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WTI原油価格一時84ドル台に 

ひと目で分かる昨晩の動き 

NY市場

◆東京時間に114円69銭まで上昇したドル円は
NYでは上値を伸ばせず。米長期金利の上昇にもかかわらず
利益確定のドル売りに押され、114円08銭まで下げる。
◆ユーロドルは1.16台で小動き。値幅も36ポイントと
来週の金融政策会合を控え方向感が見えない展開。
◆株式市場はまちまちながらダウは一時最高値を更新する場面も。
ナスダックは6日ぶりに反落し、ダウとS&P500は上昇。
◆債券は続落。長期金利は1.65%台に上昇。
◆金は続伸。原油も5日続伸し一時は84ドル台を付ける。

本日の注目イベント

◆トルコ  トルコ中銀政策金利発表
◆欧  ユーロ圏10月消費者信頼感指数(速報値)
◆米   新規失業保険申請件数
◆米   10月フィラデルフィア連銀景況指数
◆米   9月景気先行指標総合指数
◆米   9月中古住宅販売件数
◆米   ウォラー・FRB理事講演、講演(オンライン)
◆米   ウィリアムズ・NY連銀総裁、討論に参加
◆米  企業決算 →  AT&T、ブラックストーン、インテル

ドル円は昨日の東京時間に日経平均株価の上昇に歩調を合わせ、114円
69銭までドル高が進みましたが、その後の海外市場では上値を追う動き
とはならず、結局ほぼ前日と同じ水準で戻ってきました。
米債券はやや売られ長期金利は上昇しましたが株式市場は底堅い動きを見
せ、NYダウは一時最高値を更新する場面もありました。
WTI原油価格は増加していると見られていた在庫が減少していたことを
受け、84ドル台まで上昇。約7年ぶりの高水準を付けています。
原油価格の上昇が、ドル円でもドル買いを増加させるとの見立てから、原
油価格の動きを睨みながら売買を行う手法も見られるとか。足元の原油価
格の急上昇で今後、年末にかけて多くの物の値段が上昇する懸念も出て来
ました。

ベージュブックが公開され、全体として「米経済は緩慢ないし緩やかなペ
ースで拡大している」と報告されていました。
一部の地区では成長の減速が報告され、供給面の制約と新型コロナウイル
スのデルタ変異株に対する懸念が活動に影響したとあります。
また物価上昇については、供給不足と輸送面での障害、労働力の制約が影
響しているとの認識が示されています。そうした状況から、「大半の地区
は著しい価格の高騰を報告した」とし、「多くの企業は販売価格を引き上
げた。これは力強い需要を背景に、企業でコスト上昇分を顧客に転嫁する
能力が高まっていることを示唆している」と説明しています。

依然として市場の大きなリスクとして受け止められている中国の大手不動
産開発会社恒大は、自社の不動産管理部門「恒大物業」の売却交渉を打ち
切ったことを発表しました。
また香港市場では自社株式取引を21日に再開するため、申請を行ったこ
とも明らかにしています。恒大集団は9月23日が期限だった米ドル建て
債券の利払いが出来ず、30日間の支払い猶予があったことから、10月
23日にその期限が迫っています。ここで利払いが出来ないと、正式に格
付け会社からデフォルトと認定されることになり、今後市場からの資金調
達の道が閉ざされることになります。
同社は「恒大物業」の株式51%を保有しており、売却が進めば利払いも
出来るのではと見られていましたが、交渉が打ち切りになったことで今後
は、国内金融機関や政府の支援が焦点になります。

前日のウォラーFRB理事に続き、クオールズFRB理事も11月FOM
Cでのテーパリング開始決定を支持する考えを示しました。
クオールズ氏はロサンゼルスで行われた講演で、米金融当局による資産購
入プログラムについて「こうした買い入れの縮小開始を11月の会合で決
定することを、私は支持するだろう」と述べました。
ただ、現在の高インフレについては「一過性」だとの見方に賛同するとし
、米当局は金融政策で「後手に回ってはいない」と言明しています。その
上で、「過去数カ月、より広範囲にわたる物価は緩やかに上昇し始めてい
る兆候があり、こうした動向を注視している」と述べています。(ブルー
ムバーグ)
同理事が依然として「物価上昇は一時的」との姿勢を崩していないことか
ら、次回FOMCで、「一時的」といった文言が声明文やパウエル議長の
発言から削除されるのかどうかが、改めて注目されます。

ドル円は底堅い動きを見せながらも、先週まで見られた力強い上昇力はや
や影を潜めています。引き続き114円台半ばから115円にかけてのゾ
ーンがレジスタンスになっています。
米長期金利の推移に加えて、上でも述べたようにWTI原油価格の動きに
も注意が必要です。

本日のドル円予想は、113円90銭~114円70銭程度とみています。


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