続落し、先週末のNYでは111円台を割りこみ、110円91銭まで
ドル売りが進みました。
米長期金利の低下が主因でしたが、これまでの動きからすればドル円は急ピッチで上昇
していたため、当然の調整といったところで、想定内の動きと言えます。
移動平均線の順目での右肩上がりも崩れてはいません。日足では雲の上限が110円2
0銭前後にあり、目先は比較的強いサポートがこの前後にあろうかとみています。

ダラス連銀のカプラン総裁とボストン連銀のローゼングレン総裁が、利益相反の疑いが
ある取引を行ったとして「辞任」に追い込まれましたが、今度はさらに重要な地位にあ
るクラリダFRB副議長に疑惑が生じています。
新型コロナウイルス禍への対応でパウエル議長が政策行動を講じる可能性を発表した前
日に、債券ファンドから株式ファンドに100万―500万ドル(約1億1100万―
5億5500万円)規模の資金を動かしていたことが、副議長の2020年財務開示で
明らかになりました。
ブルームバーグによると、米政府倫理局(OGE)への届け出では、20年2月27日
にPIMCOの債券ファンドから資金シフトし、同日にPIMCOのストックプラスと
iシェアーズMSCI米国ミニマム・ボラティリティ・ファクターETFそれぞれの買
いがいずれも同規模で取り引きされたと報じています。
パウエル議長は米東部時間2月28日午後2時半に声明を発表し、新型コロナウイルス
が変質しながら米経済成長を脅かすとして、成長を支えるため必要に応じて政策金利を
引き下げる用意があることを示唆していました。
その後3月3日には、FOMCが臨時会合を開き、0.5%の緊急利下げを決定したこ
とは記憶に新しいところです。
クラリダ副議長の報道官は20年の財務報告で開示されたこれらの取引きについて、「
事前に計画されていた口座のリバランスだ」と説明し、「取引は新型コロナ出現に対応
するFRBの行動に関する協議に副議長が関わる前に執行され、ブラックアウト期間の
最中でもなかった。当該ファンドはFRB倫理担当者から事前承認を受けて選択された
」と話しています。
言うまでもなく、金融政策の変更は金融市場に極めて大きな影響を与えるためFOMC
のメンバーにはブラックアウトなど、厳しい規制が課せられています。
クラリダ副議長の行動が実際どうであったのかは、今後はっきりしてくると思いますが、
「李下に冠を正さず」というところでしょう。
長い間市場に関わってきましたが、FOMCメンバーのこのような不祥事は、これまで
耳にしたことはありません。

債務危機に陥っている「中国恒大集団」が大きな試練に立たされているようです。
事情に詳しい複数の関係者によると、ジャンボ・フォーチュン・エンタープライズとい
う会社が発行したドル建て債、2億6000万ドル(約290億円)相当を中国恒大が
保証しているとのことです。
この社債の償還期限が3日で、当日は日曜日のため、実際には本日4日となります。
同社債には一般的な猶予期間が設けられていないため、元本を償還できなければデフォ
ルトとなり得るようです。ブルームバーグは、技術的ミスなどで償還できなかった場合
には5営業日の猶予が与えられているが、この社債の目論見書は開示されておらず、取
引所では売買されないため、中国恒大による保証の詳細は広く知られているわけではな
いとしており、ジャンボ・フォーチュン債の償還ができなかった場合、中国恒大の他の
社債がクロスデフォルトになるリスクがあると指摘しています。

9月のISM非製造業景況は「61.1」と、市場予想を上回り4カ月ぶりの高水準で
した。今回のデータは、製造業者がなお高水準にとどまっている受注残に対処しながら
、幾分前進しつつあることを示唆していますが、根強く続く輸送面での困難から、引き
続き入荷には時間がかかっていることを示しています。
9月の消費支出でも明らかだったように、堅調な消費需要と企業の設備投資が製造業活
動の拡大を今後も支えるものとみられます。

本日のドル円は110円60銭~111円40銭程度を予想します。


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