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ユーロ下落し102円台半ばに 

ひと目で分かる昨晩の動き
NY市場



  • ドル円は78円台半ばまで下落したものの、本日の日銀政策会合

    での追加緩和期待も根強く、再び78台後半まで押し戻されて引ける。

  • ユーロドルは下落。独ZEW景況感指数がマイナス圏だったことから

    上値は重く、1.30台前半まで下落。スペインの支援要請が遅れるとの

    見方もユーロ売りに繋がった。

  • 株式市場はフェデックスが業績見通しを下方修正したことで上値の重い

    展開だったが、引けではダウは小幅に反発し、ナスダックは下落。

  • 債券相場は小動きながら続伸。10年債利回りは1.81%台に低下。

  • 金は小幅に反発。原油価格は続落し2週間ぶりに95ドル台まで下落。

  • 4-6月期経常収支 → -1174億ドル

  • 9月NAHB住宅市場指数 → 40


    本日の注目イベント



    • 日   7月景気動向指数(改定値)

    • 日   日銀金融政策決定会合

    • 日   白川日銀総裁会見

    • 欧   バローゾ・欧州委員長ウェブで講演

    • 英   BOE議事録

    • 米   8月住宅着工件数

    • 米   8月建設許可件数

    • 米   8月中古住宅販売件数

    • 米   フィッシャー・ダラス連銀総裁講演


      海外市場では本日発表される日銀金融政策決定会合での「追加緩和」

      観測が根強く、ドル円は再び78円台後半まで押し戻されています。

      足元では、現行の金融政策を維持し、「追加緩和」はないのではないか

      と言った見方が増えてきているようですが、早ければ今日の午前中には

      決定内容が明らかになります。

      ドル円は先週に比べやや円安方向に傾いていることや、株価も比較的

      堅調に推移しています。

      加えて、尖閣諸島を巡る日中間の緊張が高まっていることから、今後金

      融市場に急激な悪影響がでた場合に備えて、「追加緩和のカ-ド」は

      温存しておきたいとの判断も働き易い状況です。

      ただ仮に「追加緩和」が見送られた場合、欧米との金融政策への対応

      の違いを突かれ円買いが勢いを増す可能性があります。

      実際ここ数カ月は、現状維持の決定がなされ、日銀総裁の記者会見が

      進むにつれ円高に振れた経緯があります。

      もちろん「追加緩和」に動く可能性も無いわけではありません。注意して

      おく必要があります。

      「追加緩和」が無ければ78円台割れを試す展開となり、「追加緩和」が

      あれば79円半ばを試すのではないかと予想しています。

      ユーロドルは1.31台を維持できずに、1.30台前半まで下落しました。

      「国債の無制限購入」を決定した今月6日以来、最も大幅な下落だった

      ように思えます。

      ユーロドルは節目の1.30台を超えてからも順調に上値を切り上げ1.3

      170-80水準を2日連続で試した後下落に転じてきました。

      昨日も記述しましたが、そのため「1時間足」では「Wトップ」を形成し、こ

      れまでのサポートであった1.3080レベルを下抜けしています。

      ただ、1.3010-30の水準には「100日移動平均線」や「120日」、さら

      に「一目均衡表」の「雲の下限」もあり、テクニカルではサポートが集中し

      ています。

      その意味で1.30台が抜けるかどうかが、ここで下げ止まり再び上値を試

      せるのかどうかのポイントになろうかと思います。

      景気後退が続くユーロ圏ですが、目先の注目はスペインが支援要請に

      踏み切るのかどうかです。

      今朝のブルームバーグによると、サエンスデサンタマリア副首相はテレシ

      ンコとのインタビューで、

      「スペイン国民に耐えがたい犠牲を強いることなく国債利回りを押し下げ

      ることができるのであれば、そのような道について分析しなければならな

      い」と語り、支援要請に傾いていると報じています。

      欧州安定メカニズム(ESM)に支援を要請すれば、今後は厳しい財政

      規律が課せられる可能性が高いことからラホイ首相は慎重な判断を迫ら

      れていますが、10月には290億ユーロ(約2兆9700億円)相当の国債

      償還を控えており、さらに2つの地方選挙があることから、これらがラホイ

      首相の判断材料になりそうです。

      そして支援要請をおこなうかどうかは今後のユーロの動きにも<大きく影響

      してくると思われます。
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