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ユーロ再び下落基調に 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円はややドル買いが優勢となり78円79銭まで上昇。

    徐々に下値を切り上げてきているものの、反発も限定的。

    市場全体がドル高に振れたことと、米長期金利の上昇が

    円売りに繋がる。

  • ユーロドルは4日ぶりに1.22台まで下落。1.24台を

    何度も試したものの1.24台半ばが抜けきれず、この日は

    ECBがユーロ圏の2013年経済見通しを下方修正したことに

    反応し、売り優勢の展開となる。安値1.2266を付けた後

    1.23前後まで戻して引ける。

  • 株価はまちまち。ユーロが下落したことでダウは5日ぶりに

    小幅安。一方ナスダックは小幅高。

  • 債券相場は5日続落。10年債利回りは一時1.7%台に乗せ、

    約2ヵ月半ぶりの水準まで上昇し、引けは1.69%台に。

  • 金、原油はともに小幅な上昇。

  • 6月貿易収支 → 429億ドルの赤字

  • 新規失業保険申請件数 → 36.1万件


    本日の注目イベント




    • 豪   RBA、金融政策報告

    • 日   6月鉱工業生産(確報値)

    • 中   中国7月貿収支

    • 独   独7月消費者物価指数(確報値)

    • 英   英7月生産者物価指数

    • 米   7月月次財政収支

    • 加   カナダ7月失業率


      ドル円が依然として動意がない中、やや底堅い動きを見せています。

      世界的に株価が堅調に推移していることから、「リスク回避」の動き

      が後退し、安全資産の国債が売られておりその結果、長期金利が

      上昇傾向を見せていることが背景です。

      特に米長期金利は昨日1.7%台に乗せ、5月29日以来、約2ヵ月

      半ぶりの水準まで価格が下落しており、これがドル円を押し上げてい

      ます。

      日米金利差はドル円相場と相関度が強いと言われていますが、円

      の長期金利もやや反発しており、金利はざっと0.9%ほど米金利

      の方が高いということになります。

      今後ドル円が反発するには、米金利の上昇は不可欠です。

      現在FRBは「ゼロ金利政策」を2014年後半まで維持することを公

      言していますが、次回FOMCでこの期限をさらに延長するのでは

      ないかとの観測もくすぶっており、そう考えると足元のドルの反発も

      おのずから限界がありそうです。

      それにしてもドル円の膠着状況には困ったものです。

      ここ1ヵ月の値幅は「1円以下」で連日78円台の大台が変わりません。

      「8月は円高」と言われ、「日本の夏、円高の夏」とどこかで聞いたこ

      とがあるようなキャッチコピーまで出回っているようですが、今のところ

      その気配はありません。

      ただ、上述のように堅調な株価に支えられている部分もあることから、

      株価の調整が起こると「円高の夏」が再現する可能性は残っていそ

      うです。

      そのため日米の株価、とりわけに米国の株式市場の動向には注意

      が必要です。

      ユーロドルは結局1.25台をテストすることなく反落してしまいました。

      豪ドルが好調な経済指標を材料に上値を試し、昨日は1.06台乗せ

      を見せましたが、ユーロの追随は限定的で上昇しませんでした。

      欧州市場に入りECBが2013年度の経済成長率を、従来の1.0%

      から0.6%に下方修正すると、

      1.23台を割り込み、1.22台半ばまで下落しました。

      市場は、ECBのユーロ防衛策として何が打ち出されるかを模索し

      ている状況にいるため、ここからさらに大幅に下落するとも思えませ

      んが、「次の一手」が失望感を与えるものであったら、再び1.20台

      に向かう可能性は否定できません。

      ECBが打ち出す対応策と、通貨ユーロを守るためドイツがどこまで

      柔軟な対応を見せるかが、ユードルの

      「1.20~1.25のレンジ」をどちらにブレイクするのかのカギを握っ

      ています。

      最後に、ユーロ崩壊に関するブルームバーグニュースを一つ紹介

      すると、電子賭け市場イントレードの賭け率で、今年末までにユー

      ロが崩壊する確率は40.9%、2013年末までは56.1%となってい

      ます。

      1週間前はそれぞれ36.4%と、55.1%だったそうです。1週間前

      に比べると、ユーロ崩壊の確率が上昇しています。

      1週間前といえば、ドラギ総裁が「ユーロを守るためあらゆる手段をと

      る」と宣言し、ユーロが急反発した後です。

      ドラギ総裁がこのニュースを読んでいないことを希望します。

      来週月曜日(13日)から水曜日(15日)まで夏季休暇を取らせてい

      ただきます。

      その間、「アナリストレポート」はお休みさせていただきます。

      ご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

      それでは良い週末を・・・・。
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