FC2ブログ

ドル円堅調に推移。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • アジア市場の円安の流れを受けドル円は堅調に推移。

    値動きの乏しい中、一時は80円57銭まで円が売られ、

    約1ヵ月振りの水準までドル高円安に振れる。

  • 独仏伊にスペインを加えた欧州4カ国首脳は、これまでの

    緊縮財政一辺倒の政策を修正し、1200億-1300億ユーロ

    (約12兆-13兆円)を成長戦略に充てることで合意。

  • ユードルは底堅く推移し、1.25台後半まで買われたが

    上値の重さは変わらず

  • 前日大幅安を記録した株式市場は反発。ダウは67ドル高で

    1万2600ドル台まで戻す。

  • 株式市場の反発を受け、債券は小幅に下落。10年債利回りは

    1.67%台に。ドル高円安の割には債券相場はしっかり。

  • 金、原油は前日の大幅安から反発。


    本日の注目イベント




    • 独   独5月GFK消費者信頼感調査

    • 米   5月新築住宅販売

      ドル円が底固い動きを見せています。

      先週木曜日のNY市場で80円台に乗せて以降、80円台を維持し

      続けており、先週末には約1ヵ月半振りとなる80円台半ばを超え

      ています。

      特に目立った円売り材料があったわけではありませんが、ギリシャ

      やスペインを巡る欧州危機にやや一服感が出てきたことや、米F

      OMCで追加緩和の可能性がやや後退していることが背景と思わ

      れます。

      「75円を目指す」とういう極端な円先高観が後退し、このまま一方

      的に円安傾向が続くとも思えませんが、緩やかなドル高円安傾向

      がどこまで継続されるかを見極める展開かと思います。

      先週発表された米経済指標はほぼ悪化傾向を示していました。

      このまま悪化傾向が続けば、「QE3」の可能性が再び取り沙汰さ

      れることは十分考えられます。その意味では来週発表される「6

      月の雇用統計」が早くも注目されそうです。

      バーナンキ議長も先週のFOMC後の記者会見では、景気判断

      では雇用を最も重視していることを表明しています。

      3ヵ月連続で雇用の増加傾向が急激に鈍化している足元では、

      夏場にかけてもこの傾向が続けば7月末に開催されるFOMCで

      「追加緩和に踏み切る」、との観測が急速に高まることも懸念されます。

      現在ドル円は「三角保ち合い」(日足)を上抜けして「雲」の中を上昇

      しています。

      この雲の上抜けを完成させるには81円台の半ばを明確に抜ける必

      要があります。

      「ドル円相場」と「日米2年債利回り差」には、強い相関関係があるこ

      とはご存知の通りです。

      先週末の2年債利回り差は、0.1998%で、それほど拡大してはい

      ません。

      2年債利回り差が拡大すれば、ドルを買って円を売る動きが活発に

      なりますが、足元のドル円レートとの

      関係では、金利差よりもドル円レートの方が先行しています。

      今後、ドル円がやや円高方向に振れるのか、あるいは米株価が上

      昇し、債券が売られ米金利が上昇し、その結果日米金利差が拡大

      して行くのか、いずれかの修正が起こると見られます。

      今週も米経済指標は幾つか発表されますが、改善傾向が見られ

      れば81円台を試しに行くかもしれません。

      しかし、基本的には欧州情勢の行方が相場を左右することは変

      わらないと思われます。

      EUの4首脳が先週末ローマで会談し、これまでの緊縮財政一

      辺倒の政策を修正することで合意しています。

      特にメルケル・独首相が態度を軟化させたことは注目されます。

      成長戦略に1200億ユーロ~1300億ユーロ(約12兆円~13兆

      円)を充てることで合意し、これを今週の28日~29日にベルギー

      のブリュッセルで開催される「EU首脳会議」に提案されることに

      なっています。

      ただ、EU諸国の中でも依然として温度差があるためまだ予断は

      許しません。

      また、欧州の銀行を一元的に監督する「銀行同盟」の実現でも、

      イギリスなどが反対の意向を示しており、欧州危機が解決に向

      かうかどうかは依然不透明です。

      ドル円が81円台に乗せるような状況になると、今月1日の雇用

      統計直後に記録した77円66銭が「2番底」だった可能性も高ま

      りますが、米景気は過去2年「夏場に弱い」傾向があり、今年も

      この傾向が続くのか注目されますが、

      既に雇用者数ではその傾向は表れていることが気になります。

      本日のドル円は80円20銭~80円80銭と予想します。
      スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gaitameonline.blog50.fc2.com/tb.php/1101-b02e3cb5

このサイトは情報提供を目的としており、投資勧誘を目的とするものでは、ございません。投資の最終判
断はご自身でなさるようお願い致します。本サイトの情報により皆様に生じたいかなる損害については弊
社及び執筆者には一切の責任を負いかねます。

外国為替証拠金取引とは、元本や利益が保証された金融商品ではありません。お取引した通貨にて、
相場の変動による価格変動やスワップポイントの変動により、損失が発生する場合があります。
レバレッジ効果では、お客様がお預けになった証拠金以上のお取引が可能となりますが、証拠金以上の
損失が発生するおそれもあります。個人のお客様の取引に必要な証拠金は、各通貨のレートにより
決定され、お取引額の4%相当となります。証拠金の25倍までのお取引が可能です。
(法人のお客様の取引に必要な証拠金は、通貨ペア、取引コースにより1万通貨あたり3,500円から
34,000円の範囲内であり、証拠金の約200倍までの取引が可能です。)当社では、
「オフセット注文™」以外の取引手数料、口座維持手数料を無料としておりますが、
取引レートの売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があり、
また諸費用等については別途掛かる場合があります。当社は法令上要求される区分管理方法の
信託一本化を整備いたしておりますが、区分管理必要額算出日と追加信託期限に時間差があること
等から、いかなる状況でも必ずお客様から預かった証拠金が全額返還されることを保証するもの
ではありません。ロスカット取引は、必ず約束した損失の額で限定するというものではありません。
通常、あらかじめ約束した損失の額の水準(以下、「ロスカット水準」といいます。)に達した時点から
決済取引の手続きが始まりますので、実際の損失はロスカット水準より大きくなる場合が考えられます。
また、ルール通りにロスカット取引が行われた場合であっても、相場の状況によってはお客様より
お預かりした証拠金以上の損失の額が生じることがあります。お取引の開始あたり、
契約締結前交付書面を熟読の上、十分に仕組みやリスクをご理解いただき、ご自身の判断にて
開始していただくようお願いいたします。