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 2024年02月 

米1月のNFPは35.3万人 

ひと目で分かる昨晩の動き  

NY市場
◆前日146円台を割り込んだドル円は大きく反発。
1月の雇用統計でNFPが市場予想のおよそ倍に
伸びていたことで148円58銭までドルが急騰。
◆ドルが大きく買われたことで、ユーロドルも1.0781まで
ユーロ安が進む。
◆株式市場は3指数が上昇。ダウとS&P500は
最高値を更新。
◆FRBによる3月利下げの可能性が一段と後退し、債券は
売られる。長期金利は4.02%台まで大幅に上昇。
◆金は5日ぶりに反落。原油は3日続落し72ドル台に。

◆1月失業率                   →  3.8%
◆1月非農業部門雇用者数            →  35.3万人
◆1月平均時給 (前月比)            →  0.6%
◆1月平均時給 (前年比)            →  4.5%
◆1月労働参加率                 →  62.5%
◆1月ミシガン大学消費者マインド(確定値)    →  79.0
◆12月製造業受注                →  0.2%
◆12月耐久財受注                →  0.0%

本日の注目イベント

◆豪   豪9月貿易収支
◆中   1月財新サービスPMI
◆中   1月財新コンポジットPMI
◆独   独1月サービス業PMI(改定値)
◆欧   ユーロ圏12月卸売物価指数
◆欧   ユーロ圏1月総合PMI(改定値)
◆欧   ユーロ圏1月サービスPMI(改定値)
◆米   1月ISM非製造業景況指数
◆米   1月S&Pグローバルサービス業PMI(改定値)
◆米   1月S&Pグローバル総合PMI(改定値)
◆米   ボスティック・アトランタ連銀総裁講演


1月の雇用統計は市場に大きなサプライズを与えました。
非農業部門雇用者数(NFP)は、市場予想の「18.5万人」を大きく
超える「35.3万人」と発表されました。考えて見れば、昨年1月の同
指数も「30.6万人」と、市場予想を大きく超える結果でした。そもそ
も1月の統計はぶれやすく、予想が難しいと言われています。「ホリデー
シーズン後の雇用が減る季節性があり、その補正がブレやすい。最新の人
口推計を反映して過去データを遡及改定する年次改定もあり、予測は難し
い」(日経新聞)といった側面もあります。

失業率は「3.7%」と、前月と変わらずでしたが、平均時給は前月比「0
.6%」伸び、前年同月比で「4.5%」の伸びと、いずれも市場予想を
超えています。
雇用も賃金も伸びが加速したことで、3月の会合での「利下げ開始」の可
能性はほぼなくなったと予想します。
ブルームバーグは「これで3月利下げとはっきりと別れを告げることが出
来るだろう。
利下げは高い確率で5月になりそうだ」といった調査機関のコメントを紹
介しています。
ボウマンFRB理事はハワイのイベントで講演を行い、「インフレ鈍化を
示す最近の指標には、勇気づけられる」と述べ、物価上昇率が持続的に目
標とする2%に向かった場合、「金融政策が過度に景気抑制的になるのを
防ぐため、いずれ政策金利を徐々に引き下げることが適切になるだろう」
と述べながらも、「経済はまだその状態には達しておらず、重要なインフ
レ上振れリスクが多く残っている」と指摘。「将来の政策スタンスの変更
を検討するに当たっては、引き続き慎重な姿勢で臨むつもりだ」と説明し
ています。
力強い雇用と賃金の伸びを受けて、債券が売られ金利上昇に伴いドルが買
われるのは理解できますが、同時に株式も買われたところに、やや違和感
を覚えます。米景気が底堅いという意味で、株価の上昇につながったとは
思われますが、本来、株と債券が同じ方向に長期間動くことは余り見られ
ないことであって、どちらかが間違っている可能性もあります。中東情勢
の緊張が一段と高まっていることを考えると、株式が連日で最高値を更新
している事態に違和感があるように思います。

米英軍は3日、イエメンにある親イラン武装組織フーシ派の拠点数十カ所
を攻撃しました。
米兵3人が死亡した攻撃への報復を狙ったものですが、バイデン政権はイ
ランとの直接的な軍事衝突は回避するとしながらも、追加の攻撃を行うこ
とも示唆しています。またこれに対してフーシ派も反撃を行うことを表明
しています。中東情勢が激化していることで、米国のウクライナに対する
支援も「中東で手一杯だ」といった観測もあり、ウクライナ情勢も楽観で
きません。今月24日で、ロシアが同国に侵攻してもう2年にもなります。

ドル円は先週、米金利が低下したことで上値を重くし一時は145円90
銭まで売られましたが、再び148円台まで反発して来ました。
「146円台半ばから148円台半ばのレンジ」は一旦抜けましたが、さ
らに重要である
「145-150円のレンジ」は依然としては維持されており、結局今回
の下落も「雲の上限」に下落を止められ、抜け切れなかった格好です。
引き続き日銀とFRBの政策転換のタイミングを模索する動きが続きそう
です。そのタイミングのずれが150円を抜けるのか、あるいは145円
を割り込んで下落するのかを決定することになります。

本日のドル円は147円80銭~149円50銭程度を予想します。


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