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FOMC控え様子見気分 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • FOMCを控えドル円は78円台前半で膠着状態が続く。

    米経済指標は全体として改善傾向を示したものの、相場への

    影響はなく、78円10-15銭で引ける。

  • ユーロは主要通貨に対して上昇。ECBが理事会でユーロ防衛策

    を発表するとの観測が根強く、ユーロドルは1.22台後半から、

    1.23台前半まで反発。

  • 株式市場は様子見ムードが強い中続落。ダウは64ドル安ながら

    1万3000ドルの大台は確保。

  • 債券相場もFOMCの結果を見極めたいとのムードが強く、株価が

    下落した分利回りは低下。

  • 金は4日ぶりに反落。原油も大幅安で88ドル台に。

  • 6月個人所得 → +0.5%

  • 6月個人支出 → 0.0%

  • 6月PCE・コアデフレーター → +1.8%

  • 5月ケースシラー住宅価格指数 → -0.66%

  • 7月シカゴ購買部協会景気指数 → 53.7

  • 7月消費者信頼感指数 → 65.9


    本日の注目イベント





    • 豪   豪第2四半期住宅価格指数

    • 中   中国7月製造業PMI

    • 中   中国HSBC7月製造業PMI(改訂値)

    • 欧   ユーロ圏7月製造業PMI(確報値)

    • 欧   イタリア7月財政収支

    • 英   英7月製造業PMI

    • 米   バーナンキ議長記者会見

    • 米   7月ADP雇用者数

    • 米   7月ISM製造業景況指数


      欧米の金融政策会合を控え、市場はどのような政策が決定

      されるのかその結果に注目しています。

      特に高水準にショートが積み上がっているユーロは、ECBが

      域内のソブリン債利回り上昇を抑制するための措置を講じる

      のではないかとの観測が根強く、ユーロの買い戻しが優勢な

      状況となっています。

      ただ先週末の様に、ユーロドルがストップのユーロ買いを巻

      き込み急騰する状況ではなく、「根っこのショートは依然とし

      てキープ」するスタンスが続いているものと思われます。

      ECBの決定内容によっては再びユーロが大きく売り込まれ

      る可能性も残っていると言えそうです。

      昨日の海外市場でユーロドルは1.2330まで反発しましたが、

      その後は伸び悩み1.230前後まで上昇幅を縮めています。

      独財務省が電子メールで、ESM(欧州安定メカニズム)に銀

      行免許を付与する必要はないとの見解が上値を抑えたようです。

      前日も、独レスラー副首相は「ECBの職務は物価の安定であ

      る」と言明し、スペイン、イタリアなどへの資金供給を牽制するな

      ど、ここでもドイツの対応がカギを握ります。

      ドラギ総裁としてもいかにドイツを説得するかが、今後の対応策

      の選択肢に影響を与えそうです。

      一方でイタリアのモンティ首相は昨日パリを訪れ、オランド大統

      領と今後の対応策を協議するなど、ユーロ防衛のためECBと歩

      調を合わせる準備も進んでいるようです。

      昨日から始まったFOMCは、日本時間明日の早朝3時15分に

      バーナンキ議長が記者会見を行う予定になっています。

      市場のコンセンサスは「今回は追加緩和は見送られ、次回9月

      の会合で実施される」といった見方です。

      ただ、市中銀行が中央銀行に預けている預金の付利を止めると

      いった案や、ゼロ金利政策を2015年まで延長する案など「何ら

      かの対応策は打ちだすのでは」といった見方が有力です。

      また議長は会見の中で、今回は追加緩和を見送るが、次回には

      実施する可能性が高いことを強く印象付けることも考えられます。

      ECBがユーロ防衛策を打ち出せば、欧州危機の拡大にややブ

      レイキがかかることも予想され、FRBとしてもあえて「伝家の宝刀」

      を抜くことをせず、温存させることができることにもなります。

      ドル円は78円台前半で膠着状態を強めています。

      上述のように追加緩和の可能性を排除できないことからドルの上

      値は重く、どちらかといえば78円割れを試しそうな

      展開です。

      ただ、先週も78円台を一瞬割り込んだ後、すぐに反発するなど、

      77円台に入ると介入警戒感が急速に高まることでこの水準から

      円が大きく買い進まれる状況ではないように思えます。

      とは言え、77円台に入った場合にどのような動きを見せるのか

      注視したいところです。

      シカゴの通貨先物市場では、円の買い持ち額が徐々に増えて

      きています。

      今日から8月です。

      昨年も8月に75円台まで円高が進んだことから「夏は円高」のイ

      メージがありますが、今年もドルの上値を徐々に切り下げてきて

      おり、「例年通り」になるのか気になります。
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