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FOMC0.25ポイントの利上げを決定 

ひと目で分かる昨晩の動き  

NY市場

◆FOMCでは予想通り0.25ポイントの利上げを決めたが、パウエル議長の
発言がやや「ハト派寄り」だったと受け止められドル円は下落。一時は140円を
割り込み、139円94銭まで売られる。
◆ドルが売られたことでユーロドルは反発。1.11台を回復し、
1.1106近辺まで上昇。
◆株式市場はまちまちながらダウは82ドル上昇。1987年以来となる
「13連騰」を達成。他の主要2指数は小幅安
◆債券は小幅に買われ、長期金利は3.86%台に低下。
◆金は続伸し、原油は反落。

◆6月新築住宅販売件数         → 69.7万件

本日の注目イベント

◆欧   ECB政策金利発表
◆欧 ラガルド・ECB総裁記者会
◆米   新規失業保険申請件数
◆米   6月耐久財受注
◆米   4-6月GDP(速報値)
◆米   6月中古住宅販売成約件数
◆米  企業決算 → コムキャスト、マクドナルド、フォード、インテル

注目のFOMC会合では、大方の予想通り政策金利を0.25ポイント引き上げ、
フェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジを5.25-5.5%にすること
を決定しました。FOMCが発表した声明文では、「最近の複数の指標は、経済活
動が緩やかに拡大してきていることを示唆する。雇用の伸びはここ数カ月堅調で、
失業率は低いままだ。インフレは依然として高水準にある」とし、「委員会は引き
続き、インフレリスクに細心の注意を払っている。委員会はより長期にわたって最
大限の雇用と2%のインフレを達成することを目指す。これらの目標実現を支える
ため、委員会はFF金利誘導目標のレンジを5.25-5.5%に引き上げること
を決めた」としています。

FOMC会合終了後の会見でパウエル議長は、「この先、適切と考えられる追加政
策引き締めの程度を決定する上では、引き続きデータ重視のアプローチで臨む」と
述べ、また「データが正当化すれば、9月会合で再び利上げする可能性は当然ある
と言えよう。そして、同会合で金利据え置きを選択する可能性もあると言っておく
」と述べ、これまでと同様に「データ・ディペンズ」の姿勢を見せています。
ただ、この点については想定よりも「ハト派寄り」であったと市場は受け止め、ド
ルは主要通貨に対して売られ、株高、債券高を支えた格好になりました。
また議長は米景気のリセッションについて、「スタッフは現在、成長の顕著な減速
が年内に始まると予想しているが、最近の経済に見られる強靭性から、もはやリセ
ッションは見込んでいない」と語っています。
今回の会合は概ね想定通りだったことで為替も含めた金融市場では大きな動きはあ
りませんでしたが、上でも述べたようにパウエル議長の発言が「ハト派寄り」であ
ったことでドル円は140円を割り込む場面もありました。

FOMC会合を無事通過し、今度はいよいよ明日の日銀決定会合が焦点になります。
何度も触れているように、「政策変更はない」と予想されてはいますが、ブルーム
バーグの記事を読むと海外勢が思った以上に「政策変更あり」を予想していること
が分かりました。
またドル円の通貨オプションのプレミアム料を基にした1週間物「リスクリバーサ
ル」を見ると、今回の会合後には「-3.91」まで同指標は下げており、(今朝
は-4.22まで低下)前回6月会合の「-1.50」近辺まで下げたケースより
もマイナス幅が深くなっています。ドルを売る権利である「プットオプション」を
購入する市場関係者が多く、この先「円高を予想する向きが増えている」と考えら
れます。
明日の決定会合の結果は「終了次第発表」することになっています。早ければ午前
11時頃にも発表があるかもしれませんが、議論が紛糾すれば発表が遅れます。
「サプライズ」はないとは思いますが、一応念のため頭の片隅には入れておきたい
ところです。

NYでは一時140円を割り込んだドル円は、本稿執筆時には140円45銭辺り
まで値を戻しています。引き続き下がればドルを買いたいとする市場参加者が多い
ことの表れですが、いつものようにここから再びドルが上昇するのかどうか、明日
の会合を見極めたいと思いますが、本日は米GDPにも注目です。

本日のドル円は139円~141円程度を予想します。


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