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欧州情勢混乱からユーロ円下落。 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • 欧州危機に対する懸念が広がり、円とドルが買われる展開に。

    ドル円は早朝のアジア市場の80円62銭を高値にジリ安が続き、

    欧州時間に入るとスペイン国債の下落を睨み80円台を割り込む。

    NY市場でも米長期金利の下落を背景に円買いが進み、

    79円44銭まで下落し、79円半ばで引ける。

  • スペインが正式に銀行支援を要請したことや、キプロスもEUに

    支援要請を行い、さらにギリシャでは新政権の閣僚が入院や、首脳会議への

    参加を欠席するなど、悪材料が噴出。ユーロドルは1.25台前半から

    1.24台半ばまで売られ、ユーロ円もアジア市場早朝の101円台から

    99円台前半まで下落。

  • 株式市場は大幅下落。朝方より欧州情勢の混乱を材料に売りが先行。

    ダウは138ドル安で、住宅関連指標の改善も相場の下支えにならず。

  • 債券相場は急反発。欧州情勢の混迷と株安から債券に資金が集まり、

    10年債利回りは10日ぶりに1.6%割れ目前の水準まで低下。

  • 金は大幅に続伸し1580ドル台を回復。原油価格は小幅ながら反落。

  • 5月新築住宅販売 → 36.9万件


    本日の注目イベント




    • 中   中国5月景気先行指数

    • 欧   スペイン国債入札(3ヵ月物、6ヵ月物)

    • 欧   バローゾ・欧州委員長講演

    • 欧   レーン・欧州委員講演

    • 欧   スペイン財政収支(1-5月)

    • 英   英5月財政収支

    • 米   4月ケース・シラー住宅価格指数

    • 米   6月コンファレンス・ボード消費者信頼感指数

    • 米   6月リッチモンド連銀製造業景況指数


      ドル円は昨日の早朝の80円62銭が高値で、その後は円がじりじり

      買われる展開となり、海外市場ではふたたび79円半ばを試す展開

      でした。

      先週木曜日のNY市場で、ちょうど1ヵ月振りに80円台回復を果た

      したものの、80円台維持は「2日半」で終わり、再び79円台に戻っ

      ています。
      昨日もこの欄で書きましたが、79円台への下落は想定内です。

      問題はさらに下落し78円台に入ると、結局77-80円のレンジに

      逆戻りしてしまい、「80円台はやはり重い」という印象を残す結果と

      なり、再びドル円の上値が抑えられる展開になりそうなことです。

      それにしても欧州情勢の混乱は続きます。

      昨日までの情報では、明日27日にはメルケル・独首相がパリを訪れ、

      オランド大統領とトップ会談を行うという報道で、ギリシャに対する緊

      縮策の緩和や、スペインに対する支援内容などが話し合われるとの

      見方からメルケル首相の歩み寄りが評価されていました。

      しかし今朝の報道ではEU首脳会議を控えて、メルケル首相は講演

      で、「ユーロ共同債、共同証券、欧州預金保険は経済的に間違って

      いるし、非生産的だ」と断じています。

      これで同首相は首脳会議でもユーロ共同債などには反対し、フラン

      スなどとは対立する可能性が高まってきました。

      昨日はさらに、ユーロ売りには事欠かないほど「悪材料」のオンパレ

      ードでした。

      スペインが正式に銀行支援を要請しましたが、要請額など内容は不

      明です。

      さらにキプロスも正式にEUに支援を要請し「お前もか」という状況です。

      また、ギリシャではサマラス首相が首脳会議に欠席し、次期財務相に

      決まっていたラパノス氏が就任を辞退するなど、

      事の重大さが分かっていないのではないかと思える様な事態が、ギリ

      シャでは続いています。

      市場はこのような状況を、ユーロはさらに下落するとの観測の下に、

      ユーロ売りドル買い、あるいはユーロ売り円買いを進めているようです。

      「リスクオフモード」が拡大し、円とドルが買われ、ユーロ、豪ドルなど

      が値を下げています。

      昨日ドル円が1円以上も下落したのは、実需のドル売りに加えて「リス

      クオフ」からの円買いが活発になったものと思います。

      今後の展開ですが、79円40-45銭は「1時間足」でもサポートされ

      ており、その他「4時間で」でもサポートが集中していることから、重要

      な水準かと思います。

      またその下の79円20銭では「4時間足」の雲などがあり、ここも注目さ

      れます。

      基本的には「79円台」が維持されるかどうかがポイントになります。

      一方ドル円反発局面では、79円80銭前後が最初のレジスタンスにな

      りそうです。

      そしてもちろん、「80円台」を回復するかどうかも注目されます。

      相場を動かす材料は相変わらず欧州にあります。

      本日はスペインで入札がありますが、財政収支も発表されます。

      またバローゾ欧州委員長などの講演もあり、EU首脳会議ではどのよう

      な結論が打ち出されるのか、「ヒント」を与えてくれるかもしれません。
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