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ECB政策発表後ユーロ急落 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ECBは理事会を開き、政策金利据え置きを決め、ドラギ総裁は

    記者会見で南欧諸国の国債購入する意向を示したが、具体的でないとの

    印象を残す。ドル円は78円台前半で膠着状態となり「蚊帳の外」。

  • ユーロドルはユーロ防衛策が出されるとの期待感に、アジア市場から

    ジリ高となり、ECB理事会後には1.24台に乗せる。その後は

    ドラギ総裁の記者会見が行われるに連れ急落し、1.21台までユーロ安に。

  • 株価は4日続落。ドラギ総裁の会見に失望感が増し、ダウは92ドル安

    の1万2800ドル台に。

  • 債券相場は続伸。欧州危機の解決には依然課題があり、時間を要するとの

    見方から債券は堅調に推移。10年債利回りは1.47%台まで低下。

  • ドルが買われたことで金、原油はともに大幅に下落。

  • 新規失業保険申請件数 → 36.5万件


    本日の注目イベント




    • 中   中国7月サービス業PMI

    • 独   独7月サービス業PMI(確報値)

    • 欧   ユーロ圏7月総合景気指数

    • 欧   ユーロ圏6月小売売上高

    • 英   英7月サービス業PMI

    • 米   7月雇用統計

    • 米   7月ISM非製造業景況指数


      前日のFOMCの時とは打って変わって、昨日のECBの理事会前後

      ではユーロ、豪ドルなどが乱高下し、やや相場観も乱れ混沌とした状

      況でした。

      1.22台半ばから始まった昨日のアジア市場のユーロドルでしたが、

      ECB理事会を控え底固く推移。

      欧州時間にかけては1.23台を伺う水準まで値を上げてきました。

      先週ドラギ総裁がロンドンでの講演で「あらゆる手段を講じる」と発言

      したことから、今回は「ユーロ防衛策が出される」といった期待が高まり、

      ユーロ買い戻しを誘因しました。

      その後もユーロは上昇し、ECB理事会が開催されるころには1.23台

      半ばまで買われ、「期待通り大胆な政策が打ち出される」との期待がさ

      らに膨らみ、相場の流れから判断すると益々「ECBが行動する」ことが

      現実味を帯びてきました。

      「南欧諸国の国債を購入する意向がある」との決定にユードルは一気

      に1.24台に乗せましたが、ドラギ総裁の会見が進むにつれユーロ売

      りが加速。

      一時は1.21台前半まで売り込まれています。

      国債買い取りの意向は示されたものの、時期や規模については触れ

      られず、さらにドラギ総裁はドイツ連銀が国債購入については反対の

      立場であることを認め、「バイトマン氏と独連銀が債券購入プログラム

      について慎重姿勢であることは明白であり、知られている」と発言しま

      した。

      結局、事前の予想が高かかっただけに市場の「失望売り」が加速し、

      ユーロは8日ぶりに1.21台前半まで下落し、ユーロ円も94円を覗く

      展開になりました。

      今後は欧州金融安定メカニズム(ESFS)などを通じてスペインなど

      の国債を購入することになりそうですが、市場心理を熟知しているドラ

      ギ総裁しては、市場の反応を読み違えたとの印象をぬぐい切れません。

      裏を返せば、ドイツ連銀の反対がそれほど強いと読むこともできそうです。

      ユーロの乱高下に連れて、豪ドルも大きな値動きを見せました。

      6月の小売売上高が好調だったことを受け、対米ドルでは1.04台後

      半まで上昇し、ECB政策発表時には1.0580まで上昇し3月20日以

      来、約4ヵ月ぶりの高値を記録しました。

      雇用を始め、住宅など経済指標が予想を上回る状況が続いているこ

      とが背景ですが、中国の景気の影響を受けにくくなったことも見逃せ

      ません。

      ただ、さらに豪ドル高が続くと資源以外の輸出にブレイキがかかる可

      能性もあり、RBA高官などから牽制する発言が出てくることも予想さ

      れます。

      対円では80-85円のレンジに上方移動したと思われますが、82

      -85円のゾーンではひとまず利益を確保しておくことはこれまで通

      りです。

      ユーロなどの喧騒から逃れるように、ドル円は動きません。

      昨日の朝方は、IMFが一定の条件下では介入を容認するとの記事

      が蒸し返されたり、加藤元財務官が、

      円が急騰した際の介入に前向きな発言が伝わったことで円売りが優

      勢となり、78円台半ばを超える場面もありましたが、長続きしませんで

      した。

      ユーロ高に引っ張られる格好で78円台前半まで下落しています。

      77円台ではドル買いも観測されそうですが、上値の重さも意識され

      ています。

      今夜の米雇用統計でも動かなければ、しばらく「夏相場」が続くのか

      もしれません。市場予想は10万人前後の増加です。

      オリンピックでは水泳陣がまずまずの活躍でした。

      いよいよ陸上が始まり、今夜は金メダルに最も近い

      室伏選手の登場です。

      良い週末を・・・・。
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