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ユーロドル一進一退 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円はアジア時間に79円66銭までドル高が進んだものの、

    その後はドル売りに押される展開。NYでは79円33銭まで下押し

    されたが、ドル売り材料にも乏しく79円40銭近辺で引ける。

  • ユーロは1.23台半ばから1.23台を割り込む水準まで下落。

    ECBが国債の利回り目標を設定することの記事を否定したことや、

    ドイツ連銀がECBの新たな国債購入計画に批判的な姿勢を示したこと

    が材料に。その後はスペインなどの国債利回りが低下したことから

    1.23台半ばまで値を戻す。

  • 株式市場は利益確定の売りに押され反落。ただ下げ幅は小幅で、

    アップルなどの株価が上昇したことが下支えに。ダウは3ドル安。

  • 債券相場は先週末とほぼ同水準で引ける。ECBの次の行動を

    見極めたいとのムードが優勢。

  • 金価格は続伸し、原油は小幅に下落。

    本日の注目イベント




    • 豪   RBA議事録(8/7日分)

    • 欧   スペイン短期国債入札

    • 米   ロックハート・アトランタ連銀総裁講演

      ドイツ連銀は昨日公表した月報で、「ユーロシステムによる国債購入

      には批判の眼を向けるべきであり、購入は安定に対するリスクを伴うと

      いうのがドイツ連銀の認識だ」と表明し、ECBの新たな国債購入が

      無制限になりかねないことに批判的な姿勢を示しました。

      ドラギECB総裁は8月初めのロンドンでの講演で、ドイツ連銀が国債

      購入に反対していると語り、同中銀とドイツ連銀の考えに溝があること

      を明らかにしていましたが、これで改めて確認された格好になりました。

      ただ、メルケル首相はECBの考え方に賛成しており、ドイツ国内で

      の意見の対立が焦点になります。来月のEU財務相会合あたりまでに

      意見の集約を図っておかないと、再び市場はユーロ危機拡大を材料

      にユーロを売りこんで来る可能性もあります。

      先週末、ドイツの週間誌シュピーゲルが「ECBは域内の国債利回り

      目標を設定し、その水準を超えた場合無制限で購入することを検討

      している」と報じましたが、ECBがこの報道内容を否定したことでユー

      ロドルは1.22台後半まで下落しましたが、市場では9月初めのEC

      B理事会で購入を決めるのではないかとの観測が根強いようです。

      ユーロドルはその後1.23台半ばまで値を戻しています。

      8月の休暇シーズンに入ってからはユーロ圏からの情報も急速に

      減り、ユーロドルも一進一退の動きを繰り返してきましたが、休暇も

      終わり「役者も揃ってきた」ことから再びユーロ危機回避への処方

      箋に焦点が当たってきました。

      今週後半からは独、仏、ギリシャなどの首脳会議が相次ぎ予定さ

      れていることから、何らかの動きが出そうです。

      ギリシャの債務削減計画の緩和要請をメルケル首相が受け入れる

      のかどうかが最大のポイントと思われますが、昨日、メルケル首相率

      いる与党キリスト教民主・社会同盟の幹部は、ギリシャの経済改革

      ペースがあまりにも鈍いと指摘し、ギリシャ政府はユ-ロ圏に残留す

      べきかどうか来月熟考する必要があると、ドイツ紙とのインタビューで

      語っています。(ブルームバーグ)

      ドル円は順調に79円台半ばまで上昇してきましたが、予想通り79

      円台半ばから80円にかけては上値が重そうで、ここを抜け切るには

      さらなる支援材料が必要な状況です。

      昨日の東京時間では79円66銭までドル高が進んだことで、「一目

      均衡表」の「雲」は抜けましたが、すぐその上にある「100日移動平

      均線」が頭を抑えた格好になっています。

      ただ、下落したと言ってもNYでは79円30銭近辺でサポートされ

      ていたことから、「1時間足」の「雲」の下限である79円20-25銭

      あたりが下値のメドと見られます。

      ここには「100日移動平均線」もあり、さらに「120日移動平均線」

      は79円11銭にあることから、「79円台」

      を維持できるかどうかがドル円にとっての正念場になりそうです。

      ドル円の動きに影響を与える米金利の上昇傾向には今のところ変

      化はありません。

      米株式市場にやや高値警戒感が出てきており、利益確定の売り

      も出易い水準ですが、アップル株などが高値を

      更新しており、株式市場全体の雰囲気を盛り上げているといった

      状況です。

      ただ、ダウは年初来高値に接近しており、欧州危機の拡大を

      嫌気して大幅に下落することも考えられ、79円台を維持できる

      かどうかは、米株価次第というところもあります。

      上値のメドは昨日のドル高値であった79円65-85円辺りをこ

      なせるかどうかでしょう。

      これまで、ドル円の水準押し上げに一役買ってきた米経済指標

      の発表も予定されていないことから、結局欧州危機の行方が

      「震源地」として意識されます。

      スペインでは、12ヵ月物と18ヵ月物の短期国債の入札が本日

      予定されています。
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