fc2ブログ

月別アーカイブ

 2021年10月 

米9月のADP予想を上回る 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆ドル円はアジア時間に111円79銭前後まで上昇したものの
続かず、NYでは上値の重い展開となる。株価の下落もあり
111円20銭まで売られる場面も。
◆ユーロドルは続落し、2020年7月20日以来となる
1.1533までユーロ安が進行。
◆株式は日中マイナス圏で推移したものの、マコネル上院院内総務が
債務上限引き上げで合意するとの報道を受け急伸。3指数ともプラス圏に
戻して取引を終える。
◆債券は3日ぶりに小幅に反発。長期金利はほぼ横ばいの1.52%台で
推移。
◆金は反発し、原油は大幅に反落。

◆ 9月ADP雇用者数     → 56.8万人 

本日の注目イベント

◆日  8月景気先行指数(CI)(速報値)
◆日   10月日銀地域経済報告(さくらリポート)
◆中   中国9月外貨準備高
◆独   独8月鉱工業生産
◆欧   ECB議事要旨(9月会合)
◆米   新規失業保険申請件数
◆米   8月消費者信用残高
◆米   メスター・クリーブランド連銀総裁、パネル討論に参加

明日は9月の雇用統計が発表されますが、その前哨戦とも言えるADP雇用者数は
事前予想の「43万人」を上回る「56.8万人」の増加でした。7月、8月分は
ともに予想を大きく下回る結果に驚かされましたが、今回は6月以来の
高水準でした。ただ、7月分はさらに下方修正されています。今回の雇用者数の増
加は、9月6日に連邦政府による失業保険の上乗せ措置が終了したことで、企業の
人材確保がそれまでより進んだとみられます。
内訳では、サービス部門で46万6000人増加し、娯楽・ホスピタリティ分野で
26万6000人増えたことが寄与しており、前日に発表されたISM非製造業景
況指数の結果と整合するものです。
明日の雇用統計でも50万人の増加が予想され、8月の23.5万人から大幅な増
加が見込まれています。
仮に予想通りであるか、予想を上回るようであれば、市場はポジティブな反応を見
せると予想されます。

債務上限問題を巡る混乱が続いている米議会で、マコネル共和党上院院内総務は民
主党に対し、11月末までの債務上限引き上げで合意する案を明らかにしました。
これにより米国が直ちにデフォルトに陥るリスクは後退しています。
ただブルームバーグは、「マコネル氏の提案で合意すれば、債務上限問題を巡る民
主・共和両党の対立は一旦落ち着くものの、根本的な解決に至るわけではなく、1
2月になるまで財務省がやりくりするのに十分な額だけを引き上げることになるだ
けだ」と伝えています。この件に関して、民主党のウォーレン上院議員は、マコネ
ル氏は民主党に「屈服」したと指摘し、短期引き上げでの合意がまとまれば民主党
の勝利だと述べています。

米国と中国との間で緊張が高まるなか、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問
題担当)と中国の外交を統括する楊潔チ共産党政治局員は6日、スイスのチューリ
ッヒで会談し、両国関係のほか、利益を共有する国際的および地域的な問題を巡り
意見交換しました。
その結果、バイデン大統領と習近平国家主席が年内にオンラインで会談する計画で
あることが発表されています。
これまでにもバイデン大統領は中国側に会談の申し入れを行ったことがありました
が、断られており、実現すれば初の米中首脳会談となります。
中国は、オーストラリア、英国、米国の軍事同盟(AUKAS)に不快感を示すと
ともに、台湾の航空識別圏への進入を繰り返し、台湾海峡でも偶発的な武力衝突の
危険性が高まっています。アジア、太平洋地域にとっても、米中首脳会談の早期実
現が待たれます。

中国の不動産開発大手の花様年控股集団(ファンタジア・ホールディングス・グル
ープ)が、4日が期限だった社債2億570万ドル(約230億円)相当を償還で
きなかったことを受け、5日に同社を「一部デフォルト」に格下げる動きが相次ぎ
ましたが、投資家は10月15日に注目しているとブルームバーグは報じています
。同日には他の大手不動産開発会社のドル建て債2億2900万ドル相当の償還が
控えており、すでにフィッチ・レーティングは同社の格付けを「CCC」(トリプ
ルC)に1段階引き下げています。
11月にも同じように他の不動産開発会社のドル建て社債の償還が来ますが、まず
は10月15日がヤマ場になるといった見方が強まっているようです。

本日のドル円は111円~111円80銭程度を予想します。


スポンサーサイト



このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。