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EU首脳会議前でもユーロの上値重い 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は小幅に反発。耐久財受注が好調だったことを受け

    79円台半ばから後半で推移。EU首脳会議を控え取引は閑散。

  • ユーロドルは上値が重く、メルケル首相が共同債の発行に

    ついて改めて否定的な考えを示したことで、前日と同水準の1.24台

    半ばまで下落。

  • 米経済指標改善を受け、株式市場は朝方から上昇。

    ダウは92ドル高と続伸し、1万2600ドル台に。

  • 債券市場では5年債入札が振るわなかったものの、前日とほぼ

    変わらず。10年債利回りは1.62%で引ける。

  • 金は反発。原油価格は続伸し1週間ぶりに80ドル台を回復。

  • 5月耐久財受注 → +1.1%

  • 5月中古住宅販売成約 → +5.9%

    本日の注目イベント


    • 独   独6月失業率

    • 欧   ユーロ圏6月景況感指数

    • 欧   EU首脳会議(ブリュッセル、29日まで)

    • 欧   コンスタンシオ・ECB副総裁講演

    • 英   英1-3GDP(確報値)

    • 米   1-3月GDP(確報値)

    • 米   新規失業保険申請件数

    • 米   ピアナルト・クリーブランド連銀総裁講演


      EU首脳会議を前に、オランド仏大統領と意見のすり合わせを行う

      ためパリを訪れていたメルケル・独首相は、大統領とのトップ会談

      に臨みましたが両者の溝は埋まらず、意見の合意は見られません

      でした。

      メルケル首相は訪問前に、「財政規律と成長は両立できる」と述べ

      ており、成長を主張するオランド大統領に歩みよるのではないかと

      観られていましたが、ユーロ圏成長ための1300億ユーロ(約13兆

      円)の拠出では合意しましたが、それ以外の部分では平行線のまま

      だった様です。会談後の共同記者会見では両者はなごやかに笑み

      を浮かべていましたが、その姿はかつてのサルコジ前大統領との時

      とは違って、やや「演出がかって」見えたのは私だけではなかったと

      思います。

      メルケル首相はまた、国債利回りを押し下げる協調行動を求めるス

      ペインのラホイ首相の訴えを「間違っている」と一蹴し、共同債発行

      には依然反対の立場を崩していません。

      本日始まるEU首脳会議では、メルケル首相の判断が大きな焦点

      になりますが、少なくとも現時点では妥協の余地はなく建設的な結

      論が出される可能性は少ないと思われます。

      これらの動きを見すかしたように、ユーロドルは1.25台さえも重

      くなりつつあります。

      メルケル発言を受けユーロドルは1.2445まで下落した後やや反

      発していますが、この水準は前日も下落が止められた水準で、特に

      テクニカル上のポイントではありませんが、買い物を集めています。

      ユーロ先安観を見越した売りと、ショートポジションの買い戻しがせ

      めぎ合っているものと考えられます。

      1.24台を割り込むと、6月1日に記録した1.22台後半が視野に

      入ってくると予想しております。

      ユーロについては「戻り売りに分がある」展開であることは、これま

      でと変わっていません。

      ドル円は79円台半ばから後半で一進一退の展開が続いています。

      80円台半ばから上値が重いことは確認されましたが、一方で79円

      台前半も底堅いようです。

      結局「日足」で見ると、100日移動平均線で上値が抑えられ、200

      日移動平均線で下値がサポートされている展開です。

      どちらに抜けるかは、今後市場が「リスクオン」か「オフ」のどちらに

      傾くかということを予想することと同じです。

      その震源地はもちろん「欧州」ですが、EC首脳会議では上述のよ

      うに効果的な結論が出てくる可能性は低いでしょう。

      FOMCメンバーの中でも「ハト派」に属しているエバンス・シカゴ

      連銀総裁は昨日、「ツイストオペで採用された措置よりも、さらに緩

      和的な政策を導入すべきだ」と発言し、先週決定した刺激策では

      十分ではないとの見方を示しています。

      同総裁はさらに、ツイストオペでは「効果は小さい」とし「このところ

      の指標に基づき、私なら直ちに進んで追加策を支持する」と記者団

      に語っています。

      同総裁は今年、FOMCでの投票権は持っていませんが、バーナン

      キ議長に最も考えが近い人の一人と言われています。次回のFOM

      Cは7月末に開催されますが、その時までに欧州情勢がこのまま進展

      しないか、あるいは悪化した場合、さらに来週の6月雇用統計で雇用

      者が微増だった場合には、同総裁の意見は正当化されるかもしれま

      せん。
      本日のドル円は特に特別なニュースでもない限り堅調に推移しそうです。

      予想レンジは79円50銭~80円でセットしてみました。
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